マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

2009年01月28日
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カテゴリ: 映画鑑賞記
[2] 映画鑑賞記


  試写会にて、
  主演ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、
  デビッド・フィンチャー監督作品、

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(2008年,アメリカ)

  を鑑賞。


  生まれたときには80歳の肉体を持ち、
  加齢と共に若返っていく男の人生を余すことなく綴った映画。
  (公式サイトは コチラ


  以下に感想をば。

  まず、2時間47分という上映時間が長い。
  とりあえず上記のような設定が突飛なだけで、
  人生そのものはタイトルでわざわざ断りを入れるほど数奇でもない。
  そんな一生を見るのに費やす時間として、
  三時間弱という上映時間はあまりに長い。

  そして、個々のエピソード自体も、
  特に設定が活かされていたとも思えない。
  多分、常人の加齢であっても通用する物語ばかり。

  更に設定自体や、物語の進行に多く「逃げ」が含まれており、
  実際にこういった人間が存在していたならば、
  避けては通れないであろう諸々の問題が、
  ことごとくはぐらかされているように感じてしまった。
  (例えば、育てられた環境が「養老院」という設定からしてずるい)


  というわけで、
  そういう感想が主立ってしまうような、
  自分としてはそれほど覚えのめでたい作品ではなかったが、

  ビラット・ピットは、
  やはりロバート・レッドフォードに似ているというのが、
  改めて確認できたのは良かった。
  特に老け顔メイク時のブラット・ピットは時折、
  現在のロバート・レッドフォードと見間違わんばかりだった。







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最終更新日  2009年01月29日 00時11分24秒
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