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何年うっちゃっておいたものか……もはやわからなくなりましたが, 久々にお知らせです。こっそり, なつもりはないのですが……結果, こっそり。2016年7月7日(木) 六本木アルフィー溝口恵美子Group LiveP.田中信正 B.萬恭隆 Ds.橋本学気がつけば……5年ぐらいぶり?と思ったら7年ぶりという説も。とにかく, 恵美子さんの東京でのライヴは, 久しぶりです。さまざまいろいろなことがありましたが……豊かな呼吸をして自由な色彩を膨らませて描かれる音楽, 生きている音楽をその耳に焼きつけに, ぜひ!★七夕の夜★ここにしかない音を浴びに。
2016年07月05日
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半年近くこのブログをほったらかしておりましたが…大事なお知らせです。普段ジャズを聴いていらっしゃる方も、聴いてみたいと思いつつ足を運んでいなかった方も、ぜひ、4月17日は高田馬場コットンクラブへお運びください。素晴らしい顔ぶれによる、チャリティーライブです。東北関東大震災支援ジャズライブ ♪2011.4.17 Sun. start 13:00~♪ @高田馬場 カフェ・コットンクラブ12:30~ 開場13:00~13:15 挨拶 13:15~14:00 第一セット 片倉真由子(p)トリオ 佐藤"ハチ"恭彦(b)・二本松 義史(ds)14:00~14:30 休憩 14:30~15:15 第二セット 吉田桂一(p)トリオ+1 佐々木悌二(b)・渡辺文男(ds)・鈴木道子(vo) 15:15~15:45 休憩 15:45~16:30 第三セット 小杉敏(b)クインテット 岡崎好朗(tp)・岡崎正典(ts)・大徳俊幸(p)・ 横山和明(ds) 16:30~ 挨拶 義援金集計発表 ※メンバーは変更になることがあります, ご容赦ください。♪ミュージックチャージ: 1,000円 (全額義援金として寄付いたします。その他、お店での飲食代金は各自お勘定願います。)♪※当日募金活動も行います。 皆様のご協力、お願い致します! 義援金送付先: 日本赤十字社 東北関東大震災義援金♪詳細はこちら協力: 高田馬場 カフェ・コットンクラブ 渋谷 ヴィンテージレコード&オーディオショップ Ours/Hours 放送作家 中野俊成 ジャズボーカル 松岡ゆかり責任者: 小さな会社の応援団長 高木芳紀 問合先: 東北関東大震災支援ジャズライブ 問合窓口
2011年04月02日
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ほぼ半年ぶり近くにFジャム。忙殺と抜歯による妨げをようやく振り切って・・・と気合を入れたが、土砂降りやん!が、とーても音楽恋しい今日この頃だったので、うほほーいと出かける。雨、そして連休初日。久々だと顔ぶれもだいぶ変わっていて、ぼけっとする。とにかく久々。千恵さんのピアノは歌う身の中から音を押し出すような力をもっていて、今日は幸運にもぜんぶ千恵さんのピアノで歌え、すこぶる楽しかった!親子共演もいっそう磨きがかかっていて、すごいなぁのひとこと。こちとらはあっぷあっぷながら、嬉しい時間。Moon riverA time for loveLover, come back to meThe nearness of you
2010年10月09日
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あの冷夏予報はなんだったのだろう…とくたくたしながら、科目試験に出かける。順調にいけば今回で片付くはずだが、順調にいかないゆだり具合。この年になるとほんとに固有名詞というものが、とんと。しかも横文字が、とんと。今回はおだやかに2科目だけだったので、午前中いっぱい、脳のしわをつつきつつ、とりあえず書く。しかし、案の定、とんと、はやっぱり、とんと、である。固有名詞が思い出せない・・・で、だめな気がしつつ、こんなこともあろうかと、喫茶去へ。だめだめな気分も暑さも吹き飛ぶ、冷コー!で、だらだら1時間過ごし、夕立前に帰宅。あつくて古本屋めぐりなんぞできたものではない1ヶ月分のスクラップをやっつけて、その間に夏の煮物を2種類。そして、仕事。相変わらず、びんぼーひまなしである。1ヶ月に2本抜歯したわりには根気強く勉強したもんだと我ながら感心するが、てか飽きたが、あとレポート2本あるっけな。結局、今年もまったく遊べない籠城の夏。
2010年07月25日
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久々に野球中継に目をやると、あぁ交流戦、甲子園球場。思わずわが目を疑う、なんやこのバッテリー!!!!! 下柳が投げ、城島が受ける……思わず目頭が熱くなる。どっちも鷹時代にさんざ見たので、なつかしさと、あまりに鷹的強気な組み合わせに感動しきり。しかもそれが虎縞着ているなんて、これを見ずして何を見る、というところ。もっとも、すぐ点とられはしたが、昔は考えられなかった下柳の先発は、やっぱり未だに見慣れず。うーん、根本監督時代がただただなつかしい・・・で、鷹さんのほうはすいすい快勝。快い野球日和
2010年05月26日
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たいへん久々にFへ。朝から健診で出かけてうろちょろしていたので、かなり顎あがった感があったものの、ここで行かねば、またいつ行けるかわからないし…と眠い目こすってでかける。先週はおだぶつになったかびをずいぶんと吸い込んだから、ここへきて喉がすかすかに。やっぱり吸うもんじゃないなぁ、かび。おまけにいまさらのようにえらくがちがちに緊張The gentle rainThe nearness of you楽器は楽しそうでいいなぁ、と毎度のことながらしみじみ。千恵さんのピアノに脳みその真ん中あたりを叩き起こされつつ、ピアニカデーな楽しみもあり、関西がらみの方とも出会い、ジャムらしい時間を過ごす練習しよ。
2010年05月08日
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気がつけば、単独首位気がつけば、何ヶ月ぶりの更新。また当分空くでしょうが。…勉強ってこんなに時間食ったっけGWなんて一日も休めないぞ
2010年05月02日
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なんか仕事がとっちらかっていて、勉強まで手が届かない。それを言っていると何もできなくなるので、むりやり仕事をほっぽってジャムへ行く。今年は、このパタンでだいぶ行きそびれたし……ふが。Fly me to the moonBlackberry Winter……ふが。という感じで終わる。やっぱ仕事進めるべきだったか千恵さんのピアノはやっぱり
2009年11月14日
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さて、久々に休日。二日続けてのんべんだらり。これからまたしばらくフル回転となるので、とことんだらける。ほんとはそんな暇ないのだけど、ま、いっか。まーだ?まーだ?とせっついていた、ピアニスト坂本千恵さんのブログがやっと始動したとのおしらせこれでようやっと、ライブスケジュールが把握できるよかったよかった。というわけで、↓↓↓坂本千恵のブログ
2009年11月08日
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仕事の後、乃木坂へ直行。既に空は雨催いだったが、なんとか傘なしで早足。サントリーの和紙の展示が明日までなので、大あわて。平日でも人が多く、空いているところから見ていく。先日板橋で見た一蝶をここでも見る。造り花や折紙、紙衣もさまざまで、ひとしきり楽しむ。中でも石清水八幡宮のがよい。そういえば、あいーん福助もあった。同じフロアのインテリアショップをひとまわりして、贈り物を2つ買い求める。そうこうするうち、小さな鳥のついた皿も買ってしまう。やはり鳥には目がない。何か食べて帰ろうかと思ったがぴんと来ず、ディーン&デルーカでポピーシードのケーキとスパイスたっぷりのケーキ、野呂の漬物が出ていたので葵大根を買い、帰る。ところで、雨。地元駅に着いたらば、しっかり降っているし、強風も吹いている。傘は持っていないし、濡れては困る紙袋や布袋を持っている。少し待つには寒すぎる。観念して、タクシー。食料を買うタイミングを逃したので、帰ってラーメンをこさえて、人間解凍。
2009年11月02日
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朝から試験。だいたいわかった界隈なので、のんびり出かけたら、教室はけっこう埋まっていてびっくり。出足が早い。というか、こっちがのんびりしすぎか。気温が上がり、人が沢山なのに、換気も空調も動かないようで、窒息しそう。こりゃ酸素不足で倒れる。。。かなんわ。とはいえどうにもならず、もうろうとしながら答案書きに励む。昔から、与えられた時間はがっつり使うタイプ。しかし皆さん、とっとと書いてとっとと退室なさる。ふしぎ。こっちが要領悪いだけかで、まあ午前中は1科目だけだったので、11時過ぎには解放される。酸欠部屋から脱出して、外で深呼吸、来るときチェックしていたハンバーガー屋へ飛び込む。11時台なのでまだがらんとしていて、これ幸い。目をつけていたアボカドバーガーとコーヒー。あぁのんびりのんびり。トマトがいい塩梅に潰れる柔らかさで、食べていて全くひっかからず、とてもとても食べやすい。ので大口開けてがっつく。空腹を満たし、まだ空いてるし、時間もたっぷりあるし……午後の試験の予習を。といっても……ほんっとに記憶力がない。午後の開室時間前に戻ると、早めに開いたので、席を陣取ってまた50分ほどお勉強。途中飽き飽きし、そして午前にも増して酸欠部屋となってきたので、くたくたになる。窓を開けてくれればよいのに、うるさいだの寒いだの言う人がいて開かない。それより換気だろー咳してる人もいるし脳が死ぬし……と心の中で呟きつつ、ぱたぱたしながら凌ぐ。しかし暑くて、ちょびちょび水を補給しながら、試験開始を待つ。やっとこ試験が始まったものの、やっぱり酸欠。今度は2科目まとめてなので長丁場。やっぱりたっぷり時間を使って、もうろうとのんびりと。なんだかできはよくないが……さすがにぐったり。うーん、あんな劣悪な環境での試験はあまり受けたことがない。。。さぁて、終わったので、めでたく、鬼子母神経由で池袋へ歩く。この道も久し振り。意外に人の出が多い。リニューアルしたリブロを冷やかして帰る。……さすがにもう試験勉強はかなんな~
2009年11月01日
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ライブとしては初顔合わせのデュオ。昨日の厚木が初めてで、今日が2回目のライブ。ウイークデーはちときついけれど……気張って出かけるとは言いつつ、今日中にレポートを1本投函しなくちゃあならなかったので、綱渡りといえば綱渡り。崖っぷちといえば崖っぷち。とにかく仕事場から吉祥寺へ直行、この時間帯なら田中屋。誘惑に負けてうろちょろせずに行くと、案の定空いてる空いてる、広い机も空いていてこれ幸い。陣取って、コーヒーとモンブラン。糖分を頭に送り込んでから、猛然と書き始める。下書きは出来ているから、概ね写すだけだが、何しろ2000字ばかりあるので、意外に時間を食う。脇目もふらずに書くこと1時間半程度。なんとか仕上げて、ポストへ。で、めでたくストリングスへ。ウイークデーにもかかわらず、にぎやか。思った以上にユニークなデュオになり、大いに盛り上がる。Someday my prince will comeMy favorite thingsOn a clear dayTime after timeOne dayLove me doあなたに(玉置浩二)The IslandsSentimental journeyAll of youMy Foolish heartStompin' at the SavoyMusic is...12月には全国ツアーするデュオ、東京では「いち、にぃ、いち、ぜろ」に恵比寿のアート・カフェにて。
2009年10月15日
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2ヶ月ぶりにジャムに行く。なんとか1枚譜面を仕上げたけれど、やってみたらやっぱり低いまた書き直し。本日はドラマー大漁日。久々なのに新しい曲をやってみたりして早速こける。ほどよい人数で、ジャムらしさを楽しむ。千恵さんのピアノもたっぷり聴けたし。フルート、トロンボーン、ピアニカが揃い踏んでのSecret loveがよかった居残りしていると、久しぶりにお目にかかる方も登場。ニューヨーク事情なども伺って、夜は更けて。Blackberry WinterAll the things you areYou don't know what love is
2009年10月10日
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出かけるなら今日。というか、どうせ出なければならない用事もあるので、ここぞとばかり、徘徊に。まずは、英一蝶リターンズ、という間抜けなタイトルをつけた板橋区美をめざす。何しろ行きづらい所である。結果早く行けそうなルート、小竹向原で折り返し、地下鉄赤塚駅で下車。あとはてくてく歩く。うーん、30分はかからないが、25分はかかった。駅からまっすぐなので迷いはしないが、これといって面白味はない。新座に似ている。リターンズ、というだけあって、展示品のキャプションもお間抜けにしつらえてある。おかげで、図のタイトルがまったく頭に入らず、字面の翻刻が見当たらないので物足りない。ま、読めってことか……区立だと子供向け、って考えるとこうなるものやら。微笑ましいのと薄くいらっとするのと紙一重。まぁともかく、一蝶には違いない。目当てのものは後期展示らしくまだ並んでいなかった。が、都会の猛烈な混雑とは違い、静かにじっくり眺められたのでよしとしよう。後期来られなかった時のことを考え、図録を買う。これからまだ徘徊するのに、お荷物なことである。さて成増へ出るバスもまだ時間が空くし、勿体ないからまた赤塚へ引き返す。かさねがさね……面白味に欠ける。そのまま副都心線で雑司ヶ谷へ。あぁ便利。雑司ヶ谷からはたまたてくてく歩き、永青文庫へ。こちらは、渋い。「黄庭堅・伏波神祠詩巻~中国大書家の気に触れる~」という渋いが壮大な展示である。書自体ももちろんだが、文房四宝にも目を瞠る。しかし何度来てもこちらは落ち着く。企画展の内容は実にさまざまで、それだけのものを組むだけのものをお持ちなところもさすが肥後の殿様、というしかないのだが、毎度しっかりした解説と共に得るものが多い。そして、どんな内容にもしっくり馴染むこの建物。蔵書を棚に収めて見せてくれているのも有り難い。往時の知識の蓄積のありようを一眼に知ることができる。で、胸突坂を下って、神田川沿いを江戸川橋へ抜ける。この時期に歩いたことはなかったが、失敗。この時期の桜の並木には、よからぬ生き物が居ることを忘れていた。行く先々に正体をなくしたやつらの痕跡もあり、びくびくしながら急ぎ足に行くと、ついには正体のあるやつまで目に入ってきて、とにかく急ぎ足……で、次には印刷博物館を目指す。こちらは近代の教科書展。東書文庫の蔵品、重文がずらり。てか、あれも重文やったんかいなこれも重文やったんかいなというのを初めて知る。明治のものは既にお馴染みの顔ぶれ、ではあるが、いい版揃い、保存状態いいもん揃いである。掛図も出ていたし、なかなか見応えあり。それにしてもこちらも相変わらず経済的に恵まれた博物館ぶり。そういえばお昼御飯を食べてなかった……がもう日暮れ時。江戸川橋に戻るのもつまらぬので、茗荷谷へ。金剛坂をえっちらおっちら登り、竹早へ抜けて、春日通りをゆく。初めての坂だったので、うきうき。前を、界隈のご老人がやはりえっちらおっちらゆく。車に下から追い立てられてもマイペースそりゃあ坂なんだから車が遠慮しろと思うのが人情。結果的に、音羽の谷へ下って上がったことに。よく歩いた一日。百貨店に寄り、ジアンのマグカップを買い求める。ウエッジウッドにしようかと思ったが、こちらのほうが賑やかで温かみがある。フランスの陶器で、磁器でないのでレンジはアウトらしい。が、磁器と違ってやわらかい地の色で、絵の色味ものどか。選んだヴィラ・メディチという柄は、葡萄と鳥達が明るく取り巻いている。これとヴィタメールのケーキで、家人の誕生日祝いとする。そしてようやく餌にありつくそして、即カンヅメ。
2009年09月21日
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世の中は連休なようだ。こうしてインフルエンザはいっそうあちこちへ出回ることになるようだ。そんなことはてんで関係のない生活。家仕事がぎっちり来ていて、本も読めないありさま。このところ読書欲旺盛で、あれこれ手元には集積しているのだが、なかなかとりかかれない。ひとまず仕事をやっつけないことには、何も手につかない状態なので、やっつけにかかる。「官僚たちの夏」が終わる。近年稀に見る見応えのあるドラマだったので、というか、テレビの画面がいかにも狭いということを実感したドラマだったので、ついに最後まで見切る。これだけ役者が揃うと、テレビから溢れ出すエネルギーというものに圧倒される。時代の空気というのは完全に映像だよりだが、あの時代の人間の情熱と生きる勢いというものは、やはり役者の力量。それが間違いなくひとつの物語を紡いだドラマだった。昭和30年代から40年代の成長というのはやはり凄まじい。そして、実は20年代というものが、まだまだその前にあるのだ。むしろそちらの方が、重く、掌に焼き付くような熱を孕んで、沈んでいるような気がする。現代の日本がどんなふうに踏み固められ、あらゆる地層を成してきたのか、どの地層が空洞化しているのか、それはなぜなのか……常に自問他問してゆく必要がある。歴史認識や地理認識というものは、どんなかたちであれ、日常的に把握してゆかなくてはならない。どうもそれを怠けがちだが何はともあれ、こういったドラマは常に在ってほしいもの。カンヅメも夜詰めになり、ふと思い立ってちあきなおみを聴く。
2009年09月20日
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最近いよいよもって充実してきた千恵Q。ベーシストは固定せず、練馬区外の空気を持ち込む匙加減。ベース次第でオリジナル曲の表情が千変万化するのが面白い。続けて聴いていると、その景色の変化が楽しみで、そして、固定メンバー3人の息の合い具合と響きの充実具合に、曲が育っていくっておもろいなぁ、としみじみ思う。Don't be in a hurryThe pink flower like fat lipOn green dolphin streetA watering skyChangable weather黒いオルフェNerima's moodRound and roundThe long night in AutumnBa-boonO-shima千恵さんのピアノはやっぱりいい。最近とみに、胆の座った音の広がりときらきらとこぼれおちる輝きの粒の種類が増えて、ぐーっと迫ってくるものがある。固定メンバー岩佐さんと三科さんの音は、どこかしら硬質(ぎこちないということではなく、音楽に対して硬派というかなんというか実に信念のある音ということ)なのだが、しかし降ってきた雨も湧いてきた水も草の露も吸い込む。その感じが、千恵さんのオリジナルによく合うし、都度異なる景色を紡ぎだし、無闇矢鱈に斬新さを求めなくても新鮮で飽きない。じっくり音楽が育っていくバンドのよさが見える。ので、いつも楽しみなのだ
2009年09月19日
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三菱第一号館竣工記念展シンポジウムへゆく。休日にこんなに朝早くから講演を聴くことになろうとはめあては第二部だったが、せっかくだから第一部から通しで。なにしろ、第二部は、山下裕二・赤瀬川原平・木下直之・南伸坊、そして地所設計の人。こりゃまた集めたもんだ、ということで、大喜び。こちらは大当たり。さすがの顔ぶれである。新しい情報と視点を得て、しかもけらけら笑って過ごす。第一部は、河東・長尾両先生が救い。お昼は腹ぺこだったので、アボカドバーガーをがっつく。やっぱりハンバーガーは、まるごとがっつくに限る。あぁ久々の牛。しかし、満腹にもかかわらず、ブラウスを買ってしまう。さーて、次は竣工記念展へ行かねば。なにしろ、建物まるごと復元したのである。煉瓦のひとつひとつからなにからなにまで。煉瓦もちゃんと積んだのだ。たいしたもんだ。
2009年09月13日
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えみこさん関東ツアーの最終日。今回は長いツアーだったが、最初と最後しか聴けなかったのが心残り。ではあるけれど、原さんとの共演を聴くのも久しぶり。All the things you areSeptember in the rainMy favorite thingsBut beautifulDuke Elington's sounds of loveI can see clearly nowThe IslandsAll of youIt's all right with meI believe I can flyJust one of those thingsMusic is...あなたに(玉置浩二)Love walked in噂には聞いていたけれど、若井さんを初めて聴く。まぁこりゃ面白い何かに似ているのだが……思い出せない。。。なるほど原さんとの共演が多いのが頷ける。えみこさんは、すべてが充実した感じで。エネルギーの塊のようなライブで、ストリングスを狭く感じるほど。溢れんばかりの音の花火の中で、ためらいなく迷わず飛び跳ねる火花をかき回しながら掴んでは振りまいているような。むしろ野外向け(笑)。とにかく聴いている方は笑ったりあっけにとられたりしながら、呑み込まれていったような。そしてやっぱり、原さん!
2009年09月12日
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朝余裕があったので、赤門から入って病院の脇へ、本郷キャンパスを抜ける。木々は日々顔色を変える。このところでは、貼りついて音を犇めかせていた蝉を振り落とし、まるでそれが化けたかのように鴨脚樹の根元には銀杏が数を増やし始めた。と思ったら、先週は気づかなかったのだが、その鴨脚樹並木の切れた辺り、陽当たりのよい場所にある二本の大木が、一面若芽をつけたかのように黄緑に沸いていた。濃緑の葉はまだ勢いよく木蔭を作っているが、それを覆う黄色。花の位置が高いのと、あまりに落花も細かくて、ゆっくり観察できず。うろちょろしてみると、大きなマルハナバチがたくさんたくさんその小さな花の蜜を集めている。木の下に入ると、甘い香りがやわらかな靄のように漂っており、そりゃハチもこれだけ集まるわ、というありさま。今朝が一番の花の盛りだったのだろう。蜜日和。それにしても……何の木かわからずじまい。
2009年09月07日
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恵美子さん夏の関東ツアー初日。u3chi行きのときはあまりないのだが、めずらしく雨。秋の気配も漂わせつつ、まだ緑が多い辺り。荒巻バンドで2~3度聴いたことがあるけれど、歌とは初めて聴く吉田桂一さん。ジャズ研なし大学の数少ない先輩気になりつつ聴きに行きそびれている一人。静かな思慮深いあたたかい音が、響きを重ねて広がり、力強い美しさを持って音楽へなってゆく、そんなデュオで、曲そのものの元来持つ響きへの敬愛に満ちたライブ。涙の出るような。スタンダードの美しさ、歌の中に納められた宝石のようなことばと響きが、きらきらと、こぼれ出てきた。Moonlight in VermontI'm beginning to see the lightI hear musicSomeone to watch over meJust friendsCaravanLove walked inMistyLullaby of BirdlandS'wonderfulJust one of those thingsSeasonsIt don't mean a thing if I ain't got that swing後ろの席でだらーんと聴いていたので、しみこみがよろしく、とてもとてもじんわりと感動をかみしめているうち、あっというまに終わってしまった。また聴きたいAfter hoursも堪能。帰って選挙速報を見る。ひでえなぁ敗将のインタビュー……「色々」を何度言ってることやら。全くNo を突きつけられた認識が出来てないってことがあまりにあからさまなので、口をあんぐり開けて眺める。これじゃあね。
2009年08月30日
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朝出がけに、家人が「やもりがホイホイにひっかかった」と言う。きけば、夜中の三時に目が覚めついでに、台所のホイホイを覗いたところ、やもりが入っていたとのこと。そのまままた眠りに就いたらしいのだが……守宮と言えば、先週来、三度行き合っている子がいる。すわ、その子!?と、慌ててホイホイを覗くと、妙な曲がり具合のまま小さい子が、ぺったりくっついてしまっている。一度はトイレのドアと壁の隙間をうろちょろしているのを、挟まれるやないかい、と廊下の壁に追い出し、別の日には二階の階段をうろちょろしているのを、踏まれるやないかい、と窓の上に追いやり、また別の日には台所の床をうろちょろしているのを、やっぱり踏まれるやないかい、と壁の際に追いやったのだった。小指ほどの長さのまだちんまりした守宮の子。どうやらその子らしい。ここ四~五日見かけないと思ったら、こんなことに。家人は夜中からあのままで体の半身がくっついたままだからもうだめだ、ホイホイごと捨てるしかないなどと言う。普段なら極力触れないホイホイを開いて見ると、身動きはできないし内臓も弱っているようだが、つぶらな瞳は開いている。動かないか、とじっと見ていると、喉が少し動き、「きゅう」と鳴いた。生きてる!ということで何とかならないかと、庭へ持っていき、シャワーの水を粘着液と守宮の隙間を作るために流してみるが、全く効果なし。顔に水が行かないように気をつけてやっていたが、効果もないのでこれはあきらめる。遅刻を懸念しつつネットで検索してみると、あったあった。ホイホイにやもりがひっかかることはままあるらしく、救出法が紹介されている。しかし出かけねばならないので、とにかく家人にああせえこうせえと言い残し出かける。それでも不安なので、救出法をメールでまた家に送っておく。方法というのは……守宮の周りに油をちょいちょいと置いていき、粘着液と守宮の間に油を滑りこませては徐々に剥がしていく、というもの。楊枝や箸の先などで注意深く、守宮が傷まないように、手足の細かい部分から剥がしていかねばならない。できれば救出後に油を落としてやるのがよいというが、それまで大人しくしているかどうか。丸投げしてはきたものの、午前中ずっと、その子のことが気になってしかたない。昼に家人から来たメールで、無事救出できたと知り、ほっとする。変に曲がって貼りついてしまっていたので、怪我はあるかもしれないが、無事ホイホイから解放されると動き回っていたようで、油をとってやるところまでいかなかったようだが、庭に放すとぴょんと跳ねていったようだ。しばらくして、まだ居るようなら油をとってやろうと見てみると、その辺りにはもう見当たらなかったとか。油は草やらなんやらでうまく落としてくれるとよいのだが。片眼はダメかと思っていたが、ちゃんとぱっちり開いていたようで、6時間近くもホイホイに囚われていたにもかかわらず生きていたのだから、大したものだ。前足が傷んでいるかもしれないし、空腹だろうし、このところずっと家の中をうろついていたから、外で生きていけるかどうかはわからないが……ともかくホイホイの中で死なせるのだけはどうしてもいや。その一心。ちなみにハムスターや猫など毛物がホイホイにひっかかった場合は、小麦粉で毛を擦ってやって、その後シャンプーするらしい。ホイホイのえさも粘着液にも毒性はないそうなので、中毒の心配はないとか。またどこかで行き合って、きゅう、と挨拶できれば幸い。
2009年08月27日
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前回好評を博したワークショップの2回目です。シンガー溝口恵美子さん主宰、広いお部屋でゆったりと、ヨガを取り入れたトレーニングを行います。人間の体は楽器であるということをじっくりと確認できます。ボーカリストにおすすめですが、もちろんそれ以外の方にも効果大詳細お問い合わせ&申込みは、下方の東京管理人さんのアドレスへお願いします。心身ゆるゆる ボイストレーニング&ヒーリング ワークショップ@東京VOL.2●9月6日(日) 13:30~15:30(受付13:00~) 2レッスン ※ 限定15名 於:築地本願寺 和田堀廟所 2階 蓮華の間(明大前) http://www.tsukijihongwanji.jp/wadabori/index.html ※寺院の開館をお借りしていますが、宗教に基づく催しではありません。 寝転がったり座ったり汗をかいたりします。以下のような準備があると、のびのびとトレーニングできます。 ○着替え ○ヨガマットかバスタオルなど、厚みのある、床に敷くもの ★申込み、または詳細のお問い合わせなどは、以下までお願いします。 溝口恵美子ワークショップ@東京管理人 ↓↓↓lovewalkinjazz@yahoo.co.jp
2009年08月26日
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帰りがけに、日本橋へ出る。はいばらで葉書や便箋を見繕い、明治大正復刻ものの鉄道省葉書など求める。紙と文香の匂いに満ちた店内が心地よく、買っても使わないぽち袋はぐっとこらえ、最小限の買い物にとどめる。さて、コレドは相変わらず不安定な空を切り出し、そして、夕方だというのに、暑い!!!こんなビルと車の街は、そこだけで夕立を生みそうな暑熱に包まれている。友人が日本橋に住んでるって言ってたが、住めるのだろうか……と懐疑。もうひとつ、江戸橋南詰を目指す。三菱倉庫のビルを観に。どうやらじき建て替えるとのうわさを耳にし、今のうちに観ておくべし、と慌てる。なんでも外観は残すということらしいが、今の姿は今のうちに。昭和5年築の、船のようなかたちのビル。曲線が美しい。近くをぐるっと回って、歩道橋から遠見して、ひと溜息。川側から見損ねたし、暮れかけてしまって、ちょっと失敗した気はするが、また昼間にも行ってみよう見ておかねばならぬものがたくさんあって追いつかない。
2009年08月21日
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前回好評を博したワークショップの2回目です。シンガー溝口恵美子さん主宰、広いお部屋でゆったりと、ヨガを取り入れたトレーニングを行います。人間の体は楽器であるということをじっくりと確認できます。ボーカリストにおすすめですが、もちろんそれ以外の方にも効果大詳細お問い合わせ&申込みは、下方の東京管理人さんのアドレスへお願いします。心身ゆるゆる ボイストレーニング&ヒーリング ワークショップ@東京VOL.2●9月6日(日) 13:30~15:30(受付13:00~) 2レッスン ※ 限定15名 於:築地本願寺 和田堀廟所 2階 蓮華の間(明大前) http://www.tsukijihongwanji.jp/wadabori/index.html ※寺院の開館をお借りしていますが、宗教に基づく催しではありません。 寝転がったり座ったり汗をかいたりします。以下のような準備があると、のびのびとトレーニングできます。 ○着替え ○ヨガマットかバスタオルなど、厚みのある、床に敷くもの ★申込み、または詳細のお問い合わせなどは、以下までお願いします。 溝口恵美子ワークショップ@東京管理人 ↓↓↓lovewalkinjazz@yahoo.co.jp
2009年08月18日
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みーんみんみんみんみんみんみん……ぼーし……ぼーし……ぼーし、つくつく……が一斉に空から降ってくる。加賀の殿様の林は、音の編み目が密に密になりながら、地面へ向かって、なんの重さもなくかといって軽くもなく、ただただ延々降ってくる。編み目の下では、足どりもふわふわと、そのまま網にすくわれてあの緑の手の中に吊り上げられさえしそうなほど。まだ蜩を聴いていない心細さはあるけれど、夏は確かに澱みを振り払いながら、立ちゆく。
2009年08月17日
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雲行きはややおかしかったが、ひとまず歩く。ひと駅歩く。礫川浮世絵美術館は、いつでも行けると思ってついぞ行かなかったところ。立地はよいのだが、えらく目立たない案内しか出ていない。ビルの一室という小さな美術館ながら、こまめな展示替えでしっかり観られる。入ってみると、客は他にひとり。絵を大事にしている展示で、のんびりのんびり。現在は、溪斎英泉2期の展示中。展示点数は少ないのだが、とにかくじっくり観られるので満足。鵜飼の絵ににんまりしながら退散。水面を境に、水を含んだ部分と含まない部分、鵜の姿がいきいきと浮かぶ。好みでいえばあとは牡丹と雀。今様美人拾二景も。来月からは英泉の3期。個人美術館にしてこのまめさには敬服。で、ここで時間を費やした分、あとで濡れ鼠に。あやしいあやしいとは思っていたが、見事にどしゃっと来るものだ。駅からバス停までの数メートルを走り抜けただけで、髪はシャワーより効果的にべしゃん。バスに乗っている間に、なんとか普通降りにはなったが、とんでもない夕立。
2009年08月07日
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朝の涼しさとはうってかわり、仕事上がりの表はうんと暑く、へて~と帰途につく。朝は、木の間のシジュウカラ3羽の可愛らしい鳴き交わしと、足許でちょろちょろするのが何かと見れば短く刈られた龍の髭の波間を一人駆けずり廻るちょろ雀。鳥の朝は人間よりよほど忙しい。で、へて~と駅に近づいたところで、何やらどんちゃん音がする。歩道側の一車線を、なにやら練り歩いてくる。おぉぉぉ、北大旗!プラカードに「北海道大学」と書かなくても、団旗で充分ながら、とにかく、北大応援団が、暑いアスファルトの上をやってくる。今日は何の日???という謎は解けないまま、眺めていると、ややこぎれいな東北大が続く。……ということは、旧帝大。で、何の日?つづく東大、名大、阪大、京大、九大。こういうことだったらしい。七帝大の大運動会北大・九大はごつい感じ、東北・東大・京大はすっきりこぎれいめ、阪大は小柄でクールな女性団長、名大は薄い……昔の帝大いまいずこ。ではあるが、なるほど、こんなかたちで帝大の風味は継承されているわけやな。
2009年08月03日
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往きも帰りも湿気負け。陽射しは日傘や木蔭で多少しのげるが、湿気ばかりはどうにもならない。ではあるけれど。東大農学部で蓮の花を見せているという貼り紙を、朝な夕なに目にしていたもので、帰りがけに遠回り。20鉢ばかりを弥生キャンパスの真ん中に並べているという。といったら、「不忍に行けばそんなものわんさと!」という突っ込みもあり、思わず首肯しそうになるのを、いやいや種類が違うと言い聞かせつつ。弥生キャンパスは初踏み込み。病院とこから弥生門へしゅーっと抜けてしゅーっと上がって正門から入る。ここも鴨脚樹が元気。スダジイにむくむくと茸が生えていた。しっけ建物は本郷と代わり映えしないが、木工の何やかやが点在するのが違う。蓮は、大ぶりの鉢に大人しくおさまり、1種類につき1~2鉢展示。黄色い蓮が観られず無念だったが、やはり花だけでなく蕾も美しい。残念ながら、本来の居場所と違うところに居るため、葉っぱがぜえぜえしていて、露も結ばぬようす。名前が覚えられないのはいつものことながら、風流な名、それでも暑さに負けない茎と首、しばらくうろうろと楽しむ。で、例の如く熱中症もどき。慌てて水を飲み込み、本郷通りをのたのたと帰る。朦朧としつつも扇屋には吸い込まれ、加賀の氷室と梅づつみを求める。西武で花畑牧場のアイスキャラメルがけの出店の前を通りかかり、あんまり空いていたもので、うっかり買ってうっかり食べる。……冷たいに熱い、は舌が冷えすぎなくてよいが、これならアフォガードの方がよろしい。アイスがちょいといけない。これで480円は高いなそれはさておき、蓮探訪に出かけたいもの。
2009年07月29日
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さて、寄合。結果的に、年齢高め3人会。江戸住まいの友の家にて、昼からぱくつく会。なにしろ暑い日だったので、汗をかきかき、白熱しつつ、すぐに燃料を放り込めるよろしい環境で、おしゃべり大会。ひさびさの茂助団子は、暑くても美味い。夜、といっても薄明るさの残る中、隅田川の花火大会が始まる。ぬるい強い風の中、森下界隈から、遠花火。人はみな川の方へ流れてゆき、溜まる。道端から観る遠花火は、なかなか丸くはみえず、ビルの狭間で、形ある光の飛沫になる。それを、ぽかん、と眺めて夏の夜。
2009年07月25日
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ほんまに濃い味な一冊でございます。ぜひともお買上のほど 新日本古典文学大系・明治編 海外見聞集 岩波書店まだできたてのほやほや。In Store Now
2009年07月19日
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懸案山積の今日このごろ、暑さ負けしてもよい週末なので、午前中から日傘をかついで出かける。まずは、狐の嫁入り。駒込から西ヶ原へ出て、あついなー、一里塚だなー二本榎だなーと、あまり人気のない歩道をゆく。昔ながらの魚屋などがある。目指すは渋沢史料館。以前にも来たことはあるが、その頃は、ふんふん渋沢ね……ぐらいのいい加減さ。本日は、常設展を改めて、特別展「日中米の近代化と実業家」が大変興味深かったので。紫外線頗る活発な中歩いていったので、涼しくきれいで人の少ない史料館は、まるでオアシス!晩香廬と青淵文庫の内部公開は土曜の12:30~だという。そんなことはまるで考えず来たのだが、まあ紙の博物館でも行って時間をつぶせばちょうどよいかも、と常設展示を見始める。時間つぶしの心配などまったく必要なく、コンパクトに、しかし厚みのある資料展示と解説で、じっくり見出したら、まったく前に進まず。まぁ、所蔵以外の資料も見事な複製をつくって並べている。あれ、どうやって作ってるんだろで、じっくりゆっくりがっつり展示を消化、気がつけば、1時間以上経っていた。ミュージアムショップで出版物について質問したところ、大変丁寧に対応していただき、これまた幸い。だからというのでなく、実に見ごたえのある展示だった…で、頃合も充分、晩香廬と青淵文庫へ。晩香廬の中へ入るのは初めて。山小屋風のつくり、とガイドが紹介してくれたが、天井が漆喰のように白く、そこへ植物や鳥、栗鼠が浮き彫りにされている。で、漆喰ですかとたずねたところ、そうではないとのこと。こげ茶の木材といい塩梅に落ち着いている。窓下の壁は萩の茎を並べてあり、洋館ながら和趣を感じる。角を削り落としたテーブルの脚には大きなメロンボール(というらしい)が鎮座し、六角火鉢は初めてみる類のもの、そして、壁にはブザーが2つさりげなく揃っている。青淵文庫は机やなんかはのけてあるから当時の様子とはだいぶ違うようだが、入口付近に閲覧机のどっしりしたやつが置いてあり、最近家具に興味があることとて、これって誰が作成したものなんでしょうね、と聞いてみたが、わからず。とこうするうち、時間も過ぎ、空模様も狐の嫁入り。湿気が手を結び始めて、狐も慌てているような。紙の博物館は、なぜか見学者が多く(団体が)、それを飛び越してさくさく観覧。うーん…いまひとつ印象が薄い。貝多羅経見られたのはよかったけど。これなら印刷博物館のほうが面白いな。紫外線~とつぶやきつつ、南北線で目黒へ出る。目黒まで、爆睡。紫外線負け、やっぱりした。恵比寿に出て、写美へ。久々。にもかかわらず、目的は写真というより版画。ジョルジュ・ビゴー展を目指す。しかし人多いなぁ恵比寿。おなかもすいたけど…まずはビゴー。明治の戯画は押さえると決めたので、ここまで来ました。ビゴー来日前や帰国後の作品等も並べられ、こちらも見ごたえあり。それにしても2ヶ所が限界か・・・まだまだ見たいもの見るべきものが山積。行かねば
2009年07月18日
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ココ・シャネルを観る。なんといっても、シャーリー・マクレーンがココというのは見もの。シャネル・スーツが確立するまでを遡るものだから、コクトーがらみの話なんかは出ないのだが、それでもじゅうぶんな半生。スーツ確立の頃のココをシャーリーが、皺のひとつひとつまで雄弁に、ある意味豪快に演じている。しかし、なんだか山田五十鈴を観ているような気がしたりして。改めて、服は人生だなその矜持をなくすのは寂しいものだ。ファッションやシャネルが好きでなくても、女性なら観ておくべきはやしやで早い夕食をとった。おばんざいプレートが1食しか残っておらず、供連れに譲り、鮭茶漬け。鱧茶が売り切れだったのがくやしい。で、ほうじ茶飯に京風だしたっぷりで、そしてやっぱし三つ葉が芳し。もちろん、仕上げにほうじ茶パフェ。で、鱈腹でよくぞうとうとしなかったものだ。
2009年07月13日
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なんやかやで2ヶ月ぶり?のFジャム。しかし、来るわ来るわ千客万来状態。ドラマーと管、しまいにはボーカルがわさわさ。にもかかわらずベースが来ない、ピアニストも少なめ。にぎやかにジャムは過ぎ、枝豆は味わい深く。A time for loveThe nearness of you
2009年07月11日
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はほんまにおもろいので、ぜひとも一家に1冊!新日本古典文学大系・明治編『海外見聞集』(岩波書店)ええラインナップ、濃いい注釈者。わかりゃしないんですから、もはや明治のことなんて。こうでもしないと
2009年07月02日
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ばばん! ぜひとも一家に1冊! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ クリック! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ あの頃は、そうまでして海外へ行ったものです
2009年06月28日
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気になっていた、はりまやのフリーカフェへ。歓迎会のお礼に日々のおやつを、と思っていたこともあり、東京ではりまや、と、はりまや好きに尋ねると、霞ヶ関の店がフリーカフェになってると言う。タダ?何はさておき、官庁街を抜け、金比羅に挨拶。しかし金比羅の境内が大喫煙所になっていたことに驚き。かなんな~すると横に、えらい人が入っている空間が。それが、はりまやカフェ。店の大半はカフェ。商品を売っている一角で、とりあえず目的のおせんべを買い、カフェへ。コーヒー、紅茶、ほうじ茶などのドリンクと、おせんべ10種類ほどが置いてある。で、コーヒーとおせんべ全種類。小さなおせんべ載せも置いてあり、がっつり載せて、落ち着く。席数もかなりあり、仕事の合間のサラリーマンやら、おじいちゃんおばあちゃんやら、待ち合わせの人やら、老若男女さまざま、おせんべをつまんで一服している。試写会へ行くたしき人も「お腹にたまるから助かるわよね~」とつまんで駆けだしていった。なるほど。場所柄、土日のほうが空いているらしいが、こりゃ、ほんと一服するのに最適。よく考えてみたら、コーヒーだけじゃなく、日本的カフェがもっと発達してもよいのに。しっかりした甘味屋でなく、簡単に少量のおせんべや和菓子、あくまで少量のかき氷や水ようかんなんかがつまめるようなカフェがあれば。しかし、ここはカフェ。要は、大試食場、お茶付き。こまかく対面で説明しながら勧めるより、ゆっくり落ち着いて自分の気になるものをつまんでもらったほうが、作り手の意図も伝わろうし、選ぶほうもじっくり。手頃でおいしいから、結局買うし。なるほどなるほど。官庁街を歩いて戻る。文部省って改装だったのか。すっかり変わっているものと思ったが、見覚えのあるまま。あちこちでバーゲン開始……えらいこっちゃ
2009年06月26日
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BOSEがやってきて、とりあえず部屋のいちばん安全な場所に鎮座。うーん、狭すぎて、音を聴くのに適した場所に設置できない、いまのところ。先週の新聞に載っていた、塩漬け豚バラ肉の蒸し焼きを、昨日仕込んでおいたので、焼く。ところが、昨日の茹で方が甘かったらしく、焼いて蒸したあとも血汁が残っていた。時間配分はレシピ通り、分量もほぼ同じだが、どうも火が足りなかったようす。茹でて箸を刺したあとは問題なさそうだったのだが……塩と山椒すり込んだあとも何の疑問もなく冷蔵庫に放り込んでいたが、あぶないあぶない。で、こんがり焼いて15分蒸して、よっしゃと切り分けてみたら、すこうし赤い。しかたないので、切り分けて、それをもう一度フライパンで蒸し焼きに。なんとか無事、味を損なわず仕上がった。色は予定よりキツネになったけれど。それでもじゅうぶんやわらかく、香ばしく、ジューシー。あまり山椒風味はないが、塩の旨味はちゃんと乗り移っていた。……というわけで、次回は、茹でプラス5分、蒸しプラス5分でいこう。
2009年06月21日
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Fでライブ聴くのは久々。千恵さんのライブも久々。早上がりだとライブに行くまで時間がたっぷり。そういえば、父の日近しほととぎす。でデパートをうろうろしていたら、BOSEのショップに行き合う。コンポが壊れてはや何年、いいかげんちゃんと聴けるものを買わねばと思い続けてはや何年。とはいえ、ひもじい生活になったわけだから、と言い聞かせつつ、それでも視聴してみたり。あぁでも微妙なお値段の高さ、と思いつつ、でもただいまキャンペーン中で……の説明にふらふらと。一旦その場を離れて父の日ものを調達し、本屋で雑誌を20冊ばかり立ち読みし、徘徊検討した結果……決心して、一番安いWave Music Systemを購入。BoseのキャンペーンでiPod接続キットついてきたし……デパートのキャンペーン中だから1割戻ってきたし!と言い訳しつつ、節約生活を改めて肝に銘じる。一応。……で、Fへ。千恵さんのピアノをじっくり聴きたくなっていたので、わくわく。最近は、大泉臭のしないベーシストを入れることで、よりいっそう練馬風味が際立ち(笑)。Back to backNerima's moodパリの空の下セーヌは流れる…A watery skyBaboonThe jumping snow cat大島Round and round The childish dayChangable weatherWashing machine watcherちょっと見ない間に、かっこよさが増してる元気やな~っ!千恵さんの音と音のつながりがとても水分を貯えていて、美しく、岩佐さんの音の手触りとの出会いかたが、自然でやわらかで、心地よかった。あの人たち、とがってるんだけど、まるいのよね。音の節々の潤いがそれぞれ表情を持っていて、それを三科さんの音がさらにつついて新しい表情を次々生み出していくような、それが絶妙。もう何年目なんだろうか、千恵Q。初めて加わった安田さんの、音楽にやさしい音というのもあってだろうが、スリリングなオリジナルを、がちゃがちゃさせず見せてくれた、聴き応えのあるライブでした。パリの空の下には胸の奥底をうつものがあったし、A watery skyはタイトルどおり何層もの水を湛えた世界だった。だいぶ久しぶりだったが、その聴かない間にとても素晴らしい変化があったような気がする。新鮮それにしても、先週来、ばったり出くわす、が多い。今朝も前の前の職場で一緒だった子と、ばったり。彼女とは、先々週あたりもばったりだった。やはり先々週、帰りのデパートで出くわした仲良しさんとは、今週は朝に電車でばったり。先週はそういえば大学の同期の子を、改札越しに発見したし……何かと人やものに出くわす水無月。あ、水無月食べなくちゃ。
2009年06月19日
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終業後、ダッシュで日本橋へ。高島屋のエレベーターに久しぶりに載り、やってるよ、とおとつい教えてもろた、細見美術館の展覧会へ。まさか細見の記念展示を東京でしていようとは思わなかったので、ノーチェック。ところが今日までだと言うので、泡を食って駆け付けた。光琳の柳図香包、抱一の白蓮図、沖一峨の薬玉図、それと墨の梅花小禽図。頭の中で飼ってる鳥が、きゅうきゅう喜ぶ。とはいえゆっくりしてもいられず、またダッシュで池袋へ。長々続いた研究会の仕事が一段落し、その打ち上げ第一弾で、毎度居着いていた喫茶店へ。最後まで粘ってきちんと仕事を続けてくださったのは先生と先輩一人だけ。この2年半の暗黒時代は、まったくもって暗黒だったとさらに実感。最後の方はまかせっぱなしだったので、謝りがてら、お礼がてら、伺う。身銭を切って続けること17年ほど。なんともはや、よく続いたものである。で、3人で打ち上げ。軽めに。本来5人組なので、いずれ5人でぱぁーっと行かねば。少なくとも、最後まで頑張ってくれた先生と先輩には、ぱぁーっとお礼の会を持たなければ。というほど、本当に最後まで根気よく続けてくださったのだ。こっちの体力知力のなさなんか、ほんとに情けないばかりである。ひとつひとつの積み重ね、前に進むために必要な細かい考察や作業を何度も何度も繰り返し、大量に調べ上げたものを削り、また膨らませては削り、さらに調整を加え……というのを何度も何度も繰り返し、断腸の思いを抱えながらつくりあげていく、しかも実に正当な試行錯誤の反復、こんな体験はおそらく二度とは出来まい。それができるメンバーが、揃っていたのだ。前に進むために見ないふりをして突き進むような、最近「ポジティブ」ということばを取り違えている御仁が甚だしく多く、そんなものは決して理解するものか、と思うのは、こんな時間を生きてきたからである。成果が出る出ないではない。もちろん、出るにこしたことはない。しかし、前に進むためには、ひとつひとつ蔑ろにしてはいけないのである。ひとつひとつ踏まえることを「ネガティブ」という言葉でくくろうとする人に出会うことが増え、暗澹たる思いに囚われることが多い。思い悩んで進まない、ということとは違うのである。ひとつの物事を立体的に捉え、それについて想像し考察し展開し、そのうえで選択していく、必要ならば同時進行で捉えてゆく、そういった多元的なものの見方を教えてくれたのは、彼らであったし、その中でお互い鍛え合い、鍛え合うことで支え合う、尊重し合いながらお互いをシビアに見抜こうとする眼はなくさず、喧嘩腰になりつつ、呆れつつ、やってきたものだ。「ポジティブ」というのはそういうことだ。時代、とは関わりなく、そういった精神、煩瑣を厭わない精神は、実に痛快だった。で、似非ポジとはできるだけ関わらず生きていきたいもの。小鳥の餌集め・枝集めのようにこまこまこまこましながら、肝心なときにはすっと背筋を伸ばしてゆければよいと思っている。こまこまこまこま、がなくなったら、ねぇ。
2009年06月15日
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午前中、健康診断に出かける。何度か行っている飯田橋の健診センターで、意外に空いていて、すいすいと進み、1時間程度で終わる。飯田橋だから、神楽坂を徘徊して江戸川橋へ抜けウサギのクッキーを買おうか、それとも睡蓮が咲いているという水戸徳川家の庭へ回ろうか、さてはて、と空を見上げて悩む。貧乏性だから、いったん出たらひとつところで終わらせて撤収する気にならない。で、予報の雨は降らない気配、それじゃあと水戸の庭へ行くことに。いつぞや桜を見て以来だろうか、えらく久しぶり。かなり暑く乱反射もきついなか、人多し。暑いので、睡蓮めざしてすたこらさっさ。そぞろ歩きのよい気候ではない。通り道には花菖蒲がとりどり咲いているが、これも暑さ負けして、舌をだらりと垂らした犬のようにばてている。が、鮮やかには違いない。ところどころ紫陽花も咲いている。紅葉の青の下を渡り歩きながら、乱反射をよける。奥庭の池には白い睡蓮がたっぷり咲いていた。睡蓮の葉の濃い光沢が、重なり重なりまた重なる反射を絶え間なく打ち続けてくる。負けぬよう、池端にへばりついて、立派なカメラを構えた人のそばで携帯を構える。しかし、そんな大乱反射大会、厚みのある白の花は、光をはじき、携帯なんぞの相手はしてくれない。ひとまわりして、入り口付近に戻って、庭を振り返ると、入ってすぐの芝生に一本立つ小さなざくろの木の根元のむき出しの乾いた土の平地で、何か動くものがある。そうっと近づいてみると、雀の砂浴びならぬ土浴び。しかも、何羽かいる。ふつうの砂浴びのように、土の表面でばたばた暴れて、それゆえにすり鉢状に地面を掘っているのもいるが、よく見ると、もぐらの穴に五右衛門風呂状にすっぽり入った、かのように縦に土に埋もれ、首だけひょこっと出しているのが2、3羽。どういうことやねん・・・一応ばたついてはいるし、たまに頭がひょこひょこ上下するのだが、本体はほぼ見えず、ほとんど茶色い帽子しか見えず。こいつぁけったいな!と日なたにもかかわらず芝生の囲いぎりぎりまで近づいて観察。入ってすぐの芝地なんて誰も視線を注がないところで、皆先の池ばかり見ているから、そんな小さなものには誰も目を止めず、通り過ぎていく。雀たちも心得たもので、ふつうぱぱっと飛び立つ距離を人が通っても、けろんと土浴び三昧。街の雀ならささっと逃げるところ。おかげでこちらはのんびり観察。しかし雀って、土は保護色。日傘もささず、ひなたでただただ観察していたのは、かなりの時間。おかげで軽い熱中症気味帰宅して水分補給に励んだが、時既に遅し。お昼寝したものの回復せず、ジャムに行くのをとりやめる。あーたまがんがん。しかし、ええもんみたなぁ~
2009年06月13日
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へこさんと熊谷守一美術館へ。そういえば、身近なようで行ったことがなかった。生憎の雨だったが、雨にも映える建物。住宅街の中に、暮れかけの灯りが、そこだけ明るい。緑の今頃が、よい。外観より広く感じる館内は、お馴染みの猫や鳥や虫や魚の絵、のどかな書などで、目の奥から笑いたくなるものばかり。なんというか、動物も静物も、そうそうこんな姿でもある、と頭の中に裸電球がともるような、ちょっとけったいな気はするが間違いなくそれ、という描かれよう。あざやかな色、脳味噌にダイレクトに届くかたち。いや~普段使っていない頭の隅をつつかれ続けているような気分だ。静かであればよかったが……楽しい空間と時間を堪能できる美術館ではある。ZOZOIでのんびり。煮込みのプレートとりんごのコンポートのパルフェ。赤ワインをしっかりと吸い込んだりんごは、薄切りがしっかりしていて、生りんごの赤ワイン漬けか、と思うような食感。生クリームとバニラアイスと、よく合う。甘くなく、食べ応えのある、香り高いデザート。煮込みのスパイスで鼻の運動もし、大満足。
2009年06月05日
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2日連続、潮風に吹かれる。汐留は、夜ともなると潮の匂いがやって来る。新橋、つまり銀座の果て、まだまだ海は遠いと思っていたが、しっかり潮の匂いが、ピカピカした高層ビルの間にたぷたぷと漂っていた。仕事のあと銀座へ出てぶらぶらと歩く。Appleのビル横には、行列。マルコリーニさんの誘惑を振り切り、マリアージュ・フルールの前でひと呼吸し、とりあえずウインドーだけ覗きつつ、思うままにぶらつく。新橋手前で汐留のほうへ逸れ、スタバに落ち着く。なんだ、パナソニックのギャラリーで、ヴォリーズ展をやってるじゃないか!と気付いたときにはもう閉館時間近く。こちらの時間もないことて諦める。なんだってこんな辺鄙なとこでやってるのさ……スタバでひとやすみ。空腹を埋めて、ぼんやりする。いくつになっても食休みとは縁が切れない。こちらはのんびりしたものだが、試写会に誘ってくれた当人は終業時間が遅く、気の毒に大急ぎで駆け付ける。スクリーンで映画を観るとは、また1年ぶりでも利かぬほど久しぶり。シビアな内容で気になっていた「愛を読むひと」。磨き上げられた時の剣先は、針のような鋭さでもって、時が押し流したと思い込んでいた既知のすべてを串刺しにする。血も流れでないほどの痛み。涙もながれないほどの渇き。その痛みと渇きに息を詰めながら、観ていた。しかし、時はまたまるみを帯びて、すべてに潤いを注いでいく。ケイト・ウィンスレットに感嘆。そして、ブルーノ・ガンツがなつかしい。やはり足を運んでみるものだな……
2009年06月01日
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屋形船に初めて乗る。すなわちこれ、とても清々しい結婚パーティーに参列のため。随分大人数が乗船できるのだということに驚きつつ、東京湾に浮かぶ。途中雨模様で、眺めは霞みがちだったが、そんなことはさておき、ほとんど船内の賑やかさに目は在った。テーマは「むすび」だったので、参列者全員での「むすび」もあり、新郎新婦の「むすび」もあり。シンプルだが新鮮なアイデアが詰め込まれたパーティーで、それで清々しく素敵な空気を分けてもらう。そして素晴らしかったのが、新郎のお父さんの長持歌。一同大感激。それにしても……やっぱり雨じゃわいな~
2009年05月31日
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このトリオで聴くのは初めて。宮野さん、よくよくわかっちゃいるけど、それでもやっぱり素晴らしい!!!ろくさんの音と相俟って、なんとも温もりに満ちた、そしてユーモラスな、しかし美しいライブ。On a clear dayクレセンテLove me doワインレッドの心First loveI wanna be with youSo in loveSummertimeI'm lateSomeday my prince will comeイパネマトラベシーアゴジラ海へ来なさいなんといっても、圧巻のゴジラ宮野さんのオリジナルだが、御本人曰く、「今まででいちばんすごいゴジラだった」。ごもっとも。今回は日本語の歌も多く、歌というものについて改めて考える。ライブ前にくぐつ草へ。カレーをぱくついて、買い込んだ本を眺める。何しろ雨がひどくなったので、そぞろ歩きが難しくなったのだ。こんな時間が必要と思う今日このごろ。
2009年05月29日
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えみこさんのワークショップは全国各地で行われているが、都内でも!ということで、初めての開催。しきってくれた人が人も集め、会場も手配してくれたので、ほとんど見てるだけ~という感じで手伝いの手の字にも及ばないものだったが運営側に。会場は着席なら100人収容のところ、定員人数15人で広々と使う。おかげでのびのびと動くことができた。気温も高かったし、陽射しもそこそこ入るところだったので、広いとはいえ、かなり暑く、体をほぐしている段階ではかなり汗だく。ヨガなどを取り入れた、基本的にはボーカリストのためのトレーニングを、ゆったりと進めつつ、一人一人チェックし、丁寧に丁寧に、体を緩めていく。かなりぎしぎし言う。このところずっとおかしいおかしい整体いかなきゃとは思ってたが、案の定からだが歪んでおり、まっすぐ伸ばしているつもりがまっすぐではなく、直してもらう。ふー、鞄変えなくちゃ。最後にはみなのびやかな発声、晴れやかな表情になる。発声については、ほんと、下手なコーラス練習よりはよっぽど効き目がある……で、ハーブティーで一服して終了。遠方から参加した人もいたが、その価値は充分にある2時間だった。その後、麻布十番のオーガニックカフェでぺこ腹を満たす。ついぞ行かないタイプの店だったが、鱈腹
2009年05月23日
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HMVでCDを当たったらライブが当たった。行ったことのないCotton Clubを覗くべく、標題のベン・シドランのライブに行く。時間に余裕があったので、久しぶりに丸ビルでウインドーショッピング。以前来たときと、だいぶショップが変わっている。しかし……ステージ前は首が疲れる・・・しかしベンおじさんは元気。途中から女性シンガー、Joy Draglandが合流。How long has this been going onやOver the Rainbowを聴く。ダイアナ・クラールをもっとすっきりさせたような声。楽器として、好きな声。無駄に力の入っていないボーカルは、心地よい。最終的には楽しくなって店を去る。Ben Sidran(Org, vo)Will Bernard(g)Leo Sidran(ds,wurlitzer)Bob Malach(sax)Moses Patrou(per, ds, vo)Joy Dragland(vo)で、毎度のことながら丸の内でうろうろ。なんだか夜にコーヒーを飲もうと思うと、いつも探しまわることになる。スタバも11時までやってくれればいいのに。10時はいつも話の途中だ。希望を持てる仕事に辿りついた人と話すと刺激が多い。やっぱし動かないとね
2009年05月22日
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新しい職場で歓迎会をしてくださるうどんすきのコース。栄螺やら香魚の塩焼きくらげの刺身やら……しっかり食べたあとに、うどんすき。蛤の出汁もやわらかなうどんすき。〆はそば茶のアイスクリーム。お部屋も瀟洒。久々の贅沢やはり湯島は美味揃い。
2009年05月15日
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みどりの日の恩恵に与る日。前の職場で一緒だった友人と、みどりを求めて出かける。みどりの日は無料開放!ということで、小石川植物園へ。以前来た時はしずかーな感じだったが、きょうは、そんなわけで、人がたくさん。それでも、木がのびのび育っているここでは、それほどわずらわしさを感じない。入り口で、菱膳が売っていた鯖寿司と稲荷の小パックをなんとなく買い、うきうきと門内へ。木漏れ日がこのうえなく美しい。といっても、陽射しはかなり強い。どこからかかぐわしい香りがしてくる……と鼻をひくつかせてゆけば、そこにはアメリカヒトツバタゴが満開に。そのそばには、へたれたような鴨脚樹が。へたれた???と思って名札を見ると、「シダレイチョウ」とある。こいつはれっきとした別種なのだ……あとで「シダレエゴ」というやつも出てきた。ところで、いったい何のためにしだれるのであろう……進化なのか退化なのか。とにかく、そんな具合に、一歩進んでは、「わーこの木」「わーあの葉」「わーきれいな花」「わーへびいちご」とやっているものだから、よちよちしか進まない。途中で寿司をつまみつつ、のんびりとみどりを浴びる。このうえなく楽しいのだ。友が植物に詳しく、いろいろ教えてもらいながら、林の方へ。ちまちま刈り込まれていない大木は、もうそこに一本あるだけで、それを見上げているだけで、豊かな気分を味わわせてくれるが、ここには、そんな木がたんまりあるものだから、これまた、上を見上げては歓声、幹や枝葉を見ては溜息。ありがたいことに、まだ虫がおとなしい時期なので、はしゃげる。ハンカチノキの花は終わっていたが、チューリップツリーは高みで相当咲いていた。かなりの高みで咲いているので最初は気がつかないほどだった。柴田桂太の記念室を覗いたら、大槻虎男先生の文章があった。大槻先生といえば、理科を習った。高校の礼拝で、マナの話をされたが、「これがマナです!」とシャーレに入った蜜の塊を呈示された時のお姿が、忘れられない。藤原三代のミイラを調査した時のメンバーだったはずだ。黴がご専門だったと記憶しているが……柴田桂太の弟子なのだろうか。ところで、桂太は承桂の係累なのだろうな、やはり。そんなふうでのんびりのんびり楽しんでいたら、あっというまに閉園時間に。温室は見損ねてしまったので、次回を期す。みどりに浸った後は、なーんとなく後楽園駅をめざす。途中岡埜栄泉を見かけて、大福を購入。同行の友は「おかの」とじょうよを買い、途中で「おかの」をひとつ分けてもらう。白いんげんの餡の餡巻。で、この豆の味がしっかりする餡がとてもおいしい! 素朴だが上品。で、後楽園駅を経由して、なんとなく東大へ。木のあるところを求めて渡り歩いているわけだ。安田講堂前のベンチでのんびり、楠だろうか、両脇の大きな明るい緑色のこんもり木を眺めて楽しみつつ、語らいの時間。安田講堂の時計が、なんとなく姿にそぐわぬもので、違和感にくしゃみを連発。暮れゆく中、犬が通り過ぎる中、見知らぬおばさんに頼まれて安田講堂をバックに写真撮ってあげたりしながら、語らい。蝙蝠も飛ばぬ夕暮れ。とっぷり暮れて冷えてきたので、撤収して、赤門前のインド料理屋ダージリンへ。以前一度紹介してもらった店で、美味しかった。他の店の記憶は辿りきれず。サグ・パニール好きとしては、メニューにあるだけでも喜ぶ。ここのは美味しいのだ。で、勢いにまかせてシシカバブも。案の定鱈腹。どうしても一歩手前で食べやめられないものか。ジンジャー・マサラ・チャイであったまり、おいしかったのでさらにもう一杯飲み、満足する。ほんとに、みどりの日だったそして、何よりも、みどりの友の幸せをただただ祈るのみ。もはや祈るしかできないのだが……!
2009年05月04日
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本日は、前の前の前の前の職場でお世話になった方たちと、お散歩。とはいっても、年に何度も花見だなんだと出かける顔ぶれなので、こちらは、「連休だから!」を理由におしゃべりの会。が、今回は目的地がいまひとつはっきりしないまま集合。あまりに暑かったので、「志村の生いちご氷が食べたい」の鶴の一声で、目白へ。なんとなく、歩く。そういえば、去年の夏にも食べたっけな。忘れてたけど、もうかき氷シーズン。かしわ餅やら母の日ようお干菓子やらを眺めつつ、二階へ。三階があるとは知らなかったが、三階へ。で、宇治金時やあんずやと悩んだあげくに、やっぱり初志貫徹。いつもと変わらぬ、生いちご氷。いちごの表層雪崩。夕焼けに燃える雪崖のようである。ふかふかの氷と、いちごの香り。やはり、絶品。溶けても、美味しい。九十九餅を求めて店を出る。さて、どうしよう、と、とりあえず椿山荘を目指すことに。気まぐれに学習院を見物、久しぶりに史料館の外観を眺め、これだけは風情が変わらないな、と溜息。副都心線開通のせいか、目白台への道筋はだいぶ雰囲気が変わったような。お店も少し増えたようだし、歩きやすくなった気がする。久々だったので永青文庫を覗いてみたが、はや入場終了時間。ほんの1~2分のことなのでだめもとで聞いてみると、まだ入ってもよいと言う。そこで慌てて入館、見物。カーテンに九曜紋の縫い取りがされているところが、肥後の殿様なのである。緑が多く、落ち着く。以前は気付かなかったが、別館でお茶が飲めるという。これも時間ぎりぎり?な気がしつつ、駆け込み。総理を務めた殿様の焼いたお茶碗で、柳桜園のおうすを。さすがと思うのは、細川家はやはり茶の大名、しゅっとした品の良い茶碗なのだな……と、ここでもゆったり。しかし、よろしいなぁ、悠々自適。さて、新江戸川公園は閉まってしまい、まだ西日というにはやや高めに元気のある陽射しをよけつつ、椿山荘の庭園をうろうろ。とにかくお散歩。大安だから、ドレス姿の花嫁を何人か見かける。けっこう若い人が多い!暮れるのを待って、食べどころを求め、桜エビのクリームパスタを食す。海老の姿がなかったのが物足りなかったが、お庭ロケーション抜群のところで、三重の塔のライトアップを楽しみつつ、おしゃべり。のどかな初夏。
2009年05月02日
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今週は、たまたま以前の職場で一緒だった人と食事をする機会が続く。おとついは帰りに吉祥寺へ直行、暮れるまで中道通り辺りを隈なく徘徊し、木目の美しいお盆と大きいお椀を買う。このところ夜は具沢山味噌汁三昧なので、口が広めのお椀を探していた。薄くて軽いのがあったので、これ幸いと購入。で、シャポー・ルージュへ。旧バンビ。狭い店内ながら、やはり客足は絶えず、そしてバイトの子たちがいまひとつなサービスをしていた(笑)。頼むから、隅っこでバイト同士でじゃんけんぽん!は勘弁してくれ~それでも、ロールキャベツはやっぱりおいしく、ぺろりと平らげる。コーヒーが飲みたくて、くぐつ草へ回り、ゆったりとレアチーズケーキとコーヒーを楽しむ。ただいま休職中の友人は、前の前の前の職場で一緒だった、いつものことながら年下のしっかり者。気が利く、丁寧な仕事をする人なので、ぜひとも落ち着いた職場に行ってほしいのだが……なかなかそうはいかないというのが、このご時世。まだ若いし、焦らず探してほしいもの。で、今日は、前の前の職場で一緒だった2人と。転職したら、いっそうご近所になったので、これ幸いと。東大の比較的新しめのたてものの13階にあるイタリアンの眺めがよいよ、ということで、お邪魔する。なるほど、本郷界隈、遮るものがないので、低層ながら夜景が楽しめる。で、3人で、勢いに任せて食べるわ食べるわ。鴨の燻製、イベリコ豚のロースト、パスタ、ピッツァ、もちろんデザート盛り合わせ。けっこう分量の多いお店だったので、とどめのピッツァは小さめを頼んだにもかかわらず、完全に鱈腹。食いも食ったり。近況を聞くにつけ、なんだかだ平和に仕事をしている部類に入る人たちなので、安心。みんな真面目でよく働くのだ……ほんとにえらい!最近、通勤で本郷キャンパスの新緑を楽しみつつ通過している。イチョウはもちろん、前田家の残り香が妙に懐かしく、ついつい足が向く。今日の会食前には、時間つぶしに、総合研究博物館へ。テーマ自体がジャストだったので、見ておかねば、とは思っていたが、なるほど見応えがあった。維新とフランス。柳北の写真をばっちり拝見。ほー、ここまで芝翫的長顔とは思わなんだ(笑)。写真がかなり出ていたので、これまでお顔を拝見したことのなかった御仁も、ビジュアル確認。田中芳男のコレクションもグー。で、さらに時間つぶしに、菊坂をおり、またあがり、安田講堂前を流し、三四郎池を覗き……と散策路に事欠かない界隈である。
2009年04月30日
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