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2016.01.16
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 昨日の自民党の桜井議員の「慰安婦はビジネス」発言でふと、彼が参加していた自民党国際情報検討委員会という名前に思い当たる節があって、ちょっと調べてみたら…

 ああ!この人が代表を務めている委員会か!と納得しました。それは

【全文起こし】自民党・国際情報検討委員会委員長・原田義昭 衆議院議員インタビュー

 このブログでも取り上げましたが、この回の放送はもう・・・なんというか・・・ひどい。その「ひどい」の理由は、この原田議員の発言内容がほぼすべて「世界に通用する証拠も資料もない」「そんな事実がない情報をソースとしている」「データの間違いを資料をもって突っ込まれるとあわわしてごまかす」という、ある意味伝説になった放送でw。

 で、思うのはこの自民党国際情報検討委員会という組織、この中では桜井議員や原田議員の様な人の意見がメインストリームでグルグル回っていた場所なんだろうなと。海外に発信する、といいつつ内輪での、それこそ世界の持ちだしたら歴史学者から総突っ込み受けるような茶飲み話意見。が、今度の日韓合意で政府自らが改めて慰安婦への日本軍の関与、強制性を認めてしまった。と、なると彼らにしてみると大恥をかかされている立場なんだろうなと思います。なにしろ「あんなものはねつ造だ」と声高に言っていた自分の党の党首が言い放ってしまったのですから。

 よくわからないのはどうして日本軍や日本人はそんなことをしない、と信じられるのか?ということ。これと同じことは世界中にあった、というのであれば、同じことを同胞がやるのは十分考えられる、特に戦前日本は女性に普通参政権も与えていないほど女性を「男の従属物」扱いしている。そういう国の男中心で作った軍という組織が、さらに立場の弱い相手国の人間をどう扱うか?それは歴史の資料が山のように出てきていますので。

 ちなみに、今回の日韓合意は特に新しい部分はないんです。基本、河野談話の踏襲であり、あのころから日本の慰安婦問題の軍の関与と責任は認めています。だから、よく考えたらその手の意見を信じて自ら梯子をかけて屋根に上って行って困っているだけ、ともいえるかもしれません。

 自民党・国際情報検討委員会というのは「中国や韓国の反日的キャンペーンに対して我が国の正当性を訴える目的」の勉強会みたいですが、こんな中身でどうすんよ?と思ってしまいます。







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最終更新日  2016.01.16 11:40:52
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