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ト・ミー

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2026/03/28
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テーマ: 生き方上手(717)
カテゴリ: カテゴリ未分類
「逆境への対処法(1)」
人生に逆境はつきものです。
人生の途上では、ほとんどの人が必ず、苦難、困難といった逆境に遭遇いたします。
運命といえば運命でしょうが、それから逃れようとしても本当の解決にはなりません。
次々と逆境が襲ってまいります。
その場合に必要なことは、逆境から逃げることばかり考えるのではなく、受け入れてしまうことです。
一種の居直りです。逆境を乗越えてこそ人は強くなれます。
逆境に押し潰されないことです。
障害物のハードルは飛び越えるためにあります。
飛び越えてこそ筋肉は鍛えられます。
人生の途上に全くハードルがなく、楽な人生を送ったとしたなら、その人はどのような人物になるでしょうか。
人から尊敬されたり、賞賛されたり、高い評価を受けたりする人格高潔な人物になるでしょうか。
そういうことはあり得ないでしょう。
これでは以前述べたような、人が本源的に持っている、「重要人物になりたいという欲求」を満たすことはできません。
しかし、一生懸命に悪戦苦闘し、努力して逆境を乗越えた暁には、人生に対する抵抗力が一段と身に付き、知恵や洞察力も深まり、より成長した自己を見出すことができるでしょう。
ひと回り大きな人物となるでしょう。
これは何ものにも替えがたい喜びとなります。
苦労したあとの喜びは格別です。
昨年のお盆休みに墓参りのため、家内の実家に近いお寺に行きました。
お寺の入り口の掲示板に白い紙が貼ってあり、何か墨で文字が書かれていました。
近づいてよく見ると「苦しみは喜びの深さを知るためにある」と書かれていました。
なるほどと感心いたしました。
別の言い方をすれば、これは「苦しんでこそ本当の喜びが分かる」というようなことです。
感心すると同時に、これと似たようなものとして、スイスの思想家カール・ヒルティ(1833~1909)が述べた「前もって働いていない休息は、食欲のない食事と同様で楽しみがない」を思い出しました。
これはつまり「働いてこそ、休日の本当の楽しさが分かる」というものです。
いずれも「苦しみ・喜び」、「労働・休日」のように相反する語の一方が他方を際立たせるという点で似通っています。
(次回へ)





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Last updated  2026/03/28 11:17:13 AM
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