船橋 憲敏│P+KACHI(ピーカチ)との出逢い・・・│

2006/07/26
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右も左も分からない環境に加え、聞いたこともない単語が飛び交う世界に初めはとまどった。
暑さと寒さにも驚いた。
夏はクーラーにあたり、冬は暖房の中でぬくぬくと育った私に現場の気候はかなり酷だった。
冬には6枚くらい着込んで仕事に行っていたのを覚えている。

しかし昔から細かい作業などが好きだった私には意外と向いていた仕事だったのかもしれない。
電気工事を始めて一年ですぐに棒心(現場責任者)をさせてもらえるようになった。

21歳の時だった。
後輩も出来、現場仕事に魅力を感じるようになっていた。
自分が仕上げた現場は今でも全て細かな所まで覚えている。
これは私に現場を教えてくれた同じ職場の先輩玉井さんのおかげだろう。

玉井さんは入社当初から様々な仕事のチャンスを私に与えてくれた。
玉井さんは人を褒めるのがとても上手な人だった。
人間褒められて悪い気がする人なんていない。
褒められ続けた私は職人として上達出来た気がする。

玉井さんの優れていた点は他にもあった。
いかに仕事を楽に進めるかを常に考えていた。
仕事は段取りで決まると言われるが、玉井さんは段取りと環境を整える。
この仕事をこなすにはこの道具と材料が必要。
しかしこの道具を使うためにこれを用意すれば作業効率は2倍に上がる。
こんな感じでいつも作業風景を頭に描き環境にも気を配っていた。

私の仕事に対する方程式
段取り7分・環境2分・仕事1分
こうなったのは玉井さんのイズムなのかもしれない。





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最終更新日  2006/08/18 10:45:43 PM
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