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私が現在、個人的に株価暴落より怖いものは、今後5年から10年後に私に降りかかってくるであろう子供の教育費です。子供は2人とも小学校で不登校を体験。このまま日本の教育でやって行けるのか?と案じていましたが、現在は学校に適応して楽しく通学してくれているので、職を辞して海外移住しなくて済んだだけましかと思っています。 それでも、近い将来、2人の子供の大学進学が重なる期間は家計のキャッシュフローが赤字に転落しそうな予感がします。自宅から通える大学に入学してくれればまだましですが、2人とも東京の私大にでも行かれたらまずい。 みんなどうやって教育費を捻出しているんだ? というわけで、最近は株資産の一部を取り崩して住宅ローンの圧縮に励んでいました。株価が上昇したら置いて行かれるという"持たざる不安"もありましたが、近い将来の家計のキャッシュフローをできるだけ赤字にしないことのほうが私にとっては優先順位が高かったからです。 結果として今回の株価暴落の傷は浅くて済んだのですが、何が言いたいかというと、個々人のライフプランニングのなかで株式投資の位置づけも違うので今回の株価下落への対応も違って当然ということです。 リスクを大きく取れる人は、リスクプレミアムの分だけ割安になっている株に買い向かえば大きなリターンを得られる確率が高くなります。リスクを大きく取りたくない人は休むのもまたよしだと思います。枕を高くして寝れないのであれば、自分のリスク許容度を過大に評価している可能性があるので自分の方針とポートフォリオを再考するべきだと思います。 嵐の中で歯をくいしばらなくても、生き残りさえすれば、必ずチャンスはめぐってきます。確実に勝てそうなところでまた勝負すればよいのです。 私の場合、99年にITバブル崩壊直前にNASDAQ銘柄で株式投資を始めて約半年で2倍近くに上昇したのが、あっという間にマイナス圏へ。その時は「いったいこの半年、俺は何をやってたんだ?」と思いましたし、その後、日本の割安小型株で盛り返せるとも予想していませんでした。あのままシスコやインテル、AOLなどに投資し続けていてもリターンは知れていたでしょう。 ここから強烈な反騰をするかもしれないので、まあ、戯れ言として流してください。
2007.08.19
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高校時代からの親友がニュー・ヨークに赴任するため、先日、高校時代の同級生たちと送別会を催しました。20年ぶりに顔を合わせた同級生たちは、職業や立場、外見は変わっていましたが、しばらく話をしていると高校時代のキャラクターが蘇って来ます。 高校時代に真面目一筋だった某君は、20年経ってだいぶクダケていましたが、これがまた笑えるぐらいに真面目一筋なコワレぶり。 昔シニカルだったやつは大分柔らかい風貌になったなと思いつつ、話してみるとやっぱりシニカル。 人間、変わらない(変われない?)もんなんですねー。 そう考えると投資の運用スタイルも、これから20年経っても人それぞれ、たぶん大きくは変わらないんでしょうね。私も20年後にもやっぱり割安成長株に投資していると思うし。全額、債券での運用なんて、どう考えても自分の性格的に無理っぽい。
2006.02.25
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最近、ブログも投資の勉強もだいぶサボってます(^_^i)自分の中の優先順位として1.人生を楽しむ2.家族3.仕事4.投資・・・ブログという感じなので、ブログも日記がわりのメモ程度で書いてゆきたいと思います。
2005.09.22
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何のために資産を貯めるのかを考えると、将来自分の好きなように使える時間を貯めているのかなとも思える。金融資産を自分の年間生活費で割れば、生活費を稼ぐための仕事をせずに何年自由に暮らせるかがわかる。旅行やレジャーもしたいからその分は生活費を多少多めに見積もる必要があるだろう。 株式投資の場合、企業が利益を内部留保すれば、理論的にはその分だけ株価が上昇して行くはずなので、持ち株のルックスルー利益が必要生活費を上回れば大丈夫そうだが、安全域を考えるとルックスルー利益が生活費の倍ぐらいを目標にすればいいのだろうか? 不動産投資だと目に見えるキャッシュフローが自分の手元に入ってくるが、株式投資だと利益がすべて配当として還元されるわけではないので今ひとつイメージしにくい。 時間も金銭と交換できる資産だと考えると、趣味を生きがいにして残りの時間でアルバイトしているフリーターは実は資産家? 何年も先の自由時間も大事だけれど現在自分が使える時間をどれだけ有意義に使っているかも重要な気がしてきた。仕事を楽しんでいるか?家族と十分に向き合っているか?反省すべき点は多い。しかし、すべてのことに全力投球して燃え尽きてしまうのも怖い。優先順位を決めて自分にとって最も重要なものからエネルギーを配分するのが良さそうだ。 自分にとって重要度の高いものは、自由時間?、家族?、仕事?、お金?。もう一度考えてみようっと。
2005.01.25
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バフェットのような大金持ちになれなくも常に合理的でありながら、ユーモアとウイットを忘れない。他人の言うことに惑わされずに自分の信念を貫く。前向きに、正しい指針を持って自分の仕事をまっとうする。正しい経営を行う企業を応援する。自分の失敗も素直に認める誠実さを持つ。そんなバフェットのような人間になりたい。
2004.12.08
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小学4年生の息子が、生活科か総合学習で「将来なりたい職業」をクラスメートに聞いたそうだ。女子の半数以上が「パティシエ(洋菓子職人)」を挙げた。これは理解できる。 私が専門職のせいか、どうにも違和感を感じたのは男子の半数以上が「普通の会社員」と答えたという点である。息子も「会社員って、だから、どんな会社のどんな仕事をやる人?」と聞き返したが、「だから、普通の会社員だよ!」で話が進展しない。 息子が先生に「みんな会社員って答えて、どんな会社の会社員か言ってくれないんだよ」と訴えたらしいが、先生も「会社員って言うんだから、普通の会社員じゃないの?」と簡単に流されてしまったらしい。 我が家で子供と会話していて「将来は会社員になりたい」と言われたら、「会社員って言ったって、車を作る会社の人もいれば、家を建てる会社の人もいる。実際に車を組み立てる人もいれば、車を売る人、会社のお金をあずかる人もいるんだぞ。」「お前は何の会社でどんな仕事をしたいんだ?」という会話になるはずである。 多くの子供たちが「自分のお父さんは会社員」ということだけ知っていて、お父さんが「どんな会社で何の仕事をしているのか」を知らないのかもしれない。ひょっとしたら、お母さんたちも自分の夫が会社の中で何をしているのか知らないのではないかと疑い始めた。だって、お母さんが自分の夫の業務内容を知っていれば、子供に「お父さんは会社では○○の仕事を一生懸命しているのよ」と言うはずである。それなら子供たちから「普通の会社員になりたい」という言葉が出てくるはずがないと思われる。 私が会社の人事担当者で中途採用者の面接をするとして「今までどんな仕事をしていましたか?」と聞いたとする。「いやー、普通に会社員してました」と答える応募者がいたら、たぶん一発で落とす。 子供を塾にやって勉強を詰め込む前に、お父さんの職場見学でもさせたほうがよっぽど子供の将来のためになる。 なれるなれないはさておき、うちの息子のなりたい職業は「ロボットを作る人か、実験をする人。テレビ番組を作る人とか、小学校の先生もいいな。」であった。
2004.11.28
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私はリビングからテレビをどかしたことにより、ほとんどテレビを見ていません。このプラス面・マイナス面について考えてみます。 マイナス面としては、世の中のニュースについて行けなくなる、オリンピックや野球の日本シリーズ、イチローや松井の活躍などを見る機会を失っている、程度でしょうか。仙人みたいで面白みのない生活と言われれば確かにそうかもしれません。 プラス面としては、毎日1-2時間は浮かせられるのでこの時間を読書や映画を見たりすることにあてられます。 そして、何といっても世の中のネガティブなニュースから自分の感情を守ることができるというのが私にとっては大きいです。テレビを見ていると、毎日、殺人やら幼児虐待やらネガティブなニュースが飛び込んできます。これによって、自分の感情にもマイナスの影響が出てしまいます。コメンテーターたちが勝手な憶測で事件の背景について意見を述べていますが、詳細な情報に基づいた意見ではありません。 誰かが、現代人の多くを支配しているものとしてテレビを挙げていましたが、確かにテレビは政治家以上に我々の生活や感情を支配しているかもしれません。バリュー投資仲間yotsuya67さんもテレビはあまり見ないそうです。
2004.10.21
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世の中には無能な人間があふれかえっています。「うちの課長、使えねえよ」「えっ、それなら俺のとこの部長のほうがすげえぜ。どうやったら、あんなくだらねえプロジェクト考え付くんだ?」 どうしてこんなことが起こってしまうのでしょう? この理由をユーモアたっぷりに解明してくれるのが「ピーターの法則」です。■階層社会では、人は有能な間は昇進を続ける。昇進して仕事が変化した結果、無能になると昇進が止まる。■その結果、やがて階層社会すべてのポストは職責を果たせない無能な人間によって占められてしまう。つまり、昇進という「成功」をおさめた人は、最終的には「無能をさらけ出す」ことに甘んじなければならないというのが「ピーターの法則」の要点です。どの著作かは忘れましたが、藤原和博氏の著書の中で触れられていて気にかけていたのですが、この前ブックオフで見つけて購入しました。では、仕事は誰がやってくれるのでしょう?■仕事は無能レベルに達していない者によって行われる。 ですから、あなたの上司が無能なのは仕方のないことなのです。見当外れの指示を受けても「はい、わかりました」といったんは引き受けて、あなたが正しい仕事に修正してあげましょう。「やるべき仕事」と「やると会社にとってマイナスになる仕事」も、きちんと選択してあげましょう。どうせ1週間もすれば、あなたの無能な上司は、あなたに指示した内容を忘れてしまいます。 ピーター博士は「創造的無能」という生き方も提唱しています。自分がもっとも有能でいられる地位を得たなら、意図的に無能を演じてその段階で昇進を止めてしまえばよいのです。 私の数少ない観察によれば、名古屋周辺の代表的お値打ち株投資家たちは、身だしなみを見る限り、すでに「創造的無能」の境地に到達しているようです。 実は、私も「ピーターの法則」にはまって無能をさらけ出したことがあります。 それは、大学で助教授に昇任したときにやって来ました。医師・研究者としては無能レベルには達していないと思っていますが、事務仕事が本当からっきしダメなのです。 まわりの人からは「昇進おめでとう」と言われましたが、私の心はブルーでした。助教授になると、「役にたちそうもないけど隅から隅まできちんと体裁の整っていなければならない山のような書類」や「出席しても眠たいだけの数々のくだらない会議」が待ち受けています。その結果、それまで最大の楽しみとしていた実験の時間が大幅に削られてしまいました。 もし、間違って教授になど昇進してしまったら、秘書を1人つけてもらえますが、それでも、ますます書類や会議の処理に忙殺されてしまうのは目にみえています。あー、お先真っ暗! 大学教授への昇進を夢見る人は、その仕事の大半が非生産的なものであることを覚悟しておく必要があります。 現在はクリニックでの事務仕事のほとんどは事務職員がやってくれます。大学を飛び出した私は自分の無能を自覚せずにすみ、ハッピーな状態にあります。 大学教授への昇進も、もしあなたに勇気があり「雑用は部下に丸投げ」の術を簡単に使いこなせるなら、悪くはないと思います。ピーターの法則 創造的無能のすすめ ( 著者: ローレンス・J.ピーター / レイモンド・ハル | ...
2004.09.30
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■「あの人たち、ほんとうに億万長者ですか! そんなふうには見えないじゃないですか。着ているものも、食べものの好みも、立ち居振る舞いだって。名前からして億万長者っぽくないじゃないですか。もっと億万長者らしい億万長者はいないんですか?」 (となりの億万長者) 昨夜は、我が家でマネーマスターのしんさん、4Uさんと飲み会を開催しました。4Uさんとは今回が初対面でした。しんさんは、バリュー株投資のセミナーDVDではかなりバリッとした格好をしていますが、普段はかなりラフな格好をしています。 今回も、しんさんも4Uさんも、そして私もちょっと襟首の伸びたTシャツを着てのご対面。どう見ても3人とも、数千万円の自己資産を運用するバリュー株投資家には見えないと思います。その辺の居酒屋で飲んでいてもフリーターのお兄さん・おじさんたちの飲み会にしか見えないでしょうね(笑)。 3人とも倹約家で、経済的合理性を大切にするというのが共通点でしょうか。「宝くじはお金のムダ」「錦(東京の銀座みたいなところ)の高級クラブでお金を払っているのに、女の子に気を使って話を合わせなければいけないのは経済的合理性から考えて割りに合わない」ということで見解が一致しました。 まだ3人とも億万長者にはなっていませんが、何年か後には1億円プレーヤーになることを誓いあったのでした。もっとも、妻には小学生の男の子たちがカード・ゲームの自分のカードを見せ合って喜んでいるようにしか見えなかったみたいです。
2004.09.19
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今日は、休みだったので妻と一緒に近くの屋内プールに水中ウォーキングに出かけました。仕事や子供に振り回される毎日なので、たまには夫婦でとりとめもない会話をしながら水中を歩くのも良いものです。プールからは屋外のきれいに手入れされた芝生が目に入ります。 余談ですが、庭に芝生や植木を植えてみて、自分が植物についていかに無知だったかを自覚しました。また「世の中にはこういう自分の知らない世界があったんだ」、「植物も奥が深い。勉強すれば面白いことはたくさんあるんだな」とつくづく感じています。 『処生術』は、リクルート社のエリート社員から東京都で初めての民間出身の中学校長へと転身した藤原和博氏の処女作で、私の愛読書でもあります。「処生術」"Art de Vivre"とはフランス人の生活信条で、フランスの若者に言わせると「何よりも生きる事を楽しみ日常の平凡さから抜け出る知恵です。ご婦人に道を譲りながらその服装や髪型を褒めることや、料理を楽しむために美しいテーブルクロスを選ぶことも入ります。」となるのだそうです。 私は、折に触れてこの本を読み返しては自分の生き方を省みる機会をもらっています。同書のなかで、氏は「あなたの人生のオーナーは誰ですか?」と問いかけてきます。投資においても、我々は自分の人生の主人公になるために投資するのであって、世の中に氾濫する経済情報に振り回されるために投資をしているわけではないということを肝に銘じなければなりませんね。その点、バリュー投資は、一度銘柄を決めてしまえばあとはかなり暇なので、他の投資法よりは有利かも知れません。 同書に影響されて、新聞をとるのをやめテレビも居間からどかしましたが、インターネットに費やす時間はなかなか減らせません(苦笑)。まあ、インターネットは情報を一方的に受け取るだけではなく、自分からも発信できるという利点はありますが。
2004.09.10
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今日は私の「研究日」。勤務医の場合はたいてい、週に1日「研究日」をもらえます。その名のとおり大学に研究に行ってもいいし、他の病院に新しい医療技術を習得しにいってもよい。はたまた、家でゴロゴロしていてもいいし、大挙してゴルフに出かける医師たちもいます。まあ、ゴルフしててもゴロゴロしていても「人生の研究」を多少なりともしていると言い訳はできます。 大学から離れた私は、大学に研究に行く必要はなくなったので、最近は家の庭木や芝生の手入れをしたりして過ごしています。 今日の研究日は、楽天でホームページの作り方を覚えてしまったので、自分の勤務するクリニックのホームページを作成して過ごしてしまいました。外来で患者さん診ているより疲れた! 「ナマケモノ医師」を自称する私が、こんなに「ワーカホリックな研究日」を過ごしてはいけないと自戒しつつ、早くクリニックのスタッフたちに見せて自慢したいと思う自分に苦笑。
2004.09.03
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米国留学中に中国人の同僚が言った言葉です。同僚「日本で医院を開業するのにはどのぐらいかかるんだ?」私「知人の話だと、建物や医療機器なんかを入れると、軽く1億円は超えるらしい。」同僚「1億円? そんな金があったら何で仕事をするんだ? 俺だったらリタイアするぞ。」私「・・・・」当時、私の留学中の給料が年2万3千ドル(約230万円)でした。このころ、アメリカの優良な投資信託のリターンは年利10~20%あったと思いますから1億円(100万ドル)あれば、年間10~20万ドル(1000万~2000万円)の収益が得られたことになり、税金をさしひいても優雅な生活が送れる金額ですね。今、思い返せば、この中国人同僚の言葉が私にアーリー・リタイアメントを意識させた最初のきっかけかもしれません。
2004.08.16
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村上龍氏の「おじいさんは山へ金儲けに」で、「時として、投資は希望を生む」と副題がついています。欧米では、若いうちにしっかり稼いで、アーリー・リタイアメントする人が多くいますが、日本では大橋巨泉さんの例ぐらいで、あまりブームにならないのは何故なのでしょう。仕事をせずに不労所得を得るというのは、日本人の美意識には合わないのでしょうか。 医者仲間でも「一生仕事を続けたい」という人もいますが、むしろ「開業時の借金を返すために働いている」という人も多いようです。これでは、仕事につながれた奴隷です。私も医師の仕事自体は好きなのですが、なかなか自由に休みをとれないのが難点です。 投資によってアーリー・リタイアメントの希望を見い出すために、数年前からバリュー株投資を始めました。こんなdelamoneyの徒然日記です。
2004.08.15
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