あれこれ備忘録ホスピス医のこころを支えるもの

粗忽のたかびー

ホスピス・緩和ケア医をしています。仕事でホスピス・緩和ケア病棟で出会う方々の人生には、小説より奇なり、と言う言葉があてはまる物語がよくあります。一方、私生活では沢山の映画、ドラマをみて、小説も読んできました。自分では味わえないドラマをいつも見聞きしていることになります。日々感じたことを発信しようと思います。

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2022.09.12

個人差あります（6）（モーニング　KC） [ 日暮キノコ ]

晶の上司である澤部長、女装したスミレと話すことで、人生観が変わっていく苑子。
編集者順子、スミレが待つ場所に行く苑子、順子が連れてきた女性は、男性として生きたいと願うトランスジェンダー。
晶に、私は女性です、と主張する必要はないでしょう？と問われ、さらにジェンダーとは何かを考える。

一方、女性にまたなった晶は、両親から苑子との離婚を薦められ、親友からも男性に戻ってリセットしては、と提案されてしまう。

2人が選択する道は？

LGBTsは日本では5～10%存在すると言われている。
カミングアウトする人が増えてきて、世間では当たり前になりつつあるし、もし自分のことも達がそうてあったとしても、その生き方を応援する。

あとは法整備だ。
まず、婚姻を認めること。
私的な場面で経験するのは、病院において家族ではないので・・と断らざるを得ないこと。わかっていても、決まりを守ることが優先されることがある。
あとは財産などの権利を守ってあげること。
長く夫婦として暮らしていて、共同で財産をなしたとしても、本当の家族に奪われてしまう。

このドラマはそういうことが言いたいのだろう。

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