2004年10月06日
XML
カテゴリ: バンド
私の大好きなアメリカ南東部の民謡の中には慈悲というか、血も涙も無い内容の唄が結構あったりする。惨めな主人公が一層惨めになって終わる(たまに殺される)みたいな話が実話としてまま、歌い継がれている。「悪いことをしたらばちが当たるのよ=良い行いをしていれば何時かいいことがある」的、教訓童話の設定なんてまるで無視である。

例えば、うちらのCDにも入ってる「ハイラム・ハバード」。この唄は南北戦争直後を背景にハイラムという旅人がたまたま通りがかった村で殺人犯にしたてられ、処刑される唄である。無実の彼がどう殺されるかまでちゃんとディティール入での歌詞なのだ。

でも人生って、実際そういうことありなのよね。悪いことしなくても場所が悪ければ、時代が悪ければ、罰を受けたり、文句いわれたり、殺されたり。そこに正当な理由なんて無いのだ。そしてそれは誰にでも起こりうる。

南部民謡はそんな出来事を正当化することなしに、でも同情なしに淡々と語り継いでいくんである。それは不運な人生のウィットネスであり、不運な主人公達への深い敬意だと思っている。大切にしたいもんだ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2004年10月06日 12時17分55秒
[バンド] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

cornwhisky

cornwhisky

コメント新着

cornwhisky @ Re:そのうち(06/07) sariさん >ドッカーンッ!とでかい当た…
sari@ そのうち ドッカーンッ!とでかい当たりが来るんじ…
cornwhisky @ Re:読んでるだけで(05/22) sariさん >眉間に皺がよる食べ物だな~ …
sari@ 読んでるだけで 眉間に皺がよる食べ物だな~ 思いっきり…
cornwhisky @ Re:ひまな人なので(04/09) 私の場合、最初のページはチェがヒントく…

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: