風子の575 あるがままに

風子の575 あるがままに

2019.12.17
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カテゴリ: くらし


まちのひはまだねむりたるさむきあさ   風子​

電車通勤で仕事に行くときは大抵一番電車だった
暗くて寒い朝 駅まで10分ほど
必死で自転車を走らせた
駅前の自転車預かりのおばちゃんは
いつも店の前で私を待っているようにして自転車を引きってくれ
いってらっしゃい!と
声をかけてくれ
駅舎に駆け込むのを見送ってくれたものだ

仕事も 先の見えない毎日にも
悩む日もあったし
夢なんておよそ抱ける日々ではなかったけど
電車に飛び込むと 車内は早やほぼ満席で
同じように懸命に生きている人達が多くいると思い
前向きに頑張らねば思ったものだった

何十年も前のはなし
今じゃ こんな時刻に自転車で走るなんて
とても無理や





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最終更新日  2019.12.19 17:04:24
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