マンハッタン狩猟蟹の逃げ場

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2010年04月01日
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カテゴリ: 映画鑑賞記

  二コール・キッドマン、
  ペネロペ・クルス、
  マリオン・コティヤールなど、
  豪華かつ絢爛たる
  女優陣が顔を揃えた、

  ロブ・マーシャル監督の


『NINE』(2009年,アメリカ)


  を鑑賞。
  (公式サイトは コチラ


  同監督作品『シカゴ』の
  手法、様式を継承した
  ミュージカル映画で、

  レネー・ゼルウィガー演じた
  女優志望の女性ロキシー・ハートの
  夢想を、

  ダニエル・デイ=ルイス演じる
  黄昏の時を迎えた映画監督
  グイド・コンティニに置き換えた
  格好の作品。

  あるいは、
  映画で映画を騙るメタ映画。

  フェデリコ・フェリーニの
  『8 1/2』を舞台化した
  同名ミュージカルを
  映画にした作品だとか。
  (『8 1/2』と較べると
   随分と優しい内容だったけど)


  とりあえず、
  上記の女優陣や、
  主演ダニエル・デイ=ルイス以外にも、

  ソフィア・ローレンに、
  ケイト・ハドソン、
  ファーギー、
  ジュディ・デンチ(『007』シリーズのM)と
  いった女優(あるいは歌手)たちが
  歌って踊るパフォーマンスを見せており、

  今後、
  ここまでのメンツが、
  端役でまでも
  揃い踏みするミュージカルは、
  そうそう無いだろうから、
  それだけで見る価値のある作品と
  言えるかもしれない。
  (必ずしも、
   その役が彼女たちである必要が
   あるのか? とも思ったが)


  ただ、
  筋立てや楽曲に関しては、
  それほどでもないので、
  過剰な期待を抱いての
  鑑賞は控えた方が
  良いかもしれない。


  個人的には、
  ファーギーの
  ミュージカルパートの色彩や、
  迫力が一番、
  印象に残った。


  二コール・キッドマンについては、
  焦らして勿体つけて、
  満を持しての登場と、
  相成った割りには、
  地味で意外とあっさりしており、
  ちょっと物足りなかった。


  マリオン・コティヤールは、
  『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』を
  観て以降、
  そのときのインパクトが大き過ぎて、
  自分の場合だと、
  どうしてもそのイメージを
  引きずってしまうのが
  多少残念だった。





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最終更新日  2010年04月01日 23時34分06秒
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