品川ダイヤモンドバックス

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2006.11.19
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カテゴリ: 草野球 日記
阪神・藤川球児投手(26)が18日、退団騒動の渦中にあるジェフ・ウィリアムス投手(34)について「いてもらわないと困る」と阪神残留を強く望んだ。契約交渉の難航が伝えられることに「ジェフが吹っ掛けているわけではない」と全面擁護。鉄壁のリリーフ陣を支えた盟友のこれまでの功績を称えながら、1日も早い騒動の解決を望んだ。

悔しさ、悲しさ、やるせなさ…。あらゆる負の感情をにじませながら、守護神がつぶやいた。
「ジェフはずっと『残された野球人生をタイガースに捧げたい』って言ってたんですよ」。力を合わせて常勝阪神を作り上げようと誓い合ったのは、つい数カ月前の話。なのになぜ…。突如巻き起こった盟友の“契約騒動”に、球児は思わず天を仰いだ。

中継ぎ陣の精神的支柱とも言える助っ人左腕。「僕もどれだけ世話になったか分からないし、いろいろ勉強させてもらった。もしいなくなったらと思うだけでゾッとします」。ジェフ不在で戦うペナントなど、球児には到底考えられない。

契約交渉の難航についても「ジェフが吹っ掛けてるわけではない。来年も気持ちよく阪神でプレーしてくれることを望んでます」と1日も早い騒動解決を願った。

エース井川は海を渡る。この上、ウィリアムスという無二の相棒を失えば、球児自身の投球にも影響を及ぼしかねない。鉄壁の中継ぎ陣は、誰もが認める猛虎の屋台骨。その崩壊はチームそのものの壊滅を意味するだけに、ナインに与える不安も甚大だ。

「将棋に例えるなら、ジェフは『金』なんです。守りの要なしでは戦えないでしょう」。心の底からジェフの去就を案じる球児。
古来言い伝えられる、有名な格言がある。
金なし将棋に、受け手なし-。





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Last updated  2006.11.19 12:33:00


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