こみ上げてくる怒りを静めるようにして、原監督がおしぼりで顔を拭った。ミネラルウオーターを飲んでから臨んだ敗戦後の記者会見だった。「キムタク(木村)以外は、オールスター組しか打ってないな。投打の歯車がかみ合わない? それを打破しようとしてるけど、なかなかね」と相変わらず打てない打線を嘆くしかなかった。
何度も、何度も見せつけられた光景だった。“ミラクル以上の奇跡”へスタートダッシュを誓った後半戦。G党の期待はしかし、またしても裏切られた。ふたをあけてみれば「先制点を許す」「拙攻」「惜敗」とお約束の負けパターンだ。
ヘルメットが左右に揺れる。李承ヨプは塁間を駆けた。右翼から二塁へ鋭い送球が送られる。クロスプレーのなか、ヘッドスライディングで飛び込んで二塁をつかみ取った。1点を追う8回2死。結果的に同点のホームを踏むことはなかったが、執念の二塁打だった。「チームの雰囲気を変えるために見せようとして、ヘッドスライディングをした。あのプレーで盛り上がってくれればいいと思っていた」誰より勝ちたい4番が、チームに示したファイティングスピリットだった。
右手親指内側側副じん帯を剥離(はくり)骨折している巨人・小久保裕紀内野手(34)が、再手術を受けることが決定的となった。小久保は25日、G球場で練習。フリー打撃を行ったが、バスターを含めて16スイングで終了した。その表情はいっこうに晴れなかった。
先日就任されたサッカー日本代表のオシム新監督は、報道陣の前で4年契約のサインを終えた後にこうおっしゃいました。
原監督も「馬鹿馬鹿しい」ということを選手にやらせればいいのです。技術、経験則がない選手に、何故型に嵌まった(現在の選手スキルでは)高度な野球をやらせようとするのでしょうか?昨日の亀井選手がチャンスの場面で1球目から手を出しました(結果は犠飛で1点)が、あんな打撃は亀井選手の持ち味ではないはずです。無理して外野フライを打つことよりも三振してでも、思い切った打撃をしなくては選手の持ち味というものが薄れて、結局毎打席ベンチを振り返って試合をすることになります。☆巨人関連記事☆ 『代打屋 ケンちゃん』… 2007年06月01日
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