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ヨルダンに観光に来られると、まず聞くのが「Welcome to Jordan!」(ヨルダンへようこそ)という挨拶でしょう。アラビア語では“Welcome” のことを「アハラン ワ サハラン」といいます。タクシーの運ちゃんから道ですれ違う人まで、とにかく「ウエルカム」または「アハラン ワ サハラン」と歓迎してくれます。1週間から2週間ほどの観光で帰られる日本人のお客さまは、口をそろえて「ヨルダン人ってフレンドリー!」と満足げ。はい、確かに・・・。でも知らぬうちが花? 3ヶ月ほど経つと「もしかして私って、騙されている?」と気付き始めます。「アハラン ワ サハラン」というわりに搾取してるやん! ぼったくってるやん! 利用してるやん! となるわけです。こうなると、「外国人やからゆうて、なめんときや」とこっちも戦闘態勢になって来ます。その頃から猜疑心の固まりになり、「騙されてはなるものか」と50フィルス (7円ほど) をめぐってタクシードライバーと争う日々がしばし続きました。やがてそのむなしさにはたと気づいて、あきらめの境地に入っていきます。心が少し寛容になり、100フィルス (13円) くらい黙ってサービスしてやろう、と思えるようになります。それでもキーとなるシチュエーションは日常茶飯事。そんなとき、外国人同士で慰めあう言葉が「Welcome to Jordan」。私たちが仲間内で使う場合、これはニュアンス的に「しゃーないな。ここはヨルダンやから」という自嘲と同情と哀しみの入り混じった、それはそれは深~い意味を帯びるのです。さて下の絵は、ヨーロッパ圏の友達からもらったもの。アラブ世界に住む外国人が到着してから10年後にラクダに“改宗”する様子を表したもの。英語の分かる人には、かなり面白いのではないかと思います。 私の友達、下見に行った2年前にこの紙を私に渡しながら、ニヤリと笑い、「これでも来る?」と聞きました。その時彼らの滞在歴は7年目。そろそろラクダに改宗する頃でしょうか(笑)。
2009.02.19

日本に帰ってきて初めて知った流行り(?)の言葉―それは“草食系男子”。私の身近にわんさかいるイマどきの日本男性たちを表現するのに、何とも使いやすい。定義には少し幅がありそうですが、こじんまりと納まりたい今時のボクちゃん達を的確に表現していると思います。草食系男子を別に否定するわけではありません。でもやっぱり、男女・国籍を問わず、スケールの大きい人は魅力的です。みなさまは、人間としての器の大きさ、スケールの広さってどんなことで測れると思われますか?最近読んだある新聞の記事の中に興味深いことが書かれていました。ベルリン映画祭で賞を獲得した新鋭の監督の話。「世間で一番危険な人物とは、何も知らない人、または(自分が)何も知らないことを知らない人」。そしてこの人は、「自分は(自分が)何も知らないことを知っている」とコメントしておりました。う~ん、ナルホド。私が魅力に感じる「スケールの大きな人」とは、”自分が何も知らないことを知っている人”。反対に「スケールが小さいな」と感じるのは、“自分が何も知らないことを知らない人”・・・・つまり裸の王様です。草食系男子の特徴の一つとして、「海外旅行に興味がない」というのがあるそうです。でも、たとえ海外旅行に行ったり何年か海外で過ごしたりしたとしても、自分があたかも”世界”を知っているかのように錯覚しちゃうなら・・・それって“裸の王様”。「何も知らないことを知らない」、スケールの小さい人になってしまうと思います。世界は果てしなく広い。自分が得た知識や経験なんて、海面にポチョンと落ちる一滴のしずくみたいなものですよね。ヨルダン2年目にあたっての目標。1年ばかりアラブと接したからといって、決して「アラブは」と一くくりにしないこと。同じアラブでもいろんな人がいて、いろんな考え方がある。自分が”知らなかった”コトやモノに目ざとくあり、人間の多様性を楽しんでいきたいと思っています。スケールが大きいといえば、砂漠。砂漠の上に広がる満点の星空も、限りなく限りなく限りなく !! スケールが大きかったです・・・・。
2009.02.18

日本へのお土産には頭を悩ましたワリに、みんなの反応はいまいち・・・・。悩みぬいた揚句、あまりぱっとしない物を買っているのは確かなんですけれどね(笑)。今回はナッツもお土産として大量購入。ナッツ屋さんのヨーゼフさんのことは以前にご紹介しました(http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/200809250003/)。このナッツ屋さんは、アラブ、外国人を問わず、私の友達の間では大人気。親切なヨーゼフさんはナッツを真空パックにして持たせてくれました。アラブの家庭では、どの家に行っても大抵ナッツが出されます。ポリポリ食べながら、いつまでも他愛無い話をするのがアラブ流。団らんには欠かせません。そんなわけで、日本ではあまり食べなかったナッツ類をヨルダンでは毎日のように食べます。私が初めてこのお店のナッツを食べたとき、「ナッツってこんなに美味しいものだったのか!」と心の底から感動しました。で、日本にぜひ持って帰りたいと思っていたわけです。ところがナッツ大好きのはずの私の母なんかは、ちょっと食べかけて「あ、今のナッツ腐ってた」などと言います。ナッツって腐らへんやろ…? どうも独特の香辛料が入っているらしく、食べるのを止めてしまいました。あれまあ。中には「美味しい!」と言って食べてくれる優しいお方もいましたが、どうも中東の味が苦手な人も多いようです。私は香辛料が入っていること自体、気付きませんでしたけれど。このナッツをおつまみにしてビールをクイッと飲むのが私の夢でした。ヨルダンに帰る前にぜひ果たさなければなりません。ところが1年間の断酒(?)ですっかりお酒に弱くなってしまった私。飲みたいという欲求も沸かなくなってしまいました。そんなわけで、どっさり買ったナッツ、誰が食べてくれるんやろ? 次の一時帰国の時にも残っていたりして。
2009.02.16

死海にはけっこう頻繁に足を運びます。アンマンからそれほど遠くなく、比較的気軽に行ける観光スポットです。アンマンから約50キロの位置にあり、1時間弱で着きます。私はいつもレンタカーや友達の車で移動するのですが、アンマン⇔死海のバスもあるらしく、今度は試しにバスを利用してみようかなぁと思っています。下の写真は冬の死海です。 初めて死海を訪れたのが冬でした。死海の水ってマロマロしているんだなぁ、というのが最初の感想。本当に死海の水は、トロリとまろやかなんです。お勧めはビーチではなく(もちろん泳ぐためにはビーチに行く必要がありますが)、まだ整備されていない自然の海岸線。車を死海に沿って走らせ、5スターホテルたちを横目にしばらく進むと、整備されていない海岸線が見えてきます。車を路駐して、徒歩で下りていけそうな場所を探します。石がごろごろ転がっている急な坂道ですが、そろそろと下りていきます。滑るし、ちょっと怖いのですが、ゆっくりゆっくり急斜面を下りると、沿岸まで到達できます。塩の結晶がゴロゴロと横たわっています。水は透明感があり、水面下の塩の白さが何とも幻想的な雰囲気を醸し出します。 ↑ 12月の死海 ↑ 6月の死海いつ行っても死海は素敵です。でもこの死海、年々小さくなっているのだそうです。そのスピードは実に、毎年30センチずつ水位が下がるという驚異的なもの。科学者たちによると、このままいけば2050年までには死海が干上がってしまうと予想されているそうです。死海沿岸には高級ホテルがいくつかあり、いま建設中のもあります。そろそろオープンするころでしょうか。でもこうしたホテルたちも死海がなくなった時には一体どうなってしまうんでしょう。美しい死海、いつまでも残ってほしいものです。
2009.02.15

アラブ世界では、トイレで用を足した後には“洗う”のが基本です。ヨルダンではトイレットペーパーを使用する家もありますが、下のようにビデ付きのトイレもけっこう一般的です。実は私は、このビデの使い方を知りません・・・どっち向きに座るんやろう? といつも疑問。でもさすがに友達に「実演して」とは言いにくく、疑問は解決しないまま1年以上が経過しています。それはさておき、ヨルダンの下水道のパイプは本当に細いのです。”洗う”のであって”拭く”のではない、という概念が根底にありますから・・・、まぁ仕方ないのかもしれません。ですので、トイレットペーパーを使用する場合、便器に流すわけにはいきません。流すと、1,2回は大丈夫かもしれませんが、最終的に詰まってしまいます。さらに水圧が弱いため、流れずにフワフワ出てきてしまうこともしばしば。 そのため、使用したトイレットペーパーは、流さずにゴミ箱や袋に捨てます。これ、初めはすっごく抵抗がありました。絶対にイヤ! と思っていたのですが、慣れると日本でもつい「ゴミ箱はどこかな・・・」と一瞬探してしまいます。ヨーロッパ圏の友達も同様に、これには抵抗感がかなりあったようです。中には意地でも便器に流し続けて、ヨルダン生活10年目の友達もいます。。。彼女の家に遊びに行くと、口を酸っぱくして、「紙は小さく、何回にも分けて流してね」と言われます。私もはじめは便器に流していましたが、今は抵抗なくゴミ箱に入れています。詰まると業者を呼んだりして大変だし、しかも約束どおりに来ることは稀だし、そんなんでトイレがあふれた日には最悪・・・というわけで、予防措置を講じるのがベストです。ロシアの公衆トイレでも、紙は流さずに積み上げてありました。そのためすっごく臭かった。流さないなら流さないで、こまめに収集しないとダメですよね。もう5,6年前の話ですが、今はどうなっているんでしょうか。それにしても日本のシャワー付き便座、絶対イスラムの国で受けると思いますよ。シャワーの水も温かくできるし、乾燥機能も付いていたりしますから。この便座、ムスリムの国で発明されずになぜ日本で発明? やはり日本人は創意工夫に長けた国民ですよね。
2009.02.14

アラブの女性たちがやたらとムダ毛を気にすることは前に書きました。友達が顔のうぶ毛を処理したいからサロンに行くといいます。うぶ毛の処理に1回30JD かかるといいます。「そんなに高くない」というわけです。4000円くらいでしょうか。でも私としては・・・「自分で剃ったら?」という気分。そう聞くと、相手は超びっくりして、「そ、剃る? どうやって?」と目をまん丸にします。「カミソリでシュシュッと」と答えると、ますますびっくりして自分では絶対にできないと言い張るんです。どうやら本当にやったことがないらしい。鼻の下のうぶ毛をときどきカミソリで剃るよ~と言ったら倒れそうになっていました。私も倒れそうになりました。自分って変なのかなと思って・・・。でも普通ですよね(ですか?)。さてアラブ式のうぶ毛の処理ですが、糸を使います。私の友達(右)がサロンを経営しているのですが、彼女は友達には無料で眉毛などを整えてくれます。毛抜きで形を整えて、ハサミで長さを調整した後に、この糸の出番。口にくわえ、両手でピンと張ります。そして糸を顔の上で滑らせるのです。そうすると、本当にきれいにうぶ毛がなくなります。この糸が特殊な糸なのか普通の糸なのか、よく分かりません。今度聞いてみたいと思います。私のフランス人の友達(男性)はアラブの理髪店が大のお気に入り。髪の毛を切ってもらった後、鼻毛の処理と耳の掃除をしてくれるそうなんです。で、この耳の掃除には、やはり糸を使うそうです。糸を耳の上から下までスルッと動かしてうぶ毛を取ってくれます。すごい技術だ! と彼は感動しています。確かにそうですよね。そうそう、それからもう一つ、アラブ式うぶ毛の処理法。これは私は実際に見たことはありませんが、このフランス人の友達の話では、理髪店で糸を使って耳の掃除をした後にライターをカチッと付けてうぶ毛をあぶるのだそうです。一瞬ちょっと熱いのだそうですが、ほんの一瞬だけ。火のついたライターを耳のそばで素早く動かして、あぶって処理するのだそうです。これまたすごい技術ですよね~。日本だったら禁止されそう・・・。そういえば私のアラブの女友達も、顔のうぶ毛を火であぶってみようかなと言っていました。むちゃ怖い。私からすると絶対カミソリの方がいいですよ! カミソリは邪道なんでしょうか・・・・。でも眉用のカミソリ(小さいヘッドのもの)を友達にプレゼントして、実演してみるのも面白いかもしれませんよね。
2009.02.11

ヨルダンに対する一般的なイメージって、どんなものなんでしょう?日本に帰って来てさまざまな興味深いコメントを聞き、「へぇ~。こんな風にみんな感じてはるんやなぁ」と、改めてメディアによる偏った報道の影響に驚かされています。まず開口一番、「ヨルダンなんかにいる割におきれいで」と言われました。ん? ヨルダン“なんか”? “いる割に”? なんか未開の国に行っているような印象なんかなぁ~。アラブに住んでいると、きれいにせざるを得なくなりますよ。みんな美容に関心を持っていますから。それからよく言われるのが「よく無事で」。そりゃあ無事ですよぉ、と答えると「ミサイルがびゅんびゅん飛び交っているん違うん?」などなど・・・・。なんちゅうイメージ。。。このイメージをどうやったら払拭できるんでしょう。「ガザで起きたこと=中東全域が危険地域」という感じなんでしょうね。少なくともこのブログを読んでくださっている方たちは、そのようなイメージは持っておられない・・・と信じています。 ヨルダンはとても平和な国です。 ↑アンマンには様々な国籍の人たちが住んでいます。アラブとの交友に加えて、インターナショナルな交友関係が楽しめます。私のヨルダン滞在が今後どのくらいの長さになるか分かりませんが、できる限り、引き続き”正しい”情報を発信していく大切さを改めて感じました! ヨルダンは私の愛する国ですから、愛する国がここまで誤解されているかと思うと、勝手に使命感を感じてしまう私の日本滞在であります。
2009.02.08

アラブの男性はすっごく毛深いです。まるで野獣のよう・・・。男性がここまで毛深いのだから女性が多少毛深くても許されるのではないか、と思われるかもしれません。少なくとも私はそう思っていました。日本ではムダ毛処理だの何だのと、外面に必要以上に気を遣わないといけなかったけれど、アラブはそんな世界とは無縁、やれやれ・・・と思っていたのです。ところがどっこい、アラブ女性の“美”の追求ときたら、日本人以上です。しかもアラブ男性がかなり口うるさく女性に美を求めてきます。ムダ毛なんて許されるわけがない。サロンで働くフィリピン人の女の子(初対面)が私のナチュラル(?)な腕を見て、「こういうの、アラブ男性は accept (アクセプト)できないのよね」と一言コメントしておりました・・・初対面でこんなこと言うか?さてアラブ世界では、ムダ毛=汚いというイメージがあるらしく、女性はサロンに通い、全身のムダ毛を徹底的にきれいにします。結婚式前には本当に全身の毛を剃ってしまうのがアラブ流です。もちろん頭と眉毛は残しますが、それ以外は本当に全身です! これには到底ついていけません・・・さて、そんな女の子の強力な助っ人は、シュガーと呼ばれる脱毛ジェル(?)。ジェルというか・・・シュガーという名の通り、原料は砂糖です。見た感じ、触った感じは、ネチョネチョのはちみつの固まりといったところ。 かなりネバ付きます。 シュガーのケース。使い方ですが、説明書によると、このはちみつの固まりのようなものを手で温めて柔らかくし、トロリとしたものを足や腕に延ばして固まるまで待ち、固まってから一気にはがすのだそう。一度でムダ毛はなくなるし(痛いらしいですけど)、あとのお肌はツルツルになるらしく、ほとんどの女の子が「シュガーで脱毛する」と言います。私もやってみたのですが、一回目はうまく行きませんでした。固まる前に睡魔に襲われ、そのまま布団で眠ってしまったのです・・・翌朝、布団はネバネバ。かなり最悪でした。今度はアラブの友達の指導のもと、もう一度挑戦してみる予定です ^^ 前にアラブの友達に「どうやって使うの?」と聞いた時「初めはコツがいる」とのことでした。やはり、まず彼女たちのやり方を見てからすればよかった! ”少しのことにも先達はあらまほしきことなり” ですね。
2009.02.05
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