ドレの新人作家への道のり
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前に一度ブログに載せたことがある童話なんですが、少しの間取り外していました。また、アップしてみようと思い載せます。今回は、ずっと載せておこうと思います。よろしくお願いしますm(_ _)m正直者と青い悪魔ある国で、何でも人のものを欲しがる王様がいました。村に住む人には、王様の命令は絶対です。王様の国に、正直者がいました。正直者は村一番の金持ちで、悪い王様の命令を村の人の代わりにきいていました。ある日、屋根の上で、口笛が聞こえました。何かと思って見上げると、小さな青い悪魔が屋根の縁に腰をかけていました。「やあ、屋根の上で、口笛を吹いているのは君かい?」と、正直者の金持ちが言いました。「そうとも、これを吹けば、3つの悪いことが起こるのさ」そう言って、口笛を大きく吹き始めました。「私の家で口笛を吹いているということは、私に悪いことが起こるんじゃないだろうな」と、正直者の金持ちが言いました。「いんや、のんきな人間達にさ。でも、俺は正直者がだいきらいで、嘘つきが好きなんだ。あんたはどっちだい?」と、青い悪魔が言いました。さて、正直者の金持ちは困りましたが、正直なので本当のことを言うしかありません。「私がその正直者だ」と、正直に答えてしまいました。青い悪魔は大きな口を開けて、ニヤリと笑いました。「ようし、お前に3つの悪いことが起きるはずさ」「悪いことが起こっても、私の命だけはとらないでくれ」と、正直者が言いました。「どんなことが起こっても、正直でいられるかな」と、言い何処かへ飛んで行きました。何でも欲しがる王様が通りかかり、正直者の金持ちの土地を見て言いました。「この土地は誰のものだ」「私のです」と正直者が答えると、王様はこういいました。「ここは、私の土地よりも肥え太っている!取り上げてしまえ!」その後、王子様が通りかかりこう言いました。「ここは、私の父の土地だ。その上で飼われている家畜を全て、取り上げてしまえ!」その後、王女様が通りかかり、こういいました。「私の旅に、おつきの者がいるわ。この土地は父の土地、あの男の召使いを全て連れて行くわ」村一番の金持ちだった正直者は、今ではただの村一番の正直者になってしまいました。しかし、誰も助けてくれません。そのうち、正直者は、病気になってしましました。帰る家も無く、薬を買うお金や、その日食べる物さえありません。どうすることもできずに、地面に座っていると、家の屋根裏に住んでいた、賢いヤモリがきました。ヤモリは正直者を橋の下に連れて行きました。「正直者さん。次に橋を渡る人に、正直に答えるんですよ」そうすると、向こうから男が来ました。病気の正直者を見つけて、聞きました。「この土地は誰のもだ」「王様のものです」男はそのまま通り過ぎて行きました。病気が治った正直者が橋の下から出ると、村が焼けていました。敵の王様が国を襲ってしまったのです。後には、人も何も残りませんでした。誰もいなくなった土地で、ただ一人、正直者が働いていると、青い悪魔がプリプリ怒りながら来ました。「お前はまだいたのか!物を取り上げて、病気にして、全てを焼き払ってやったわ」青い悪魔は言いました。「何を言ってるんだ、青い悪魔よ。また、一から始めるさ。私は正直者だから、私から命までは取り上げることはできない」そう言って、青い悪魔を知らんふりしで働きました。「俺は、正直者が大嫌いだ!もう、お前のところになど、二度と来ない」青い悪魔はカンカンに怒ってどこかへ、風のように飛んでいきました。正直者は国一番の大金持ちになり、隣の国から賢い妻をめとりました。そして、子どもにも恵まれて、幸せに暮らしました。
2016年12月09日
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