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昨日書いた片鼻呼吸の記事で、大切なことが抜けていたので、補足です。 まず、やり方ですが、左鼻孔で呼吸するときは、右手の親指で右鼻孔を押さえながら行ってください。 そして、右鼻孔で呼吸するときは、右手の薬指と小指で左鼻孔を押さえながら行ってください。 そして、注意点ですが、片方の鼻孔だけで、長時間呼吸しつづけない、ということです。 たとえば、「やる気を出したい」、という理由で、右鼻孔ばかりで呼吸していると、確かにやる気は沸いてきますが、身体に陽のエネルギーばかりが増えるため、陰陽のバランスがくずれてしまいます。 そして、その陽のエネルギーをしっかりと発散させないと、それは、身体の中で風船をふくらますかのように、大きく膨張し、いつかは、風船が破裂するように、破壊的なエネルギーとなって、一機に発散される、というような事が起きてしまいます。 その時に、幻覚を見たり、行動や感情が抑えられなくなってしまったりして、大きな危険が伴うのです。 反対に、リラックスしたいということで、左鼻孔の呼吸ばかり続けていると、やはりバランスが崩れて、心身によくない影響を与えてしまいます。 あくまでバランスを考えながら、極端にどちらかだけを行うようなやり方ではなく、あくまでバランスを視野に入れながら、行ってください。 ヨーガの呼吸法で、片方ずつ呼吸しつつ、順番に両方とも呼吸し、途中で止息をとりいれる、クンバカ呼吸法と呼ばれるものがあります。 この呼吸法を行うと、チャクラが覚醒する、ということで、そうなると立派な修行法になります。 まあ、一般の方はそこまで目指す必要はありませんが、日々の心身の健康のために、ぜひこれらを取り入れられることを、おすすめします。
2012年02月02日
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前回 インフルエンザ対策の一環として、鼻呼吸の有効性をお伝えしました。鼻呼吸を身につけると、もうインフルエンザを恐れる必要はありません。そして、今日お伝えするのは、鼻呼吸の一歩進んだ有効な利用法です。鼻呼吸のアーユルヴェーダ的な意味ですが、前回のブログをもう一度引用します。以下引用インドのすぐれた伝承医学であるアーユルヴェーダでは、背骨の両側に、イダー管とピンガラー管という2本の管があり、それぞれがエネルギーのルートになっている、と言われています。イダー管は、背骨の左側にあり、副交感神経と対応しています。ピンガラー管は背骨の右側にあり、交感神経と対応しています。そして、この二つの管を通るエネルギーのバランスがとれたときに、背骨の中心を通るスシュムナー管が活性化する、といわれており、その状態は心身共に健康で、とても活力に満ちた状態です。鼻孔の左がイダー管 右がピンガラー管とつながっており、鼻呼吸することで、二つの管にエネルギーがしっかりと流れます。簡単に言うと、鼻呼吸をすると、交感神経と副交感神経のバランスがよくなり、そして活性化されるため、免疫機能がとてもパワフルに働くようになるのです。 引用終わり上記にあるように、両鼻孔がそれぞれ、交感神経と副交感神経につながっています。この特性を生かす方法を今回お伝えします。元気ややる気の出ない時には、右の鼻孔だけで呼吸することで、交感神経が活性化して、元気ややる気が湧いてきます。反対に、緊張状態が続いて疲れた時や、夜眠れない時などは、左の鼻孔だけで呼吸することで、副交感神経が活性化して、リラックスできます。このように、元気ややる気を出したい時は、右鼻孔で、吸う息と吐く息を、1:1の割合で呼吸し、脱力してリラックスしたい時は、左鼻孔で、吸う息と吐く息の割合を、1:2にすると効果的です。実際に試してみると、即効でその効果を実感できます。ぜひ試してくださいね。
2012年02月01日
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