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2名様のほうのお客様がレジ前に来る。常連の、信用金庫に勤務のお姉様達。「・・・ねえ、夏恋ちゃん。 あの人って誰?ママと親しいの?」手代木先生を目で合図する。「私の学校の先生なんです。」「マジ カッコ良くない?・・・独身?」「あはは、内緒です。」「もう、相変わらずガード固いな。 ―― じゃ、またね。」お客様の個人的な話は、他のお客様に絶対話してはいけない。これはママから特に厳しく叩き込まれている。ママに、『年齢くらいなら、職業くらいなら』と聞いたら一言、『沈黙が信用』と教えられた。正直、ちょっとつまらない。私は先生の事、信金のお姉様達に自慢したいのに。21:20 店内は先生を含む3人になった。ママが先生に食後のコーヒーを入れる。「ママ、私もコーヒーちょうだい。」私はカウンターから出て先生の隣に座る。「夏恋、お手伝い時間は9時半までよ。」「いいじゃん、10分くらい。」ふてくされた態度でカウンターに戻る。”先生、帰っちゃうじゃない。”そんな私の想い、ママはお見通しだ。「―― 先生、急いでなければですが、 白玉ぜんざい作ったんです。食べてただけませんか?」 ―つづく―いつもご来店ありがとうございます! \(^―^)人(^0^)/――え?ご注文は白玉ぜんざいですか?それは・・・喜春ママに聞いてみないと。。。ではでは次回をお楽しみに~!(わーい!!開設日から今日で444日だって。 ぞろ目ってなんか嬉しいね、emyちゃん♪)毎日の励みに、ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。
Jan 30, 2007
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本庄は生徒で、喜春さんは生徒の母親で・・・。この足かせが、無意識に僕の恋心にブレーキをかけるのかもしれない。そこを初子さんに切り込まれるのが怖い。あいまいな部分に結論を出すのを、先延ばしにしたい。“・・・だいたい誰が好きかなんて、 初子さんに報告する必要なんてない。 27歳の男に向かって『ボクちゃん』と呼ぶのも気に入らない。20:40 今週も《咲花》に行く。「いらっしゃいませ。」20:50 客はテーブル席に2組と、カウンターには僕1人だった。なんとなく喜春さんの立ち位置の前に座る。カウンター内の渡良瀬が僕にメニューを渡す。コース料理 雪・月・花 の中から『月』を選ぶ。「渡良瀬、《咲花》は夏休み取らないの? お盆も営業してたし。」「取りますよ、1日だけ。 ・・・パパの命日。」カウンター内の卓上カレンダーを指で示す。「先生の夏休みは? どこか旅行にでも行ったんですか?」「ううん、これから。実家に帰ろうって思って。」「へぇ~、お母さんに会いたくなったの?」からかうように笑う。僕は小さく「バカッ。」と返す。喜春さんが僕の前に料理を並べる。「ママ、先生夏休みは実家に帰るんだって。」「あら、いいですね。近いんですか?」僕が質問に答える前に渡良瀬がまたからかう。「先生って甘えん坊なんですね。 いつもうちのママに甘えて、 夏休みは実家に帰ってお母さんに甘えて。」“そんなに喜春さんに甘えてるか? ・・・でも確か、堀切の時も彼女と別れた時も、 喜春さんに話を聞いてもらったっけ。 ・・・やっぱ無意識に甘えてるのか?”「いいじゃないですか、実家に帰って甘えるなんて。 お母さん喜びますよ。」喜春さんがフォローしてくれる。「ねぇ、先生――」 「夏恋っ、前に張り付いてたら先生食事できないわよ。 3名様のテーブル席、食器下げてきて。」渡良瀬は少々ムッとした顔をしてテーブル席に向かう。喜春さんは食後のコーヒーを入れている。渡良瀬が食器を下げ終わると、喜春さんがコーヒーを運んで行く――。 ―つづく―いつもご来店頂きまして誠にありがとうございます! 今コーヒーお持ちしま~す。―=三(*^ー)_C■~~ あ、カフェインレスも選べますよ♪ではでは次回をお楽しみに~!携帯HPも更新中で~す♪☆『おやすみ前に読む物語』☆毎日の励みに、ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。
Jan 28, 2007
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夏休みもカウントダウンに入る。あの祭りの日から、昼間《咲花》に行くのはやめていた。《雪丸》にも行ってない。・・・初子さんと会うのが嫌だった。『ビューティーちゃんも先生のテリトリーの子?』恋心のテリトリー。・・・僕が本庄に特別な感情でも?でもこの学校の中で本庄を意識しない男がいるだろうか。ましてあの美貌にCカップと聞けば、それ抜きには考えられない。ターゲットとまでは行かない。でも、離したくない。柏田が好きだと話してくれた。でも、柏田に渡したくないのが本音かもしれない。『喜春は難しい。知れば知るほど。』僕の知ってる喜春さんと言えば・・・未亡人である事。僕より10歳も年上な事。《咲花》での清楚な笑顔と、美味い料理の腕前の持ち主という事。八百屋の板倉氏に案外したたかという事。16歳から時々飲酒していたという事。そして忘れられない・・・、僕に『まだ帰らないで』といった時の表情。本庄は向かい合ってみたくなる。心を吐き出させてやりたくなる。解かって上げたくなる。喜春さんには、会いたくなる。ただ、会いたくなる。理解したいと思う事。会いたいと思う事。恋しいと思う事。―― 欲しいと思う事。 ―つづく―いつもお読み頂きましてありがとうございます!オトコゴコロも複雑なのですね・・・。ところで私達のブログもいつの間にか30000HITを超えてました!!さ、さんまんって、いち、じゅう、ひゃく、せん、ま~ん・・びっくりだあ~~。。。これも皆様の応援のお陰です♪感謝感激雨あられ!(≧∀≦)人(≧▽≦)30000番目の来訪者さんは『かわうそ2000』さんでした。どうもありがとうございました♪ではでは・・・次回をお楽しみに~!\(^―^)人(^0^)/携帯サイトも更新中♪☆『おやすみ前に読む物語』☆http://aimew.jp/oyasumimae/毎日の励みに、ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。
Jan 26, 2007
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――ママがビールを飲んでいた。・・・ママは飲むとほんのり赤くなり、甘えん坊になる。パパが生きていた頃は低いソファーで隣に並んで座り、酔ってくると私の目を気にせずパパの肩にもたれて首に顔をつけたり頬にキスしたりする。『秋彦さん』って甘えるママは本当に幸せそうで、満たされた顔をしていたし、少女のように可愛らしかった。逆にパパはテレて、『ほら、夏恋の前で・・・。』とママを諭したが本音は甘えられて嬉しいパパはママの髪にキスしたりする。子供の頃は2人をきっと微笑ましく感じてたと思うけど、いつの頃からか嫌悪を感じるようになった。どうして美しいママがビール1本で、全身から汗が噴出しそうなデブな男にくっついているのか・・・。また、ママを抱き寄せるパパは、父親より男に見えて本当に気持ちが悪かった。私はママがお酒を飲むと、自分の部屋へ避難するようになった・・・。―― ママは、パパに見せるあの顔を、先生にも見せたのだろうか。先生が来店していた。柏田君とのキスの後、先生の顔を見た時なぜか胸がドキンと鳴った。柏田君との初めてのキスなのに。部屋に戻るとなぜか少し落ち込んだ。今夜は・・・今夜だけは、先生の顔見たくなかった。初子さんまで。きっとママを《雪丸》に誘いに来たんだろう。初子さんは勘が鋭い。きっと誰よりも分かってしまったろう。―― コロちゃんとのキス。浴衣を脱いでTシャツ短パンでぼんやりしていると、いつ2階に上がってきたのか、ママが私の部屋越しに「お風呂沸いてるわよ。」と声を掛けてくれた。なぜか返事する気になれなかった。着替えの下着とパジャマを持ってドアを開けると、ママの姿はなかった。お風呂から上がると、柏田君からメールが来ていた。『明日10時に。暑いから図書館の中で待ってる。 明日もキスしたい。』 ―つづく―お読み頂きましてありがとうございます!乙女心って複雑ですね・・・。では、次回をお楽しみに~!\(^―^)人(^0^)/よろしければココにも遊びに来てね♪→☆『おやすみ前に読む物語』☆http://aimew.jp/oyasumimae/毎日の励みに、ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。
Jan 24, 2007
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今日、キスした。ファーストキス。唇って柔らかい、って思った。柏田君の手も髪も頬も触った事があるけど、そのどことも違う感触・・・。お祭りの帰り道、手をつないでたのにキスしたあとは、柏田君1人で前を歩き始めて私は後ろを歩いて行く・・・。“何か怒った?”冷たい態度に涙が出そうになる。《咲花》の明かりが見えた時、振り返り、道を背に歩く。「明日、図書館に行く?」「・・・。」「数学見てあげるよ。」「・・うん。何時にする?」「それはメールする。 夜、メールするから。」私を《咲花》の前に置き去りにするように走って帰ってしまった。――《咲花》に明かりがついてる。ママはお祭りの夜は早く店を閉めるのに。“ママ どうしたのかな・・。”いつもは家の玄関から帰宅するけど、店から入る事にした。意外な光景が目に入る。“―-― どうして?” ―つづく―いつもお読み頂きましてありがとうございます!夏恋ちゃんは何を見た?! \(^―^)人(^0^)/次回をお楽しみに~!携帯の方はこちらもぜひご覧下さい♪☆『おやすみ前に読む物語』☆ 毎日の励みに、ポチッとして頂けたら嬉しいです。
Jan 21, 2007
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「私が《咲花》に行かなかったら口説いてた? それとも・・・実は口説いてた?」 僕は喜春さんの『まだ帰らないで。』を思い出す。 「生徒の母親ですよ。口説くわけないでしょ。」「じゃ、生徒の母親じゃなきゃ口説いてた?」「・・・。」「どうして《咲花》に来るの?」「それは・・・それは、飯うまいし。」「そっか、そうだよね。レストランだもんね。 誰がいつ行ってもいいんだもんね。」僕を横目で見上げる。「その模範解答、充分“ボクちゃん”だよ。」聞こえるように一言。「・・・。」「私、今日喜春から頼まれて夏恋の友達の ”ビューティーちゃん”に浴衣着せてやったよ。」「本庄、浴衣買ってもらったんだ。」「あの子も先生のテリトリーの子なんでしょ。」「テリトリーって・・・、ただの生徒ですよ。」「そうかなぁ、夏恋はそう思ってないようだけど。」「・・・。」「やっかいな事にさぁ・・・、夏恋も・・。」「―― んっ?」「・・・喜春は、正直難しいよ。知れば知るほど。」“知れば知るほど――、16歳の飲酒も?”「・・・とにかく、私は喜春の味方だよ。」《雪丸》の前に着く。「近日《雪丸》においでよ。 しっかりお代とって飲ませてあげるから。 先生の心意気しだいで味方してあげるよ。 それくらい喜春を落とすのは難しい。 ・・・あっ、そうだ!情報として教えてあげる。 ビューティーちゃんの胸、Cカップはあるよ。 ・・・まっ、頑張ってね。ボ・ク・ちゃん。」初子さんが《雪丸》に戻っていく。“喜春さんは難しい・・・。本庄はCカップ・・・。“酔って頭が痛くなってくる。早く家に着きたい。『まだ帰らないで。』喜春さんはボクにそう言った・・・。 ―つづく―いつもお読み頂きましてありがとうございます!\(^―^)人(^0^)/次回をお楽しみに~!こちらもぜひご覧下さい♪☆『おやすみ前に読む物語』☆更新情報をリアルタイムでお知らせするメルマガも準備中で~す♪毎日の励みに、ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。
Jan 19, 2007
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「ボクちゃんて・・・僕ですか?」「そう。27歳だって、可愛いね。 私は八木沢初子、42歳。いい女でしょ。 こちらが渡良瀬喜春、37歳。魔性の女ね。」「魔性だなんて。」喜春さん、37歳? 10歳も年上なんだ。そうは見えない。・・・きれいだ。「ねっ、私等から見たら、27歳はまだまだボクちゃん。 本当は《雪丸》に板倉さん来ててさ。 仲間同士盛り上がっちゃって、喜春呼んで来いって事になったの。」―― 突然、《咲花》のドアが開く。3人の視線が動く。渡良瀬が帰って来た。目が合う。明らかに様子が違う。いつもなら笑顔で挨拶して、僕の隣に座るだろう。なのに今夜はそのまま2階に上がってしまった。「どうしたのかしら。」喜春さんが誰ともなく話す。「これは、コロちゃんとキスでもしたかな。」「―― えっ。」喜春さんが僕を見る。初子さんが続ける。「高校生でしょ。キスぐらいするよ、今の子は。 大丈夫、エッチはしてないよ。着物乱れてなかったから。」初子さんが残りのビールを飲み干した。「―― さて、私戻ろう。 板倉さんには適当に言っとくから。 ボクちゃん、送ってくれる?」ボクは喜春さんを見る。喜春さんが頷く。「では帰ります。 ―― 喜春さん、おいくらですか。」「今日はいいわ。ビール付き合ってくれたから。」「そんな、だっていつも・・・。」初子さんが横から入る。「いいって。喜春が言ってんだから。 だからまた《咲花》に来てね。」店を出て歩き始める。「ねえ、ボクちゃん。」「僕は“ボクちゃん”じゃないですよ。」「私が《咲花》に行かなかったら口説いてた? ・・・それとも実は口説いてた?」 ―つづく―いつもお読み頂きましてありがとうございます!\(^―^)人(^0^)/次回をお楽しみに~!携帯からの方はこちらもぜひご覧下さい♪☆『おやすみ前に読む物語』☆ お気に召しましたら、ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。
Jan 16, 2007
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「喜春さん・・・ビール、好きなんですか。」「はい。強くないけど、飲むのは好きです。 ・・・先生は、初めてビール飲んだのは何歳ですか?」「18かな。大学入ってからです。先輩に飲まされました。」喜春さんの潤んで眠そうな目が僕を見る。“テーブル席だったら ――。”カウンターの高さと幅の分だけ、かろうじて僕の本能より理性が勝つ。「・・・喜春さんは何歳で?」「16かな? 15かも。 時々飲んでた。」“16から飲酒か・・・。”今の清楚な笑顔には想像もつかない。僕の知らない喜春さんが好奇心を刺激する。僕はおにぎりをほおばり、ビールで流し込む。突然 《咲花》の入り口のガラスドアが叩かれる。「―― あっ、初子さん。」喜春さんがドアを開けるため立ち上がり、カウンターから・・そして僕に小さく囁く。「先生に“帰らないで”って行った事・・、 初子さんには言わないで。」そう言うとドアに向かった。ドアを開けて戻ってきた喜春さんの顔は、さっきと全然違う。ほんの少し僕に寄りかかるような顔から、店主の顔に戻る。「おっ、いいね。喜春、私にもビール。」『初子さん』が僕の隣に座る。喜春さんが2階に上がる。「私、お邪魔しちゃったかな。・・口説いてた?」慌てて否定する。今度はこの初子さんが耳元で内緒話する。「なんで?―― 口説いちゃえばいいのに。」僕は初子さんを見る。喜春さんがビールを持って現れ、カウンターに入る。「初子さん、もうお酒飲んできた?」「うん、《雪丸》でほんの少しね。中ジョッキ2杯くらい。 喜春の事誘いに来たのよ。お祭りの日に1人かなって。」「・・・。」「さて・・・、ボクちゃんにカンパイ!」ボクの缶ビールに軽く自分のビールを当てる。「”ボクちゃん”て・・・、僕 ですか?」 ―つづく―いつもお読み頂きましてありがとうございます! \(^―^)人(^0^)/生活リズムが崩れがちな年末年始の疲れが出る頃ですね~。皆さんお気をつけて!!ちまたではダイエットに効くとテレビで紹介された納豆が品切れ状態とか!食品市場で働いてる私の家族にとっては、市場にも納豆が入ってこなくて困ってる人が身近にいたりするから、ガラガラの納豆売り場って結構ショックらしく、『「あるある大辞典」!テレビでやる前に業者に増産体制アドバイスしとけ~!!』なんてテレビに八つ当たりしていました。(^^;)でも私も健康番組で紹介されると、効果期待して買っちゃうほうかも~・・・。長続きしないんですけどね。話は変わって・・・去年から考えていた『携帯小説サイト』を準備中です♪まだ試作段階ですが、emyちゃんの記念すべき第1作『猫』から再連載中です。お暇な時に携帯からアクセスしてみてくださいネ♪携帯版『お休み前に読む物語』http://aimew.jp/oyasumimae/では『片想いの体温』 次回をお楽しみに~!毎日の励みに、ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。 http://ping.blogmura.com/xmlrpc/imfc083h36n1
Jan 14, 2007
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店内に2人だけ・・って事に、思った以上に緊張している。喜春さんはグラスに移さず、直接缶からビールを飲みながら楽しそうに料理する。僕にはグラスを出してくれたけど、喜春さんが美味しそうに飲むから真似をして缶から飲む。・・・空きっ腹に効いてくる。最初に、豆腐と酒蒸しした鶏肉をほぐしたものが乗ったカイワレのサラダが出てきた。ドレッシングが小さいガラスの器に入って別に出てくる。この気遣いと、缶ビールに口をつけて飲む喜春さんがアンバランスで可笑しい。続けて2品と、小さめのおにぎりが3個出てきた。「先生、ビールもう1本飲まない?」返事も聞かず、2階からビールを持ってくる。1本僕に手渡し、喜春さんは早速2本目を開けて飲み始める。「もう、僕は・・・。」「・・・付き合って。」小さい声で僕をさえぎる。さらに続ける。「まだ、帰らないで・・・。」ビールのせいか、喜春さんの目が潤んで光る。カウンター席。 喜春さんはカウンターの中で僕の前に座る。「帰らないですよ。 ・・ほらっ、そうだ、まだ食べ終わってないし。」・・・そう言うのがやっとだった。僕は残りのビールを一気に飲み、2本目の缶を開ける。「ごめんなさい。先生、忙しいのに。 私、何バカな事言ってるのかしら・・・。」「喜春さん、ビール好きなんですか ――。」 ―つづく―(本日もご来店まことにありがとうございます! 2人に気付かれないよう、店内に隠れてて下さいね。 ま、ま、缶ビールでもコッソリ1本ど~ぞ。 では次回の展開をお楽しみに~!)新年のお年玉?に、ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。
Jan 8, 2007
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この町の初めての夏祭り。賑やかで活気がある。商店街を歩いてみようと思ったけど、結果A高の生徒達をパトロールするようになってしまう。”それもなぁ・・・。”《咲花》に行く事にする。20:40 いつもより少し早く店内に入る。「いらっしゃいませ・・・ よかった。今お店閉めるところだったのよ。」「・・・もう閉店ですか?」店内は僕と喜春さんの2人だけ。喜春さんは鍵を閉めて、クローズのプレートを下げる。「お祭りの日は早く閉めるんです。 以前、お祭りで飲みすぎたのね、 酔っ払ったお客様が店内で暴れて大変な目にあったの。 その時は主人がまだ生きてたから。 主人が相手をして、なだめてなだめて帰ってもらったの。 今思い出しても怖いし・・・。だから早く閉める事に。」「僕・・・。」「先生はいいんです。さて何になさいますか・・・って 聞きたいんだけど、あまり材料もなくて。 こちらで適当に作ってもいいかしら。」「はい、お願いします。 ・・・すみません、水を貰ってもいいですか。 暑くて喉が渇いて。」「先生、それなら・・・こっちでしない?」と内緒話のように話すと、喜春さんが自宅の2階に上がっていく。”まさか・・・2階に来いって事? しない・・って??”少しすると喜春さんが缶ビールを持って現れた。「ね、こっちにしましょう。」『こっちにしない?』 が 『こっちでしない?』 に聞こえた自分の大バカな勘違いに笑いがこみ上げてくる。”―― 言うわけないだろ。” ―つづく―いつもお読み頂きましてありがとうございます! \(^―^)人(^0^)/また、年末年始に温かいメッセージをたくさんいただき、本当にありがとうございました!! 私たちとっても嬉しかったです~!なのにすぐお返事できなくてすみません・・・。やっと時間ができたので、まずは更新!って事で今年一発目の『手代木先生の話』をアップしました。お楽しみいただけましたでしょうか。。。さあて、それでは今から皆さんのところにいってきま~す!ダッシュ!ダッシュ!ε=ε=ε=ε=ε=ε=ε===(っ≧ω≦)っ では次回をお楽しみに~!新年のお年玉?に、ポチッとして頂けたら嬉しいです。。。
Jan 7, 2007
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皆様、新年明けましておめでとうございます~~~!! \(≧∀≦)/\(≧∀≦)/昨年はたくさんのモノを頂いた1年だったと思います。優しさ、励まし、勇気、笑顔、嬉し涙、そして愛~!今年は皆さんに少しでもお返しできるように頑張っていきます。二人三脚で突っ走りますよ~~!!どっちかが倒れたら片方が担いでも走り続けるゾ!さあカモン!皆さんと向かう方向は別でも、一緒に走れる喜びを感じます。。。ありがとう!そしてこれからも私たちを見ていてくださいな。そして・・きっと今年も感動と経験の多い、素敵な年になりますわ!うん、絶対!皆さんのドキドキわくわくが、ここからひとつでも増える事を願って♪2007年1月1日 ― emy&aco ―
Jan 1, 2007
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