FP&IT事務所 DONAKUMACOMMIT 楽天出張所
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
2004
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
8月10・11日 宇天那カンパニー第12回本公演 奇跡の人~ヘレンケラー・愛の光 (場所:福生市民会館小ホール)をご観劇いただきましてありがとうございました。宇天那カンパニーは、昨年夏のモモ以来、今年4月の芸術祭第1回コンサート クラシック&モアでは、長年所属しているメンバーのような振舞いで出演する位(笑)、公演(クローズドを含め)の度に出演が続いています。今回は当初、スケジュールの関係で、裏方での参加を予定していたのですが、医者(実際には松浦友哉さんが演じました)をやる予定だったが、ジェイムス・ケラー(ヘレンの兄)がなかなか決まらなかったので、代役をやってた流れもあってジェイムズをやることになりました。ただ、7月中旬に新型コロナに掛かり、おそらく稽古を当日病欠したのは、初めてだったと思うが、それぐらい辛かった。宇天那カンパニーは基本的に土日を稽古日に充てているのだが、休んだ1週間後の稽古も体調が良くなかったが、稽古も終盤であることや、衣装小道具当日パンフレット撮影など滞っていることもあって、無理無理稽古場に向かって、稽古までしっかり?やった。体調そのものは、少しだけ回復に向かっていったが、喉だけは、回復が凄く遅れ、小屋入りしても咳が止まらない状態…、しかも小屋入りした日は、体調もテンションも低い状態…、ゲネプロ大丈夫か?本番大丈夫か?という状態。でもとりあえず、声は通ってたらしいからその点は一安心だった。(声を出すために四苦八苦したけれど)今回、一番つらかったのは、喉と体調がベストでなかったこと…で、ご迷惑をおかけしたことでした。注意しても、崩れる時は崩れるんだなぁ…。ジェイムズ・ケラーという役ヘレンの異母兄弟の兄で、皆がヘレンばかりにかまうから、ヘレンに対して嫉妬と嫌悪感を持っている。もっと、自分にも注目してほしいと思うが、父のアーサーの力が強くて、なかなか言い出せないでいる。思春期のジレンマ的な役。私自身、ちょっと似たような境遇であったけれど、もう遠い遥か昔の話なので、どうだったんだろうと思いながら、役作りをしました。演出からのオーダーで、姿勢や台詞をもっと若々しく、というがあって、台詞については、少し早めでかつキーをいつもよりも高くするように、姿勢については背筋を伸ばし、足をそろえるというのを心がけました。あと、オーダーの中に、肌艶も若々しく…という無茶ぶりがあったけれど、一応、メンズ洗顔を2種類を使った...まぁ流石にほうれい線までは消せなかった(笑)ジェイムズは当初、ヘレンに嫉妬するとともに、父の壁を越えられないでいたが、アニーの頑張りに嫉妬しつつも、いつのまにか敬意を抱くようになり、ある機会に父に初めて本音をぶつけます。義理の母のケートは(多分)ジェイムズのことを快く思ってなかったけれど、成長しようとする姿を見て、応援するようになる。ジェイムズの「友達なってくれますか」に対して「最初からそのつもりよ」と返したことで、ジェイムズは自信を持つようになります。(表現できたかはびみょーだけど)だから、最後、初めて父に反発します。ドキドキしながら。その姿を見て父は(多分)嬉しかったがそれを素直に表現すると威厳が崩れそうになるので、威厳を保ちつつ皆に席に戻るように指示します。…ってな所を、本当はもっとクローズアップできれば良かったんだけれど、まぁアニーとヘレンのシーンが圧倒的だったので、なかなか難しかったのかな(体調不良もあって)とこの部分は後悔しています。とはいえ、色々キャラを活かすためにちびまる子ちゃんに出てる花輪君に嫌味チックなスパイスを加えた振舞いを入れたり、最後の方は良い人にキャラ変してたりして、私なりに挑戦はしていました。台詞を入れることについてまぁ、毎回てにをは的な細かい所の覚えが違ってたりして、稽古場でダメを出し切れば良かったけれど、本番でもちょいちょい違うことをいってたりする(アルファベット⇒綴りなど)。でも、世界観とテンポ、相手役のリズムを崩さない…これは維持できたかなと思います。今回は、急な台詞変更もあったけれど、なぜかそれがしっくり入った。多分、そういう心情だったので、すんなり入れたのかもしれません。でも、こわいよ~奇跡の人全般を通してまぁ、アニーとヘレンのシーンの激しさ、アニー(桜和那さん)の台詞と他の役との絡みの多さ、ヘレン(高階奏さん)の振舞いの難しさとあばれっぷりの激しさ…、いや、多分、私がこれまで参加した演目の中で、難易度はトップレベルで、しかもアニーの場合は、相手役は私のような癖のある人などもいて(アーサー役の草野智博さんのように安定した演技をする人もいるが)、それも大変だったと思います。アニーとヘレンは手話も勉強していたようで、それも含め心から敬意を表します。多分、これまでの役者仲間でアニーとヘレンを出来る人って…思いつかない。それぐらい凄かったと思います。それをいうと、学校での盲目役の女学生も難しさと怖さもあったと思います。ひょっとしてジェイムズが一番楽だった?…かもしれません...そうそう、今回、私のサイト、問合せ&予約のページを少しリニューアルしたら、なぜか知らない人からの予約が3件も入った。これについてはちょっと分析をしておこうと思います。まぁWEBマーケティング論の講師もしてるし、某ネット証券時代には広報もしていたしね。最後に座組について、軍司智美さんは、OHANAの11匹のネコとバンクバンレッスンで共演してた人で、高階奏さんがぜひ声掛けて~って嘆願してたので、お声がけしました。彼女的には良かったんだろうか…とちょっぴり気にしています。松浦さんは、初めてですが、転換場面や大道具などで張り切ってくれました。あぁ良い人なんだな…それが芝居にも出てたように思います。沼野紅葉さんは、最年少…最初は遠慮がちだったが、本番が近づくと、ぐいぐい来るようになった。ジミーサリバンはちょい役なのに、そのちょい役が難しくて大きな意味を持ったりするが、見事にこなしてたと思います。あとは…いつものメンバーなので気心も演技も知れてるので、私が偉そうにコメントすることもないでしょう。香かおりさんなんて、もう6回も共演しているし…(ブンナの時のヘビとネズミのやりとりが面白かった)そんな訳で、今回は体調面まで心配と迷惑をかけてしまったが、それでもそれなりに楽しめて、喜んでもらった(と伺っている)ので、終わりよければすべてよし!としときましょう。またいつか、宇天那カンパニーの舞台で…って呼ばれるのか?
2024.08.19
コメント(0)