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組み込み前のヒータートランス。ハムバランサと減圧抵抗器を実装した状態。このトランスにはCTが無いので、バランサを装着した次第。バランサの抵抗値は小さいほど理想。
February 26, 2021
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組立て中の6AK6 シングル パワーアンプはトランス類の取り付けと、ヒーター配線が完了した段階に差し掛かった。そこで、完成のイメージを把握すべくパチリ↓受注生産品なので、タマは1948年RCA製ブラックプレートを奢ることに。拙が所有している6AK6の中で、最も音が良さそう。これからいよいよ、電源部と増幅部を一体化させた基板の実装と、6AK6周りのCR類取り付け。完成まであと少しである。
February 25, 2021
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板金加工を終えた6AK6 ミニワッターアンプは、各アルミ板を合体させてシャーシに組上げ。電源トランスとヒータートランスを仮組みしたところ↓ヒータートランスには、しっかりとハムバランサを実装。それに使用する抵抗器の抵抗値は、誤差1%以下のペアを選別。出力が小さいとノイズが気になるので、ハムノイズ撃退の意味を込めて。かと言って、過去に出品した6AK6 ヘッドフォンアンプは、ヒーターの片側をアースしただけでもノイズに悩まされた事も無く。6AK6は傍熱管なので、ハムは基本発生しにくいのである。特注に応じて下さったお客様への、エンジニアとしての拘りを示した感じだ。念には念を入れてと言っても過言ではない。ヒータートランスの横に、リップルフィルタと電圧増幅部を一体化した、プリント基板を実装する予定。かなり実装密度が高いぞ、今回のアンプは!
February 23, 2021
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6AK6という真空管は、7ピンミニチュアの五極管。サイズが小さいので、シャーシもコンパクトなサイズに収めたい。LEAD S-9というアルミシャーシがあり、サイズは150×100×40mm。この中に5VAの+B用電源トランス、6.3V 0.5Aのヒータートランス、容量1.5Wの出力トランス2個を詰め込むつもり。内部の半分以上は、トランスで埋め尽くされてしまう高密度ぶり。しかもこんなにギュウギュウで、誘導ハムはほとんど生じない配置を確保。かなりムシの良い話だが、なんとか実現できそうだ。電源トランスとヒータートランスは出来るだけ接近させるべく、電源トランスの取り付けカバーの一部をカットしないといけない。出力のターミナルはバナナプラグ対応で、外形12mmの最も小さいものを。ただ、ターミナルの余分なネジもカットしないといけない。そうしないと、出力トランスと干渉してしまうからだ。真空管ソケットは取付ねじの位置を縦方向にしたいのだが、CR類の取り付けには横方向が適している。取付ねじはM3のステンレス製キャップスクリューなので、ソケットと一体化しているように見えるから目立たないだろう。かけるクラシックを聴きながら、レイアウトをあれこれ考察するのも面白いものである。各部品の干渉が生じないレイアウトが完成したので、シャーシ加工だべ。
February 21, 2021
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受注生産の真空管パワーアンプは、出力1Wもあれば十分な規模。そこで真空管は、6AK6に決定。6AK6は小型の五極管で、ヒーターは6.3V 0.15A。180Vのプレート・スクリーングリッド電圧で、1.1Wの出力が得られる。その時のプレート電流とスクリーングリッド電流はそれぞれ、15mA、2.5mAである。かなりエコな真空管だ。上記はRCA発表のデータなのだが、それだと電源規模が大きくなってしまう。そこでプレート電圧を140V程に下げ、出力は0.7W弱を狙う。6AK6には軽いウルトラリニア接続と局部帰還を多用し、ダンピングファクタは5以上を目指す。回路は以前から構想を練っていたもので、バラックセットで動作確認。1/8W時の周波数特性は、37Hz~70kHzとなった。低域の低下が早いのは、容量1.5Wという小型トランスによるもの。その時の全高調波歪率は1%ほどと、オーバーオールのNFBを掛けていないので、そんなものかといった値。ただ、歪の成分は第二高調波主体で、第三高調波は殆ど観測されない。聴きやすい音色に仕上がるだろうと予想する。依頼主さんは、小型のスピーカーでBGMを流す用途なので、周波数特性の下側はこれで良しとしよう。以前、6AK6 シングルで同規模の出力のアンプを聴いたが、低域の出方にそれほど不満は感じなかったのを覚えている。今回の回路は一部局部帰還量が多いので、力強い低域が狙えると睨んでいる。次回は部品配置の検討につづく。
February 20, 2021
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