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暮れの恒例行事で、横浜のみなとみらいのホテルで忘年会があり、出席した。
彼女とはイベントで何度も訪れた思い出の場所だ。
しかし考えてみれば、LEDが爆発的に普及する前だったので、
この華やかさを見ることはなかったような気がする。
ホテルのレストランの広いテラスから臨む美しい夜景を
彼女と一度はこうして観たかった。
どんなにか喜んだことだろうか。
今思えば、公私や昼夜を問わず、離れたくなかった。
だから条件が許せば何処へでも一緒に行った。
そして彼女が傍にいれば心が満たされた。
相談をするではないが仕事に関する何気ない会話からも役立ちが有った。
彼女の興味は仕事そのものにもあったからだろう。
女性としてファッションやアクセサリーにも強い興味を持っていたが
一面、自宅で日経新聞を愛読し、株投資も楽しむ意外な面もあった。
目に留めた経済記事を切り抜いて、持って来てくれる気配りもあった。
もうそのような関係を期待できる女性を見つけることは不可能だろう。
二人は奇跡に近い相性のいい出会いだったのだと思う。
とにかく一緒にいることが、あれぼど僕のワークライフを豊かに安定させていた事に、
僕は余りに不感症だった。
幸福は失って初めて、その大きさを知る事になるという。
幸福の絶頂感に、僕たちの驕りがあったのかもしれない。