あれこれ備忘録ホスピス医のこころを支えるもの

粗忽のたかびー

ホスピス・緩和ケア医をしています。仕事でホスピス・緩和ケア病棟で出会う方々の人生には、小説より奇なり、と言う言葉があてはまる物語がよくあります。一方、私生活では沢山の映画、ドラマをみて、小説も読んできました。自分では味わえないドラマをいつも見聞きしていることになります。日々感じたことを発信しようと思います。

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2009.03.17

チームバチスタの栄光を産み出したこのミスもはや第7回
毎回大賞作品は欠かさず読んでいるが
今回は2作品

そのうちの一作品がこれ

柚月裕子　臨床心理

主人公の美保は臨床心理士。始めて担当する少年は司。
司は障害者の施設で恋人同士になった彼女に自殺されている。
その自殺の裏には知られざる秘密があると司は主張。
しかし司は臨床心理的に問題があるとされその証言は正しいのかどうか。
美保は司を信じその秘密に迫っていく。

サスペンスとしてはまずまずの出来。
後半途中で秘密が何で、自殺に追いやった真犯人は誰か、は予想がついてしまうが
最後まで楽しめる作品に仕上がっている。

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