マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

2007年11月05日
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カテゴリ: 2007年10~12月読書
[1] 読書日記

  例えば、 オポッサム という生き物。

   < 敵を察知すると死んだフリをするのだ。だが我々がクマに見つかったときにかますで
    あろう子供だましの死んだフリなどとは格が違う。悪臭のある唾液で漂わせる死臭、
    うつろに開いた瞳、ぐったりとした肢体、かすかな痙攣とともに徐々に息絶えていく
    さまは、まさに 迫真の死にっぷり で、猟犬がくわえて振り回しても正体を見せないと
    いう ド根性 をも見せてくれる


  「ガラスの仮面」も真っ青である。

早川いくを 「へんないきもの」(バジリコ)



  を読了。

  世の中には、今まで見たこともないような生き物が多数存在している。
  そんな生き物ばかりを集め、紹介している、タイトルまんまの名鑑。

  素敵。
  実物が見たくなる。

  おやじギャグと紙一重なユーモアを発散させる文章ながら、読み進めるうちにその文章
 さえ心地よくなってゆく。

  折角なので、本書に出てくる生き物たちの、マイ「へんないきもの」ベスト3でも選び
 たかったのだが、どの生き物も甲乙つけがたく、すぐには決められなかった





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最終更新日  2007年11月06日 02時25分44秒
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