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2018年09月27日

伝わる話し方

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テーマ：平成１３年産まれの子の話(880)

カテゴリ：昔の人と今の人

昨日、小学校で運動会の予行らしきものが行われているのが聞こえてきました。

毎年のことなのでわかり易いのですが、
そして内容が運動会なのでこちらにもわかり易いのですが、
“段取りを説明する先生が下手”　なことがあって。

６年生にはわかるかもしれないけど、１年生にはわからないです。　たぶん。

低学年には教室で、あらかじめ、担任の先生がわかりやすく説明を済ませてきたのかもしれません。
それでも・・です。　　

なので、
たまに、すごいわかりやすく説明されてる先生がいると、
おお！わかりやすい！　と思います(^o^ゞ　(余計なお世話な地元住民ですいませーん)
だって、運動場がここから見えなくても、状況が想像できるんです。　

伝わる話し方ができるのとそうでないのと、
すごい大きいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・

それはさておき、
一昨日、高２の娘が「今日の学年集会で・・」　と、

学年主任の先生が半ギレで言い始めたことに対して、
生徒が、「それは違うんじゃね？」　と、ざわついた、という話だったんですが、

娘の話から私が思ったのは、
先生が言うことはわかるし合っている。
私は大人だから、
「ああ、この先生は、伝えたいことを、“伝わる話し方”　ができないばっかりに、
逆に反感を買うはめになっちゃってるんやな～」
と、一歩下がって見れますが、
生徒たちは直接言われている立場なので、ざわつく。

で、先生は、
「そこだ。君らがわかってないのは。」
と、さらに熱くなる。みたいな。

１つのことを伝えるのに、
手段や言い回しは１つではなくて、それぞれが、どの場面で有効に使えるか？　みたいなことを、
きっと、教師になりたての頃はいろいろ悩んだことと思うけど、
ベテランな年齢になって忘れてしまって、

“自分の言うことは正しい”
“こっちの言うことを黙って聞け”
“なんで、言うことが聞けない？”
に、終始する日々になっちゃってるんだろうなと想像しました。

現場はそれどころでないのかもしれませんが、
せっかく伝えたいことが
自分のまずさで、
伝わらないどころか反感を買う結果にしかなっていない・・とすると、
改めるのは生徒より先に、先生じゃないのかなと。

娘も、“ざわついた側”　の受け取り方をしていたので、
言い方を変えたバージョンで説明してみると、
「なるほどー」　と言っていたし、

高校生って、昔よりいろんな勉強をさせられているから賢いけど、
やっぱり高校生は高校生で、
そういう生徒が大部分であることを、少し頭を冷まして、

学年集会でせっかく大勢を集めて話すんだから、
この代は、話のわからないヤツが多過ぎる、みたいな捉え方でなく、
“もしかして、自分の話し方、まずい？？？”　
ぐらい思える、謙虚さの残るベテラン教師であってくれることを期待します。

娘が(笑)
「ママって、今やから、こうして私に解説するだけで気が済んでるけど、
きっと昔、小学校でこの件を知ったとしたら、間違いなく連絡帳に長々と書いてたんとちゃう？」