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2021.02.07
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何気なく差別発言をしている人の厄介さというものについて。

 ツイッターで見た言葉で

「うちの会社の上司は女性社員の前で「俺はセクハラなんてしない。この会社に尻を触りたくなるような女はおらんからな」と笑って言っている。最大級のセクハラである」

 というのがあって・・・

 これ、本人がセクハラだと気が付いていない、それこそ今回のオリンピックの森会長タイプで。

 謝罪会見で記者に言い寄られ、逆切れしたのはこの部分なんだと思う。本当は何が女性蔑視発言かわかっていない。ただ、周りに非難されたので仕方なく謝る格好をしていたら「どこが差別的であったかわかっていますか?」という本質を突かれ、逆上して「お前ら(マスコミが)面白くしたいだけだろ!」と・・・この言葉一つで「何も反省できていない」ことが露呈してしまったわけです。

 上の上司にとって「お尻などに触ることがセクハラ」なんだと思ってるんです。だから、触らなければセクハラにならないと。しかし、本質は女性をナチュラルに下に見る発言をしたこと、その話が「面白いと」思って発言した精神がセクハラなのに・・・

 ちなみに「高齢の人間にこれまで長く生きてきた考えを急に変えろなんて無理だ」という人がいますが、それは違う。長年生きてきたということは常識や知識のアップデートの機会がいくらでもあったんです。それこそ森会長は80歳を超える年齢。戦後の民主化、自由化、男女平等、セクハラ、パワハラのガイドライン、世界基準のコンプライアンス意識・・・すべての変化の時代を経験してきた。にもかかわらず、自分の常識だけアップデートされていない。

 しかも、彼の役職はそれこそ「オリンピック憲章」に基づく規範意識が最も求められる立場であり、世界中から注目されている訳で。そこを更新できないのであれば本来、過去の差別発言などからも「ホスト国代表に値しない人物」として排除されるべきなのに。

 それを考えると、炎天下のオリンピック開催、コロナという現実を見ない強硬論など完全に間違っている方針は、全部このやり方で、太平洋戦争中の敗戦確定なのに徹底的にこの国が焼かれるまでつづけた特攻思想と言って差し支えない。

 それを常道としている。だから何気なく差別発言をしている人の厄介さ なんです。





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最終更新日  2021.02.08 00:04:05
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