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2020.09.25

ゴーツーサイチャレンジキャンペーン　与論島の涙

(2)

カテゴリ：カテゴリ未分類

１年半前に行った沖縄北端とか、伊江島とかがまだ見えているが、与論に近づく。

観光大盛り上がりは２回あったのかも知れない。沖縄が復帰するまで（１９７２年）の日本最南端の島ということと、ﾊﾞﾌﾞﾙ時代か。なんか、俺の妹も行ってた気がする。ナンセ鹿児島から６００キロ離れているが（東京大阪ぐらい）、沖縄からは２０キロの距離である。

というか、盛り上がりは、７０年から沖縄が整備されていくまでの８０年頃までか。うーん、そのあとも９０年頃までは続いてた気がするけどなあ。

５０００人の島に１９６０年代は５０００人から１万人、それが７０年代は年間１５万人来てたという。２０００年には５万人、今も資料をあたると、そのくらいか。最盛期の３割ぐらいか。知り合いの知り合いに与論ファンがいるようだが、まわりに、与論に行った人はほぼいない。沖縄はほぼ百パーだ。沖縄が観光化されたら、飛行機も東京大阪から飛ばなくなった今は、そら減るやろな。

周囲２４キロ。コサムイみたいなもんかね。

与論が見えてきた。那覇から５時間。

与論港に到着。

観光ホテルは２００９年に廃業して放置プレー状態だと。

かつて、まっすぐ歩けないと言われたほど賑わった与論銀座通り。中央通り。

ホテルではプリシアリゾートホテルだけが、リゾートホテルで唯一の勝ち組のようで、満室であった。

バブル前夜の若者たちにとっての憧れの地“三大summer聖地”とは、「与論島」「清里」「新島」であった。それほど、ここは危ないところやった。

７０年代までは別にして、覚えている８０年代まで何でこの島流行ってたんだ？沖縄返還まで「日本最南端の楽園」「日本のハワイ、グアム」などいわれ、多くの観光客が訪れた。1972年沖縄返還後、沖縄開発が本格化。石垣島まで航空機が就航したころから、与論島は「南の最果て」としてのお株を奪われ、客足も遠のいていった。こいつはやばい、与論島では官民一体となって「若者客へのアピール」。土産はポップデザインさに、若者に受けそうなトロピカルスタイルのショップや飲食店開店、そして「スカイラブ」「エデン」「サザンクロス」といったディスコ、島は、「海に囲まれた南国東京」と化していったのであった。それでツアー会社が乱立し（よくパンフ目にしたわ）乱れ、ムチャクチャになったようだ。