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発売中の「ノスタルジックヒーロー」にT360の販売期間が載っていた。SではガレージイワサさんのSレストアとヨタハチのレストア。
T360は1963年8月発売。
販売終了はいまいちはっきりしなかったが
製造は68年後半まで、在庫がはけたのは69年だそうだ。
製造期間は6年間。
63年に発売されても販売店へのデリバリーは64年の春ごろ
なので販売期間も6年間になる。
TN360は67年11月から販売された。
T360の後継車種なので、この時点でT360の生産は終わったと思っていたが、
TN360が発売されても約1年間は生産していたことになる。
T360後期型(BK)とはTN360の生産が始まってからなので、
なんでこの時、生産を終了しなかったのかが不思議だ。
T360は30馬力だが、TNも2気筒空冷で30馬力。
きっぱりT360の生産を止めておけば・・・・たぶん、TN360が売れなかったときの安全策?
(本田宗一郎はT360に絶対の自信があったのでは・・・売れなかったけど)
ISBN4-86031-0365
山下克吉さんの著書から年表として記事を拾っていくと、
66年5月30日
他社の軽トラは26万円台も出てきてコストダウンが急務となり、
5万円の価格引下げを決める。
66年7月23日AKのコストダウン車を休日出勤で組み立て。
66年8月1日
月産100台(Sも合わせた数だと思う)の生産台数では
コストダウンもままならず、新聞などでは本田倒産の噂も出始める。
67年6月10日
F1レースの成績は散々、莫大な財産が瞬時に飛んでいく。
量産車のコストダウンぐらいでは・・・・ (社員のぼやき)
68年9月25日給料日、手取り20200円。 (5万円のコストダウンは大変だ)
68年12月28日
仕事納めの親分の訓示。「4輪に参入して、泣かず飛ばずの毎日だった、
来年は打って出る、決戦の年になる・・・・」
69年5月15日H1300がラインオフ。 (これはいそがしいはずだ)
長くなってしまうので終わり。
66年4月5日の日記に
本田最初の4輪工場が狭山に建設中と書いてある。
山下さんはこの時、狭山に転勤。
T360/500オーナーズグループ FB 2022年04月14日
ホンダT360ユーチューブ動画 2021年12月03日 コメント(2)