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40分あるいは60分のレッスンでどのような内容で進めていくのかは確かに最重要事項ですよね!これは各人のレベルによって大きく変わるところかもしれません例えばフラメンコギターを初めて弾く方でしたら、フォーム(基本的な構え)から始まりますしギターそのものが初めての方でしたら「左手で押さえて右手で弾く」というギター(弦楽器族)の原理から始めることになります「フラメンコうんぬん」の話よりもまずギターという楽器で音を出していくことからコツコツ進めていくことになります段々と進んでくると①各種基礎技術の確認や復習、②フラメンコ特有のリズム(コンパス)の基礎③各種フラメンコ形式を短めの練習曲等で実践的に学んでいきます1レッスンの時間枠で全て消化するのは現実問題少々難しいので、それぞれの習得状況で①と③の組み合わせだったり、②と③の組み合わせ等になることが多いでしょうか・・・この辺りを細分化してブログに書いてみるのも面白いところなのですが、実際あまり書きすぎたり、決めすぎてしまうと頭が必要以上にマニュアル化してしまったり硬直化してしまう恐れもありそうなってしまうと 僕自身も教えていて目が曇ってしまい大事なポイントを逃がしてしまう恐れがあるので常に余白は残すようにしていますこれは僕自身がスペインで感じたことですがレッスンもやはり「フラメンコの時間」でありある程度の「生」的な要素から学ぶことが実に多い気がします!そんなフラメンコよもやま話もレッスンでは即興的に付加されているみたいです 笑フラメンコギタークラスを担当しているアウラ音楽院では現在「新規入会キャンペーン」を実施中とのこと!無料体験レッスンもありますので興味ある方は下記のリンクをご参照くださいhttps://www.guitarschool.co.jp/
2024.11.27
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フラメンコギタークラスを開講している「アウラ音楽院」で新規入会キャンペーンが開始されます池袋校:水曜日秋葉原校:金曜日&土曜日の担当となっています無料体験レッスン及び教室にはレッスン用のギターもありますので手ぶらで受講可能です!入門者、初心者、経験者まで基礎技術(テクニカ)各種、フラメンコのリズム(コンパス)ファルセータ(ギターのメロディ)フラメンコの各曲種等の総合的な理解まで様々な視点からエクササイズや練習曲なども交えそれぞれのレベルに合わせてコツコツと進んでいくクラスです基本クラスは40分×月3回ですがスケジュール的に難しい方は月2回、月1回なども相談可能です問い合わせはお気軽にどうぞ!詳細は下記リンク「アウラ音楽院」のページを参照くださいhttps://www.guitarschool.co.jp/archives/35226
2024.11.20
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「ジプシーキングスの曲を弾きたいのですが」「ジプシーキングスの様にフラメンコギターを弾きたいのですが」そんな質問や相談をギタークラスでたくさん受けてきましたジプシーキングス実に素晴らしいですよね!僕も大好きです!!ただ「では早速弾いていましょう!」と言う前にフラメンコギタリストとしては、一応、説明しておく必要がありまして率直に述べるなら ジプシーキングスは「ジプシールンバ」と呼ばれるジャンルにカテゴライズされていて、音楽の構造や、成立要因、様々なニュアンスを眺めても「フラメンコ」とは全く異なるものになります。スペインではそれを混同する場面に遭遇したことはありませんが、日本では「ギターのかき鳴らし=フラメンコ」と認識されている面もあり無理もないのかもしれません彼等はスペインではなく「南フランス」のロマ族(旧ジプシー)、但し祖先はスペイン系であると語られています。代表曲でもある「ボラーレ」は元々はイタリアのカンツオーネ、「マイウェイ(ミ・マネーラ)」はフランスのシャンソン、オリジナル曲以外でもそういった世界の曲たちを自らのリズムとグルーブを生かしたアレンジでひとつのジャンルにまで昇華させ世界で大ヒットしているわけですから本当に見事ですよね!フラメンコにも「ルンバ」という形式はありますが、ジプシーキングスとはかなりニュアンスも異なり、また技法のバリエーションも必然的に異なってくることから、ジプシールンバ専門のギタリストも存在している位なんです!僕のクラスでは、あくまでフラメンコを主流にしていますが、世間の認知度が高く、ギターのリズムを刻む別の視点やギターをかき鳴らす楽しみも含めて、ジプシーキングスの曲やコード進行の一部を引用してレッスンで導入したりもしていますただフラメンコギタリストの個性や守備範囲によって得手、不得手は確実にあるかもしれませんのでもしレッスンを希望される際は事前に確認しておくも手かとは思います!個人的なコメントになりますが、僕は音楽の「カテゴライズ」や「ジャンル」分けは後付けで生まれたもので、決して「音楽の優劣や価値」を計るものではないと考えていますですので くれぐれも「フラメンコの亜流」とかそういう序列の意図は全くありませんのでそこは誤解なくお願いしますねとても有名な言葉ですが「それが素敵な音楽なのか、あまりそうではない音楽なのか?」ジプシーキングスは僕にとっては間違いなく前者にカテゴライズしたいところです!!【輸入盤】 Gipsy Kings ジプシーキングス / Essential Gipsy Kings 【CD】
2024.11.06
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「ジプシーキングスの曲を弾きたいのですが」「ジプシーキングスの様にフラメンコギターを弾きたいのですが」そんな質問や相談をギタークラスでたくさん受けてきましたジプシーキングス実に素晴らしいですよね!僕も大好きです!!ただ「では早速弾いていましょう!」と言う前にフラメンコギタリストとしては、一応、説明しておく必要がありまして率直に述べるなら ジプシーキングスは「ジプシールンバ」と呼ばれるジャンルにカテゴライズされていて、音楽の構造や、成立要因、様々なニュアンスを眺めても「フラメンコ」とは全く異なるものになります。スペインではそれを混同する場面に遭遇したことはありませんが、日本では「ギターのかき鳴らし=フラメンコ」と認識されている面もあり無理もないのかもしれません彼等はスペインではなく「南フランス」のロマ族(旧ジプシー)、但し祖先はスペイン系であると語られています。代表曲でもある「ボラーレ」は元々はイタリアのカンツオーネ、「マイウェイ(ミ・マネーラ)」はフランスのシャンソン、オリジナル曲以外でもそういった世界の曲たちを自らのリズムとグルーブを生かしたアレンジでひとつのジャンルにまで昇華させ世界で大ヒットしているわけですから本当に見事ですよね!フラメンコにも「ルンバ」という形式はありますが、ジプシーキングスとはかなりニュアンスも異なり、また技法のバリエーションも必然的に異なってくることから、ジプシールンバ専門のギタリストも存在している位なんです!僕のクラスでは、あくまでフラメンコを主流にしていますが、世間の認知度が高く、ギターのリズムを刻む別の視点やギターをかき鳴らす楽しみも含めて、曲やコード進行の一部を引用してポツポツとレッスンで導入したりもしていますただフラメンコギタリストの個性や守備範囲によって得手、不得手は確実にあるかもしれませんのでもしレッスンを希望される際は事前に確認しておいた方が良いかもしれないですね!個人的なコメントになりますが、僕は音楽の「カテゴライズ」や「ジャンル」分けは後付けで生まれたもので、決して「音楽の優劣や価値」を計るものではないと考えていますですので くれぐれも「フラメンコの亜流」とかそういう序列の意図は全くありませんのでそこは誤解なくお願いしますねとても有名な言葉ですが「それが素敵な音楽なのか、あまりそうではない音楽なのか?」ジプシーキングスは僕にとっては間違いなく前者にカテゴライズしたいところです!!【輸入盤】 Gipsy Kings ジプシーキングス / Essential Gipsy Kings 【CD】
2024.11.06
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「安価なクラシックギターにゴルペ板を貼ってフラメンコの練習をしているのですが、買い替えた方がよいのでしょうか?」はい、実はこれ何気に多い質問なんです!率直に言ってしまうと経済的に許される環境であるならば早めに買い替えた方が良いと思われます。もし本人がそのギターへの思い入れがある、またはその音が好きで「どうしてもそのギターでなければ嫌だ!」というのであればもちろん別ですが、およその場合 本人が何かしらの不具合を感じたり、あるいは他者から指摘を受けたりしながら買い替えた方が良いかな・・?と徐々に考えるようになるのでは・・と思います例えば、教室等のレッスンギター等と自分のギターを弾いている時と比較してみるとどんな感触ですか?例えば、左手側の弦高が高すぎてつらい左手のセーハがきつい・・右手のラスゲアードの音の切れ味がでない音量はあるけれど音の立ち上がりが鈍い・・等々元々が鳴らないギターで練習し続けると無理をして力んでしまうことも多々あり疲労や、演奏技術の上達の妨げになるケースも充分に考えられますし、当然ながら「ギターの音を聞く耳」も育ちにくいかと思います欲を述べてしまえばキリがなくなってしまうところですが必ずしも有名ブランドのギターである必要はないと思います条件が許すならばまずはフラメンコギターとしての最低限の要件を満たしているギターで練習をした方が効果的かと思います!
2024.10.30
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「フラメンコギタリストは日常何をしているんですか?」たまにそんな質問を受けますが仕事以外でも、毎日ギターの練習をするのは当たり前ですが、当然のように日常の作務も行います(世界トップクラスのギタリストは別としてギターだけ弾いれば他は何をしなくてもよい・・と許される人は僕の知る限り決して多くありません・・)今日は、まさにそんな現実的な処理の日でしたが、念願の「自家製チャーシュー」を作ってみましたが初挑戦ながらなかなかの味わいに!そして 食してからいつも気が付きます「あっ また写真忘れた・・」とどちらかというと。自分自身の感性が純粋にそれに反応しないと僕は記録写真に残そうは思わないようですね 笑さて そんな僕ですが今更ながらインスタを始めました!画質が良い写真でもなく、さりとて何か驚愕に値する内容、劇的な狙いや主旨もなければあまり一貫性も見当たらず更に説明や文章もなく・・こちらは実に気楽でよもやま的な写真だけの投稿、現段階では「ふっちーのおもちゃ箱」的な感じになっていますもしよろしければ たまに訪問してみてください!、
2024.10.24
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少し時間が経過してしまいましたが先月、ドラマ「北の国から」で知られている麓郷へ僅かながら立ち寄ってきました!北海道在住時の子供の頃からほぼほぼリアルタイムに近い形で見続け、また登場人物である「純」や「蛍」とは世代的にも近く、そのあり様にいつもハラハラしつつどんな道を歩んでいくのか・・(ほとんど勝手な親族気分ですよね・・笑)2002年が最後の作品になってしまったのですが、今までその地に足を踏み入れる機会を見付けられずに来てしまいました・・幸い天気には恵まれましたが初代の家の森に一歩入った瞬間から気温が一段低くなり、木の葉と風の音に包まれつつそれは優しさや穏やかさと共に季節によっては大きく表情を変え避ける事の出来ない過酷な厳しさを既に伺わせていました、あれから一か月が過ぎた今のこの季節は美しい紅葉と共にもう冬の確かな足音が聞こえてきているのでしょうか・・実現こそしませんでしたが倉本聰氏がその後「北の国から」にどんな物語を準備、構想していたのか・・それらもその地に実際に足を踏み入れ撮影には使用されることなく残されることになった建物等に触れることで初めて知ることになりました異なる季節で願わくば時間の制約を受けない形でもう一度訪れてみたいところです!
2024.10.21
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仏事法要には当たりませんが先月は、北海道のお墓参りへ僕から見て祖父(父方の父 秋男)は1945年8月23日にビルマで戦死したと戸籍謄本にも記録が残っています終戦日である8月15日を8日も過ぎているのは戦地まで「終戦」の知らせが届くまでそれだけの時間を要したであろう事あるいは・・当時 長男である父(善昭)は生後5か月戦争未亡人となった祖母(ツヤコ)は幼き父を抱いて香川県さぬきにある「志度」から北海道の釧路へ祖父の遺骨はなく和紙で包まれた爪だけが長らくお墓に静かに納められていましたが祖母そして父が逝き「76年の時を経て家族3人がやっと共になれたのかもしれない・・」激動の時代の翻弄について思いを馳せながら自然とそう思うようになったようですそれぞれの家にはそれぞれの固有の物語があるルーツ調査に関してはこのブログに簡易的に記しておりますがどこかのタイミングできちんとまとめたものを残したいところです!ただ あまりに個人的過ぎる内容なので少々悩ましいところですちなみに今は平安時代である天治2年「天治 1124~1126年)に伊勢神宮 渡会氏族の系譜「禰宜」の要職にあった渕崎の名が「高房」であったところまでは見付けたのですがさてさて ここからどう進めるべきか・・
2024.10.16
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ふと思う事があり久しぶりに 司馬遼太郎さんの作品集からある短編を読んでいます先日、縁があって浅草で「浪曲」「講談」を拝聴する機会に恵まれました!自国の伝統芸能なのに、気楽に足を運ぶ場も少ないせいかなかなかそれを生で聴く機会も多くはないのですが今回は実に集中して体感してきましたいやはや 声を通した物語というものは実に興味深いですね!映像が存在しない分 観衆の各々がその物語のシーンを描く余白と自由さもあり、また演者の熱量もさることながら、観衆の空気を掴むコミュニケーション能力のあり様についても様々考えさせれらるところですまた、語られる物語も各々が個人のペースで文字を読む文学ではなく「語り芸」であることから演者、観衆共に体力と集中できる時間加減を承知したうえで、内容を吟味し切り口も含めて構成もされていくのでしょうか今回、壇上で語られたオリジナル演目に「人斬り以蔵」という作品がありました。司馬氏著の同作も文字で読みつつ読み手、書き手によるそれぞれの物語の切り口、そして視座も含めてこの辺りを俯瞰する思考体系は音楽にも通ずるところでこの点も実に興味深いところですね人斬り以蔵 (新潮文庫 新潮文庫) [ 司馬 遼太郎 ]
2024.10.08
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「ここは空気が悪いね 早く帰りたい・・」静岡県の山間で風の音と共にギターそして音楽を抱きしめながら隠遁的生活を送っていた友人が都内で行われたフラメンコの「コンクール的公演」に初参加したその際の演奏直後の言葉だそれが東京という都会に対してあるいはコンクール会場独特の様々な思惑や情念に向けられたものなのかまたはそのいずれも含んでいるのか・・もちろん彼にそれを聞くことはしなかったただ一つ言えることはその日の彼の音はあまりに深く純粋である一定の価値観で図るべきものでもないように感じた、そして 彼のいるべき自由で安息の地は少なくとも、ここではない別の場所なのであろうとも・・それから4半世紀が過ぎた先日驚くことに、再び彼はその舞台に戻ってきた!そこになぜ再び戻ってきたのかは判らないただ久しぶりに再会した彼は以前とは異なる、大地に根差した確かで、そしてより強い何かしらと共にあるように僕の眼に写った真剣さに少し笑みを含めた表情で彼はこう述べる「わしは70歳になったら大学に入って物理学を学びながら、まだ経験していないキャンパスライフを送りたいんだ・・」更に笑い交じりでこう続けた「若年の20代で隠遁生活、30代半ばで社会復帰して、70代を大学で学ぶ 一般とはまるで逆だよね・・」と「なるほど!」と思う生きる中で経験と共に育まれることもあれば逆に経験が眼差しを曇らせてしまい一定の価値観や硬直化した物差しのみで自らや他者までも図ったしまう事は無数にある、まだまだ自分はそんな途上にあるのであろう気づきは突然やってくるもし日本のどこかで「上遠野忍」という人物にあったならぜひとも耳を傾けてみてください!再会に感謝を込めて
2024.10.02
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先日、部屋の片隅で控えめに言って、かなり昔の8ミリフイルム?と思われるリールテープが出てきたしばし考えてみるとそういえば生前に父が少しだけ不機嫌気味に「結婚式の時の映像記録だおまえの好きにすれば良い・・・」と言っていた事を思い出した当時、恐らく20代の自分はなぜそれを見ようとしなかったのか?僕自身のメンタルの方向と共にそれを再生する機械など持っておらずさりとて、それを探すほどの事とも思わなかったのだろう・・時が過ぎて、恐らくは時間と共に劣化したそのテープは今でもダビングすれば鑑賞できるのであろうか?調べてみると、その傷み具合にもよるがどうやら不可能ではないようだ!迷わずDVDへのダビングサービスの受付に出し1か月ほど待ったところ、業者さんから連絡があった「これは8ミリの映像フィルムではなくオープンリールと呼ばれる音声のみの記録です」と・・そして業者さんはこう続けた「オープンリールのダビングは機材の都合で対応できないため返却する・・」と「どこで僕は勘違いをしたのだろう?」受け付けた若いスタッフの方も少しだけ申し訳なさそうにしていて、とりあえず一旦 引き取りつつさて これをどうしようか・・・冷静に考えて貴重は貴重なのだけど果たしてほとんど本人が口を開かなかったであろう両親の結婚式の音声をダビングしたものを僕は本当に聞きたいのだろうか?身近にオープンリールの再生機器があれば良いのですが、しばし懸案になりそうです・・・
2024.09.22
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ピアノやバイオリン等に比較してギターとオーケストラによるコンチェルトと呼ばれる(協奏曲)は演奏される機会も少なければそもそも作品そのものが決して多くないわけですが(すぐに思う浮かぶ有名なところでは やはりアランフェス協奏曲でしょうか?)先日、同じアウラギター音楽院で講師をされている方がソリストとしてオーケストラと共演されるというそんな稀有なコンサートに伺ってきました!とても個人的な事ですが僕は、オケの演奏前のチューニングが本当に大好きで、音が少しづつ重なって和音がゆっくり浮かび上がってくる瞬間はいつもゾクゾクしています 聴衆も演奏者と同じくチューニングされているかのように・・ギターという楽器の特性といいますかやはりオケの他の楽器に比較して圧倒的に音量が小さいことと音が減衰していくことは必ず挙げられると思うのですがよってギターのみマイク使用が必須になりその中で全体のホール音響のバランスを取っていく作業は非常に繊細で、この点もかなり興味深いところです!余談ですが 20世紀クラシックギターの巨匠であるイエペス(故)はオケとの共演でもノーマイクで演奏していたみたいです恐るべし!
2024.09.09
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更新が滞ってしまい大変失礼しました!この夏の暑さや、異常な雨の日常でなかなか言葉が浮かびあがってこなかった事もあるのですが、いくつか集中して学び直したい、考え直したい事がありコツコツ取り組んでおりましたそれしても 気候と人間の思考は密接に関係するとは昔からよく聞きますが確かに南国から生まれる哲学者や思想家が少ないというのも頷ける気がします・・ひとまず元気にしておりますので引き続きよろしくお願いします!
2024.09.05
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暑い日が続きますね5月に種まきした我が家の「ひまわり」ですが見事に咲いてくれました!(以前に、何かしらに食べられてしまったのか?残念な思いをしたので、今回は少し過保護です 笑) スペインの様に壮大な景色ではないですが、日常に自然の色彩があることを素直に嬉しく思います!
2024.07.28
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更新が滞り大変失礼しました!自宅の小さな屋外スペースに久しぶりに「ひまわり」を植えてみました!嬉しい事にすくすく成長してくれているようですがさてどうなるでしょうか?咲いてくれると良いですが・・さて 今回はフラメンコというよりは「民族音楽」として眺めた視点での書籍の紹介になりますが比較民族音楽学者として知られている故「小泉文夫」さんの事を記したいと思います!世界中の民族音楽を求めて現地でフィールドワークを行い音楽的な視点のみだけではなく、歴史や環境的な要因まで踏み込みその膨大なる資料を体系化して学問化し後世に英知を残した方ですフラメンコに関しての記述は少ないですが、そもそも民族音楽とは何ぞや?と考え始めた時に、我々がどんな態度で考察を進めていくべきなのか?何が他と異なり、何が共通し相似してくるのか?そんな基本的な姿勢や態度というものを学ばせてくれる内容で、僕自身もその姿勢には影響を受けつつレッスンなどでフィードバックされている部分があります!途上でどうしても「思い込み」みたいなものに縛られてしまうことは多々ありますが、別の視点から俯瞰することでまたフラメンコが見えてくることもあるかもしれませんね!音楽家の伝記 はじめに読む1冊 小泉文夫 [ ひのまどか ]【中古】 小泉文夫フィールドワーク 人はなぜ歌をうたうか (冬樹社ライブラリー)
2024.07.17
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前回は「濱田滋郎」先生の著書を紹介しましたが、今回は「ドン・E・ポーレン」の著書「ひとつの活き方」を紹介しますいわゆる学術書とは異なるのですが、古き良き、生活に根差した「ヒターノのフラメンコ」のあり様を、自らの生活経験を基に生き生きと描かれている興味深い作品です!スペインはセビージャ県にある「モロン」という街を舞台に「フラメンコとは?」というひとつのあり様を考察できるかとも思います1970年代に米軍の基地があったこのエリアで駐在していた彼らは、土地のフラメンコに出逢い、そしてすっかり魅了されてしまった後にやがてはそれを自らの国に持ち帰りアメリカの西海岸のとあるコミュニティでは今もその時代のフラメンコが生きているとも耳にしたことがありますそれは「芸能」としての「技術」という意味のみならず「人の生き方 あり様」でもあったのかもしれません実に興味深いですよね!【中古】 ひとつの生きかた / ドン E ポーレン, 青木和美 / ブッキング [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】
2024.05.31
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出演情報です日時 6月2日(日) 15時前後?場所 上戸田地域交流センター あいばる※ 埼京線戸田公園駅エリアお祭りイベントにつき 入場料無料踊り 黒須亜理砂さんと生徒さん有志唄(カンテ) 織田洋美ギター 渕崎昭彦詳細は添付写真をご参照ください
2024.05.29
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「フラメンコでお勧めの資料や文献は何かありますか?」たまにですが、ギタークラスでそういう質問を受けることがあります。もちろん「本」そのものは存在しますし、どのような質や精度の本を求めているかにより、こちらも案内の仕方が変わってくるわけですがもし「アカデミズム」や「学術性」という視点に重きを置く資料ならばやはり 故 濱田滋郎先生が残された「フラメンコの歴史」になるかと思います!記された参考文献だけでも膨大で、ある種の事典として手元に置いておいても良い資料かと思います僕自身も何度読んだ事か・・・もちろんフラメンコにどこまでアカデミズムが必要で入り込む余地があるのか?という議論もあるかと思いますが、歴史を知っておいて損なわれる事はそんなにはないですよね?スペインでも「フラメンコロヒア」と呼ばれる学問としての研究が更に進んでいるとは耳にしていますがどこかでそれらが、より深くアップデートされた翻訳本が出てくれると面白いですね!楽しみに待ちたいところです【中古】 フラメンコの歴史 / 浜田 滋郎 / 晶文社 [単行本]【メール便送料無料】【あす楽対応】
2024.05.22
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先日 こちらのブログでも少しだけ紹介させてもらった、同級生の北御門潤氏との縁で、マイクロシアターと呼ばれる映画会場でSFインディーズ映画を見るという実に稀有な経験をしてきました!在住(あるいは滞在)外国人の方にもぜひ観ていただきたいという趣旨で北御門監督の作品のみならず、全ての出展作品が英語の字幕入りで上映された企画「創り手」と「作品」と「観衆」それぞれがそれぞれに敬意を払う事でひとつにつながっていくそんなとても温かく親密な時間で作品も本当に集中して楽しく堪能させていただきました!以前と比べて、映画館に足を運ぶ機会は減っている中ですが、やはり然るべき環境で映画に触れるのは特別な時間ですね!!北御門監督の次作も実に楽しみです!
2024.05.19
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先日 こちらのブログでも少しだけ紹介させてもらった、同級生の北御門潤氏との縁で、マイクロシアターと呼ばれる映画会場でSFインディーズ映画を見るという実に稀有な経験をしてきました!在住(あるいは滞在)外国人の方にもぜひ観ていただきたいという趣旨で北御門監督の作品のみならず、全ての出展作品が英語の字幕入りで上映された企画「創り手」と「作品」と「観衆」それぞれがそれぞれに敬意を払う事でひとつにつながっていくそんなとても温かく親密な時間で作品も本当に集中して楽しく堪能させていただきました!以前と比べて、映画館に足を運ぶ機会は減っている中ですが、やはり然るべき環境で映画に触れるのは特別な時間ですね!!北御門監督の次作も実に楽しみです!
2024.05.19
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フラメンコギタークラスを開講している「アウラギター音楽院」で新規入会キャンペーンを実施中です!この期間、入会金の50パーセントオフ及びオリジナルトートバッグもプレゼントとの事で、この機会にフラメンコギターを始めてみたいという方や、ご興味ある方は無料体験クラスもありますので下記リンクをご参照ください!金曜日・土曜日終日 秋葉原校水曜日 池袋校夕刻以降の担当となりますhttps://www.guitarschool.co.jp/archives/35226プロフィールはこちらを参照くださいhttps://www.guitarschool.co.jp/fuchizaki
2024.05.15
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「あなたは 何故一人旅を選ぶのですか?」かつてそんな質問をよく受けました正直なところ「なぜ?」に対する質問には様々な視点からいかようにも答えられてしまう部分もあるかと思うのですが、例えば、ある狭く細い路地の片隅に一輪の素敵な花に出逢ったとしましょう「素敵な花だね・・」と言葉にして(あるいは言葉にしなくとも)それを分かち合い共有できることも素晴らしいことですが、時にそれを言葉にしないことで自らの中に一人で噛みしめ浸透させていくこともまた大事なことのような気がします、もしかしたら それをきっかけにふと空を見上げまた何かを想うかもしれません他者に言葉にすることで逃げて行ってしまうあるいは取りこぼしてしまうそんな性質の事が間違いなく存在しそしてその「どちらを選択しますか?」というところでしょうか・・さて先日、小学生時代の同級生でもあり現在、ミカドプロダクション代表として映画監督、プロヂューサーを務める北御門潤氏と久しぶりに再会する機会に恵まれました!話題は多岐に渡り、とてもここでは記せない内容のものばかりですが、「ある意味、総合的かつ時間的集約性を要求」する映画も実に「なぜ?」に対する選択の連続なのかもしれませんねそして答えは各々で見出すもの昔から変わらない誠実な人柄で人の話を興味深く傾聴する力と眼差しには、表現者特有の鋭さを持ちながらも、常に温かさが宿りついついこちらも話過ぎてしまうようです!情熱も行動力も多分にあるのに決して押しつけがましいところはない・・作品の求心力と共に、そんな彼だからこそ多くの人が集ってくるのかもしれませんこの5月4日には、外国人の方にもぜひ見てもらいたいということで英語字幕入りでの上映会も催されまた 来年には3作目の作品がクランクインするとのこと引き続き楽しみに見守りたいところです!
2024.05.01
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今から25年以上前でしょうかスペインはグラナダのアルバイシン地区にアトリエを持ち、そこで画を描かれていた故戸嶋さんとは友人を介して食事を共にさせて頂いたことがありますただ深淵な対話を論ずるにはあまりにも僕自身が未熟過ぎたわけですが・・今更ながら.その画から訴えかけてくる強烈な何かに目も思考も奪われてしまいページをめくる手が止まってしまいます書籍を通じてではなく直接、自分の眼でその画を観に行きたいところです!孤高のリアリズム 戸嶋靖昌の芸術 [ 執行草舟 ]
2024.03.27
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出演情報です「羽村エルムンド・フラメンコライブ」日時 3月16日(土)開場17時 開演18時場所 羽村エルムンド(青梅線 羽村駅徒歩2分)料金 5,000円(ワンドリンク・ワンプレート付き)出演者 踊り 伊集院史朗、清水順子、吉田美紀 カンテ 須田隆久 ギター 渕崎昭彦予約問い合わせ先は「エルムンド」まで
2024.03.15
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幾度となく読み返した小澤征爾さんと武満徹さんの対談集タイトルは「音楽」一人では紡ぎだせない対談という場だからこそ引き出されてくる性質のものが少なからずそして確かに存在します修行中に出逢ったこの一冊の本からどれ程学ばされたでしょうか・・・時代が進んでも決して変わる事のない垣根みたいものを超越していく大切なもの歩みの中でも迷ったときに立ち戻るべき忘れてはならない何か本当にありがとうございました心からご冥福をお祈りします渕崎昭彦音楽 (新潮文庫) [ 小沢征爾 ]
2024.02.12
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フラメンコギターの演奏フォーム(ギターの持ち方)についてはかなり個人的な特色もあり自分にとって何が最善なのか?というスタンスでゆっくりと導き出すしかないかな・・というのが本音です例えば1 右足を組んで弾くフォーム現代ではこれが一般的なのでしょうか?僕もこれを主としていますが、難点は時に足がしびれてくるというところでしょうか・・ 笑基本的には身体にもあまり良くない姿勢でもありますよね・・・2 足を組まずに両足を地につけるフォームこのフォームは足が痺れることはありませんが、ギターが身体の少し低い位置になることからもしかしたら少し弾きにくいかな?という意見もあるかもしれまえん3 足台に右足を乗せて弾くフォームクラシックギターでは左足を足台に乗せていきますが、フラメンコの場合は右足を乗せることで、2よりも右手側が丁度良いポジションを得られます。難点は、自宅以外で弾く場合に足台をいつも持ち歩けますか?というところでしょうか4 右太ももにギターを立てて弾くフォーム三味線のフォームにも似ているかもしれませんが、最もオーソドックスなフォームで、今でも歌伴奏のギタリストでよく見られます。僕はラスゲアードがやりやすい事もあり状況によって積極的に使用しますが慣れないと上手くギターが抱えられないこともあり少々弾きにくいかもしれません・・※ 実際、僕も初期のころはこのフォームは全く機能しませんでしたが、いつの間にか慣れてきたようです最初からフォームを固定することばかりを考えてしまうと逆に身体が固まってしまう恐れもありますので、僕のギタークラスではそれぞれがまずは一番弾きやすいフォームを選択してもらってそこから様子を見ながら提言していくようにしていますその人が「楽」で「安定」していて「自由」に演奏できるフォームが理想であって、演奏内容によって積極的に変えていくという方法もありだと思っていますし、これも経験を重ねていくとまた変化していくもの少しづつギターとの距離感を見付けていくのというのが良いかもしれませんね!参考になりましたら幸いです
2024.02.07
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アウラ音楽院フラメンコギタークラス今まで土曜日は「日中:秋葉原校、夕刻より渋谷校」という変則スケジュールでしたが、2月より「終日:秋葉原校」という配置に変更になりました!夕刻以降の時間帯、残念ながら今まで受け入れできなかったケースもありご迷惑をおかけしましたが、新たに「募集開始」とさせていただきます!無料体験クラスも実施中教室にはレッスン用ギターもありますので手ぶらで受講可能ですギター初心者の方から上級者まで、幅広く対応しておりますご興味のある方はアウラ音楽院事務局までお気軽にお問い合わせください電話 03-5063-2069金曜日の秋葉原校、水曜日の池袋校も引き続き対応中です!詳細は下記の音楽院サイトよりどうぞ!https://www.guitarschool.co.jp/freetrial-2
2024.01.26
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新年明けましておめでとうございます今回、「お煮しめ」に自分自身で初挑戦してみました、何とか食べられはするものの本当に「おだし」と味付けの調和性が難しいですね、ある程度の予想力と経験値がないとどこにも辿り着かない・・・いつか、自分固有の味として昇華されていくのかな・・と思いつつ、これは、どんな世界やジャンルでも共通事項かもしれませんね本年もどうかよろしくお願いします能登半島地震、そして昨晩の航空機事故に心を痛めております心からお見舞い申し上げると共に被災地の一刻も早い復旧、復興を願っております※ 写真は北海道在住、登山をライフワークとする実弟が撮影したものです(山の名は失念してしまいました・・))
2024.01.03
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早いもので今年も終わりですねこの時期、大掃除でついつい手が止まってしまう事ありますよね?例えば、すっかり忘れていた昔の本や写真の再会とか 笑何年かに一度の周期で自らの履歴や過去を一旦俯瞰したくなってしまう時期が訪れますそういう時は、これから起こるであろう変化のタイミングの場合が多いように感じてしまうのはあくまで個人的な経験則ですが・・様々な時勢の変化と自らを対峙しどうチューニングしていくのかあるいは周波数を合わせていくのか?まだまだ途上ですがコツコツ歩を進めていきたいと願っています本年も大変お世話になりましたどうか皆様も良いお年をお迎えください渕崎昭彦
2023.12.29
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本日、図書館からリクエスト待ちしていた沢木耕太郎さんの久しぶりの長編新作「天路の旅人」がようやく到着しました!(何と約1年待ち!)冷静に考えてみたら本屋で購入しておけばいいのに・・という感じなのですが、いやはや自宅の本棚スペースがもう限界でこれ以上増やすのは・・・沢木さんの作品を初めて読んだのは自身が26歳だった頃のユーラシア横断の旅を実に独自の視点で綴られている「深夜特急」という作品(文庫本6冊)知人の紹介で手にした訳ですが、当時、奇遇にも26歳だった僕はその本に夢中になってしまい、少なからず、その後の旅や視点に影響を受けることになったわけですが作品には「書き手と読み手のタイミング」みたいものが少なからず存在していて(もちろんそれを問わない超越している作品もたくさんありますが・・)現在の沢木さんの文体と物語に今の自分が何を思い、何を感じるのか読む前から「ワクワク」してしまいついつい書いてしまいました!楽しみです天路の旅人 [ 沢木 耕太郎 ]深夜特急1 香港・マカオ (新潮文庫) [ 沢木 耕太郎 ]
2023.12.27
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「あるべきはずの国の名がなぜないのだろう・・?」中東に位置し世界で現存する中で最も古い都とも言われる「ダマスカス」のスーク(市場)のそばにある茶屋で旅の安息を取っているときのこと、ふと壁に貼ってある地図に目を向けると、そこには僕の中で認識していた「イスラエル」という名はなく「パレスチナ」とだけが書かれていた当時、僕は20代の後半それが「その場で通りすがりの異邦人が決して質問するべきではない」質のものである事は分別としてかろうじて兼ね備えてはいたものの、(そもそもアラビア語が判らないのですが・・)少なからず考え込むことになった。自分が疑いなく「知識」あるいは「基準」「常識」として思い込んでいたことはある一方が定めたものでもあり、視点が異なれば当然ながらそれらは異なってくるということ、そのうえで「自分の眼差し」というものを、一旦ニュートラルにするためにどう学び、育むべきかについて・・そして、この旅の少し前に単身オーストラリアに教師として成田から旅立った小学生時代の恩師である担任の先生から学んだ授業の事をふと思い出していた当時、絶対的な存在であるものと思い込んでいた「教科書」を尊重しながらも、そこに疑問を感じ必要があると判断すればそれを一旦、脇に置いて自らで新たなメソッドを再構築する。その労力を厭わず手書きで記されたプリントで受けていた授業の確かな手応えと、一度、自分自身の頭で考え直してみることを真摯に伝える先生のあり様、そしてそれこそが僕にとっての「気付きの種」であったことを先月、札幌でそんな小学生時代の恩師と同級生に逢う貴重な機会に恵まれた。もちろんアラブの旅の話はしませんでしたが,北の恵みの幸と談笑を交えつつ今も変わらず学ぶ姿勢を自然な形で継続する現役の恩師と、当時、その時間と空間そして「種」を共有した同級生たちとの会話から気づかされることは本当に多い!(鋭く飛んでくる容赦のないツッコミも何かしら記憶を揺さぶるみたいです‥笑)僕は、教員にはならなかったけれども、「フラメンコギターを教える」という生業の中で、自然に当時の授業の影響を受けながら自分で内容を再変換している事に気づかされます時を経て、それぞれの生活、あるいはそれぞれのステージで、それぞれが受け取り様々な形で育まれてきた種たち・・そんな過去と現在を共有できる場があることに心から感謝したいそして決して忘れてはいけないのは、僕自身が怠ってきたであろう目立たないところでの細やかな心ある配慮とそして行動されてきた方の恩恵に預かってきての現在のつながりであるということを・・感謝を込めて渕崎昭彦※ その後、先生のメソッドは札幌市(北海道)教育委員会に認められスタンダードになったと知らされました。また当時手探りだったのかもしれませんが、「性教育」の分野でもモデルケースとして、関係者を交えての公開授業等も積極的に行われており、恐るべしパワーに今更ながら感服です!
2023.12.20
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今回は、僕が自身の勉強用資料として活用しているもののひとつを紹介します!「マグナ・アントロヒア・フラメンコ」12枚組のCDとレトラ(歌詞)付きで各種曲種形式別に様々な古典カンテが収録されており、重要なカンテがかなり網羅されております!自分のノートにコツコツレトラを書き写して(手を動かして自分で読みながら書く行為が大事なんです!笑)その後、音源を聴きながらギターのコード付けなどを確認したりすることからスタートするわけですが、(恥ずかしながら、未だに全ては終わっておりませんが・・) それは、あくまで勉強の一部であって自分の基礎滋養的なワークみたいものでしょうか・・資料の選択は人それぞれの特徴があって、いろんな方の意見を聞いてみるのも面白いですよね!さてカンテを聴くための最初の取っ掛かり、あるいはきっかけになればと思いこのシリーズを書いてきましたが、本当はもっと個別に掘り下げてより深い部分へと紹介したい歌い手が沢山いるのですがあまり長くなり過ぎてもいけませんので今回は、「導入」ですのでこの辺で筆を止めることにして機会を見つつ、また新たに書ければと思います!今まで出会ってきた様々なスペインのフラメンコアーティストのほとんど全ての人が「古いカンテを聴きなさい、そしてずっと勉強を継続しなさい」と述べています少なくとも「聴く必要が無い」または「興味がないなら聞かなくても良い」等と発言した人には未だ出逢った事がありません、「カンテそのものがフラメンコの原点であり原始であること」そう気づくことが出来たのは、やはりスペインでの生活経験の中で、生きたカンテに触れる機会が得られたこと、そして自分の師をはじめ多くの人々が僕に声をかけてくれたこと、なのかもしれません少しでも参考になりましたら幸いです!では
2023.12.07
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フラメンコがスペインはアンダルシア地方を故郷に持つと言ってもアンダルシアにもいくつもの県や町が存在するわけですがそれぞれに豊かなフラメンコの地方色を見受けることができ、それらは色濃いバックボーンとして様々な歌い手のスタイルに個人性をより深めたものになっています例えば 港町カディスでは「アレグリアス」というフラメンコの曲形式がやはり重きをおかれ、その出身地である歌い手からやはり「カマロン」のアレグリアスはいいよね!とかいやはや「ランカピーノ」の繊細さはたまらない!それよりも、やはり「ペルラ・デ・カディス」だ!(本当はもっともっと紹介したいのですが・・)こんな感じで話を進めていくとまた違う角度から「カンテフラメンコ」が見えてくるかもしれませんちなみに、今活躍中のランカピーノの息子さんも本当に素晴らしいです!時を越えて継承されていくフラメンコのカンテを聴き比べしてみるのもなかなか面白いかと思いますシェリー酒の町ヘレスでは、「ブレリア」が盛んですし、イスラムの影響が色濃く残るグラナダでは「タンゴ」かつての炭鉱町であったレバンテ地方アルメリア等では「タラント」ポルトガルに隣接するウエルバ地方では「ファンダンゴ」かつて山賊が盛んだった?とされる山間が残るマラガでは「アバンドラーオ(ファンダンゴ)」等またセビージャ県にある町でウトレーラやモロンそしてレブリッハなども実に豊かで深淵なフラメンコが残されていますもちろん、これはひとつの例であってスパっと書き切れるものでは決してありませんが、参考になれば幸いですちなみに セビージャ県レブリッハに「イネス・バカン」というやはり古の一族から継承されたカンテを歌うカンタオーラがいるのですが、※ 兄はペドロ・バカン(ギタリスト・故人)彼女のカンテはぜひ聞いて欲しいと思います!(とても僕の言語能力では追いつきませんが、歌うという価値観そのものに影響を与えてくれた歌い手の一人です)参考になりましたら幸いです
2023.12.06
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今回は別視点で眺めていきましょう!「カンテ」には、「ソロ」で歌うだけではなく、「踊りの伴唱」としても重要な役割を担います。スペインでは、ソロで歌うよりも踊りに捧げるカンテで力を発揮することで、敬意を払われている歌い手たちも多数存在しているのですが、なかなか「アルバム」という形で発表される機会は少ないのが実際です。先日、来日していた「エンリケ・エストロメーニヨ」はまさに長年に渡り、偉大な踊り手の歌い手をつとめた代表的な存在の一人ですがここ最近は「ソロ」でも活動し、アルバムなども発表されていますまたセビージャの故「クーロ・フェルナンデス」は有数の様々な踊り手を招いて伴唱したアルバムを発表しており、特に「踊り歌」に唄われるカンテに興味がある方は参考になるかもしれません!ちなみに、上記「クーロ・フェルナンデス」の娘である「エスペランサ・フェルナンデス」も大活躍中の歌い手の一人です。その「声」と共に、圧倒的なコンパスの呼吸感やエッセンスを充分に堪能できるかとも思いますのでこちらも参考にしてみてください!
2023.12.05
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「我々は現代社会を享受することで大切な何かを失ったのではなかろうか?」そんな危機感に近い感覚を覚えたのは彼女のカンテに初めて触れた時のことです。彼女の名前は「ドローレス・アグヘータ」その純粋過ぎる目は、「フラメンコを学ぶ」という名のもと、ややもすると「方法論」や「合理性」で何とかこねくり回してフラメンコに近づこうとしている自分自身の浅はかさに大切な何かを投げかけ、今もそれをはっきりと思い出す事が出来ますカディス県ヘレスの生粋のフラメンコ一族である彼女の父は歌い手「マヌエル・アグヘータ」古のヘレスのカンテの始祖としても知られる「マヌエル・トーレ」から脈々と継承されてきたそのカンテはドローレスの息子に継承され現代に脈々と語り継がれて今を呼吸しています正直なところ音源ではなく直接、ぜひ生で聞いてそのカンテを細胞単位の全身で感じて欲しいところなのですが、とはいえ なかなかそれも現実的ではないかとも思いますので、音源で聞くならば、せめて雑事は一旦停止して「それだけを聴く」という行為にぜひ没頭してみてください!
2023.12.04
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フラメンコのカンテを「聴く」と一口に言っても、「どこをどう聴くのか?」というのはそれぞれの目的や志向性も含めて、かなり個人差があるのではと思いいますいわゆる「学び」を目的として何かしらのポイントを求めて聴く事ももちろん大事なことですが、それ故に、見落としてしまうことや、失う感性もあるのかもしれない・・今回紹介したいのはフラメンコに携わっているなら当然のように聞いておくべき生粋のフラメンコ一族でもあるセビージャ県ウトレーラの偉大な歌い手「フェルナンダ&ベルナルダ」ウトレーラの姉妹です!いろいろウンチク書こうかと考えていましたが、彼女たちのカンテに余計な先入観はない方が良いかな・・と自分の中の物を一旦手放して「ただ聴く」「ただ感じる」という事皆さんにはどう聞こえますか?参考になりましたら幸いです
2023.12.03
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カンテの話や説明をする時に、ギタークラスいうこともありますが、どちらかというとやはり「ギター目線」「ギターを主軸」にした内容のアルバムの方が聞く入口としてのきっかけにもなりやすい傾向があるようですフラメンコギターの世界ではカンテ伴奏として特に敬意を払われていたり名高いギタリストが多数存在もしますが、その中の一人である名手「ホァン・アビチュエラ」のアルバムを紹介します。僕の知る限りでは彼の名前でのアルバムは3タイトル存在するはずですが、ぞのいずれも ギターソロは僅かで(確か1枚目の1曲目と2枚目のラストの計2曲のみ?)有数の歌い手たちを招待して、彼が伴奏したものを録音した実に興味深いアルバムなんです!いずれも新旧問わず素晴らしい歌い手たちが参加していますので、そこから聴き進めていくのも面白いかもしれませんぜひ参考にしてみてください!
2023.11.30
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今回、少々迷ったのですが、フラメンコのカンテとしてはもちろん有名なのですが、歌い手としても国民的な存在となった「ホセ・メルセ」を紹介します!フラメンコのカンテは元々は「アンダルシア地方」発祥の芸能であり、スペイン全土で誰もが好んで歌っている、という訳では決してありません「ホセ・メルセ」もアンダルシア・フラメンコの聖地のひとつでもある「ヘレス」という街出身の歌い手なのですが、20世紀後半 大活躍中だったギタリスト「ビセンテ・アミーゴ」の音楽を組み込んで発表されたアルバムが、見事に現代的な洗練とリズムアレンジの仕上がりで、まず こちらがヒット、そして 盟友のヘレスのギタリスト「モライート・チーコ」を交えて発表されたアルバム「アルバ」はフラメンコのリズムを根っこにもちながらポップス的なサウンドアレンジで大ヒット!スペインで「ホセ・メルセ」のコンサートに初めて行った時のことです。1部は ギタリスト「モライート」と二人のコンビで純フラメンコ2部になると バンド大編成で「アルバ」の楽曲を披露していたのですが、途端に会場中の皆が総立ちで大合唱が始まり、実に驚いた記憶があります!(通常 フラメンコで会場が合唱することはニュアンスの難しさ故にほとんどないのです・・)「皆で共に歌える曲」どちらのアルバムも聞きごたえのあるアルバムですので、参考になれば幸いです!
2023.11.29
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スペインのフラメンコアーティストにもしカンテについて質問したならばその人が歌い手、ギタリスト、踊り手であることを問わずに、誰もが「古典を聴きなさい」という返答が間違いなく返ってくると思いますただギターの生徒さんから「古いカンテはなかなか聴きずらい」「もう少し現代的で聴きやすいものはありますか?」という質問が多いのも実際です今回は、古典のカンテを歌っているのだけれども、伴奏に「ビセンテ・アミーゴ」や「トマテ」等の豪華なメンバーを迎え、現代的な音使いを交えつつ、様々な古典の曲形式を録音している「カルメン・リナーレス」の「アントロヒア」(2枚組)を紹介します僕も初期の頃、学習に使用したアルバムですが、様々なカンテの形式を学ぶと共にかなり聞きやすいのではないかな?と思います一時期はスペインでも人気があったアルバムでもあり、またギターにフォーカスしても面白い仕上がりになっていますので参考として 導入としてみてください!
2023.11.27
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前回まで「カマロン」を紹介してきました!本当はもう少し深い部分まで書きたいところなのですが、今回はあくまで「これから聴き始めていく方々への紹介」という趣旨なので大まかにすすめていきますさて、今回はこちらも故人ですがグラナダの「エンリケ・モレンテ」を紹介します。カマロン同様に、現在のフラメンコにひとつのスタイルとして、大きな影響を与えた歌い手です当時、前衛的なアルバムも発表していましたが、僕のお気に入りは「ドン・アントニオ・チャコンのオマージュ」というアルバムでしょうか※ チャコンは古のフラメンコのカンタオールで様々な曲種形式を整備し現代に歌い継がれていますフラメンコの中にある毒と切れ味、渋さの中に感性が光るペペ・アビチュエラの伴奏も本当に素晴らしいのですが、純粋すぎて 皆さんにはどう聞こえるのでしょうか?僕も最初の5年ぐらいは「よく判らないな・・」」と放置していた記憶があります 笑ちなみに 娘の「エストレージャ・モレンテ」はもうスペインでは大スターの領域の歌い手です※ スペイン語でエストレージャ=星を意味しますがその名の通りまさにスターです!もし現代的なものに興味がありましたらこちらもぜひ聞いてみてください!フラメンコは継承されていくアルテ(芸)でるあることに気づかされますね!
2023.11.26
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さて前回に引き続きもう一枚「カマロン」のアルバムを紹介したいと思います先に挙げたのは純粋にカンテとギターのみという正統派なフラメンコでしたが、時代が1980年位になってくるとギターの他に「ベース」「パーカッション」「フルート」等、様々な楽器はフューチャーされ、またレコーディング用のアレンジにも趣向が加わり、前衛的なアルバムが発表されてきますその中で スペイン・グラナダの有名な詩人であった「ガルシア・ロルカ」の詩を全編に用いた「レジェンダ・デル・ティエンポ」というアルバムが発表されますが、ここで ベースやドラムなども含めたかなりロック・ポップス的なアレンジが加わり非常に興味深い作品になっています!当時、「大絶賛」と「非難」の両論が巻き起こったと耳にしますが、(時代やジャンルを問わず変革に賛否がつきまとうのは必然ですよね・・)今を生きる現代の耳で先入観なく聞くとどう感じるのでしょうか?時の流れで変わる価値観と決して変らないものぜひ それぞれの耳と感性で聴いてみてください!
2023.11.23
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前回は「カマロン」の事を少しだけ紹介しました。では「どのアルバムがお勧めですか?」と質問されるとなかなか困ったもので・・「全て聴いてください」となってしまうのが本音ですただ、現実的な取っ掛かりも必要かと思いますしギターの「パコ・デ・ルシア」の時にも書きましたが、今後、様々なカンテを聴き始めるときに自分なりの時系列や定点観測地点みたものがあるのも良いかと思いますので今回は カマロンとパコのコラボレーションアルバムの1作目を紹介します(タイトルはそのままです 笑)伴奏はパコ・デ・ルシアとセカンドギターにはお兄さんのラモン・デ・アルヘシラスも参加しています。1作目という事もあり若き日のカマロンの声と共に純粋で脚色のないフラメンコをそのまま聴く事が出来ます!また、この時代はパコのソロアルバムデビューの発売時期と同時進行しているため、様々なギターのファルセータ「メロディ」が伴奏のシーンでも短編的に使われていたりもするので、そういう角度から聴いてみる事も出来るかと思います!そして次に紹介したいのは一気に時代を進めてほぼカマロンの晩年に近くなりますが「ライブ パリ」こちらの伴奏は若き日のトマティートで、純粋さと共に切れ味のあるギターそして愛情と敬意と共に素晴らしいフラメンコを聞かせてくれます!どちらもお気に入りのアルバムですが何度、聞き返しても新たな気付きが与えられるフラメンコですので参考になりましたら幸いです!
2023.11.22
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少し時間が経過してしまいましたが、先日、高校時代の同級生でもあり札幌在住のブラジリアン・プロギタリストの(実質はオールラウンドギタリスト)飛澤良一君のライブが都内で行われるという事で伺ってきました!ここで彼の素敵な音楽と人間性、そしてここに至るまでの決して平坦であるはずのないギタリストとしての履歴や物語を記せればかなり興味深いものになる気もするのですがそれはまた機会を見て(本人の承諾を得て)にしたいと思います!他者にも音楽にも寛容で深い優しさを持ちながら、でもあくまで自分には厳しく、そして耳と内なる音へのあくまで謙虚な姿勢は学生時代から変わらない・・そんな彼の音は懐かしさと共に大事な記憶と慈しみを届けてくれました改めて思いますがブラジル音楽の懐の深さ、豊饒さにはいつも感嘆してしまいますハーモニーの響きや親和性もそうでうが、腰に直接反応してくるリズムの抱擁さと共時性とでも言えばいいのでしょうかまたぜひ聞きにいきたいものです飛澤君素敵な再会と音楽をありがとう!
2023.11.16
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アウラ音楽院でフラメンコギターの教授活動を始めてから短くない時間が過ぎましたが、習ってくれていた生徒さんの一人がスペイン留学へ旅立つ事になりました。フラメンコギターを学ぶアプローチは本当に様々あるかと思います。最後のレッスンでは「スペインで何をどのように学ぶのか?」自分が通ってきた経験を踏まえていくつかの考え方や視点みたいものを伝えつつ、むしろスペインに住み始めたらそんな戯言は逆に忘れて、改めて先入観なく真摯にフラメンコと向き合ってくれたなら本望かな・・と思ったりもしていますどんな地にも必ず「光と影」みたいものがあります。フラメンコはギターだけで存在するものではなく、歌や踊りはもちろん、アンダルシアの生活文化の所作と切っても切り離せないものその地で暮らし、食べて寝る事、生活してみることでしか見えてこないものが確かに存在します決して目には映らなくても、そこで感じずにはいられない質のものそしてそれを見出す事ができるのはあくまで自分の心の在り様だけ大事な決断と旅立ちに心からエールを送りたいと思います!※ いつも通りといいますか、また写真撮り忘れてしまいましたが・・苦笑また逢う日がくるかとも思うのでまたその時に
2023.11.05
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フラメンコギタークラスのレッスン時に紹介しているグラナダのフラメンコで語り継がれているあるいは歌い継がれている土地のレトラ(歌詞)フラメンコの形式でいうところの「タンゴ」や「ファンダンゴ」等で良く歌われていますQuiero vivir en Granaporque me gusta de oirla campana de la velacuando me voy a dormir原文を損ねてしまうのであまり訳したくはないのですが・・「グラナダで生きたい」なぜなら眠りの時に聞こえてくる教会の鐘の響きが好きだからうーん・・・日本語にすると意味よりも、韻そのものが変わってしまうので何とも・・・悩みますね!僕も初めて旅人としてグラナダに訪れた時、不意に耳に飛び込んできた「教会の鐘の響き」は今もはっきり思い出す事が出来るのですから出会いとは不思議なものです!
2023.10.26
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日常の練習時間については本当によく受ける質問ですが、正直なところ、それぞれが工面できる時間的状況や目指すもの(プロになりたい等)により大幅に異なるかと思いますので一定の価値観のみの返答には注意しなければならないところです。例えば、僕は師に「君がもしプロを目指すなら 毎日8時間練習しなさい」と言葉を受けて。実際にそれを何年も続けましたが、その8時間という数字そのものに根拠や意味があるというよりは「ひとつの目安」みたいもので、一般的な会社員の方々が費やす勤務時間位の練習できるだけの「心構え」と「忍耐性」みたいものがなければお話にならないというニュアンスなのかもしれませんただ、不思議なことに僕だけでなく日本でもスペインでも同じこと多くの人が語るところをみるとひとつの目安だったのかもしれませんただ、実際学ぶ過程で多くのことを習得したいと願った時には8時間でも足りないという日々が続いたのも現実ですし、同時に「本当に集中した8時間を過ごしてましたか?」と問われると、かなり微妙な部分はあるかとも思っています。さて、現実的な話、例えば日々の仕事がありもし毎日1時間でも30分でも時間が取れる方であれば、その時を集中して「練習内容の選択」をしながら取り組むというのが実際的かと思いますもし可能であるならば、毎日 少しでもギターを触れるという環境が望ましいかな・・とは思いますが(弾く時間がなくてもチューニングだけするのでも結構違います)「時間」は、あくまで個人的な状況で左右されるところですので、出来る限りコツコツ続けれらるペースを自分で見つけていきたいところですね!ただあまりに疲れて集中力がない時は練習内容も雑になってしまい、ただの苦行になってしまうかもしれませんので、そんな時は時間だけに囚われず、休むことも大事かと思います、自身の生活ペースに合わせて良いバランスを探してみてください!
2023.10.17
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更新が滞りすみません!少しだけですが旅に出ていました。昔の様にバックパックを背負ってひたすら歩き回り「何かを求める」というような旅ではなく、自由さと気ままさは残しつつ「時の余白」と共にある小さな旅旅のあり様も少しづつ変化していくものですね!写真は「ある駅のホームにて」そのまんまですね・・・ 笑
2023.09.21
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先日、奥さんが主宰するフラメンコクラスの発表会ライブ「Fin De Cruso」が約5年ぶりに開催されました!(コロナ禍の影響で2度ほど中止になっていたのです・・)暑い中足を運んでくださりたくさんの温かい応援を下さった皆様惜しみない協力を頂いた素晴らしいスタッフと関係者の方々そして何よりこの日この瞬間のために多くの時間と情熱を捧げスペイン語の「Poco a Poco」が意味する通り少しづつ、コツコツと練習を積み上げてきた生徒の皆さんそして我が相方である奥さん全ての方々に心から敬意を払い改めて感謝を申し上げますありがとうございました渕崎昭彦
2023.09.05
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暑い日が続きますが、外からは秋虫の音が耳に届いてきます一応、秋は近づいているようですねさて今回は小学生時代の同級生「ミカド」と呼ばれていた北御門潤氏が映画監督をつとめる新作の紹介です。過去に自分が書いた記事を読みつつ、振り返ってみると当時「続編」が公開されるというところまで想定していませんでした!監督の脳内には既にアイデアが格納されていたのかもしれませんし、あるいは、表現者がそうであるように撮り続けていく過程の中で新しい発想がコンコンと湧いてくるのかもしれませんしかしながら表現者としての能力とそれらを実際的な形にして世に出す事は別の事であり、更にそれを持続させていくことはより総合的な視点と行動力が求められるわけですから決して容易なはずがありません!「いつか***をする」時を経ることで摩耗するものもあれば時を経ることで生まれてくるものもあるそんなミカド氏の圧倒的な行動力と情熱に敬意を払いつつ今回、彼はどんな手法でその物語を語り、そしてエンターティンしてくるのか実に楽しみです興味ある方は下記のサイトからどうぞ!酒場SF映画『REUNION:02-GENESIS-』公式サイト (mikado-production.com)過去記事はこちら小学生時代「ミカド」と呼ばれた男は映画で何を語るのか? | フラメンコギタリスト渕崎昭彦 公式BLOG (ふちログ) - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)小学生時代「ミカド」と呼ばれた男は映画で何を語るのか? その2 | フラメンコギタリスト渕崎昭彦 公式BLOG (ふちログ) - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)
2023.08.24
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暑中お見舞い申し上げます暑い日が続きますね、ブログの更新が滞り失礼しました。さて、今回はフラメンコのカンテ(唄)について日本では踊りが注目されやすいですが、「フラメンコで最も敬意を払われるのはカンテであり、フラメンコの全てのニュアンスの源泉はカンテにある」そんな事を身をもって経験し、心からそう感じるようになったのはやはりスペインでの生活を通じて得たものであるところが大きいのですがだからといって、楽しくフラメンコギターを弾きたい人にカンテを聴くよう、無理に進めるのもおかしな話ですし、「全然つまらない・・」と言われてしまえばそれまでです。実際、僕自身も初期の頃はかなり戸惑った経験があります。ただフラメンコギターを学んでいくうえでカンテをどれくらい聞いてきているか?というのは歴然とした形で音に現れてきます。ですので、今回はあくまで最初の一歩として「何を聴いていいのか判らない」という方のためにお勧めする事になるわけですが、まずは先入観抜きで「カマロン」を聴いてみてはいかがですか?「パコ・デ・ルシア」の伴奏で多くの音源も残されておりますので、今後の時代的な動きやスタイルを知っていくための定点観測ポイントにもなるかと思います!
2023.08.15
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