だいちゃんと愉快な仲間たち

2017.07.27
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テーマ: 家族(144)
カテゴリ: カテゴリ未分類
私が変われば、家族はもう少し、幸せになれると思って、

20代後半から遠ざかっていた教会に、再び通うようになった。

ママは騙されやすいから心配・・・っと、パパも通うようになった。


でも結局、

誰も幸せになれなかった。

私も変われなかった。


私が足りない人間でも、パパがいるから・・っと思っていたのに、

パパが死んだ。


いろいろ努力したこともあったし、考えたり、悩んだり、いろいろしたけど

眠いとか、だるいとか、痛いとか、苦しいとか、いろいろ我慢したことも

あったけど、

無駄だった。


結局、誰も幸せにできなかった。

何も変わらない自分だけが残った。


自分のだめさに、悲しくなってくることがある。

「お母さんなんだから・・」っていわれるのがいやなのは

自分がダメなのは、自分が一番よくわかってるから。

どれほどに努力してもダメだった。

あらゆる努力をあざ笑うような結果しか得られなかった。

どんなに周りに言われても、それ以上に切望しても、頑張っても、

だめだった。

自分には能力がないのだと、よくわかった。

猫がどんなに努力しても空を飛べないのと同じように、

鳥が魚の真似をしても、水の中に住めないように、

そもそも、そんな能力がないのに、努力したって、

疲れるだけなのだと気づいた。


私がどれほど努力したかは、パパだけが知ってる。

だから、パパは、いつのころからか、もう、できないことを

求めなくなった。

だから、パパは、ママができないことはパパがやるから・・って

言ってくれた。

そのパパはもういない。






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最終更新日  2017.07.27 15:46:22


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