マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

2009年07月16日
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カテゴリ: 映画鑑賞記
[1] 映画鑑賞記


  タダ券をもらったので、
  それを使って、

「天使と悪魔」(2009年,米)

  を鑑賞。
  (公式サイトは こちら


  4人の枢機卿を拉致監禁、
  予告殺害した上に、
  ヴァチカンに爆弾を仕掛けて、
  ヴァチカンで行われている教皇選挙を妨害しようとする
  イルミナティなる秘密結社を、
  トム・ハンクス扮するラングドン教授が、
  推理、追跡する、

  「ダ・ヴィンチ・コード」シリーズの第2弾映画化作品。
  (原作発表の順序ではこちらが先ながら)


  サン・ピエトロ大聖堂やシスティーナ礼拝堂といった
  世界遺産の建造物や、
  ローマの各名所が美しく撮られており、
  つい観光旅行に行きたい気分になるような作品。

  日本人(特にカトリック教徒以外の)には、
  いまいちピンと来ないし、
  それほど大きな報道もされない教皇選挙が、
  いかにキリスト教圏の各国で大きな意味を持っているのかも、
  画面の中に描かれる群衆やマスコミの興奮具合を通じて、
  よく伝わってきた。

  でもそれだけ。

  原作は未読なので比較はできないが、
  要所要所で見所はあるものの、

  物語自体はオーソドックスで、
  主人公がテロリスト立ち向かっていく、
  よくあるハリウッド映画との差は、
  特に感じ無かった。

  それどころかむしろ、
  敵の攻撃目標が教皇選挙という、
  極めて自分に興味関心のない対象だっただけに、
  主人公の直接的なピンチ以外は、
  他人事な気分が抜けきらず、

  (要は攻撃目標がどうなろうと知ったこっちゃない)

  他のアクション映画ほど、
  タイムリミットまでの緊迫感も感じなければ、
  それほどの感情移入もできなかった。


  というわけで、
  観て損はないかもしれないが、
  観て得られるものもない作品と言えるかも。





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最終更新日  2009年07月17日 01時11分02秒
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