ホテルと旅館の批評

ホテルと旅館の批評

2016年10月23日
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カテゴリ: サンフレッチェ
 浩司の引退が発表されると、こういうときが来ることが分かっていても、寂しいものがあります。優勝なんて考えられなかった時代、オリンピック代表で頑張っていた浩司、カズ、駒野が期待の星でした。J2降格で駒野が去り、ペトロビッチ体制で中心選手として活躍も、病気やケガで苦しみ、それを乗り越えて2012年の優勝は素晴らしい活躍でした。

 今年は、先発したルヴァン杯で素晴らしいFKを決めたけど、それ以外にはいいところがなく、来季は難しいかもと思っていたので、ある程度しかたないですね。今でもチームで一番のフリーキックの名手なので、移籍して選手を続けることもできるだろうけど、病気を考えると他チームでは難しいでしょう。同期のカズや寿人はもっと長く続けてくれることを願います。

 さて、再開となった川崎フロンターレ戦は、皆川とAロペスが先発という事前の予想でした。なんだか、2014年の皆川、浅野、野津田を先発させた川崎フロンターレ戦を思い出します。高萩、寿人が状況を受け入れて、実力じゃなくて来季を睨んでの先発でした。今回も、同じことなのだろうと思います。

 そして、浩司は遠征に帯同しないと聞いていたけど、しっかりベンチ入りでした。翌日、湘南とトレマがあるので、帯同した選手は多いみたいです。そして、水本が体調不良で野上がJ1初先発いう中国新聞の話があり、さらに蓋を開けてみると、千葉ちゃんも体調不良で、カズが真中(リベロ)でした。

 サンフレッチェの先発は、皆川、柴崎、Aロペス、柏、丸谷、青山、ミキッチ、野上、カズ、塩谷、林です。ベンチは、ウタカ、寿人、浩司、宮吉、コーヘー、高橋、増田です。ベンチが豪華になっています。練習試合でいい動きをしていたAロペスが来シーズンも使えそうか、ずっとベンチだったカズがどれくらいプレーができそうなのか、そこが見所です。できれば、浩司が出場できる展開になるといいけど、フロンターレ相手では厳しいかなと思った試合前です。

 試合開始から高い位置からプレスで、フロンターレを押し込みます。ボールを奪ってすぐに攻撃にできるので、何度もチャンスが生まれました。やっぱり、ウタカではないことで守備はよくなります。もっとも、ウタカでないことで、最後の決定力がありません。柴崎がチャンスに決めていればもっと違った展開になっただろうけど、チャンスを作り出すところまでした。

 Aロペスは、久しぶりに見たけど、やみくもにシュートを打つこともなく、きちんと周りを使うことも覚えてきたようです。ただ、ドウグラスではないです。クロスがあまり入らないので、競り合いがどれくらい強いかはわかりません。

 ただ、キャンプを過ごせばもう少しはよくなりそうです。まあ、初ゴールが一番の薬なので、ポストに当てたシュートを惜しかったです。ミキッチとの連携が今一つなのか、右サイドからの攻撃が少なかったですね。でも、この出来ならリーグの分配金が増える来シーズンを考えると、そのまま契約は延長になりそうです。最初は、なんの連携のないまま試合に出したけど、せめてこれくらいやれるようになってから試合に出すべきでしょう。本当に、前回はひどすぎました。

 そして、真中に入ったカズだけど、なぜここ数試合先発を外れているのか分からないほどいいプレーでした。攻撃時に、千葉ちゃんと違って、ロングパスが正確なので裏へのパスやサイドチェンジのパスがいい攻撃を生みます。また必要な時にスペースに持ち上がって、サイドを変えるパスなどリズムを作るのがやっぱりうまいですね。

 野上、カズ、塩谷の3バックは何事もなく安定していました。このプレーを見ると、なぜ丸谷なのか、ちょっとわかりません。ボランチとリベロでは運動量が違うということでしょうか。フロンターレがロングボールを放り込むようなサッカーではないので、守備は安定したのかもしれないけど、今日のプレーをみるとなぜベンチなのか不明です。

 前半は、フロンターレのシュートをほぼゼロに抑えるほどうまく守備が嵌りました。だから、チャンスに先制できれば完璧でした。もっとも、後半開始からギアを上げてきたフロンターレの攻撃を受けますが、それでも林がナイスセーブで点を与えません。

 サンフレッチェは、ミキッチを早めにコーヘーに替えました。ミキッチは、前半の終了間際に右足を捻ったので、大事を取ったのかもしれません。柏が右でコーヘーが左に入ります。左は、縦への突破を塞がれていたけど、コーヘーが仕掛けて何度かチャンスを作りました。

 しかし、不思議だったのは、塩谷のFKでオフサイドを取られたことです。相手の壁に当たって入っているのだから、オフサイドでもないし、遠く離れた皆川のポジションがGKのプレーに干渉したとは思えないので、完全に誤審です。まあ、オフサイドを取られたけど、それ以外にチャンスがあったのに、決められなかったことのほうが今日の試合の敗因だけどね。去年は、あり得ないようなシュートが決まったりしたけど、今年は相手にやられてしまっています。



 同点のまま、皆川に替えてウタカを投入します。「ウタカに得点王と取らせる」=「勝ちにいく」采配をしたと思うけど、ウタカはヘディングシュートが一本だけでした。Aロペスとあまり合わなかったですね。もう少しいい連携になるかと思ったけど、このままだとウタカは来年はレンタル終了になりそうです。前半は素晴らしい活躍だったけど、夏場以降はまったくいいところがなくなりました。う~ん、なぜかはわかりません。守備を免除してくれるチームじゃないと合わないのかも。

 そして、ついにリードを許すと、丸谷に替えて寿人をいれます。2トップにしますが、ウタカが少し引いてパスを出すプレーが増えます。その代わり、寿人が裏を狙うスタイルになりました。寿人はウタカからのパスをPA内で受けてシュートしますが、左足だったけど力のないシュートになりました。調子がいいころなら、あれは決めていたと思うけど、プレー時間が短くなっているので、難しいのかも。これはちょっと困ったものです。あと、ウタカにシュートを打たせるためにパスしたシーン、PA内ならシュートを打ってほしかった。

 最後は、林がスクランブルでCKで上がりますが、塩谷がボールを奪われてカウンターを受けて、2点目を決められました。この試合、スクランブルするような試合かどうかは疑問だけど、1失点目が自分の判断ミスだったので、取り返しに行きたかったみたいです。まあ、今の状況では失点が1点増えてもなにも変わらないので、上がったことを責める気にもならないですね。

 野上は、サンフレッチェに慣れてきたみたいです。左サイドは、佐々木もいるのでレギュラー争いは厳しいけど、計算できるDFにはなってきました。千葉ちゃんの緊急時にカズを真中で使えば、塩谷、水本、佐々木、野上と計算できる4枚です。佐々木は、ケガから復帰でどこまで戻ってくるかわからないけど、きっとパワーアップして帰ってきてくれるでしょう。

 試合内容自体はよかったと思うけど、先制点を許したシーンは、シュートへの寄せがやはり甘くなりました。前からプレスして運動量が落ちる75分以降は、どのように守るのか。オープンな試合になりがちだけど、決めきれないところが今年の弱さを物語っています。去年の浅野やドウグラスのような後半に強さを発揮するようなスピードを持った選手がいないのがなんとも。寿人はエディスタのスタジアムの雰囲気を変えられる選手だけど、アウェイは厳しいか。

 今日の布陣が来年のチームの基本になるのなら、本当に来年は残留争いを覚悟しないといけないシーズンになりそうです。次節は、ホーム最終戦のアビスパ戦なので、ウタカをトップに戻しそうな気がします。勝って、浩司のセレモニーをしたいし、4連敗は免れたいでしょう。

 皆川は、守備に攻撃に頑張っていたけど、皆川のよさはなんだったかなぁと思ってしまいます。ポストプレーなんだろうけど、そのプレーに合いそうな選手があまりいないように見えるのです。ワントップ、ツーシャドーの形を変えないと、皆川は活きてこないのではないかと。来シーズン、どうなるのか、残り2試合を楽しみしましょう。

 天皇杯は、さっさと負けてオフシーズンに入ったほうがいいと思ったけど、浩司の引退発表を聞くと、もうちょっとやってもいいかと思い始めました。今日の布陣でサガン鳥栖に勝つのは容易じゃないけどね。

 日曜日(本日)は、また湘南との練習試合だそうです。でも誰が残っている? 特に中盤。この時期の練習試合は、サブの選手の底上げだけはなく、他チームの選手のスカウトや戦力外の選手の売り込みが目的だったりするので、今週、また戦力外の選手がでてくるのでしょうか。そういう季節ですね。






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Last updated  2016年10月23日 15時57分42秒
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