2020 年emu指数投資手法結果( 2023 年 5 月 6 日現在)
emu指数が示す相場の買い場は、過去の経験値から【指数前日比+50以上】かつ【積算指数+100以上】で、仕込みのタイミングは【指数前日比がマイナス表示】としています。
2020 年は 7 回の買い場が示されました。 2/19 ( 3 銘柄)・ 3/2 ( 53 銘柄)・ 3/4 ( 58 銘柄)・ 3/10 ( 138 銘柄)・ 3/16 ( 250 銘柄)・ 3/24 ( 58 銘柄)・ 8/3 ( 5 銘柄)の 7 回でした。 2/19 から 3/24 までの 6 回は、ほぼ連続で発生した訳ですが、コロナウイルスショックに伴う相場の底であったということは明らかです。
この 7 回において、いちろうの法則によって抽出された銘柄数は、延べ 565 銘柄となっています。その内、 15 %利食いを達成した銘柄は 561 銘柄で、 15 %利食い的中率は 99.29 %という結果が得られて、通常の 93 %という的中率よりもはるかに良い結果であることは確認できます。
ランク別発生銘柄数は、 A ランクが 147 銘柄、 B ランク銘柄が 65 銘柄、 C ランクが 192 銘柄、 F ランクが 63 銘柄、 FF ランクが 98 銘柄でした。その中で 15 %利食い未達成銘柄はBランク 1 銘柄とCランク 2 銘柄という結果となっています。
15 %利食い達成までに要した日数は、 14 日以内に達成したものは 275 銘柄でほぼ 50 %を占めます。 30 日以内に達成したものは 50 銘柄、 60 日以内に達成したものは 138 銘柄、 90 日以内に達成したものは 80 銘柄、 90 日以上達成までに要したものは 62 銘柄となっています。
株価の上昇率については、最も上昇した銘柄は、 2025 %で、株価 175 円が高値 3720 円まで高騰し、株価が 21 倍になったという驚くべき結果となりました
また、 15 %~ 30 %上昇したものは 23 銘柄で、 31 %~ 50 %上昇したものは 60 銘柄、 51 %~ 100 %上昇したものは 173 銘柄、 100 %を越えて上昇したものは 305 銘柄という結果が得られています。
また、株価が 3 倍以上になったものは 88 銘柄、 5 倍以上になったものは 23 銘柄、 10 倍以上になったものは 12 銘柄という結果となっています。
ここで、考察すべきことは、コロナウイルスショックに伴う暴落は、値が深かったということです。ただ、その反動も大きく、株価は大きく戻していく、それも比較的短期間で、ということです。
このような結果を受けて私たちが考えることは、大きな暴落に伴うemu指数が示した買い場銘柄については、 15 %利食いにこだわることなく大きく利を取ることを考えておくことが重要であるということです。