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2021.03.01

飫肥のスーパーとむら様　日南の佐藤家さま　ありがとうございます　安全神話は現実に　2021.02　鹿児島宮崎に渡る旅路

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まるで一国一城の主佐藤邸

スーパーとむら飫肥店で、アルコールとつまみを順調に購入、袋いりますか、いりませんバッグありますから。

そして、宿泊先にチェックインする前に、地元のくるくるまわる鮨屋（はま寿司）を発見したので入ろうとしたが、並んでいたので、1秒で断念。

仕方ないので、近くのジョイフルでうどんすき焼きを食す。九州をメインに頑張っているジョイフルであるが、現在急速に店舗を鋭意閉鎖中。応援副団長として、種子島、宮古島に続いて３回目の訪問となったのである。この8か月で3回目である。

そして支払いしようとしたら、財布がない。車に忘れたと思い、車を探すがない。何にもない何にもないただ北風が吹いていた。とりあえず、そこはカードで払っておいた。カードケースとパスケースが別なものでカードはあったのだが、いつも使っているメインのプラチナ（ではないけど）カードは財布のほうに入れていた。止めるべきかどうかであるが、どう考えても袋はいらん、で財布を横に置いて、酒を大切にかばんに入れて、財布をかばんに入れるのを忘れたとしか考えられなかった。

あとは、スーパーから出て車までの2，30メートルに落とす、それなら音がするだろう。車からジョイフルの席までの間に落とす、それなら音がするだろう。確かにウォークマン時代から始まった歩きながら音楽聞くニューカルチャー、耳が遮断されるから確かに安全に問題がある。国防ならぬ自分防に問題があるので、長い間歩くときはイヤホンしてないしな。次イヤホンするのは補聴器の時やな。

まあ、それで、今日の宿泊先は民泊である。どうやら日南には５６の民泊があるようだ。「まるで一国一城の主佐藤邸(97㎡)」に気をとられてついつい予約していたのである。分からないが、多分5人部屋が一つであり、何人で使っても同じ料金のようだ。

予約したら、ショートメールみたいなのが来て、着いたら連絡ください、駐車場案内しますとのことだったので、電話したがでなかったので、直接ピンポンしたら、おばあちゃんが顔を出してくれた。遅いから来ないのかと思ってましたと心配していたようだが、既に部屋は暖かく暖房してくれており、実は遅くなったのは財布を落としたようで、でも、多分、飫肥のスーパーとむらのカウンターで忘れたと思います、気が付いて電話したのですが、スーパーの時間は終了してましたので、明日開店時に行ってみます。あ、そんなわけで、今、お金ないんで今払えないのですが、もしスーパーになかってもカードはあるので、コンビニでおろして必ず明日払います。それでいいでしょうか。そりゃいいですよ、でも今お金ないんでしょ？いくらかお貸ししますよ。いやいや、恐縮です、でももう外に出ませんから、ご心配なく。ありがとうございます。

明日、息子と一緒に飫肥店いかせましょうか。いえいえ、一人で大丈夫です。とにかく、荷物はまとめておきますので、もしチェックアウト時間超えましたら、荷物を外に出してもらって結構ですので。
明日の朝に必ずお支払いしますので、申し訳ありません。いや、それより、心配ですねえ。いえいえ、私の不注意ですから。分かりました、ごゆっくり、台所、冷蔵庫はご自由にお使いください、風呂、トイレはこちらです。

何だか酒が進みなくなってしまい、買い足しにいくかでもコンビニまで700メートルか、あ、財布ないか、あ、カードあるか、あ、でも遠いな、あ、冷蔵庫に1人1本ペットボトルの水サービスですと書いてあったが、1本って、うわ2リットルや。思わず、酒飲んだ後1リットルの水を即座に飲んでしまう。そんなわけでトイレに夜中何度か行ったのだが、財布のことが気になり、9時スーパーオープンなのに7時に起床してしまう。風が凄い、何故か風が強くて、飛行機飛ぶのかなあとか、関係ないのに心配になる（結局、口永良部島が噴火しそうになり、午後からも心配になる）。

そんな訳で8時過ぎにスーパーに向かう。日南から飫肥まで10キロないくらいである。オープン前であるが、準備中の人にガラス越しに手を振る、おまえツレか、という感じである。若人が気が付いてくれて、出てきてくれ財布に事と、本人であることが分かるように、中身に何があるか書いたメモを渡した。彼は奥に入っていく。するとおばちゃんが、9時からなんですよ、とまた出てきて、いや、昨晩財布わすれましてというと、ああ、という顔をしたので、やったしめしめ、光明て感じがしたのであった。

財布はあった。あー。よかった。しかし、今日の出発予定は6時であったが、3時間遅れで、いろいろ行先は省略となり、ショートカットで空港に戻ることになるが、まあ、そりゃしゃーないかということである。
宿泊先の佐藤邸に戻ると、おばあちゃんは我が子のように胸に手を当てて喜んでいただき、息子もやってきて、僕も2，3回旅先で落としたことありますよ、よかったです、とのことであった。10時のチェックアウトまでゆっくりされますか、と言われるが、もう出ます、ありがとうございました、といい出発したのであった。

よくネットで日本の感動物語で、財布が戻ってきたというのがあるが、確かに海外で財布落としたらもう諦めるしかない。今のところ、私は海外では引き締まっているので財布は落としたことはない。盗まれたことしかない。おれも財布は2回ぐらい拾ったが、確かに届けた。そういえば、2，3年前もトイレで拾ったが、もしかして戻ってくるのではないかと思い、5分程待っていたら、困った顔したサラリーパーソンがやってきたので、声を掛けた。そしてあなたのお名前は？と確認して、中身をみた名前と一致したのでお渡ししたなあ。まあ、それ以上だったら警察に渡していたんだろうなあ。まあ、確かにカネより、それ以上のものの処理が大変やからなあ。盗られたときも、カード止めたり、免許証再発行したり非常に面倒やからなあ。いやはや、みなさんありがとうございました。おわり。