ドレの新人作家への道のり
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久しぶりに、童話を書いてみました。模倣が全てだと聞いて、起承転結を意識して故事成語の「塞翁が馬」をもとにして話を作りました。意味は、災い転じて福となるそうです。これがブログの本線なので、読んでいって下さい。よろしくお願いします。欲張りを言ったら、コメントを下さい。少年とロバとトウモロコシあるところうに、少年がいました。少年はお母さんのためにトウモロコシを2つの皮の袋にいっぱいにつめました。そのトウモロコシが入った皮の袋をロバに乗せ、お城まで引いていきました。少年が歩いていくと、ロバがこういいました。「若いご主人。わしゃあ、年老いたロバなんで、トウモロコシが重すぎやす。とうてい城まで持てやしません。」「何、それは困った。引き返すにももう遅い。何とかならないのだろうか」すると、女の人が赤ちゃんを二人抱いて道に座っていました。「やあ、奥さんどうされたんですか?」少年は尋ねました。「ほら、この子達を見て、双子なのよ。でもね、抱っこするための紐が切れてしまって」そう言って母親は長い紐が途中で切れて二本になっているのを見せました。少年は少し考えて、双子のお母さんに皮の袋をふたつやりました。これで前と後ろに一人ずつ赤ちゃんを入れていけます。その代わりに少年は、おんぶ紐を貰い、トウモロコシを紐につるしてロバにかけて歩き出しました。するとどうでしょう、トウモロコシは太陽の光と風が吹いたせいで、干からびてしまいました。「何てことだ、売り物のトウモロコシが全部干からびてしまった。」すると、ロバがこういいました。「トウモロコシが干からびたので、背中が軽くなりました。これで、お城まで運んでいけます」少年はロバがお城までトウモロコシを運んでいく事が出来ると聞き、喜びました。少年とロバが森の中を歩いていると、おなかをすかした盗賊が現れました。手には、大きな棍棒をもっている大男です。「やいやい、そこの少年とロバ止まれ!」少年は震え上がって、欲しいものは何でも持って行ってくださいと言いました。「おいらは、お腹がペコペコなんだ。そのロバにつるしたトウモロコシを全ておいて行け」「そんな、トウモロコシを取られたら、売れるものが一つもありません」少年は泣きべそをかきました。「ええい、うるさい小僧め」そう言って、盗賊は棍棒を一振りしました。少年は棍棒には当たりませんでしたが、後ろへ飛ばされてしまいました。盗賊はロバの背かにかかっていたトウモロコシを取り、大きな口に入れて食べてしまいました。その時です。「あっ!痛いっ。何でえ。このトウモロコシは」そう言って、口から吐き出しました。干からびたトウモロコシは石のように硬くなったのです。「こんなもの食えるか」盗賊は怒って、持っていた棍棒で、トウモロコシをさんざん殴りつけました。そしてどこかへ行ってしまいました。トウモロコシの実は芯から全て取れて、土の上に散らばってしまいました。少年はばらばらになったトウモロコシの実をかき集めポケットにしまいこみました。それでも、沢山のトウモロコシの実がまだまだ地面の上に落ちています。少年は出来るだけ自分の手に拾い集め、ロバとお城へ向かいました。お城への道は遠く、また太陽も頭の上にのぼりカンカンと照ります。少年は両手のトウモロコシをおとさないように頑張ったのですが、少年の小さな手です。トウモロコシの小さな実は一つまた一つと落ちていきました。とうとう大きな岩の陰で休む事にしました。少し立つと後ろから、一匹の犬がやってきました。「若いご主人。犬のやつがご主人のトウモロコシを熱い岩の上において欲しいといってやす」少年はもう売り物にもならないと思い。ロバの言うとおりにしました。すると、トウモロコシが一粒ポンッと音をたてて、空高くはねあがりました。少年はポカンと口を上げて空を見上げました。それはもう、高くのぼって落ちてこないくらいです。すると、他の実も一斉にポンポンとはねました。すると空から少年の口の中に白い花が落ちてきました。「何だこれは?」むしゃむしゃ。「うまいぞ。」トウモロコシはポップコーンになりました。少年は大喜びして、ポップコーンをお城まで持って行き、王様にさしあげました。「何だこの白いものは。ポップコーンじゃと。ふむふむ。」パクリと一つ口の中にほうり込みました。「これはなんと、面白い食べ物じゃ。よくやった褒美をやろう」そう言って、少年とロバに褒美をやり、少年は母とロバとそして犬と末永く幸せに暮らしました。めでたしめでたし。
2015年01月18日
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