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トイモイ

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2007.11.18

昨年だったか、私は、取材の為、メイド喫茶に行ってみた。そこに１０数年ぶりに発見したのが、交換ノオトである。何故か、メイドのウエイトレスがいろいろ、返事か何かの書き込みをしていた。静かな空間だった。
　１０数年前、学生の頃、もうそこでしか見なかったが、大学前のある喫茶店（現在もう潰れた）にノオトがあった。とりとめのないことがいろいろ書かれていたが、あるつまらない一文があった。
「マリファナ・・・あれ、いいですね・・・」
その下に、意味なくゴールデントライアングルを書いておいた。
　前置きは、そうとして、中学校の時は、実は、何を隠そう、男女７人・・・では数が合わないな、男女６人交換日記をしようということになった（恥ずかしい）。しかし、中学生なるもの、結構、嬉しい、いわゆる天にも昇る気分であったのかも知れない。しかし、その交換日記は何故か２周目回ってくることはなかった。何故か？それは秘密だ。
　前々置きは、さておき、中学校の修学旅行先の一つとして、雲仙があった。しかし、２０十数年ぶりの記憶は、依然として、曖昧であり、正しかったのは、写真の中にある風景だけであった。一番大きな違いと言えば、方向である。今日、歩いてみて、私が昔、歩いた方向が違うのだ。真知子岩の方角も違った。私がやはり覚えていたのは、先導してくれたアラレちゃん似のバスガイドと、柵のある道だけであった。臭いは、一番記憶に残るが、それは、臭いの器官だけが脳と直結しているからだと言われているが、温泉硫黄の臭いは、散々、慣れているので、雲仙を思い出すということもなかった。雲仙には、どこか大規模なホテルに泊まったはずなのであるが、それも思い出せない。

入り口、誰もいない（入り口は多くあり、勿論、一方通行でもないので、出口からも多くやってくることがあとから分かる）

九州に行けば、どこでも観光地はそうだが、韓国人が多い。団体の殆どが韓国人であったように思えた。

モウひとつ、思い出した。確かに温泉たまご、当時も売っていた。温泉たまごという存在を初めて知った。

それから、当時、硫黄の大量摂取もはじめてだったのではないか。臭いで何も思い出さないと書いたが、今思い出した。「オナラ」だ！

地獄は地獄でも、やっぱり、はっきりいって、大分の鉄輪地獄の方が断然面白いというのは、仕方ない。別府温泉ではないが、別府温泉は確か湯量が日本一ではなかったか？

今日から急に寒くなったとの報告を受けたのだが、それでも、歩いていると汗ばんでくるのであった。

真知子岩。「君の名は」映画。おばさん3人が「今は若い人は知らんやろねー」と言っていた。松竹で映画化された際は、主人公のショールの巻き方が「真知子巻き」と呼ばれ、女性の間で流行。これは、撮影の合間、岸恵子（主演）があまりの寒さにショールを肩からぐるりと一周させ、耳や頭をくるんでいたことによる。この姿はカメラが回っている時にも使われることになり、「真知子巻き」が誕生したということなのだ。