マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

2008年03月10日
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[1] 読書日記


  ブックオフの105円コーナーで先日買った、

森博嗣 「森博嗣のミステリィ工作室」(講談社文庫)



  を、パラパラと拾い読んだ。

  読む前からある程度は想像(覚悟)していたが、やっぱりというか、内容はそんなに
 面白くなかった。
  さして面白くもないことを、面白いと勘違いして書いている感じがして、寒い。
  しょーもないギャグに対して誰かが愛想笑いした為に、しつこく同じネタを繰り返し
 ているおっちゃんレベル。

  ただ、この本の先の所有者が引いた傍線や、書き込みは、なかなか良かった。
  傍線の箇所が意味不明(なぜ、そこに傍線を引く?みたいな)だったり、作者の意見
 に対していちいち「○」「×」「?」と記してあったり(例えば、< 煙草とコーヒーと
 ミステリィがあれば、結婚しなくても良いかもしれない
>の意見自体には「○」だが、
 「煙草」の部分にだけは「×」を書いていたり)、時には< 「俺の気持ちがわかってた
 まるか!」なんて叫ぶ奴が本当にいるか?
>という文書に対しては、< いるぞ >と書い
 ていたり、という具合。

  結果的に、古本ならではの付加価値がつき、安い買い物になった印象。





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最終更新日  2008年03月11日 00時43分26秒
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