さて、大好きな友達おCさんは初チェンマイ。その初めての観光が「ワットプラシン」。
「まあ、こんなもんかな?」という見学 を終え、お目当ての店でランチじゃー♪
そうランチの時間に合わせてワットプラシンを見に行くことにしたのは、どうしても行きたかった店「SPガイヤーン」に行くため。鶏肉大好き、ガイヤーン大好きな私は、チェンマイでガイヤーンなら絶対ココ、と多くの旅人が書き綴ったブログを見て涎をたらしていたのであった。
チェンマイと言えば北タイ料理…ですがあ、イサーン料理大好きなよっしぃはたとえ海辺でもイサーン料理は絶対食べるし、タイ料理の炒め物やココナッツ系のカレーに飽きたらイサーン料理、いや、イサーン料理ってシンプルで本当に飽きないので、美味しいイサーン料理屋に行くのが何よりも楽しみなのであるよ。 と言う訳で、チェンマイに行ったら行きたーい!と思いながらも数年前の一度目のチェンマイでは川沿いでぐうたら旅をしてしまい、行けなかった。
というか、旧市街には 年末年始にコムローイを上げにターペー門に行った時 のみ近付き、 凄い変な犬と素敵なレゲエおじさまのいるカフェでビールを飲んだ時に1回しか入らなかった アホである。
だからこの旅は旧市街を攻めるぜイエーイ!と思っていたわけ。食べる場所もね!
SPガイヤーンはワットプラシンから徒歩すぐ、ということで、門を出て、てくてくと地図を頼りに歩く。よっしぃはこう見えてタイ・ホテルマニアなもんで、割とホテルの位置で場所を覚えるタイプ。たしか「ラチャマンカ」の近く…お?あったあった?と思いつつ、もうちょいてくてく歩くと…
アッターーーーーーーー!
既に香ばしい香りがあたり一面に広がっておるではないか。いやーん、香りだけで美味しそう♪いや、まて。観光客が美味しいと言っている店は意外と美味しくないと言うではないか。過剰に期待しては…期待しては…
そりゃ期待するよね…
ひゃー!ジューシーにも汁を垂らしながら丸ごと焼かれる鶏たち!ちょっと小ぶりなのは柔らかい、まだ若い鶏を使っているからだとか。
いやもうね。暑いからね! まずはビールでしょ!
氷入れるならシンハかLEOかなってことで、安いからLEO♪。いやー、喉を流れて行くこのちべたーいビールがタイ旅の醍醐味じゃーい。
店内は人気店の昼時、ということで、ひっきりなしに人は入ってくるけど回転が速く、じぇーんじぇん座れる座れる。
タイ人の家族もいれば、タイ人の1人ランチ、中国系の個人旅行系、そして、あ、日本人かな?と思われる人も。ローカルと観光客が丁度いい感じで入っているという事は美味い店にちがいなーい。
エアコンはないけど、扇風機が忙しそうにまわっていて、そんなに暑くなく、煙が店内に入ることもなく、とても清潔。店員さんはミャンマーの人が多いのかな?タイ人がタイ語で言っても通じなくて首をかしげていたので、よっしぃの発音が変だということではないのだろう。「はて?」という反応をしていると、ばっきばきに働いておりまっせーって感じのこの店の中では一番権力持ってそうなおばちゃんが「あいあい、何かなー?このメニュー見て頼んでおくんなせい」とフォローしてくれるので、大丈夫。とりあえず、お目当てのガイヤーンと、パックブンファイデーン(お馴染み空芯菜炒め。イサーン料理屋とはいえ、こういったオーソドックスなタイの炒め物もある)、ソムタム、そして、タケノコ好きよっしぃの大好きイサーン料理「スップノマーイ」を頼む。
きたーん!
やはりガイヤーンは小ぶりだった。これ1羽の半分すが、全然足りない。最初から1羽注文しときゃよかったー、って思った通り、あっという間にたいらげもう半分をたのんでしまいましたとさ。
それくらいペロッといけるほど美味しい。肉質ではよっしぃ的にナンバーワンかも。でも美味しさではあのホアヒンのてりてりガイヤーン…。
あのですね。「やわらかーい」ってやつではなく、しっかりとした肉質。硬いのではなく弾力があって、ぷりっぷりのやつ。しかも塩味が絶妙で、それでいて塩辛くなく、ナムチム(たれ)つけなくてもいけちゃうので「これじゃクリスマスのローストチキンやでー」って言う感じ。ま、そもそも鳥の炭火焼きなので、焼き鳥大好き日本人にも愛されるに決まっているのですがね。
はい!こちらスップノマーイ。タケノコの和え物的なやつね。残念ながらよっしぃの好きな和らぎタイプの穂先タケノコではなく、胴体を使ったやつ。味はかなり癖があるけど酒のつまみには良し。でも一番おいしい!と思ったホアヒンのイサーン料理屋台の店の方がはるかにうまい。だがしかし、おCさんのスプーン&フォークが全く進まない。
「いや、独特な味ですねえ・・・」
あ、これってだめな味の時の発言だ。
「あ、ダメだった?」
「いや、じつはあのう。わたし、タケノコアレルギーで。ちょっと食べるのは美味しけど、かゆくなるんでー」
先に言わんのかーい!
でもまー、量が少ないから、私が、ガツガツいただきますよ!
で、実はよっしぃもおCさんもビールだけずっと飲むのは厳しいというか、お腹イッパイになるので、店員に「あのう、セーンソム(安酒。タイのラム酒とも言われるけど、独特の臭みがあり、ラム酒とは絶対に違うかんじ)ありますか?」と尋ねる。
「ねえでげす・・・。」
との連れないお返事。
「あ、じゃあビール以外のお酒は?」
ミャンマー人と思しき若者、チョイと困った顔をして、女将らしきおばちゃんに何か尋ねている。
「あん?ねーさん、どうした?」
おばちゃんがズカズカとやってきた。
「あのぅ、セーンソムおいてない?」
おばちゃん、何のツボだったかいきなり「ぎゃーっはっはっは!」と爆笑を始めた。へ?オラなんか、変なタイ語いうたかね?
「ラオ(タイ人はウィスキー系の酒をラオという)かい?ないよー!ぎゃーっはっは!」
そんなに面白い事なのか!?
唖然としつつ「じゃあ、もう1本だけビール飲むか…」とつぶやき、LEOもう1本。
ちなみにお会計をする時も、このおばちゃんは「ラオ、ラオ」と人のことを大笑いしながら見送ってくれた。
この店でビール以外飲む人いないのかね?いや、ランチにもっと飲もうとしたから?頭に「???」が出たまま店を後にした。次は酒持ち込もうかな(笑)。
というわけで大笑いされたままトボトボ歩き、ワットプラシンまで戻って赤バス捕まえようとしたけど全然来ないから、トゥクトゥクのオヤジに「ニマンヘミン」と言ったら100バーツのぬかしやがったので「あらー!70バーツしかなかったぁ。70でいってくれなーい?」と言ってみたらあっさり「仕方がネーな。乗んな」と言って乗せてくれた。
この数年前のチェンマイ旅でワロロット市場からもの凄い川下のホテルまで行った時100バーツだったから妥当だと思ったんだけど、まあ、負けてくれたからいいや。
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