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2020.01.09
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元日産のカルロス・ゴーン容疑者の逃亡先レバノンでの記者会見をニュースで見て思ったことは、「私たちは異常な司法、検察の状態に慣れさせられすぎている」ということ。

 たとえば、今回彼は140日も拘留されていた。これって実質、懲役刑ですよね?しかも取り調べの際に弁護士立ち合いが許されない。拘留中は窓ひとつない実質独房で、外界の情報を一切与えられず、外に出て日光に当たることも週に30分程度の機会しか与えられない・・・これって通常の刑務所より過酷です。

 容疑者はあくまで容疑者であって実際に裁判で刑が確定しているのではないのに。

 また、彼にこれだけ過酷な取り調べが行われるなら、同じく決算を認めた日産の西川元社長に同じことが行われないのはいったいどういうことか?また、今回のケースはあくまで民間企業の会計の背任という、殺人、強盗のような140日も拘束をしなければいけない刑事事件ではない。

 私は彼によって日産に吹き荒れたリストラと、その人たちの首を斬ることで再び浮上した日産での私的な会計による莫大な利益を得ていたことが事実であるとしたら許されるべきではないと思うし、同時にそれを知りながら決済にハンコウを押した経営陣には憤りを感じる。彼らも同じ処分を受けるべきであると。

 しかし、明らかな人権侵害が検察、司法で行われている状況で海外に逃亡するのは許されると思う。それは「兵役で戦争に行くのが嫌で海外に逃亡した人を非難できるか」というのに似ている。

 法治国家である以上、この国の法律に従う。しかし、その法律が理不尽に自分の命や、自由といった基本的人権を脅かすものであったとしたら従う意味はない。

 そうでなくとも現政権下で様々な司法、検察、警察への介入と忖度によるよくわからない警察の動き(伊藤詩織さんの性被害が取り消された事件など)が横行するのだから。





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最終更新日  2020.01.09 10:03:00
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