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30代個人投機家のブログ
2020年03月15日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスの感染拡大を「パンデミック(世界的な大流行)」と表明し、収束の行方をとらえにくくなってきた。流行を何度も繰り返す「まん延」への懸念も出てきた。予防に効くワクチンの開発も1~2年先とみられ、感染の広がりを遅らせる対策の成否が焦点になる。

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WHOがコロナウイルスで初めてとなる「パンデミック」に言及したのは、患者数や対象国が急激に広がっているためだ。今後もウイルスの感染拡大が続くと認めたのに等しい。感染は110カ国・地域以上に拡大し、累計の感染者数は12万人超に達した。


ドイツのメルケル首相は11日の記者会見で、ドイツの全人口の60~70%が感染する恐れがあると語った。ドイツの感染者は1500人を超えた。メルケル首相は専門家の発言を引用する形で「60~70%」という数字に言及。完全な封じ込めが難しくなっている現状に危機感を示した。

現時点で最も楽観的なシナリオは、人と人との接触を減らすなど各国の封じ込め策で感染者数が頭打ちになることだ。

2002年に発生した重症急性呼吸器症候群(SARS)は患者が急増したものの、03年に収まった。

深刻な症状が出るSARSは患者をいち早く見抜き、対策を取ることで封じ込めに成功した。感染者数はピークを迎えて収束した。ところが初期症状が風邪と見分けがつきにくい新型コロナウイルスではうまくいっていない。

世界で流行が同時多発し、一国での封じ込め策も限界があらわになりつつある。

シンガポールでは2月下旬に新たな感染者が出ない日も出始め、感染の封じ込め策が功を奏したかにみえた。ただ、11日に新規の感染者が12人増えるなど、ここに来て感染者数は再び増加傾向にある。シンガポール政府は10日に、歌唱・ダンス教室など高齢者向けのコミュニティー活動を2週間停止するよう求めた。


東京慈恵会医科大学の浦島充佳教授は中国を参考に「感染が広がる国では3月中にも流行のピークを迎え、対策が奏功すれば4月くらいには落ち着くのではないか」としながら「一国で収束しても他国からウイルスが入れば再燃してしまう」と懸念する。2度、3度と流行を繰り返したり、まん延したりするシナリオが現実味を帯びてくる。

大阪大学の朝野和典教授は「流行が6カ月程度続く季節性インフルエンザのような動きをたどる可能性がある」とみる。

新型コロナウイルスは、感染力の強さから日本だけで2400万人以上が感染する恐れがあるという。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗員・乗客に占める感染者数の割合などから推定した。こうなると患者の特定や隔離は思い通りには進まない。

朝野教授が思い浮かべるのが09年の新型インフルエンザの例だ。5月初旬に国内で患者が見つかり、同月中に兵庫県と大阪府で学校を休校した。だが夏から再び患者が増え、11月に流行のピークを迎えた。新型コロナウイルスでも、世界でさみだれ式に流行のピークが訪れるかもしれない。

収束のシナリオが不透明なのは、新型コロナウイルスの性質がよく分かっていないからだ。

無症状や軽症でも感染を広げたり、ウイルスの感染力にばらつきがあったりするとの報告がある。インフルエンザウイルスとも違う。

東邦大学の舘田一博教授は「インフルエンザのように気温が上がれば感染拡大が収まってしまうものではない」と指摘する。手洗いやマスクの着用、時差通勤など数カ月以上続く対策が必要だとみている。

感染症の流行予測に取り組む東京大学の合原一幸教授は「今後は、『ここ1~2週間が対策の分かれ道だ』とはならないかもしれない」と話す。対策で流行のピークを遅らせても、結局は収束するまで対策をとり続けなければ「また感染爆発する」と警鐘を鳴らす。

今は、どのシナリオが現実になるのかは分からない。少なくとも一定の感染者が存在し続けるシナリオを想定しておくべきだ。地域医療機能推進機構の尾身茂理事長は「感染者は1度は減ってもゼロにはならない。小さなピークが幾つも現れる状態が長く持続する可能性もある」と話す。

はっきりとしているのは、今はない予防ワクチンや治療薬が開発できるまで、流行をいかに抑えどう時間を稼ぐかだ。国立感染症研究所の脇田隆字所長は「一般に、半年あれば治療薬開発の見通しがたつ。1~2年先にはワクチンのめどがつく」と語っている。





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最終更新日  2020年03月15日 21時07分36秒
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