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2005年10月02日
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カテゴリ: こころの旅

「たしかなことなど 何もなく
                  ただひたすらに 君が好き」

    by 吉田拓郎

古いLPレコードを手放した。自分の暮らしとこころの中で「いるもの、いらないもの」を区別し、いらないものにはバイバイしようとずっと思っていた。

CDが普及してもずいぶん長い間、私にしては高価なプレーヤーでレコードを聴いていたけれど、そうするうちに針が何万円にもなり、そのうちその針も手に入りにくくなり、CDの便利さに移ってしまった。でも、ずっとLPだけはとってあった。たいした曲を聴いていたわけではないけれど、100枚程残っていた。

聴くあてのないレコード。もう完全に思い出になってしまったレコードが狭いスペースを占領している。そろそろ手放そうと思っていた時、「LPレコード譲ってください」と、新聞の不用品交換コーナーに載った。
早速、「取りに来て下さるなら無料で」と連絡をした。
取りにきてくれた方は、「僕は今でも、毎日レコードを聴いているんですよ。これから聞かせてもらいますね」と言って、私が大事にしていたレコードを引き取っていってくれた。

レコードに別れを告げた後は、昔大好きだった吉田拓郎の歌をCDで一日聞いていた。お小遣いをためて買ったモーリスのギターで「浴衣のきみは・・・」なんて一生懸命練習していた中学生の女の子は、今考えればちょっと変だったかもしれないけれど、高校に入ってからずっとあこがれていた先輩も拓郎が好きだったから、そんなことも気付かなかった・・・

ずっと探していた"Grover Washington, jr"の”winelight"は、CDがまだ売られていることが分かったので注文した。

こうして、眠っていたレコードはどこかで生き返らせてもらえた。
形のあるのは、手放すことも割りと簡単にできるものだ。

「流れる星は 今がきれいで ただそれだけに 悲しくて
 流れる星は かすかに消える 思い出なんか 残さないで
     君の欲しいものは何ですか 
     僕の欲しかったものは何ですか」


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最終更新日  2005年10月02日 10時22分14秒
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