投機家への道程

投機家への道程

PR

お気に入りブログ

2021~24PF概況420位… New! みきまるファンドさん

構力入門24 力の合… New! ミカオ建築館さん

暑い! New! slowlysheepさん

不動産投資を始めた… ソーリムウーハーさん

5月末運用成績&PF mk4274さん

【5月運用成績】+11… かぶ1000さん

6704岩崎通信機TOB Night0878さん

永遠の旅行者staycoo… staycoolKさん
堀古英司の「米国株… ウォール街からさん
ふんどし王子のダイ… 大日本☆越中ふんどし王子202さん

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

プロフィール

fuzzo728

fuzzo728

コメント新着

mkd5569 @ Re:株めちゃくちゃ上がる気がしてきた(03/21) こんにちは 今日もおつかれさまです 日経…
aki@ Re:日経強すぎ(01/22) この様な書込大変失礼致します。日本も当…

サイド自由欄

30代個人投機家のブログ
2020年01月11日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
アラフィフの人たちと話をしていて、老後2000万円問題をどう考えるかという話題になった。じつのところそれどころではないという実感がないらしい。ご自身もお子さんもとんでもないことになることに気づいてないらしい。地獄が待っているかもしれないのだ。

2040年、アラフィフはアラ70歳で確定。いま15歳のお子さんは35歳になっていると仮定しよう。その時の日本の総人口は良くて1億1千万人。1.5人の現役世代が1.0人の高齢世代を支えることになる。これは人口統計で確定している未来だ。とてつもない社会保障費と医療費が必要になるのだ。現在の社会保障費は33兆円だ。20年後に倍増してもおかしくはない。

野党が大好きな法人税を現在の23.2%から100%に引き上げても税収の増分は37兆円にしかならない。そんなことをしたら国は一瞬にして崩壊する。株価はゼロに近づき、年金機構の資産が激減して、年金支給どころではなくなる。それどころか円ドルは急落し1年以内にスタグフレーションがやってくる。

現在の相続税収は2兆円強。100万円単位の微細相続もふくめて100%にしても10兆になるかどうかだ。その場合税吏はいまの10倍は必要になるだろう。これも国が一瞬にして崩壊する原因になる。相続前に不動産を売り払う人が激増して海外に逃げ、不動産価格は需給バランスを失って墜落し、不動産担保を持っていたすべての銀行が破綻し、日本から金融システムが消え去るであろう。ようするに不可能なのだ。

与党が大好きな消費税を25%ほどにしても間に合うかどうか、それが20年後にやってくる。しかもアラフィフはまだまだ元気な70歳。お子さんは働き盛りの40歳なのだ。

現在のアラフィフが1億円もっていてもまともな介護を受けるのは困難かもしれない。ただでさえいまでも人手不足だ。介護施設にはいまの何倍もの高齢者が殺到する。20年後、経済発展した東南アジアから介護士が来るのだろうか。なにしろ彼らは年率5%でこれからの20年間複利で成長する可能性が高いのだ。かれらにとって出稼ぎの必要などなくなるし、皮肉にも日本は移民問題の心配もいらなくなる。

この状態で2000万円あれば大丈夫だって?お子さんに頼るにしてもかれらもまた青息吐息かもしれないのだ。ご存知の通り基本的にボクは悲観主義者ではない。いつも楽観でいたい。しかし、この件だけは別だ。必ず到来する未来だ。未来にたいする社会不安はある年を境にして増大するであろう。おそらく5年後。いくらんなんでもこの事態にちゃんと気づく連中が増えてくるからだ。結果的にその年を境に粗暴犯罪が増えてくるかもしれない。

スマホが登場したのはせいぜい12年前、次の20年間テクノロジーはそれを上回るスピードで変化する。新聞やローカルTV局は確実になくなるであろう。現在のSNSの存続ですらあやしいのだ。とはいえテクノロジーが未来問題を解決してくれることを期待できない。国というマクロでみたときにはテクノロジーの恩恵を受けるひとは一握りなのだ。それもいまも厳然たる事実である。一般人はテクノロジーの顧客、テクノロジーを司る人々にとっての「肥やし」でしかない。

それではどうしたらいいのだろうか。来年のいまごろ発売される新刊を乞うご期待。1年あれば『Amazon』程度の本は書けるであろう。今年の目標である。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2020年01月11日 19時38分36秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: