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1993年に発売されたスーパーファミコン将棋ソフトの早指し二段森田将棋の入門教室に後手番で挑戦中。入門教室はヒント付きで、時間も無制限なのだが、初心者向けとはとてもいいがたい。将棋ウォーズ4級の私でちょうどよいくらい。とはいえ、このソフトの強さはレベルや制限時間の条件以上に得意な形か否かによって左右するといっても過言ではない。同様の問題は他のソフトも抱えているため相対的に当時のスーパーファミコンソフトでは最強となるのである。よく言われている問題点として、終盤になっても駒得に偏重しがち、手数が長くなると手が粗くなる。かと思うと詰みを見つけると鬼のように強いのでバランスが悪いなどなどである。今ソフトに限らず、90年代の将棋ソフトあるあるなのだが、今とは隔世の感がある。前回まではこちら。先手:森田入門後手:私▲2六歩 △8四歩 ▲2五歩 △3二金 ▲7六歩 △8五歩▲7七角 △7二銀 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △2三歩(第1図)相がかり調の出だしながら、ネットでよく見かける△3二金を4手目に指す指し方を試してみた。ここでは①▲7八金と様子を見る、②▲2四歩と飛車先を交換する③▲7六歩と角換わりの注文をにおわせるの3パターンが考えられるが、本譜の▲7六歩がいかにも有段者好みで角換わりの進行となる可能性が高い。しかしそうなると森田将棋お得意の横歩は指せなくなる。ここからの先手の指し手はちぐはぐとなり力戦調となる。第1図(△2三歩まで)第1図より▲2五飛 ここでは普通は▲2六飛か▲2八飛だ。▲2五飛がないわけではないが、通常は桂のターゲットになりやすい▲2五は飛車の引く位置としては避けるものだ。以下△3四歩に▲2二角成として、一応角換わりに落ち着きそうなのだが、やはり飛車が▲2五にいるのは違和感がある。以下後手がじわじわと優位になる。△3四歩 ▲2二角成 △同 銀 ▲5五飛 △5二玉▲7五角 △6二金 ▲4八玉 △7四歩 ▲6六角 △8六歩▲同 歩 △同 飛 ▲8八銀 △2七角 ▲2五飛 △5四角成▲5五角 △7三銀 ▲7七角 △8二飛 ▲8三歩 △同 飛▲8四歩 △同 飛 ▲3八銀 △7六馬 ▲5八金右 (第2図)第2図(▲5八金右まで)第2図より△8六歩ここで控えの歩とばかり△8六歩としたのだが、ここは素直に△7七馬とし▲同銀には△8九飛成としたほうが明快だった。▲2六飛 △7七馬 ▲同 銀 △8七歩成 ▲7六銀 △4四角▲6六飛 △同 角 ▲同 歩 (第3図)第3図(▲6六同歩まで)第3図より△8八と △8八とは攻めが重かった。△7八と▲同金△8九飛成と強く踏み込むべきだった。本譜に戻り△8八と以下▲7七桂 △9九と▲8五桂 △8二銀 ▲7八金 △7五香 ▲9五角 △8三飛▲6二角成 △同 玉 ▲9五角 △5二玉 ▲6二金 △4二玉▲7五銀 △同 歩 ▲8四香 △9四歩 ▲8三香成 △9五歩▲8二成香 △6九銀 ▲8一成香 △5八銀成 ▲同 玉 △7六角▲6七金 △8五角 ▲5一飛 △8八飛 ▲6八銀 △5五桂▲5二飛成 △3三玉 ▲7九銀打 △6七角成 ▲4八玉 △5九角▲3九玉 △4七桂不成▲同 銀 △4九馬まで94手で後手の私の勝ち得意戦法を封じられ、あまり得意とはいえない力戦形が不発だったようである。森田将棋には得意の形、不得手な形があるようだ。横歩戦法を避けると勝率は高くなりそうだ。
2026.02.28
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1993年に発売されたスーパーファミコン将棋ソフト、早指し二段森田将棋の入門教室に後手番で挑戦中で今回は第165回同様、三間飛車で挑むことにする。なお途中より本筋とみられる手に変えてみる。先手:森田入門後手:私▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3五歩 ▲6八玉 △3二飛▲2二角成 △同 銀 ▲6五角 (第1図)第1図までは第165回と同じ流れである。この形だと角交換された場合先手に角の成りこみを許す可能性が生じる。第1図(▲6五角まで)第1図より△5二金左 ▲8三角成 △3六歩第1図以降、▲8三角成と角の成りこみを許すのだが、ここで慌てず、△3六歩と3筋の成り捨てを狙い強く攻めるのが大事となる。ただ△3六歩は森田将棋でも本筋とみてきちんと対策されていた。読みにないであろう手を指すとかえって簡単に勝ててしまう不思議がこのソフトにはある。なお、△5二金左では激指13によれば△5二玉、△3六歩、△5五角が定跡として登録されている。(第1図からの検討モード)第1図からの検討モード(激指13)本譜に戻り△3六歩以下は入門教室とは思えない、ガチの受けで森田将棋は後手の振り飛車を寄せ付けない。次第に先手のペースとなって優位を拡大し始める。▲4八銀 △5五角 ▲7七桂 △3七歩成 ▲同 銀 △7二銀▲5六馬 △5四歩 ▲7八銀 △6四歩 ▲3四歩 △3六歩▲4六銀 △4四角 ▲4五銀 △6二角 ▲5四銀 △9四歩▲3三歩成 △同 飛 ▲3四歩 △3二飛 ▲3三歩成 △同 飛▲3四歩 △3二飛 ▲3三歩成 △同 飛 ▲4六馬 △7四歩▲6四馬 △7三銀 ▲4六馬 △5三歩 ▲4五銀 △6四歩▲3四歩 △3二飛 ▲1六歩 △6三金 ▲3三歩成 △同 飛▲9六歩 △5二玉 ▲1五歩 △5四歩 ▲8六歩 △4四歩▲3六銀 △4三飛 ▲8五桂 △8二銀 ▲5六馬 △8四歩▲3三歩 △同 飛 ▲3八飛 △8五歩 ▲同 歩 △7三銀▲3四歩 △3二飛 ▲3三歩成 △同 飛 ▲3五銀 △3二飛▲6六馬 △3三歩 ▲4四銀 (第2図)第2図(▲4四銀まで)第2図より△4三歩 第1図より70手ほど過ぎた局面、先手に押され気味であった後手番にもようやくチャンスが巡ってきた。第2図の局面では本譜の△4三歩ではなく、△6五歩と馬の頭に歩を突く手があった。第2図以下 △6五歩 ▲7七馬 △4二飛 ▲3五銀 △4七飛成まで(参考1図)参考1図(△4七飛成まで)本譜に戻り、△4三歩以下▲3五銀 △3四歩▲同 銀 △3三歩 ▲4五銀 △5三金 ▲5八金左 △4四歩▲3六銀 △3四歩 ▲4六歩 △4三金 ▲5六歩 △3三銀▲4八金上 △3五歩 ▲同 銀 △2四銀 ▲同 銀 △3八飛成▲同 金 △2四歩 ▲2二飛 △4二金 ▲2一飛成 △4五歩▲同 歩 △2六角 ▲4四桂 △6二玉 ▲2四龍 △4六桂▲2六龍 △5八桂成 ▲同 玉 △6五銀 ▲5二桂成 △同 玉▲3四角 △4三歩 ▲1一馬 △5五歩 ▲同 歩 △5六飛▲同 龍 △同 銀 ▲2四歩 △4六桂 ▲4九玉 (第3図)第3図(▲4九玉まで)第3図より△5八金第3図では△5九飛と捨てていれば▲同玉なら△5八金、▲4八玉だと△4七金▲同金△5八飛成▲3七玉△4七龍▲2六玉△3六金▲2五玉△2七龍▲2六香△同龍と手数は長くなるがやはり詰みだった。本譜の△5八金だと▲3九玉と逃げられ粘られることとなる。▲3九玉 △5九飛 ▲2八玉 △9九飛成 ▲3七金 △4九龍▲2三歩成 △4七銀成 ▲同 金 △同 龍 ▲1六角 △2六香▲2七歩 △3八龍 ▲1七玉 △2九龍 ▲2六玉 △1九龍▲4七銀 △3九龍 ▲4六銀 △3四桂 ▲同 角 △同 龍▲2四飛 △3六金 ▲1七玉 △7一角 ▲1六玉 △2四龍▲同 と △1八飛 ▲2五玉 △4六金 ▲8三桂 △1七角成▲9一桂成 △1六馬 ▲3五玉 △3八飛成 ▲3七香 △2六銀▲同 歩 △3七龍 ▲3六歩 △同 龍まで178手で後手の私の勝ち▲3九玉以下は先手が粘り、一時先手が逆転する局面があったが、なんとか後手が勝った。本当に勝てたのが不思議なくらいの大苦戦だった。当時の他の将棋ソフト同様長手数になると無駄な手を繰り返したり、乱れてくる。段級位挑戦モードで100手以内に勝利という制限を付けたのはそういう事情もあったのかもしれない。
2026.02.27
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1993年に発売されたスーパーファミコン将棋ソフト「早指し二段森田将棋」の一番下のレベル入門教室に挑戦中だが、先手番では5勝以上でクリアし(通算で6勝)現在後手番で挑戦中。すでに前回のとおり後手番で1勝している。先手:森田入門後手:私▲7六歩 △3二銀 ▲5五角 △4二飛 ▲3六歩 △4四歩▲3七桂 △3四歩 ▲9六歩 △5四歩 ▲4六角 (第1図)今回は後手番が2手目に△3二銀とするネットでたまに見かける変則戦法を試してみた。早指し二段森田将棋は定跡形には強いが変則戦法には弱いのではないかというよくある仮説を試してみたい。森田将棋は3手目に早くも▲5五角とこれまたわけのわからない角の飛び出し。実は後手△3二銀戦法は森田将棋のライバルでもある柿木将棋が得意とする変則戦法でスーパーファミコン版の柿木将棋でもよく採用されている。SFCの柿木将棋は初代PC版柿木将棋の移植版であるため、森田将棋はある程度この戦法に対しては対策があると思われる。柿木将棋はここから引き角にするのだが私は最近よく見かける四間飛車型をぶつけてみる。となると先手は▲4六角と角が窮屈な位置に追い込まれた。四間型には対応していないのだろう。第1図(▲4六角まで)第1図より△4三銀ここでは平凡に△4五歩と角を追ったほうがよかった。▲同桂とする以外ないが、△9九角成と角を成りこめる。本譜に戻り、△4三銀以下▲7七桂 △3三角 ▲2五桂 △2二角 ▲6五桂 △5二金左▲7三桂成 △4五歩 ▲6二成桂 △同金寄 ▲9一角成 △9九角成▲8八銀 △8九馬 ▲7九金 △6七馬 ▲6八金 △7六馬▲7七金 △6五馬 ▲6八飛 △4七馬 ▲4八銀 △3六馬▲6六飛 △2五馬 ▲2六歩 △3五馬 ▲7五香 △7三歩▲8一馬 △5三馬 ▲7六金 △8四桂 ▲6五金 △6四香▲同 金 △同 歩 ▲8五桂 △7二銀 ▲8二馬 △6三金▲7三桂成 (第2図)第2図(▲7三桂成まで)第2図より△同 金 ここでは△同銀のほうが勝った。▲同香成 △同 銀 ▲同 馬 △6二香▲8三馬 △6五歩 ▲8六飛 △同 馬 ▲同 歩 △7六桂▲7七銀 △7九飛 ▲6九歩 △7七飛成 ▲7八歩 (第3図)第3図(▲7八歩まで)第3図より△同 龍ここでは簡単な詰みがあった。△4ニ金 ▲同歩 △同桂成までの3手詰み。入門教室では短手数のプレーヤー側の詰みでも見逃す傾向があるようだ。同龍だと逃れる可能性が高い局面だとあえて放置するのかもしれない。詰めを逃して以下▲6八香 △同桂成 ▲同 歩 △6九金 ▲5八玉 △6八龍▲4七玉 △6六龍 ▲3七銀 △5五桂 ▲3八玉 △6八龍▲2七玉 △4七桂成 ▲5三桂 △3七成桂 ▲同 玉 △5七龍▲4七金 △3五香 ▲3六歩 △同 香 ▲同 玉 △3五銀▲3七玉 △3六銀打 ▲2八玉 △7二歩 ▲6一桂成 △同 玉▲5七金 △4六桂 ▲5六金 △2六銀 ▲5七角 △3七桂▲3九玉 △4九桂成まで110手で後手の私の勝ち。最終局面では先手勝ちの場面があったのだが、森田将棋は見逃し私の勝ちとなった。入門教室だからこうなのか、上のレベルでもこういうことがあるのか、今後注目したい。
2026.02.26
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1993年に発売されたスーパーファミコン将棋ソフト、早指し二段森田将棋は従前のソフトのネックであった強くなるとコンピューターが長考するのを高速チップを使い比較的短めの時間で対局が終了するという、強さと早さを両立させようとした当時としては画期的なソフトであった。その代わり戦法の幅も定跡の多様さも抑え、選択の幅を絞ることで早指しを実現した。したがって力戦形だと力を発揮できないのはある程度受忍しないといけない。棋力は一番上でもアマ二段どころか3級程度と言われていた。激指15での最高棋力は坂田大吉さんのブログによると6級程度のことである。参考:将棋のブログ:将棋ソフトの強さまずは入門教室から挑戦しているのだが、手が早いというだけでそれほど弱くなっているという気がしない。セタの将棋ソフトは後発の金沢将棋95も同様の傾向がみられる。先手番がすでに5勝しているので今度は私が後手番で挑戦してみる。前回まではこちら先手:森田・入門後手:私▲7六歩 △3四歩 ▲2六歩 △3五歩 ▲6八玉 △3二飛▲2二角成 △同 銀 ▲6五角 △5二金左 ▲8三角成 △7四角▲同 馬 △同 歩 ▲4八銀 △3六歩 ▲7八銀 △3七歩成 (第1図)早指し二段森田将棋では横歩取りに誘導されやすい。当時の将棋ソフトは当然△8五飛型や青野流は知らないから古い定跡で来る。なので横歩を避けるのが無難である。後手石田流はその一つで本譜は角を成られてしまう展開。▲8三角成では△7四角と合わせるより、△3六歩と強く攻めるのが勝った。この形はいつか試してみたい。角交換後に強引に3筋の歩を成り捨てて、第1図である。第1図(△3七歩成まで)第1図より▲同 桂 ここでは▲同銀で先手がやや良しであった。本譜の▲3七同桂以下△3六歩 ▲3三歩 △同 銀 (第2図)第2図(△3三同銀まで)第2図より▲4五桂 ここでは▲2五桂も有力本譜に戻り以下後手ペースとなり何とか勝ち切った。△4四銀 ▲3三歩 △同 桂 ▲同桂成 △同 飛 ▲2七飛 △5五角▲4六歩 △9九角成 ▲8三桂 △8二銀 ▲9一桂成 △同 銀▲8六香 △8二歩 ▲7七桂 △1五桂 ▲4七飛 △5五桂▲9五角 △4二玉 ▲8二香成 △同 銀 ▲3四歩 △同 飛▲4五歩 △4七桂成 ▲同 銀 △4五銀 ▲1六歩 △2七桂成▲5六銀 △同 銀 ▲同 歩 △2八飛 ▲5八金左 △3七歩成▲3九金 △5八飛成 ▲同 玉 △4七と ▲同 玉 △3七飛成▲5八玉 △3九龍 ▲4九飛 △3八龍 ▲4八歩 △4七金▲6九玉 △4九龍 ▲5九桂 △5八金まで76手目で後手の私の勝ち一番下のレベルとはいえ、後手番でまず1勝目を挙げた。下位レベルで手順の傾向をつかむのが昔のソフトの攻略では大事となる。
2026.02.21
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