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出力トランスを、春日無線の20Wシングルを搭載。電源電圧を若干上げ、最大出力を1.9Wに。半導体増幅部の抵抗器を、VISHAYのVSRに。前段の出力インピーダンスを、10kオームと現用の半分以下に。現用は春日無線の5Wシングル用 KA-3250ですが、超贅沢な作りにしてメインアンプの座を狙います。現用で素晴らしい音を出しているので、気に入りました。6AN5WAは数百円の値段ですが、何故か不人気なんですよね。プレート電圧もドライブ電圧も低く、使いやすいですけど。MT7Pのミニチュア管だからかな?こーゆ私は、ゲテモノ好き??
October 6, 2017
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また6AN5WA シングルアンプの記事で恐縮です^^;今日はPG帰還抵抗器を、ヴィンテージのソリストからタクマンのRAYに換えてみました。左上の瓢箪の形した部品が、タクマンの抵抗器です。抵抗値は同じで、ワッテージは1Wとなりました。熱は持たない部分なので、1Wでもかなりのオーバースペックです。音質の変化ですが、今回はだいぶ違いを感じますね。RAYの方がスッキリ透明感が出て、ヴェールが1枚剥がされたよう。そして音が痩せることも無く、低域の量感も同じくらいです。う~ん、タクマンのRAYは良いですね!RAYの1Wは種類がなかなか手に入らないですが、ちょくちょく使ってみます。
January 20, 2016
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昨日、6AN5シングルアンプのカソード負帰還用コンデンサにパラった、47uF35Vのタンタル電解コンデンサ。実装直後の音質は、それ程変化は感じられませんでした。エージング済みのコンデンサだったので、直ぐに効果が出るだろうと。今日音楽を聴いてみると、躍動感が出てきた感じです。やはり、半田ごての熱ストレスが原因でしょうか。場所によって、あまり効果が感じられないのは知ってますが、どうやら今回はそのケースのようです。
January 10, 2016
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今回の改造は、出力段カーソード負帰還の帰還コンデンサに、タンタル電解コンデンサをパラってみます。下の写真の黄色い部品がそれで、47uF35Vにしました。タンタル電解コンデンサは高価で、@400-ほどもしましたよ!47uFという容量の決定に、大きな意味はありません。10uFとかだと効果が確認しにくいかなと。エージングシステムに装着しておいたので、直ぐに音質の確認です。前回のドライバー段に追加した時と比べ、音の変化は小さいですね。高域に若干色気が加わったかな・・、です。低域や中域は違いがどうもハッキリとしません。半田ごての熱がコンデンサに伝わらないよう、ヒートクリップしたのですが。しばらく様子見です。
January 9, 2016
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6AN5WA ビーム結ロフチン・アンプの局部負帰還であるPG帰還。帰還量を決定する抵抗器には、以前はソリストのヴィンテージ品2Wタイプを使っていました。それを、タクマンのREY 1Wタイプに交換しました。左上の瓢箪みたいなのがREY 1W↓REYに交換して10日以上も経っており、音質レポを忘れてましたね。変化ですが大きな違いは無く、敢えて言うなら透明感です。REYの方が透明感や清楚感が勝る感じです。値段は現行ソリスト2W品もREY1Wも同じ。大きさはソリストの方が若干大きいですね。ソリストのターコイズブルーが冴えてて、個人的には好きです。音となると甲乙付け難く、色っぽさを求めるならソリストでしょう。REYの透明感は癖になりそうな程ですが、色付けは少ないので物足りないかも。この辺は難しいですね。
January 6, 2016
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3日間ほどエージングをしておいた、Philips ECG 6AN5WA 真空管。RAYTHEON製の6AN5WAと聴き比べてみました。電極の構造や材質などソックリなのですが、出てきた音はどことなく大人ぽく、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。クラシック音楽にとても良く合いますね。弦楽器が滑らかで響きも綺麗で豊か、ゆったりとしているんですよね。RAYTHEONはシャープでキレもあり、こちらの醸す雰囲気も好きでしたが。両者の差は大きくはないのですが、好みとしては甲乙つけがたいですね。両方の再生音は好きです。
December 20, 2015
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6AN5WA シングル・アンプは負帰還の定数を変更したので、周波数特性などの電気的特性を再測定しました。最終利得はほぼ同じで、PG帰還とオーバーオール帰還を変えたので、そんなに大きな変化は生じないはずですが。測定風景↓測定結果です。周波数特性:7-135kHz(1/8W,8Ohm,-3dB)DF:4.0全高調波歪率:1.03%,0.5W最大出力:1.7W(THD=8%)残留雑音(A):6uVとなりました。ダンピングファクタが若干下がり、fレンジは極僅かですが狭まりました。カソード帰還とPG帰還を組み合わせつつ、3dBのオーバーオールのNFBのみで、まずまずの結果ですね。ハイレゾ音源でも十分対応可能ではないでしょうか。よく、私の作る真空管アンプは高解像度で広帯域と言われますが、データでも立証できた形です。このアンプもレンタルしようかな・・。
December 17, 2015
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今日は負帰還量の調整をしてみました。総合利得は変えずに、PG負帰還量とオーバーオールの負帰還量を調整するのです。もう少し音に厚みがあっても良いかなと、感じていたからです。最終的には、PG帰還を6dBほど、オーバーオールの帰還を3dBに。この組み合わせですと、音に元気が出てきたような・・。大きな差は無いですが、より好ましい感じになりました。この状態で、電気的特性を測定してみます。
December 16, 2015
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今回は電圧増幅段のパスコンに、タンタル電解コンデンサをパラってみます。下記回路図で、C1にパラうのです。タンタルコンは6.3V 100uF。千○電商で売られている、現行品。3日ほどエージングしておいたのですが、半田付けの熱ストレスを考慮して、2日後の今日に音質レポです。容量が100uFだから大して効果ないだろうと踏んでいたのですが、結果的にはだいぶ再生音に個性を付け加えてくれました。低域のボリュームが増し、高域に華やかさと色気が加わりました。トライアングルやシンバルの音で、特にパラう前の印象との違いを感じますね。存在感が増す感じですが、嫌味な感じはしません。低域のボリュームですが、ブワッとなる感じではなくスピード感が増すとでも。そのせいか、低域に特徴を感じるのかもしれません。応答が良いとも言いましょうか。この高域のキャラクターと低域の雰囲気が、時には個性的と言われるようです。6AN5WAアンプの出力トランスは、春日無線のKA3250なのですが、私はこのOPTは癖が無く大人しいキャラクターだと思ってます。それにアクセントを加える意味で、タンタルコンの個性は合っているでしょう。以前、高域がよく伸びるOPTにタンタルを増幅部に多用したことあるのですが、あまり満足のいかない結果だったのを覚えてます。何事にも程々ですね。
December 15, 2015
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6AN5WA ロフチン シングルアンプですが、高音質化のためのアップグレードパーツを準備しました。デッドストック品を漁っていたら、丁度良いのが出てきたんですよね。タクマンのオーディオ用金属皮膜抵抗器 REY 1Wや、DALEの無誘導巻線抵抗器 NS-2Bは何年か前に購入しておいたもの。タンタル電解コンデンサは、2015年の春頃に買っておいたものです。右の電解コンは、カソード負帰還用のUTWXZです。DALEのNS-2Bは、6AN5WAのカソード抵抗器に充てます。こんな高価な抵抗器を6AN5に使うのは、私くらいでしょうね。タマよりもNS-2Bの方が、価格は倍以上しますし^^;どんなタマを使おうとも、持ち味を100%出し切るのが私の設計ポリシーです。貧弱な電源に¥1,000-もしないOPT、1本10円の出所不明の抵抗器などで五極出力管アンプを組んで、『やっぱペントードは駄目だな・・。』ではタマが可愛そうです。続いて、タクマンのREYはPG帰還用抵抗器です。現状ではヴィンテージのソリスト 2Wが装着されているのですが、どうも解像度が現行のソリストよりも劣るような気が・・。ヴィンテージ品は、製造工程が現行品と違うのか解りませんが。解像度が高いと評判の、REYの出番となった訳です。タンタル電解は、電圧増幅段のソース抵抗器バイパスと、出力段カソード負帰還用電解コンにパラってみる予定です。このコンデンサのパラで、再生音に色気が加わるかな??
December 13, 2015
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カソード負帰還用電解コンの、ニチコン KW 50V 2200uFにサンリング電子のPPS フィルムコンデンサ 250V 0.01uFをパラってみました。KWでは若干、解像度が低いと感じたからです。このPPS、エージングシステムで予め慣らし運転しておいたので、交換後でも直ぐに本領を発揮してくれることでしょう。使用したPPSは、出品中のE83F 真空管アンプと同じ↓写真で中央青い筒状の部品の横の、黒い小さな筒状の部品がそれ。音質レポ。高音部に色気が加わり、細かいニュアンスも感じ取れるようになりました。クラシックでは、高音がきつくなるような感じはしないですね。ガット弦の演奏では艶めかしく、響きが美しくなりました。それが最近の録音のポップスですと、やや五月蝿い感じがしないでもないです。この辺りの調整は難しいですね。次回はK-NFB用電解コンを、ニチコンのKAという電解コンに交換してみます。
December 10, 2015
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現状では、出力段カソード負帰還用電解コンデンサにニチコンのKZ 50V 1000uFを使用している、6AN5WA シングルアンプ。このコンデンサを何度も使用してきた経験から、音質は若干のドンシャリで透明感があり、いかにもオーディオぽい音質だと思います。ドンシャリと言いましたが、嫌味な感じではないですね。ごく僅かですがヴォーカルの肉声が薄い感じはするのですが、クラシックもジャズも良い雰囲気で再生してくれます。今日はエージングを済ませた、KW 50V 2200uFに交換してみました。交換が簡単なように予めレイアウトを組んで配線したので、10分ほどで作業完了。音質レポです。KZほどワイドレンジではないですが、中域が充実している感じですね。低域の弾力感はKWの方があるような気がします。この弾力感がピラミッドバランス的な印象を受けますね。ややソフトフォーカスになってしまったので、今日いっぱい聴き込んで、エージング済みのPPSコンデンサをパラってみます。このPPS、サンリング電子製のもので数年前に購入しておいたもの。出品中のE83F 真空管アンプ 0.7Wの方にも使用してます。PPSをパラっての音質レポは、明日にでも。
December 9, 2015
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長い作業期間を経て、漸く6AN5WA チョークインプット電源化が完了。十分に配線ミスが無いことを確認し、FMチューナから音出し。無事に正常な音が出ました。一聴して感じたのは、低域の量感がコンデンサインプット電源よりもかなり増したこと。数か月経ってはいますが、コンデンサインプットでの音は覚えてます。使っている部品やタマは全て同じなので、やはり電源ですね。音にしなやかさ・弾力も加わった感じ。チョークインプット整流電源の特徴かもしれませんね。何十台かチョークインプット整流電源のアンプを製作しましたが、音の密度の高さも全てにおいて感じられますね。後ほど電気的特性をupしようと思います。このアンプの特性、公表していなかったような・・。
December 8, 2015
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他の作業が押していたので、2週間ぶりの6AN5WA 配線作業です^^;今日は電圧増幅部プリント基板のサブシャーシを新たに製作し、シャーシ内に実装しました。前回は基板がシャーシ長手方向に実装したのですが、今回は90度配置換え。これで配線がどうなるか検証するためです。いつも同じ事ばかりですと、新しい発見には繋がらないですからね。その為に、新たにサブシャーシを起こす必要があったのです。あとちょっとで完成!
December 4, 2015
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今日は少しだけ時間が確保できたので、久々に6AN5WAアンプの作業。出力段である6AN5WA周辺の配線を終えました。ターコイズカラーの抵抗器は、カソードバイアス抵抗器。ソリストの2Wを投入しました。ロフチンでカソード電位が嵩上げされる関係上、ここでの発熱は0.8W強。抵抗器の定格は2Wが妥当ですね。残すは、ドライバー基板とスクリーングリッドフィルタ基板の実装、それらの配線のみ。おっと!カソード負帰還用電解コンデンサの実装もです。今回はこのコンデンサに、ニチコンのKW 2200uF 50Vを採用予定。初めて使う電解コンです。KZの50Vで同容量は入手できなかったので、苦肉の策ですね。ですがKZよりも体積は半分以下で、置き場所をそれほど考慮しなくて済むのは嬉しい♪完成したら、東信のUTWRZの同等品と音質比較も予定してます。最近は過去の写真流用多様で、手抜き感満載だった拙ブログ^^;久し振りに新たな写真を載せました。備忘録を兼ねているので、出来るだけ写真は載せたいものです。
November 21, 2015
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お客様のシャーシ加工と並行して、徐々に進んでいる6AN5WA シングル 真空管アンプ。今日はブリッジ整流回路を、4本の超高速整流ダイオードで組み上げました。私用したダイオードは、当方でも出品中のSTTH1R06。600V1Aで逆回復時間は25nS(max)の超高速タイプ。シリコンでは、この辺りが高速化の限界じゃないでしょうか。それより早くはSiCですね。でもチョークインプット整流では常にダイオードに電流が流れるから、スイッチ時間は重要でない??ダイオードは、サトーパーツの1L5Pラグに組みました。ハトメの丸穴にダイオードのリードを突っ込むという、イレギュラーな使い方で。リード2本がピッタリ納まるんですよね。半田付け作業が完了したら、配線ミスが無いかしっかりと確認。次は動作チェックで、スライダックで僅かに電圧を引火し、チョークインプット整流動作になっているかを素早く確認。最後にAC100Vまでスライダックを上げ、チョークインプット整流後電圧が設計値とほぼ同じ電圧値を確認しました。ここで活躍したのが、手製の電子負荷装置。実際に消費する電流を外部抵抗器で設定し、電源回路に接続して出力電圧を確認するもの。アンプの設計には欠かせません。当方で出品しているアンプは、何段階もの厳しいチェックを経ているんですよ。今日は写真を撮って加工してupする時間が無かったので、文字だけのブログで失礼します。
November 14, 2015
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ここの所忙しくて手付かずだった、6AN5WA シングルアンプの配線作業。フィルタ用チョークコイルの実装を完了させました。前作とは場所を変え、それように実装用サブシャーシも追加。ケミコンバンド固定のスペーサに、チョークが載るようにしました。チョーク左側に、整流用ブリッジを組みます。今日は1時間も時間が取れなかったので、ブリッジ回路は明日にでも。
November 13, 2015
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今日の組み立て作業は、電源トランスとチョークコイル周り。中央の小さいトランスは、6AN5WAのヒータートランス。絶縁トランスにはヒーター巻き線が無いので、2トランス構成なんですよね。2トランス構成では、漏洩磁束の打消しができるので、ハムが少なくなるメリットがあります。打消しの確認には、ミリバルが必要です。今回の組み込みでは、絶縁トランス取り付け→電源SW仮付け→ヒータートランス取り付け→電源SW本付けの順番に行わないと、ヒータートランスが取り付けられない事態に。電源トランス周りを密集させ過ぎました。ナット固定の工具が入らないんですよね。次作はこの点を改良し、作業性upを図ろうとと思います。それにしても、電源SWはスパナの頭付近がクランク状になっている物でないと、たいへん作業し難い!このシャーシは縁が8mmほど折り曲げ加工してあるので、スパナが素直に入らないんですよ。当方はタペットスパナを使用しているのですが、それでも作業性が悪いです。みんなはどう作業してるのかな??
October 22, 2015
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今日は真空管サブシャーシ周りの組み込みと、出力トランスを取り付けました。モノラルアンプなので、作業はこの写真の倍。サブシャーシは落とし込みなので、けっこう手間が掛かってます。6AN5WAのプレート発熱は4Wほどなので落とし込みは大袈裟ですが、将来MT9Pの出力管に対応できるよう、サブシャーシの交換ができるようにしました。サブシャーシの固定には、M3のステンレス製低頭ねじ。ここは工数が増えても隠しねじにした方が良かったかなと、今更ながら感じてます。その方が、見た目がスッキリすりんですよね。次回作はねじを隠しましょう。今日も仕事が忙しく、アンプ製作に割ける時間は1時間弱。次回は電源トランス周りの攻略です。
October 21, 2015
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絶縁トランスを手前に配置するべく、その為の取り付け穴を天板にプレスマシンで開けました。この穴はチョークコイルの固定も兼ねてます。絶縁トランスとチョークコイルが、天板を挟んで合体する形ですね。写真の上部には、チョークコイルのリード引出用の丸穴。3個の丸穴を開けるために、アンプをバラす羽目になるとは・・。今日は仕事が忙しくここまで。明日は組立に移ります。
October 20, 2015
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6AN5WA チョークインプット電源化で使用するチョークコイルは、ノグチトランスのを使うのですが、今回はアキバ詣でせずに通販を利用しました。往復の交通費や時間を考えると、通販もテですね。今回はチョークコイル1個だけだったので、それ程お得感は無いですが。先週に申し込んだので、今日無事にチョークが届きました。今日は仕事が忙しいので、アンプの天板加工は明日にするつもりです。
October 19, 2015
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解体と決まったら、即解体しました6AN5WA ロフチン シングル・アンプ。組立・配線で何日も要したのに、解体となると1時間も掛からないんですよね。ノグチトランスで不足のチョークコイルを買おうと思ったら、今日は日曜でお店はお休み。後日時間を作り、アキバ詣でするしかないですね。
October 18, 2015
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チョークインプット整流電源化することとなった6AN5WA シングルアンプですが、改造にあたってチョークを天板に載せると、電解コンにぶつかる最低の事態に。予備実験まで済ませて、手持ちの電源トランスやチョークを使えると確認までしたので、思い切って解体して新たに取り付け穴を空けることとします。チョークコイルは手前に付くようにするのですが、そうすると恐らく内蔵のヒータートランスも電源トランスに当たる羽目に。電源トランスは、チョークコイルと向かい合わせで取り付けるからです。そうなると、これの取り付け位置も変更ですね。今回はかなりの長期戦になりそう!予備実験で確認したチョークコイルが1つ足りないので、明日にでもアキバ詣でです。
October 17, 2015
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6AN5WA モノラル・パワーアンプをチョークインプット整流電源化するため、アンプ左側のハンドル取り付け穴にチョークコイルを固定しようとしたところ、整流用電解コンに当たることが判明!!なんてこった!これではチョークコイルが取り付けられないではないかッ!!当たってしまうコンデンサを内蔵させることも可能ですが、そうすると25mmの丸穴と3.5mm×2の丸穴がポッカリこんにちは。見た目を重視るるために、ハンドルをシャーシ縦方向の中央に配置したのが、裏目に出てしまう結果に。デザインを良くし、性能も追及するのって難しいもんですね。
October 16, 2015
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6AN5WA モノラル・パワーアンプをチョークインプット整流電源化するにあたり、手持ちの電源トランスとチョークコイルで設計電圧が出るか確認しました。ノグチの25070Mと、100-200Vの絶縁トランス両方とも使えることが判明。所要DC60mAで、チョーク後電圧が155V得られました。この値は、現行コンデンサインプット整流版と同じ電圧です。さっそくチョークインプット電源整流化することにします。
October 15, 2015
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数か月間使用してきた、6AN5WA モノラル・パワーアンプ。電源構成は8JV8 シングルアンプと同じ、ブリッジ整流器によるコンデンサーインプット整流なのですが、以前からチョークインプット整流にしたいと感じてました。やはりチョークインプット整流の、粘りのあるような音が好きなんですよね。あと静けさが、チョークインプット整流にはあるような気がします。手持ちの電源トランスやチョークコイルで、所定の電圧が得られるか先ずは確認しないと。ドライバー基板の方は改造しないで大丈夫でしょう。
October 11, 2015
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周波数特性などの、電気的特性を測定しました。PG帰還は3dBほど、オーバーオールのNFBは6dBほどです。利得:8.3倍f特:5-150kHz(1/8W)ダンピングファクタ:4.4最大出力:1.7W(THD=10%)残留ノイズ(A):5uV最大出力1.7Wですが、オシロで波形を観測すると上下波形が対称にクリップ。動作点は合っていますね。ただ、正弦波が高さ2割ほどのところで潰れているので、実用的な出力は1.5Wほどでしょう。設計段階で、最大出力は1.5Wと見積もっていましたが、前段との直結で若干最大出力が稼げたようです。f特ですが、ピークやディップは見られませんでした。春日無線のKA-3250という出力トランスは、素直なf特のようですね。ミニワッターとしては、ワイドレンジで素直な特性でしょう。
May 12, 2015
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完成してから数日間のエージングを経て、6AN5WA ビーム結シングルアンプを聴いてみました。同じビーム管ながら6V6とは音の傾向が違い、こちらはやや元気さを感じます。6V6は爽やか系。6AN5WA 3結 カソフォロ出力ヘッドフォンアンプで聴いた、力強さもありますね。これが6AN5WAの基本的なキャラクターかもしれません。しかし、弦楽器が荒くなるような演奏は無く、近めのS席で聴いているよう。出力トランスが3kオームとインピーダンスが低いので、その辺も再生音に影響しているのかもしれません。まだまだ改良の余地はあると思うので、徐々にバージョンアップしていこうと思います。
May 9, 2015
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のんびり作業を終え、無事に完成しました♪もう少し配線作業などテキパキとこなせないものかと。モノラル構成なので2台です。色々なアンプの抜き取り部品で構成したので、ハンドルが左右で色違い、しかもデザインも異なる結果に^^;パイロットランプは、真空管のヒーターを代用しました。6AN5WAはプレートに大きなスリットが入っており、動作中は赤熱したカソードが見えるんですよね。各部電圧はほぼ設計値どおりでしたので、いよいよエージング・試聴です!
April 29, 2015
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ドライバー基盤を組み込んで、信号経路周りの配線。ここまでくると佳境ですね。基板はアルミのL金具を自作し、固定しました。音出しまでもうちょっと!
April 26, 2015
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ドライバー基板の製作です。出品中の6V6GT ロフチン シングル・アンプと同じ電子部品を使用し、時定数なども同じくらいになるよう定数を決定しました。6AN5WA ロフチン シングルアンプは贅沢なモノラル仕様なので、この基盤を2台製作しないといけません。左右で製作レベルに差が出ないよう、気を付けないといけないですね。Bacchus Antiquesの真空管アンプは、こちらです。
April 21, 2015
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配線作業は、ACメタルコンセント-電源SW-電源トランス・ヒータートランスを先ず攻めます。そして、ヒーター配線。ここでいったん配線作業を中断し、配線チェックの後、真空管のヒーターをエージングします。以前使用していた6AN5WAを使うので、エージングの必要はないのですが、3年ほど眠っていたので念のため。エージングが終了したら、+B、出力トランス2次側、信号回路と配線。モノラルアンプなので、2台配線となるとボリュームがありますね。AC周りを終えて、残りの作業は後ほど。半導体ドライブなので、ドライバー基板の製作もあります。
April 20, 2015
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シャーシ加工が終わり、いよいよアンプの組み立て作業です。最初はRCAジャックなどの小物類から、そして徐々に大きくて重いトランス類の取り付け。電源トランス1次側は、予備配線をしておくと後々の作業が楽になります。LEDランプの配線も、よじった状態で使う長さ分だけ半田付けしてパネルに取り付けておくと、やはり楽ですね。このLEDランプは、2つのトランスに挟まれる形となるので、ナット固定作業が後から出来ないからです。このシャーシは、真空管を落とし込むのでサブシャーシがあります。真空管をソケットに刺した状態で、真空管が中心に来るように組むのが、ちょっと手間が掛かりますね。以前、6W6GT カソフォロ・シングルでも落とし込みしたんですが、真空管が中心に来なくて隙間が等間隔にならなかったからです。工業製品として、これはみっともない(>_
April 18, 2015
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出来上がった手書き図面からケガキ作業を終え、いよいよシャーシ加工。電動油圧式パンチャーとボール盤を駆使して、穴開け加工をしていきます。モノラルアンプなので、同じシャーシを2台製作する必要があります。いつも2台目の加工が綺麗なのは、気のせい??(笑)後はフロントパネルの加工、ヘアーライン処理です。それらが完了したら、電気部品の取り付け。
April 17, 2015
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パソコンのCADソフト全盛な中、手書き図面です^^;前日の部品レイアウトから、各部品が干渉せず、しかも見栄えが良い配置を基に配置を決めていきます。信号経路に逆らわない部品配置が、大前提ですが。ポンチで穴開け位置をマーキングしたら、電動プレスマシンやボール盤でシャーシ加工です。お店の業務を終えてからの作業なので、進捗は至ってのんびり^^;
April 15, 2015
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手持ちトランス類のサイズから、シャーシはLEAD S-8(180×120×50m)のアルミ弁当箱に納めるようにします。一つ上の200×150×50mmの箱ですと、間延びした感じに映ってしまいますからね。こんなイメージ↓右の出力トランスは上面に、ヒーターと絶縁トランスは内部に組み込みます。絶縁トランスの取り付け穴とハンドルを共通にし、出力トランス左には電源部の電解コン2つを配置する予定です。電解コン手前が何もなく寂しいですが、この配置が信号経路にとってスムースな感じ。デザイン性と両立するのは、相変わらず難しいですね。これを基に、穴開け加工の図面を引きます。因みに6AN5WAは、天板から5mm落とし込みします。
April 14, 2015
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6AN5WA シングル・パワーアンプの主要部品です。出力トランスは春日無線のKA-3250で、オリエントコア。ヒータートランスは1Aのもので、2次にCTがあるので個人的によく使ってます。ヒーター電流が0.45Aと少ないので、ヒータートランス1次側に100Ωを直列に入れます。+B電源部のパイ型フィルタには0.13Hのチョークコイル、電解コンには820uF×2の大容量を投入します。昔の真空管アンプの記事みたいに100uFと少なくしますと、低域再生能力がだいぶ劣りますよ。0.13Hのチョークは、別のアンプ製作のために買ったのですが、設計変更で8年くらい眠ってました(^^ゞ使わなくなったアンプをバラしたりと、手持ち部品の流用が殆どですので、混成部隊??新たに調達するのは、シャーシと少しのCR類のみ。大事なこと言ってませんでしたが、今回のアンプはモノラル構成です。1.5Wほどのアンプにモノラルとは、至って贅沢というか、常軌を逸しているというか。モノラルアンプの空間表現の素晴らしさを知ってしまっては、病み付きになってしまいますよ。ここだけの話、絶縁トランスの容量が足りなくて、モノラル構成になっちゃったんです!逆にヒータートランスがオーバースペックですが、将来的にA2134を実装する野望があったりします^^;一つのシャーシで、色んなタマを遊びたいというのは、誰しも抱いている事でしょう(笑)
April 13, 2015
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6AN5WA シングルアンプの詳細です。今回のブログは、文字・数字が多く教科書ぽいです。苦手な方はスルーしてください(笑)6V6GT ロフチン・アンプの追試で製作する6AN5WA シングル・アンプは、およそ下記の動作条件にて動作させるのですが、手持ちの絶縁トランスを使った場合、どのくらいの電源電圧が得られるのか、電子負荷装置を使って確認してみます。電子負荷装置に流す電流は、上記動作例の電流に前段半導体ドライブ回路の電流と、スクリーングリッド安定化回路の電流の和。絶縁トランス整流後の電圧はDC156Vと、当初の目論見160V弱と合致します。この電圧から、各部の電圧を最適に分配するのです。出力段の6AN5WAは内部抵抗を下げる目的から、出力トランス2次からカソード負帰還(K-NFB)を掛けます。これは、出品中の6V6GT ロフチン シングル・アンプと同じ方法。K-NFB分がドライブ電圧と合わさるので、出力段のグリッド入力はその分増えます。必要最小限のドライブ電圧は、ピーク トゥ ピーク(Vp-p)で10Vほどですので、十分な余裕をみて15V以上を確保します。設計では、初段トランジスタのドレイン電圧を、16Vにしました。この電圧ですと、6AN5WAの実効プレート電圧は、出力トランス1次のロスやチョークコイルのロス分を考慮すると128V。細かい?^^;使用する出力トランスの1次インピーダンスが3kΩなので、Epを少し高めにするのです。これで1.5Wは捻り出せるかな?更に内部抵抗を下げるため、P-G帰還とオーバーオールの負帰還をそれぞれ6dBほど掛けます。これでダンピングファクタ(DF)は、5を確保できるんじゃないでしょうか。回路は出品中の6V6GT アンプと同じ構成ですので、公開はカンベン願います。
April 12, 2015
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だいぶ前の話で恐縮ですが、6AN5WAというビーム管を使って、出品中の6V6GT シングルアンプに負けない音質のアンプを追試するという目標を立てました。有言実行が何よりなので、そろそろ製作に取り掛かります。回路構成は6V6GT シングルと同じ、J-FETによるロフチン回路。加えて、手持ちの絶縁トランス(2次 100-110-115V 10VA)を使い、ブリッジ整流とするので、想定+Bは160V弱を見込んでます。6AN5WAのデータシートを、今一度検証してみると。GE発表の6AN5WAデータ↓負荷抵抗2.5kΩで1.3Wの出力とあります。それに対して、手持ちの出力トランスはバラしたアンプからの流用で、KA-3250。1次インピーダンスは、2kΩか3kΩです。そこでプレート電圧を10Vほど高くし、プレート電流を絞ってプレート損失内にし、ロードラインを3kΩに近づけます。最大定格はDESIGN CENTERで120Vですが、130Vくらいまでは問題無いです。ABSOLUTE MAXIMUM RATING(絶対最大定格)ではないですから。そうなると、前段J-FETのドレイン電圧や6AN5WAのバイアス、OPT1次の電圧降下分は30V弱ということになり、何とか動作させることが出来そう。多極真空管の多くのデータシートでは、プレート電圧=スクリーングリッド電圧での動作例が示されています。その方が簡単に製作出来ますからね。今回はスクリーングリッド安定化電源を、6V6GT アンプと同様に装備するので、Ep>Esgというやや変則的な動作条件とするのです。副次的な産物として、最大出力がデータシートの1.3Wよりも大きくなるという、嬉しいことも。ついでに歪も少なくなります。次回は詳細な設計に踏み込んでみます。
April 11, 2015
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6V6GT ロフチン シングルアンプの高域に魅了されてしまった私。ビーム管独特の音と言っても良いでしょう。そこで、他のビーム管で追試してみることに。手元には、もう使わなくなった6AN5WA(T) カソフォロ出力HPAがあります。搭載しているOPTは、KA-3250。6V6GTアンプの54B57Tと同じ5Wの容量で春日無線製。解体を決めたAN5WA カソフォロHPA↓100-120V 10VAの絶縁トランスも、いつ使おうか迷っていた130mHのチョークコイル、その他解体したアンプのCR類も豊富に。この絶縁トランスで2次をブリッジ整流、データシートの120Vの動作例にトランジスタドライバーのロフチン・シングルが行けそうです。6V6GT アンプと同様にビーム結、トランジスタによる増幅回路も同じにします。殆ど中古の手持ち部品で製作できそうな気がします。絶縁トランスの容量10VAでは片CHのみしか賄えず、モノラル構成に。6AN5WA シングルにモノラルなんて、私くらいだろうな^^;設計はこれからなので、完成は春頃になるかも。半導体式差動プリも予定してますから。6V6GT シングル 真空管アンプの詳細はこちらです。
January 13, 2015
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