Flatのガンプラ製作日記

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2023.06.10
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カテゴリ: 本の感想
書籍の感想です。
今回は「泣くな道真 大宰府の詩」です。


泣くな道真 大宰府の詩 (集英社文庫) [ 澤田瞳子 ]

菅原道真。
とっても頭の良い人で栄達をほしいままにしていたのに
ある時、大宰府に左遷される。
そしてそこで悲憤に暮れながら生涯を閉じる。

私が知っている菅原道真像はこんな感じです。
大宰府天満宮で学問の神様として祀られていますね。

さてこのお話は左遷されてきた道真をぐうたら官吏である
穂積と女性ながら歌人として名を馳せた恬子などを通して
描かれています。
悲憤に暮れていた道真の再生物語なわけですが、そうは
簡単に事は進みません。
大宰府の方が唐物が手に入りやすいと分かり、自身の
鑑定の才能を活かすことができると分かってやる気を
出したのも束の間、自分が今まで見ていた民の暮らし
ぶりが、表面的なものに過ぎなかったことを知ります。
さらに続けざまに事故で愛息が亡くなってしまいます。
憔悴ぶりは更に激しくなるのですが、ぐうたらで
名を馳せていた穂積の一言で再度立ち上がることを決意
するのです。
変わったのは道真だけではなく、穂積も変わり、
そして恬子も新たな道を選ぶのです。

なかなか面白かったです。





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Last updated  2023.06.10 23:00:27
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