全30件 (30件中 1-30件目)
1
写真は、高梁市内で見かけたヒガンバナ。今年もいつの間にかこんな季節だ。季節の巡るのは速い。○関連過去記事・備中高梁駅の駅前通り(備中高梁1)○押してね! ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」
September 30, 2010
コメント(0)
写真はJR伯備線の備中高梁駅からみた駅前通り。○応援クリックお願いします。 ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」
September 29, 2010
コメント(0)
全ての怪獣映画の原典ともいえる「ゴジラ」。1954年に公開された東宝映画である。白黒映画というのも時代を感じさせる。 ゴジラは、海底洞窟に潜んでいた恐竜の一種が、水爆実験により住処を追われて暴れだしたという設定だ。この映画のには、アメリカがビキニ環礁で何度も行っていた水爆実験とそれによるマグロ漁船・第五福竜丸の被爆事件に対する批判が込められていたというのは有名な話だが、この作品に描かれているゴジラは、まさに破壊神、戦争の権化といっても過言ではない。ゴジラによって破壊しつくされた街と多くの被災者たち。母親が死んで幼い少女が遺される。まさに画面に表れているのは戦争の風景なのだ。 水爆の爆発にも耐え抜いたゴジラ。動物学者の山根恭平博士は、そんなゴジラを倒す手段などないと言う。だが、山根博士の娘・恵美子だけは、芹沢博士が研究・開発していた「オキシジェン・デストロイヤー」を使えば、ゴジラを倒せるかもしれないということを知っていた。山根博士の養子となるはずだったが、戦争で片目を失ったため、恵美子との婚約を解消していたのである。 芹沢博士は、彼の研究が悪用されることを恐れて、秘密裏に研究を進めていた。ゴジラにより日本が蹂躙されていく中、遂に芹沢博士は、ついに「オキシジェン・デストロイヤー」を使う決心をするが、その代償は大きいものだった。一度でもこれを使えば、世界中が兵器としての悪用を考えるようになる。芹沢博士は、全ての書類を燃やすと共に、自らの命を絶つことにより、「オキシジェン・デストロイヤー」を永久に封印したのだ。アメリカの原爆開発のためのプロジェクトは、マンハッタン計画としてよく知られている。そこには、多くの科学者が参加して、あの非道な破壊兵器の研究開発に従事した。芹沢博士の行動は、そんな科学者たちへの皮肉が込められているような気がしてならない。 ゴジラマーチによって、いやがおうにも高まる緊迫感。人間たちの抵抗をものともせず、まさに無人の野を行くように、破壊の限りを尽くすゴジラ。その姿は、まさに怪獣の中の怪獣、キング・オブ・モンスターである。 ところで、この映画は、50年代の日本社会の様子を窺うことができる。今のように、スマートでもなく、ものも溢れたりはしていないが、そろそろ戦争の傷跡も癒えかけて、今よりはずっと活気があるように見える社会。地方もまだまだ疲弊していない。そんな時代へのノスタルジアも感じさせてくれる映画だ。(監督)・本多猪四郎・円谷英二(特撮](出演)・宝田明(尾形秀人)・河内桃子(山根恵美子)・平田昭彦(芹沢大助)・志村喬(山根恭平) ほか○応援クリックお願いします。 ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」○関連ブログ記事・a Sunday painter ・映像オタクの日記帳
September 28, 2010
コメント(0)
私も昔、倉敷市民だった時期もあり、岡山弁を聞くと懐かしい思いがする。「ぼっけえ、きょうてえ」(岩井志麻子:角川書店)は、岡山を舞台にしたホラー短編集である。 「ぼっけえ、きょうてえ」は岡山弁で「とても、怖い」という意味。表題に岡山弁を持ってくるだけあって、作品の語り口も岡山弁であり、退廃的な内容とも相まって、この作品に独特のどろどろとした雰囲気を与えている。掲載されているのは、次の4作品。○ぼっけえ、きょうてえ 岡山の遊郭で、遊女が問わず語りに客に語る壮絶な身の上話。彼女の「姉」の身の毛もよだつような正体とは。○密告箱 虎列刺(コレラ)蔓延を防ぐために村役場裏に備え付けられた、感染者を密告するための「密告箱」の管理を押し付けられた役人の悲劇。○あまぞわい 岡山市から、辺鄙な漁村に嫁いだ女の禁じられた恋の悲劇。○依って件の如し 村人たちに虐げられていた兄妹の秘密と復讐劇。 どの作品もゾクゾクッと来るような怖さを秘めている。しかし、通常のホラー小説のようなオカルティックな怖さではない。本当に怖いのは、幽霊や妖怪ではなく人間の情念、怨念だ。そんなことを思わせてくれる一冊だった。○ランキング今何位? ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」 (本記事は「本の宇宙」と同時掲載です。)
September 27, 2010
コメント(2)
24日にフジテレビ系列の「金曜プレステージ」で放映されていた「浅見光彦シリーズ第38弾 十三の冥府」。内田康夫による同名の旅情ミステリーを原作に映像化したものである。○原作「十三の冥府」:内田康夫 このドラマでモチーフに使われているのは「東日流外三郡誌」。青森県五所川原市の民家の屋根裏から突如見つかった膨大な文書類には、日本の歴史を書き換えるような驚くべき内容が書かれており、その真贋をめぐって大きな論争が巻き起こった。もっとも、ドラマでは、「東日流外三郡誌」は、「都賀留三郡史」と変えられ、発見されたのも民家ではなく八荒神社の蔵の天井裏となっているのだが。 この事件についてまとめたのが、「偽書「東日流外三郡誌」事件」(斉藤光政:新人物往来社)であるが、これを読む限りどう考えても偽書説に軍配を上げざるを得ない。 さてドラマの方だが、この「都賀留三郡史」を巡って、八荒神社の改修工事を請け負った大工の棟梁、巡礼の女性、偽書説を発表しようとしていた学者が次々と殺され、光彦が大石神ピラミッドで知り合った女子大生の神尾容子と事件の真相を追求しようとするもの。光彦は、藤田編集長から、「旅と歴史」の存続の危機だとして、真贋論争の取材を押し付けられていたのだ。 このシリーズの最大の魅力は、光彦が訪れた先々の名所・旧跡や風物などがふんだんにドラマに織り込まれているということだ。今回の舞台は青森だが、いつにも増して、見どころがたくさん紹介されていた。気がついたものを列挙してみよう。・蕪嶋神社(かぶしまじんじゃ)・大石神ピラミッド・種差海岸・三内丸山遺跡・斜陽館・十三湊・十三湖・千畳敷・ねぶた・津軽三味線 青森県は、まだ行ったことがないが、これだけ見どころが多いと、旅情を大いに掻き立て、ぜひ訪れてみたい気にさせる。 ところで、ドラマ中で、津軽三十三か所巡りをしている巡礼のことを、お遍路さんと呼んでいたのは気になった。お遍路さんとは、巡礼の中でも特に四国八十八か所を廻る人のことを言うのであり、それ以外はやはり巡礼と呼ぶべきだろう。○ランキング今何位? ○関連過去記事・偽書「東日流外三郡誌」事件・十三の冥府(内田康夫 浅見光彦シリーズ)○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」
September 26, 2010
コメント(0)
上の写真は、山口市のマンホールの蓋。絵は、「山口七夕ちょうちんまつり」のようだ。大内氏ゆかりの祭りで、毎年、8月の6,7日に開催されているらしい。実は山口市にも1年ほど住んでいたことがあるのだが、気がつかなかったのは残念。○ランキングの順位は? ○関連過去記事湯田温泉中原中也記念館 (山口市お散歩5)○姉妹ブログ・文理両道・本の宇宙(そら)
September 25, 2010
コメント(0)
「おそろし」に続く、宮部みゆきの三島屋シリーズ第2弾「あんじゅう」(中央公論新社)。前作では、ある事件をきっかけに心を閉ざしたていた少女・おちかが、神田三島町に袋物屋「三島屋」を構える叔父夫婦の許で、客から不可思議な話を聞くうちに、次第に心を開いていった。しかし、百物語と名乗りながら、前作ではたったの5話しか語られていない。さすがに、これでは百物語というのは誇大広告(笑)じゃないかと思っていたら、「あんじゅう」じゃなく「あんのじょう」、続編が発表された。(すまん。オヤジギャグを使ってしまった。) 中は、連作短編集になっており、収録されているのは、次の4編。・逃げ水・藪から千本・暗獣・吼える仏 宮部みゆきの時代ものは、江戸の下町の人情がよくでていて、人の心をほっこりほかほかにするものが多い。たとえ対象が人外の者であってさえそれは変わらない。「逃げ水」では少年に取りついたお旱さんという蛇神に対して、「暗獣」では、屋敷に住む真っ黒い妖に対してもいかんなく、人の心の優しさが発揮されている。 しかし、「藪から千本」、「吼える仏」では、一転、人の情念の恐ろしさを描いている。これもまた、宮部みゆきらしさが良く出ているといえよう。この作品の魅力は、人の心の優しさと恐ろしさのバランスがよく取れているところであろうか。 ところで、「おそろし」のレビューの際に、最後はRPGのようだと書いたが、この「あんじゅう」では、ますますその性質が強くなったように思える。もちろん主人公たる勇者はおちかなのであるが、RPGには旅の仲間がつきものである。この作品で登場したのは、おちかの守り役のお勝、浪人で剣の達人である青野利一郎、偽坊主の行然坊。通常のRPGの登場人物に例えれば、それぞれ、魔道師、剣士、僧侶といったところか。しかし、今回のラスボス登場ともいえるとも言えるエピローグは、百物語にしては、当たり前すぎるように思える。 ともあれ、まだ百物語のうち、9物語しか語られていない。これからも、宮部さんには、しっかりと続きを書いて欲しいものだ。おちかと青野利一郎、ちょっとこれからの発展が気になる感じだし。○ランキング今何位? ○関連過去記事・おそろし○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」(本記事は「本の宇宙」と同時掲載です。)
September 24, 2010
コメント(2)
長引く不況を背景に、労働市場の自由化など、市場のメカニズムに過大な期待を寄せる論調をよく目にするようになった。日本経済が絶好調だった頃はあれだけもてはやされた、「終身雇用制度」を背景とする「日本的経営」は、、今や日本企業の競争力を阻害している元凶のように言われることも多い。 しかし、それでは、自由市場に一番信奉を置いているアメリカの場合はどうだろう。クーリエ・ジャポンの2010年3月号は、「『貧困大国』の真実」として、アメリカの病める姿を鋭く描き出していた。この実態を見れば、市場というものは、決して諸手を挙げて礼讃できるようなものでもないのだろう。もちろん、昔の社会主義諸国のような計画経済などは論外であり、解は、自由市場に近いところにはあるのだろうが、市場は必ずしも安定ではなく、そこになんらかのコントロールというものは必要なのである。 市場に信頼を置くのは、「新古典派経済学」の考え方なのだが、私自身、安易な自由競争への期待に対して、ずっと懐疑的な気持ちを持ち続けて来たのだが、先般「終身雇用制と日本文化 ゲーム論的アプローチ」(荒井一博:中央公論新社)を読んで驚いた。まさに、私が感じている疑問に対して真っ向から論じていたのだ。発行は、1997年だからもう10年以上も前である。大抵のことは、既に誰かが考えて、論じているということのよい事例であろうか。 要点をごく簡単にまとめてみよう。 日本は伝統的に信頼を非常に重視した社会であり、そのような文化のもとでは、終身雇用制は、協力を促進するので、企業にも労働者にもメリットが大きい。 反面、終身雇用制は、インフォーマルグループというものが組織内に形成されやすく、組織全体のためではなく、自分たちの利益のために動きがちである。信頼を非常に重視していた日本社会自体も急激に劣化が進行している。 日本的システムは欠陥が露呈しているものの、歴史や文化を無視して、そのままアメリカの真似をしてもアメリカ以下にしかなれない。何よりアメリカ人の大多数が日本人より幸福という訳ではない。結局は、倫理的側面と制度的側面から日本的システムを改善してやっていくしかない。 最近の経済学関係者たちの論調に少し辟易していた身には、いちいちうなずけることばかりである。ところで、本書には、経済学徒について、面白い実験結果が紹介されている。経済学徒は(もちろん平均的な話で個々には例外があるのはもちろんだが)、一般の人と比べて、「合理的」に行動したり非協力出会ったりする傾向が優位に現れるというのだ。ここでの「合理的」とは、「経済人」の持つ合理性ということで、つまりは自己の利益を最大にするように行動するということだ。経済の専門家の主張することが、時に違和感を持ってしまうのも、案外このあたりの感覚のずれから来るのかもしれない。○ランキング今何位? ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」(本記事は,姉妹3ブログ同時掲載です。)
September 23, 2010
コメント(0)
上の写真は、沖縄で、昼食をとるためにたまたま入った喫茶店の日替わり定食で出て来た「沖縄風チャンポン」。チャンポンというと、どうしても麺類の方を連想してしまうが、沖縄では、写真のように、チャンプルーをご飯の上にかけたものをそう呼ぶようだ。まさに、「所変われば品変わる」という良い例だと思う。調べてみると、ネットにもレシピが掲載されていたので、興味のある人は、「沖縄風チャンポン」で検索してみてください。○ランキングの順位は? ○姉妹ブログ・文理両道・本の宇宙(そら)○関連過去記事・ハブ酒(ちょっと沖縄7)
September 22, 2010
コメント(2)
表紙イラストに描かれている、不思議な感じの美女が目を惹く「永遠虹路」(綾崎隼:アスキー・メディアワークス) 主人公の舞原七虹(なな)は、誰もが振り向くような美貌の持ち主である。音楽の才能に恵まれながら、メジャーデビューを目前に、ぷっつりと音楽の世界から去っていく。 「もう謳う意味がなくなったんです。届けたい人がこの世界に一人もいないのに、こんな辛いこと、もう私は続けられない」 いったい七虹に何が起こったのか。この作品は、七虹のOL時代から、大学、高校、中学、小学校時代へと語り手を変えながら遡っていき、彼女の物語を綴っていく。そして、最終章で再び現代に戻る。 上の台詞からは、七虹にどんな悲しい出来事があったのだろうと思ったのだが、結末は、想像していたものとはだいぶ違っていた。裏表紙に、「青春恋愛ミステリー」と書かれていたが、あまりミステリーらしさはない。不器用で、一途で、臆病な七虹。そんな七虹の、とっても遠回りなラブストーリーを描いた作品だった。○ランキング今何位? ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」(本記事は、「本の宇宙」と同時掲載です。)
September 21, 2010
コメント(0)
沖縄土産といえば、やっぱり一番インパクトのあるのがこの「ハブ酒」であろう。これは非売品だが、瓶の中で、ハブがとぐろを巻いているものを普通に売っている。飲んだ後は、強い焼酎を継ぎ足しておけば、ハブは何度か再利用できるようである。でも、最後に捨てる時のことを考えると、ちょっと引いてしまう。○ランキングの順位は? ○姉妹ブログ・文理両道・本の宇宙(そら)○関連過去記事・ホウオウボク(ちょっと沖縄6)ハブの苦手な方はご遠慮下さい!ハブ入りハブ酒(南都酒造所) 35度 470ml 【10P13sep10】価格:7,875円(税込、送料別)
September 20, 2010
コメント(0)
魔女伝説の伝わる六軒島を舞台に何度も繰り返される惨劇を描いた「うみねこのなく頃に Episode2 Turn of the golden witch」(鈴木次郎/竜騎士07 :スクウェア・エニックス)の第3巻。 この巻では遂にEpisode2での惨劇が幕を明ける。最初の惨劇はかなりグロいスプラッタ風味である。絵柄が綺麗なだけに、ここまで描かなくても良いのにとつい思ってしまう。 一方、カラーページに描かれているベアトリーチェさまは、ミニスカに二―ソとかなりキュートな格好だ。おまけに女王様の風格も出ているので、色々な趣味の人を萌えさせるに十分であろう。(笑) ところで、この巻では、使用人の一人嘉音(かのん)が朱志香を守ろうと、人間離れした能力を見せる。家具と呼ばれている嘉音だが、一体家具とは何だろう。単なる比喩ではないような気がするのだが。○面白かったらポチっと1票! ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」○関連過去記事・うみねこのなく頃に Episode2 Turn of the golden witch
September 19, 2010
コメント(0)
維新の激動がまだ収まらない明治初期、政府を揺るがすような偽札事件が発生した。その犯人として、逮捕されたのは、明治期の関西財界の大立者として知られている藤田傳三郎であった。しかしそれは冤罪であり、約3カ月に渡る拘留の後に、彼は釈放されている。1879年(明治12)に起こった「藤田組贋札事件」である。この事件をモチーフに、贋札事件の裏に潜んでいる人間模様を描いた歴史ミステリーが、「蜻蛉始末」(北森鴻:文芸春秋社)だ。 傳三郎は、萩出身であり、高杉晋作、井上馨、伊藤博文などの維新の大立者と交流があった。時に彼らに利用されながらも、その才覚で、着実に政商への道を歩いていく。作者は、彼に「とんぼ(蜻蛉)」とあだ名されている宇三郎という男を、影のように付き添わせている。宇三郎は、ぎょろ目で手足ばかりひょろ長く、小狡いうえに、虚言癖もあり、幼いころから人にからかわれていた。それをいつもかばっていたのが傳三郎である。もっとも、傳三郎も宇三郎にいらつき、しょっちゅう彼に拳を振るまっていたのだが、それでも宇三郎は、傳三郎に付きまとう。二人の間は、奇妙だが強い絆で結ばれていたのである。この作品は、そんな二人の愛憎の物語だ。 実は、宇三郎は、愚鈍な見かけにも関わらず、六尺棒を使った棒術の達人で、傳三郎の影守りだった。彼の思考法は常人とは異なっている。自分や傳三郎にとっての脅威となりそうな者に対して、「いざとなったら殺してしまえばいい」と躊躇なく考えてしまうのだ。そんな宇三郎も、妻を迎え、娘が生まれると別人のように変わってしまうのだが、幸せもつかの間、彼を悲劇が襲う。そして、その悲劇が、傳三郎への恨みとなってしまうのだ。 作者の北森鴻は山口県の出身だけに、志半ばで亡くなった長州藩の志士たちに対する思い入れは特に強いのだろう。高杉晋作や久坂玄瑞が、非常に魅力的に描かれている。生き残った井上馨や山縣有朋があまり好意的に書かれていないように思えるのとは対照的だ。 維新前から明治政府がその基礎を固めていく時代の様子が活き活きと表現されており、フィクションの部分だけでなく、余り知られていない歴史秘話というようなものも知ることができる。歴史とミステリーの好きな人にはお勧めの1冊だろう。○ランキング今何位? ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」(本記事は、「本の宇宙」と共通掲載です。)
September 18, 2010
コメント(0)
写真はJR宇部線の宇部新川駅近くの歩道に設置してある彫刻の一つ。この辺りは多くの彫刻が置いてあり、街がそのまま美術館になったようだ。○ランキングの順位は? 宇部かま代表商品の詰合せ!人気の定番商品 新ふるさと浜価格:3,045円(税込、送料別)
September 17, 2010
コメント(0)
写真は、JR山陽本線小野田駅。山陽小野田市の玄関口に当たる駅だ。この駅からJR小野田線も分岐している。○ランキングの順位は? 寝太郎 三年長期貯蔵 25度 720ml価格:1,180円(税込、送料別)○姉妹ブログ・文理両道・本の宇宙(そら)
September 16, 2010
コメント(0)
写真は、山口県の真ん中辺りを瀬戸内海に流れていく厚東川。この川の辺で昔はよく遊んだものだ。○ランキング今何位? ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」(本記事は「本の宇宙」と共通掲載です。)
September 15, 2010
コメント(0)
写真は、沖縄県那覇市の県花でもあるホウオウボク。花の形が鳳凰が羽根を広げたところに似ていることからその名がついたようだ。あちらでは、街路樹として、よく目にするが、もともとの原産はマダガスカル島のようで、いかにも南国情緒を表すような花である。 以前、冬に沖縄を訪れた時(これも残念ながら仕事だった)に、街路樹から大きな豆の鞘がぶら下がっており、なんだろうと思っていたのだが、どうも、この木の実だったようだ。○ランキングの順位は? ○姉妹ブログ・文理両道・本の宇宙(そら)○関連過去記事・沖縄のお茶(ちょっと沖縄5)
September 14, 2010
コメント(0)
「瓶の首は細くなっていて、水の流れを妨げる。 そこから、システム全体の効率を上げる場合の妨げとなるある部分のことを、ボトルネックと呼ぶ。」(p284) 自分の生まれていない世界へ迷い込んだ少年の物語、「ボトルネック」(米澤穂信:新潮社)。 主人公の嵯峨野リョウは、死んだ恋人を偲んで訪れた東尋坊で崖から墜落した。しかし、気が付いてみると、彼は自宅のある金沢の街にいた。しかし、そこでは、彼が本来存在していない世界であり、彼の代わりに、生きて生まれることのできなかったはずの姉サキが存在していたのである。 自分の世界では、リョウの家庭は完全に崩壊している。両親はそれぞれ浮気相手を持っており、母親は、リョウの存在を完全に無視して食事もつくらない。そのくせ、外への対面だけは気にする。兄は、バイク事故で転んで、長らく意識不明の状態を続けた後亡くなったばかりだ。 ところが、こちらの世界は違った。両親は、一時危ない時期もあったようだが、今はラブラブである。自分の世界では死んだはずの恋人も元気で暮らしている。これ以外にも、なにもかにもが、自分の住んでいた世界より良くなっている。恋人の死の真相を突き止め、こちらの世界での恋人への災厄を防ぐことはできたものの、彼は知ってしまった。自分がボトルネックだったことを。 自分の存在価値に悩むことは、青春の特権である。しかし、自分の存在価値なんて、証明のしようがない。だからいいのだ。しかし、リョウの場合は、自分が存在する世界と自分の代わりに姉が存在する世界を比較することができた。こちらの世界では、元の世界より、何一つ悪くなっているものはない。二つの世界の違いは、自分が存在するか、姉が存在するかである。これこそ、自分がボトルネックであることの完璧な証明ではないか。あまりにも、残酷な証明である。 「真っ暗な海と曲がりくねった道。それは失望のままに終わらせるか、絶望しながら続けるかの二者択一。」 元の世界に戻ったリョウの、最後の選択は、読者を哀しく辛い気持ちにさせる。○ランキング今何位? ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」(本記事は「本の宇宙」と共通掲載です。)
September 13, 2010
コメント(0)
会計に関する様々な事件を、女子大生会計士の藤原萌絵と会計士補の柿本一麻の二人が解決していくという会計ミステリー「女子大生会計士の事件簿」シリーズ第5巻。○「女子大生会計士の事件簿 DX.5」(山田真哉:角川書店) このシリーズ、萌絵ちゃんとカッキ―(柿本)の掛け合い漫才のようなやりとりを楽しみながら、知らず知らずのうちに会計に関する知識が付いて来ると言う優れものだ。今回学べるのは、次のようなものである。○美術品購入を装った不正蓄財のからくり○棚卸資産を使ったコンビニの内部不正の穴埋めのからくり○不動産のスキームを使った資金調達のオフバランス化のからくり○買収によって利益を出すからくり いずれも反則技であり、真似をしてはいけないのは当然であるが、これらに関する知識を持っていれば、自分の会社の内部統制を整備・運用していくような場合に大いに役に立つ。内部統制とは、これらが起こらないような仕組みのことだからだ。 相変わらず萌絵ちゃんは天衣無縫、天真爛漫なキャラを演じているが、今回は彼女が監査法人に入ったばかりのころの意外な姿を知ることができる。カッキ―は相変わらずの下僕キャラであるが、萌絵ちゃんに、いきなり 「私のこと、心配じゃないの?」なんて聞かれて、ドキドキしていた。一方萌絵ちゃん自身も、尊敬する先輩の氷高さんに、 「あなた、柿本クンといつ結婚するの?」とストレートに聞かれて、紅茶を噴き出してせき込んだりしている。会計に関する感は鋭いくせに、恋に関する感は鈍い萌絵ちゃんと、押しの弱い下僕キャラのカッキ―、二人の仲が、どう進展していくかがこの作品のもう一つの楽しみである。○ランキング今何位? ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」(本記事は、「本の宇宙」と同時掲載です。)
September 12, 2010
コメント(2)
前回オリオンビールを紹介したが、アルコールの苦手な私にとっては、やはりお茶の方がいい。案外と、その地方独特のお茶を売っているもので、ここ沖縄では、「さんぴん茶」と「うっちん茶」というのを見つけた。 さんぴん茶の方は、良くペットボトルで売られている通常の健康茶とあまり変わらない味のような気がしたが、うっちん茶の方はなかなか個性的な味である。体にも良さそうで、一度飲めば病みつきになるかも(笑)。ハイサイ さんぴん茶 500ml*24本 爽やかなジャスミンの香りと豊かな味わいのさんぴん茶(ジャス...価格:3,780円(税込、送料別) うっちん茶500ml価格:150円(税込、送料別)○ランキングの順位は? ○姉妹ブログ・文理両道・本の宇宙(そら)○関連過去記事・オリオンビール(ちょっと沖縄4)
September 11, 2010
コメント(0)
写真は、山口県美祢市秋芳町あたりの風景。稲がたわわに実っている。向こうに見える山が崩れているのは、採石場があるため。 この辺りの岩はほとんどが石灰岩であり、子供のころは、発破で岩を崩す音が時折聞こえていた思い出がある。 今、美祢市秋芳町は、梨の季節だ。【産地直送】【ふるさと味急便】【二十世紀梨の高級ブランド】秋芳産20世紀梨〔秋芳梨〕〔32入...価格:8,800円(税込、送料別)○ランキング今何位? ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」 (本記事は「本の宇宙」と同時掲載です。)
September 10, 2010
コメント(0)
三津田信三による、「刀城言耶」シリーズのひとつ「首無の如き祟るもの」。媛首村という奥多摩山中にの架空の村を舞台に繰り広げられる、最高におどろおどろしいホラーミステリーだ。 この媛首村を牛耳っているのが、秘守(ひがみ)一族という旧家。一守家、二守家、三守家の三つに分かれているが、なかでもその筆頭たる一守家の勢力は絶対である。村には、淡首様という祟神が祀られており、何百年もの間代々秘守一族に祟りをもたらしてきた。秘守一族にとって、淡首様は敬うものであると同時に恐れるものでもあり、祟りを逃れるために、一族には奇妙な風習が伝わっていた。 一守家の後継ぎ長寿郎とその双子の妹妃女子、二人の淡首様への十三夜参りの夜から、新たな惨劇が始まる。妃女子が参拝の途中で、不思議な死に方をする。二人の参拝を隠れて見ていた、一守家の使用人斧高(よきたか)は、その地方に伝わる化物である首無を目撃した。そして、10年後、長寿郎の花嫁候補を選ぶ婚舎の集いで、こんどは当の長寿郎と花嫁候補の一人である古里鞠子が首無死体となって発見されたのである。 古い慣習に支配される村を流れる、退廃的で耽美的な空気がたまらない。どこか、横溝正史の世界に通じる者を感じる。凄惨で不可解な事件が何度も出てくるが、使われているトリックは、基本的には同じものだ。それが、ちょっと形を変えて、繰り返されている。この作品は、事件を調べた高屋敷巡査の妻で、推理作家・媛之森妙元というペンネームを持つ高屋敷妙子が小説の形で書き綴っているいるのだが、結局事件は解明されないまま終わるかに見えた時に、妙子の許を刀城言耶が訪ね、すべての真相を明らかにする。しかし、そこには、またしても同じようなトリックが仕掛けられており、読者の思いもよらないような結末を迎えるのである。 しかし、事件のすべてが、トリックとして解明できる単なるホラー風味のミステリーという訳ではない。事件の捜査の際に淡首様に対して礼を欠いた行為をした刑事が、媛神堂の祭壇の奉納物である鎌で連続殺人事件を起こし、自殺すると言う不気味な事件など、不気味な事件を織り込んで、ホラー的な要素もきっちりと添加している。 もう一つ、特徴的なのは、この作品には、推理小説作家やそれに準ずるような者が多く出てくることだ。そのせいで、戦後の推理小説の発展史のようなものを垣間見ることができる。もちろん、フィクションも入っているので、全部をそのまま真に受ける訳にはいかないだろうが、それでも、なかなか興味深い話が展開されている。○ランキング今何位? ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」 (本記事は「本の宇宙」と同時掲載です。)
September 9, 2010
コメント(0)
沖縄名物は色々あるが、これもその一つ。最近は結構有名になった「オリオンビール」。1957年創業で、沖縄のシェアの過半数を占めており、まさに県民ビールといっても過言ではないだろう。 もっとも、私は、アルコールはだめなので、記念にこのビールの写真を撮っただけだが。【送料無料】オリオンビール ドラフト 小瓶【334ml×30本:プラスティック箱入り】【smtb-T】価格:6,993円(税込、送料込)○ランキングの順位は? ○姉妹ブログ・文理両道・本の宇宙(そら)○関連過去記事・ゆいレール(ちょっと沖縄3)
September 8, 2010
コメント(2)
気が短くて強面ながら、弱いものには優しいところも見せるという規格外れの同心・野火陣内が、大江戸を騒がす事件に挑むという「狐化粧」(和久田正明:角川春樹事務所)。 この作品は連作短編となっており、収録されているのは、以下の4話だ。1.怒らない2.乙女の仕事3.箱根の変4.狐化粧 陣内はとにかく乱暴者である。小悪人に対しても、性根が気に食わなければ、相手にトラウマや後遺症が残るくらいボコボコに痛めつけてしまう。田宮流抜刀術の達人だから腕の方も相当に立つ。しかし、なかなかツッコミどころの多い性格をしている。 一応、弱いものには優しいところを見せるという設定になっているが、どうも家庭内暴力で妻子に逃げられた過去があるようだ。そのため、今は「姫」と名付けた猫と侘しく暮らしている。しかし、DV男が実は優しいと言われても、なんだかなあ。 おまけに本人の言うことも結構いい加減だ。 「御定法のおよばねえ相手とかさ、どうしようもねえ奴っているだろう。そういう時、面倒臭えからやっちまうの」と、悪い奴らをばっさりとやってしまうこともよくあるのに、金をもらって悪い奴を始末するという「仕事人」のような一味の女に対しては、 「人間御定法を破ったら、それでおしめえなんだよ・・・」と言っている。どの口でそんなことを言うんだと、口の当たりをつねってやりたくなるが、表紙のイラストに描かれているように、相当に凶悪な面構えである。とても恐ろしくてできない(笑)。 この陣内のよく使う、「~なの」、「~だもん」という口調、奥田英朗の作品に出てくるドクター伊良部を連想してしまう。腕っ節の方はだいぶ違いそうだが、型破りな方法で、人間の病理の原因を除いたり、社会の病理を除いたり、意外に共通点がありそうだと思うのは、少し考えすぎか(笑)。ツッコミどころは多いながら、江戸を舞台にした痛快で楽しめる娯楽時代小説だ。○ランキング今何位? ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」 (本記事は「本の宇宙」と同時掲載です。)
September 7, 2010
コメント(0)
先般益田に行った際に、 益田駅前ビルEAGA(イーガ)で干渉した夜神楽。石見地方は、神楽が盛んな地方で、8月の間毎日講演が行われていた。伝統文化に触れられて、入場料は僅か300円。おまけに夜8時からなので、仕事を終えた後でも、十分に鑑賞可能だ。この時の演目は岩戸(写真)と大蛇。○ランキングの順位は? ○姉妹ブログ・文理両道・本の宇宙(そら)
September 6, 2010
コメント(2)
マット・デイモン主演の「ボーン・アイデンティティ(The Bourne Identity)」。2002年のアメリカ映画だ。 海を漂っているところを漁船に救出された男は銃で撃たれて、記憶を失っていた。唯一の手掛かりは、尻に埋め込まれていた銀行の貸金庫の番号。そこには、「ジェイソン・ボーン 」という彼の名前を示すパスポートだけでなく、彼の写真が貼られた様々な国のパスポート、拳銃、大金が預けられていた。いったい自分は何者か。彼は、知り合ったマリーという女性と自分のアイデンティティを追及しようとするが、次々に刺客が彼を襲ってくる。 カンフー映画もどきの格闘シーンや、派手な銃撃シーンなど、手に汗握るアクションの連続だ。自分が誰かも分からないのに、何者かに命を狙われるというのは、相当の恐怖のはずである。ボーンは、精神的にも肉体的にもタフである。格闘技や銃器の扱いにも優れており、こういったのが、いかにもアメリカで受けそうなヒーロー像なんだろうなと思ってしまう。もっとも、元々は暗殺者のようだから、ヒーローはヒーローでもダークヒーローなのだが。 それにしても、ヒロインのマリー、どこの誰とも分からないボーンに、そう簡単についていってもいいのか。アメリカの女性は、こんな危なそうな男が好きなのだろうかという、どうでもいいような疑問が、頭をかすめた。(監督)・ ダグ・リーマン (出演)・マット・デイモン(ジェイソン・ボーン )・フランカ・ポテンテ(マリー・クルーツ )ほか○ランキング今何位? ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」
September 5, 2010
コメント(2)
「メディア良化法」という検閲を正当化する法律が施行され、図書の検閲押収が行われているという近未来を舞台に、「メディア良化委員会」という国の武装検閲組織と戦う図書館員たちの戦いを描いた「図書館戦争」シリーズの番外編、「別冊図書館戦争1」(有川浩:アスキー・メディアワークス) 本編の方も、「表現の自由」ということをモチーフにしながら、基本は、図書隊員である堂上篤と笠原郁のラブコメだったが、この別冊の方は、一層ラブコメ度があがる。何しろ、後書きで作者自ら、 「ベタ甘は仕様です。ダメな方は本気で回避してください。」と断っている位、最初から、最後までベタベタの甘々のラブラブなのである。二人は、この作品の中でも、喧嘩はしているが、傍から見ると、犬も食わない痴話喧嘩だ。この作品の中で、二人の仲は大いに進み、郁も色々な意味で大人になる。 しかし、ラブコメ度満開ながらも、いくつか気になるエピソードが散りばめられている。一番気になるのは、本編から一貫してこの作品の底を流れている「表現の自由」に関してである。 この作品のなかに登場する木島ジンという作家は、「良化法」を完璧に守りながら、造反的、差別的な表現を使用する。つまり、禁止ワードを一切使わずに文脈だけで造反的、差別的な表現を作り出すのである。これは、社会で良く見られる「言葉狩り」に対する強烈な皮肉だ。どんな言葉も、文脈の中でしか正しい意味を持たない。単に単語だけを捕えて、短絡的な言葉狩りをすることが果たして正しいことか。しかも、その基準については、絶対的なものは何もないのである。 堂上と郁の仲は、この作品で大いに進展した。小牧と毬江も順調に進んでいるようなシーンがあった。主な登場人物で残るは、手塚と柴崎だけか。○ランキング今何位? ○姉妹ブログ・「文理両道」・「本の宇宙(そら)」 (本記事は「本の宇宙」と同時掲載です。)
September 4, 2010
コメント(2)
写真は、新倉敷駅前の通り。特に珍しいものは無いが、電線が地中化されているようですっきりとした眺めだ。○ランキングの順位は? ○姉妹ブログ・文理両道・本の宇宙(そら)
September 3, 2010
コメント(0)
写真は、水島臨海鉄道の栄駅。栄といっても名古屋市ではなく、倉敷市。駅前のモニュメントがなかなかユニーク。○ランキングの順位は? ○姉妹ブログ・文理両道・本の宇宙(そら)
September 2, 2010
コメント(0)
○ゆいレール那覇空港駅 沖縄唯一の軌道が「ゆいレール」だ。正式には、「沖縄都市モノレール線」という名称である。2003年の開業で、昔初めて沖縄を訪れた時にはまだなかった。那覇空港から首里までの12.9kmの路線である。写真は、那覇空港駅。空港から連絡通路をで繋がっている。○ゆいレールのモノレール そして、こちらが、ゆいレールの車両である。なかなか現代的でしゃれたデザインだ。なお、「ゆい」という言葉は沖縄の言葉である「ゆいまーる」(沖縄の相互扶助の習慣)から来ているとのことである。○ランキングの順位は? ○姉妹ブログ・文理両道・本の宇宙(そら)○関連過去記事・福岡&那覇空港(ちょっと沖縄2)
September 1, 2010
コメント(0)
全30件 (30件中 1-30件目)
1