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かねてより、津和野駅前が再整備されていることは知っていました。観光の拠点、町の魅力発信地として駅前にイベントなどを開く広場「大舞台」を設置し、これをベースに基本設計を行い、 2016 年度から 5 年間で完成をめざすというものです。しかし、津和野まで来ていながら、復路の撮影に備えてのスタンバイを優先するため、駅の方へ足を運ぶことがなく、どのように再整備されているのかは知りませんでした。今回、久しぶりに津和野駅を訪れ、リニューアルの様子を確認することができました。
これまで駅舎の北側にあった D51 194 号機が、駅前の広場に移設されたのは大きな変化でした。しかも、この D51 がピカピカに磨き上げられていて、とってもきれい。駅舎の北側にあった時代の写真を見ると、ランボードだけでなく、デフレクターのふちやボイラまわりのパイピングなども白くペンキで塗られており、いかにも厚化粧の保存機然としていたのですが、移設後は必要最小限のペンキ塗りにとどめられ、 C57 1 号機や D51 200 号機と並んで、今にも走り出しそうな雰囲気です(個人的には、足回りの白ペンキが残念ですなあ)。
この写真では D51 の陰に隠れていますが、道路を隔てた向こう側の広場には腕木式信号機も設置されています。コロナ禍のため、今は津和野を訪れる観光客は少ないでしょうが、自由に旅行ができるようになった日には、 SL やまぐち号に乗ってきた観光客の出迎え役を D51 194 号機や腕木式信号機が果たしてくれるものと思うのでありますよ。
今日 1 月 29 日は、人口調査記念日、昭和基地開設記念日、タウン情報の日、肉の日だそうです。
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