FANTA-G

FANTA-G

2021.02.23
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
某カ〇コンのほぼ同期でサウンドクリエーターの杉森君がゲーム業界を目指す学生に向けてtweetしてたのでまとめてみた

 非常に同意。というか、自分もこうだったなあとふと振り返る。

 以前もお話ししましたが就職活動で「ゲームクリエイターになりたいのですけど、どうしたらいいですか?」と聞いてくる人はまず向いていません。というか、ゲームクリエイターになりたい人はすでに自分でゲームを作っています。これは漫画家になりたい人が子供のころからノートに漫画書いたり、同人やっているように。

 この方と同じく、私も学生時代、異常な熱量でゲームを作っておりました。というか、我が家に父が仕事で使う名目で買ったPC88が小学生時代に届いて以降、ずっとパソコン少年で。中学で英語の授業を受けるより先にBasicを覚えてプログラムをしていたぐらい。毎月発売されるベーマガという雑誌のプログラムを打ち込み、独学で改造し、ゲームを作り・・・

 もちろん、普通の一流大学を出てゲーム会社に就職することも可能です。が、その場合、ゲーム開発(クリエイター)とは別の仕事をする場合(総務とか営業など)が多い。なぜなら、クリエイター募集の人事では、そういった履歴の人はまず書類選考で落ちます。理由は簡単。作品提出ができないから。

 「ゲーム会社に入ってからゲーム作りを覚えよう」というのが間違いで。しかし、自分も時々新卒者の選考に立ち会うのですが、いまだに履歴書しか送ってこない、あるいは作品と言っても明らかにこれまでこの手のことをしたことないレベルの作品を提出してくる人も多い。
 逆に作品のレベルでとんでもないハイクオリティーな同人ゲームを一人で作ってくる学生もいる。そういう人と面談してみると、やはり「昔から同人ゲームを作っていた」と。こういう人は即、採用したい。

 そして、ゲームスクールに通う意味というのは、むしろカリキュラム内容より「学生の間はゲームを作る時間が与えられる」ことじゃないかと。だから、ここをぼんやり過ごすとせっかくゲームの専門学校に入った意味がない。わからないことがあったら先生にも聞ける、独学でやるより効率もよく。

 会社に入ればゲームの作り方を教えられ、いつかは自分オリジナルのゲームが作れる、なんてことは考えないように。オリジナルゲームを作りたいのであれば、もう作っていなさいと。

 あと、自分はプロの開発者ですが、いまだに同人ソフトも作っています。「ゲームが作りたい」っていうのはそういうことじゃないかと思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021.02.23 09:56:49
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

FAM5220

FAM5220

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

もにゃら@ Re:縦型マンガが苦手です(06/09) 自分も苦手 自分はタブレットで読むことが…
もにゃら@ Re:くそ!!もっと早く見ておくのだった!!映画「ゲゲゲの謎」(05/02) 面白かったですね 私は映画館で3回ほど観…
もにゃら@ Re:自分の仕事がいつ生成AIに取って代わられるか、わからない(05/08) ゲームでもインディーズだとサブキャラの…
いちはら@ Re:あんた、本当に何様だよと(03/26) 著作権的にクリーンではなかったり、虐待…
もにゃら@ Re:万博反対!(11/30) 幾らくらい政治家のお友達企業に金が流れ…

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: