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雨が続き、何かうきうき、美しい絵本を読みたいと思って、ネットで注文し夕方に届いた。「おやすみ、ゴリラくん」と「できるかな?あたまからつまさきまで」の2冊で、どちらも色とりどりで、楽しいゴリラさんと動物たちの絵が素晴らしい。マゴを膝にのせて、ゆっくりお話しながら読むのが最高。文字が少なくて、もう少ししたら、こちらが読んでもらえるかも。色使いは面白いけれど、ゴリラさんの体型としてはもう少しかな。描かれたゴリラさんはなかなか秀逸作品に巡り会うのが難しい。ヒトよりも難しい形なのかもしれない。動物園に行っていないから、代償を求めてしまったワタシが見えた。
2011年06月02日
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この間、マゴムスメに「11ぴきのねこ」の絵本シリーズを天袋から出して、読んであげたら、その後とても気に入って、幼稚園でも借りてきたらしい。コロッケマシーンの場面は、これ見てるとコロッケ食べたくなるねと話していた。そう、この日コロッケを食べたくなって、必要でない買い物をさっそくしてしまった。感動的でもなく、いかにも美味しそうという絵でもないのに、どうして食べたくなるのか不思議。そんな話を息子にしたら、その本をこどものころ初めて読んで、家でコロッケを作ろうと作ったよねと言っていた。あぁそうだったかも。記憶にたどれる糸がある。3代に影響を与える絵本は、偉大だと思うけれど、コロッケ!
2011年05月20日
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お借りして、あっという間に読んでしまった。共感できるところ多々あり、下敷きにナウエンの本があるのだろうなぁとも思う。現実はそうではないから、こうであったら良いにと思いを強くする。ものを減らすことはとても大事で、頼まれた片付けものをしていて、いつ終わりになるのかと思う。1週間にたった2時間の作業であっても、なんと疲労することか。作業の疲れではない、精神的な疲れを覚える。経験を生かして、モノを持たない暮らしをしてゆきたい。多少の辛さがあったとしても、よ~く見たり聞いたり感じたりすると、面白いこと、楽しいこと、美しいことを発見できる毎日。すでに恵まれているということかも。毎日の恵みに感謝して生きたい。
2011年02月25日
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月1回の会に参加した。「最大の贈り物―死と介護についての黙想」の第3章を読んで、自由に話し合った。死と向き合っておくことの大切さを知る。読書会という特別な時間でないと、とても読もうと思わないので、ましてあれこれ話すこともないので、貴重な時間だと思う。ただ、ワタシは思っていることを筋道をつけて話すのが下手だなぁとまた思った。まだ消化しきれていないからかもしれないが、頭の中で、堂々巡りが過ぎる。気になった言葉を書いておきたい。「気にしているのは、何ができ、あるいはこれから何ができるかということにもかかわらず、実査に記憶に残るのは、どういう人であったか、ということなのです。」ということは、ワタシはゴリラ好きと記憶に残るのかも。そういうつもりで生きてゆきたい。
2010年09月14日
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ビジュアル「類人猿」という本を購入。「類人猿」ではなく「類人」として欲しかったなぁ。隣人は類人のワタシはそう思う。写真が素晴らしいが、もっと素晴らしいのは写っている方々。どの表情も威厳があって、人類写真集が恥ずかしくなる。ゴリラでいえば、ヒガシゴリラさんの登場がないのは残念。ゴリラさんのこどもたちが幸せな表情の写真にはほっとするが、大変な危機が写真からでも読み取れる。比較の図解も分かりやすく、読み進むのが楽しみだ。3歳のマゴは森林伐採の写真を見つけて、説明を求めた。じっくり読んで、分かるように説明せねば。何しろ、この世代のためにも、一緒に暮らせる地球にしていかねばならない。
2010年02月16日
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「きょうの料理」1月号は楽天さんも欠品になってしまい、2月号が出たので、図書館で見ようと思って出かけたら、ここも見当たらず、結局小さな本屋さんで見つけることができた。まず、ここを覗けば良いことが分かった。バックナンバーも何冊か置いておくことになっているという。久しぶりに、じっくり料理本を読むと、なかなか面白く、内容の濃いものになっていた。生活習慣病をにならないよう、かなりメニューも考えて作っている。単に美味しいのではない。図書館で借りてきた本と合わせて読んで、年の初めに食生活革命をじんわりと行ってゆく所存である。
2010年01月22日
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忘れていた書店くじを調べたら、下1けたの100円が当たっていた。6月30日までならば、取り換えられるので、ついでに500円のギフトカードと合わせて、大きい本屋さんで買い物をした。600円を有効に使うには、やっぱり動物の本にしようと思い、「ペンギン」の写真集1890円を購入した。見たことのある動物園での、表情豊かなペンギンたちに魅了される。絶滅するかもしれないペンギンは、それでもなんだか楽しそうに暮らしているように思えてしまう。各種金券で手に入れるとしたら、本を買うのが一番得した気分になる。まして、動物の本は年齢に関係なく、1冊の本を見る人口が多いので。
2009年06月22日
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本が年々ぎっしりになって行く。もう分類よりも大きさ優先状態。ことに大型の図鑑や美術展のカタログの置場に困る。時間の経った地図帳、旅行、グルメ案内などをまずダンボールへ移動して、年内に資源ごみとすべく、並べてみた。1997年のケーキ屋さんランキング、今見ると、なかなか面白い。ちょっと惜しい。未練を断ち切る非情さも必要になるなぁ。学術っぽいけれど、夫の判断の必要な雑誌など、まとめてダンボール組にしたいところ。少なくとも場所を明示して許してもらい、空いた本棚に日ごろ手に取りたい本を優先的に収納したい。本に対してのプロと、これから年末にかけて家庭内図書館的戦いが起こるのは必至のもよう。
2008年12月08日
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まだ読み始めたばかりだが、壮大で、しっかりと史料を突き合わせて書かれてあって感動する。上巻を読みながら、下巻の年表と出典を確認しながら、当時の世界地図も引っ張り出してと、興味が広がって、最後まで辿りつくのは容易ではなさそう。少年使節も何年もかかったので、クリスマスかイースターまで浸ってしまうかも知れない。心強いの学生時代に、海老沢有道先生の授業を受けていたこと!記憶が蘇ってくる。途中で体調が悪くなっても、ちょっと休ませてくださいと、椅子に座られて、何分か後には再開され、講義を続けられた。この期を逃さず、学生に伝えておきたかったことは、南蛮文化と当時の日本と世界の話。その熱意は、若桑みどりさんによって、ヴァチカンの膨大な史料を加えて「クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国」にまとめられたと思う。今、うきうきクリスチャンとして楽しい教会生活を送らせていただいているワタシに、かなりの衝撃をもたらし、名前も残っていない人々の上に積み重なって行く歴史、その層の粒子のひとつとなることを考える機会を与えられていると思う。本当は考えるというより、その一粒となることができますようにと祈ることだと思う。
2008年11月12日
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偶然岩波文庫の「西洋紀聞」を見つけた。面白くて、読んでは年表やネットで調べたり、古文なのに強く感動している。現代日本語と、候文、カタカナのイタリア単語、宣教師ジョバンニ・バッティスタ・シドッチの持ち物の絵まで入っているので、今のワタシだからこそ理解が進められると思う。シドッチが日本に持ってきた「親指のマリア」は現在「東京国立博物館」にあって、何度も目にしている。その絵も書きとめられている。苦難の末ここにあることも、1700年代から現在にいたるまでの物語があったことだろう。カルロ・ドルチの描いた「親指のマリア」は、美しい絵としては「西洋美術館」で見ることができ、昨年ヴェネツィアでたまたま入ったサンジュリアーノ教会で、ろうそくのすすの積もった親指のマリアに出会った。ここでは、描かれてからずっと人々の祈りの中におられ。美しいのではなく、神々しいマリアに深く感激した。新井白石については、学生時代に授業の中で詳しくきいたことがあった。鎖国時代の優秀な学者は記録をしっかりとり、その時代では表に出ることはなかったが、明治、昭和と印刷され、時代を経ても、貴重な文献となった。西洋紀聞だけでなく、シドッチに関する史料が集められていて、当時のお役人の名前から、ワタシのひいおじさんが、もしかして仕えていたかも知れない殿様のご先祖までたどることができそう。たぶんもう新しく印刷されない岩波文庫の書棚でワタシを待っていたような気がしてきた。当時の地理歴史理解、キリスト教の考え方、ローマ教皇によって東の果ての禁教の国日本へ命をかけての派遣、もう少し時間をかけて読み解きたいと思う。
2008年10月11日
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「アートバイブル2」を購入。「アートバイブル」も面白かったが、「アートバイブル2」では、使徒言行録として、昨年見に行って来たフィレンツェのサンタ・マリア・デル・カルミネ教会のブランカッチ礼拝堂の絵が取り上げられていたので、感激した。使徒言行録の絵はなかなか見つけにくいと思うけれど、ラファエロでなくて、マゾリーノ、マザッチョの絵が載っていた。マザッチョのファンとしてはとってもうれしい。またラファエロの使徒言行録の絵も、もう一度見てみたい。システィーナ礼拝堂の絵も多く、1年経って、脳で反すうしている。「アートバイブル2」はアートよりもバイブルに重きをおいて、絵と言葉による聖書ダイジェスト版のように思えた。聖書の場面がとても分かりやすくなっている。最後の晩餐ではなくて、いつもの夕食の場面のキリストと弟子の絵があったらいいなぁとこの頃思う。
2008年08月18日
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ごりらの本2冊をごりらの絵の展覧会場で購入した。阿部知暁さんの絵がかわいらしい。なかなか、これはと思うゴリラさんの絵は見つけるのは難しい。人物を描く以上に難しいかも知れない。まご向けお昼寝用読み聞かせ用に準備した。類人の本に片寄る傾向がありますなぁ。写真を撮っても、絵を描いても、捉えきれないのがゴリラさんでもある。知れば知るほど、多面的な表情を見せる。この夏休み、せっせとゴリラさんに会いに行きたい。もう日本には27人しか生存しなくなってしまった。とても寂しい。残る時間を楽しく生きていただきたいと思う。帰りに見つけた、タオル美術館というお店でもやっぱりゴリラタオルを買ってしまった。かわいらしく描き過ぎない絵がうれしい。
2008年08月01日
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上野動物園で購入。おっきな本だけれど、そう簡単には入らないでしょうと思っていたら、見開き、さらに開いて4ページ分を使ってゾウも入ってました。動物たちの毛並み美しく、ほんとの動物園ではここまで接近できないので、お顔はけっこう複雑にできていることがわかる。分かりやすく、名前と在住の動物園、生年月日なども載っていて、親しみやすく、「よく見てさがそう」では気付かなかった特徴が書かれていて、さすがに小宮園長さんの監修!ワタシとしては、ゴリラの写真が神戸市立王子動物園のヤマト♂さんなので、意外な愛くるしさに感動を覚えた。2回会いに行っても、いつも気難しく、遠くから全体像も見えなかったので。このまま飾っておきたいが、縦に開いて置くスペースを確保するのが難しい。動物園に行ってすぐ買って、それから動物の前で広げて見るのも良いかも。
2008年07月30日
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駅の中の本屋さんにも、近頃はキリスト教の本も1棚置いてある。精神世界のオマケのように。マジメ~~なタイトルが並ぶ中から、牧師さん2人が40年かけて選んだジョーク集を、やっぱり選んでしまった。クスリと笑えて、脳も回転、もしかしたら、聖書はこういうことなのかとも、深く考える扉になったり、こどもの素朴さに微笑んだり。何しろ短編なので、続きが読みやすい。文字も行間が空いていて読みやすいし。世界のジョークはちょっと古典的。教会のジョークは少々わかりにくいかもしれないが、いろいろな立場での考え方が分かって、笑うというよりうなずいてしまう。美容院で読んでいたら、「よく笑ってらっしゃいましたよ。」と。面白いので止められなくなるが、持ち歩くとしたら、待つ時間に読むといいかも。できれば人がいないところで。
2007年06月07日
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お誕生日に夫からプレゼントされた年表は、結局見やすさとコラムの面白さで高校の世界史の授業で使っている「タペストリー」¥900となった。国立博物館のショップで、巻物状の「世界文化史年表」と「地中海世界全図」も購入。「タペストリー」は写真も図も豊富で、興味引かれたのはローマ時代のレシピ「ゆでただちょうのソース添え」。ほかに「フラミンゴとなつめやしの煮込み」のメニューもあったとか。楽しく世界史学習ができそう。でも量が多いので、試験は是非基本を出題して欲しいなぁ。学生でなくて良かったぁ。時々ちゃんと学びに行きたいと思う時があるが、夫のいう「若い人に席を空けておくべきだよ。」の意見に同調した。今学ぶには効率が悪すぎるし。世界地図をはがして、洗面所の壁に「地中海世界全図」を貼った。髪を乾かしながら眺めていたら、ずいぶんと斬新なヘアースタイルが完成してしまった。
2007年05月07日
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出先からクレヨンハウスに立ち寄ることになって、やっぱり動物絵本の前で呼ばれたような感じがあって手に取った。表紙はジャイアントパンダ。動作別になっていて、会ったことのある動物たちもちゃんと入っている。ゴリラさんは珍しく仙台八木山動物園のローラさんとお見受けいたしました。残念なことに2月27日にローラは37歳で旅立ったことを知った。ドン♂(38歳)がチカラを落としているだろうなぁ。「あくび」でさえ見てもカメラは間に合わないことが多いのに、まぁ良くぞ撮りました。表情が素晴らしいものを厳選してある。何年も動物園に通わないと、こうまで撮れるものではないことがわかる。ここのお店は小さなエコとして袋を省略しているので、帰りの地下鉄ではバッグから出して、変わらない景色に飽きてしまった6ヶ月児を和ますことができた。どうも表紙になっている写真を一番好むようだ。今回はパンダ、この前はチンパンジー。赤ちゃんにとっては、目鼻がはっきりしている顔だちが分かりやすいのかも。
2007年03月26日
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大きな本屋さんの動物学の棚で出会ってしまった。¥3800では、今までは諦めて棚に戻してしまっていた。けれど、今を逃してはいけない価値観に変えないと。いつまでも脳が健康とは限らないと思う今日この頃。ロンドンの自然史博物館の哺乳類部門に30年間携わった方が書かれ、日本語訳されて、写真や図も素晴らしく、知りたいことがコンパクトにキチンとまとめられている。図鑑というとこども向けが多いので、動物園にいる種類しか載っていない。でもこの図鑑はキツネザルだけで7種類。ヒトが載っていないのは残念だけれど、げっ歯目の種類、とくにネズミの種類が多いのに驚かされる。個人的にはゴリラとチンパンジーのページを見開きにしてほしかったわぁ。サイは充実していると思う。ミナミゾウアザラシのお顔がこうも見えるのかと感心してしまう。カニクイザルは見たことあるが、カニクイがつくイヌ、アザラシ、アライグマもふつうにいるらしい。食べ物はカニだけではないと書いてあった。砂漠に生きる動物も多いことを知った。どの動物のデザインも美しく、ちょっと変わったデザインでも充実した機能を持っていて、心を打つ。
2007年03月24日
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大きな本屋さんのこどもの本売り場で、ペンギンの表紙の絵本を見つけた。DUDと見えたが、DVDブックで、ステッカーもついて本体952円。透明なビニールがかぶせてあるので、絵本の内容は分からなかったが、お試しと思い購入した。さっそくテレビで見ると、旭山動物園のもぐもぐタイムを中心に結構長い映像が収録されていて感激。行きたいけれど、なかなか難しい。行ってもその時間にその場にいるのも難しい。さすがに旭山!!ペンギンもあざらしも、オランも動物園から地球のことを考えさせようという動物の見方をさせる試みをしている。内陸の旭川にカモメが動物のエサの横取りに来ているのはありえるかどうかが夫婦の話題だったが、傷ついたカモメを一緒に飼育して、野生のワシやカモメが傷ついているのはどうしてかを考える機会を作っている。なんとさりげなく、ソフトクリームやほたてみそ焼きランチボックス、からあげジンギスカン、どうぶつもようのフランクフルトも美味しそうに映っている。ホッキョクグマにちなんだ白くまシュークリームも食べたくなってしまった。本当は冬の旭山動物園に行きたかったが、時間的に無理なので、今回はこのDVDを見て、来年以降に計画することにしよう。春は別の行ったことのない動物園に行こうということに落ち着こうとしている。
2007年02月17日
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小さな文字のイタリアの歴史物語の本を読み出した。細切れの時間で読むので、読み進みはしないのだが、地図や年表、歴代皇帝史なども引っ張り出して、世界史の復習状態になってしまった。それにしても、文明が進んでいた地域は詳しく文書に残してあって、さすがだなぁと思う。あまりにも時代に翻弄されてきたので、どうしても伝えかったのだろうなぁ。遠く離れたこちら側では、地図上の矢印で教えられていた民族大移動は、分かりやすく、早く授業をすすめるための方法だったのだろう。試験のための歴史なんて、役にたつのはクイズくらいかも。本当にまずいなぁ。最近の映画の描き方や、読む機会のある旧約聖書の戦いの記述で、大昔の時代もどこの地域でも理不尽が横行していて、現代ともそうは変わらないことを知る。困難の中生き延びて、現代に至らせた普通の人々の日々をもっと知りたい。
2007年02月03日
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押入れのスペースを確保するために、昭和の時代のこどもの「○○のふしぎ」シリーズの本を処分することにして、外に出して積み上げ、資源ごみとするためにヒモでしばった。まだ3分の2の絵本は押入れに眠っている。何度も読み返され、背表紙がとれてしまっているものも。成長してからは、もうこれほど繰りかえりて読む本などないだろうなぁ。親としても苦渋の決断。ところが、出勤しようとしていた息子がヒモを持って、すべて自分の部屋に運び込んでしまった。もう手に入らないものだからと。そうねぇ、これで育ったんだもの。まぁ、今後どうするかは、次世代の選択に委ねたのだから、ワタシの気持ちは軽くなった。しまってある昔の絵本も面白い。「ちびくろさんぼ」のあのトラのケーキ、今でも食べたいなぁと思う。しましまの模様のケーキは、どら焼きのシンセキのとら焼きのカワに影響を与えているのかも。どらえもんの好きなどら焼きも、しましまのとら焼きも近いうちに手に入れたい。
2007年01月09日
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8年前に亡くなった友人のご主人が届けてくださった。友人が著者、ご主人が発行者。あれからもう8年も経ってしまったのかぁと思った。訃報をいただいた時、ワタシは祖母の看病のため東京にいなかったので、夫と息子がお葬式に参列した。短歌とカウンセラーとしての論文、家族からの日記、絵など彼女の凝縮された人生記になっている。文章ももちろん、それを丹念に家族のコメントを付けながら編集された努力は素晴らしく、頭が下がる。もう夫婦愛家族愛の結実だと思う。ワタシにとっても彼女は心強い先輩お母さんで、ずいぶん声をかけてもらって助けられた。彼女が仕事で遅くなる日は子ども同士で夕方まで遊んだり、お昼ご飯を一緒に食べたり、カレーチャーハンが美味しいおばさんというイメージだったようだ。もう少し丹念に読んで、お礼状を書こうと思う。気がつくと、今ワタシは彼女の年と並んでいる。我が家の夫婦愛は「追悼文はワタシが書くからね。」というにことにしたい。夫に書いてもらうのは危ない。
2006年05月13日
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ニュースになって、読んでみたいと思っていたので、雑誌を購入して見た。「追う」経過がほとんどだったので、興味深いが、内容には深く触れたものではなかった。古いパピルスなので、鮮明な箇所は少なかったのかと思われる。あまりにボロボロで、ピンセットでつなぎ合わせる、パズルのような作業だったとか。ユダの印象は聖書の4つの福音書をさらっと読んでも、悲劇に思える。なんとなくお金が第1の動機という感じはしてこなかった。映画でも淡々と描かれている。たぶん、これからどんな発見がされても、キリストにまつわるどんな作品が作られても、信仰は変わらないと思う。単純明快に神は人を愛している。ワタシは時々それを忘れ、忘れないように教会に通っている。
2006年04月28日
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上野駅の本屋さんで台東区史の文庫版を見つけ、明治時代以降の上下巻を購入した。区史といってもこうなると800円×2でウレシイお値段。パラパラ見て行くと、どうもロンドンの博物館の集まっているサウスケンジントン付近を理想として上野公園は作られている。サウスケンジントンにはV&Aヴィクトリア&アルバート博物館、科学博物館、自然史博物館と大きな博物館が並んでいた。昨年の夏博物館を見るにはサウスケンジントンに宿泊したら便利だろうと思い、なんとなく上野に似ているなぁと感じていた。藝大では子どもたちに音楽をどう教えるか研究し、唱歌が生まれた。新しい文化を生み出そうと芸術家の卵たちが集まっていた。正岡子規の根岸短歌会でお題が動物園というのもあったそうな。必要なところを拾って読んでいるが、とってもイキイキとした光の当たっている上野公園という感じがする。でもその一方で東京の三貧窟の一つ下谷万年町は線路の向こう側にあった。相当な町だったようだ。光と影がすぐ近くに線路をはさんであった。区史は万年町については人口くらいしか取り上げてはいない。歴史は伝えたいことだけ書いてあるのはしかたのないところ。まぁ、もう少しさまよってみよう。
2006年01月12日
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大きな本屋さんをまわっても、品切れ状態で、やっと御茶ノ水の本屋さんで、検索の機械も試したが見つからず、店員さんに見つけてもらった。監修が上野動物園の園長さん、写真はさとうあきらさん。写真がかわいいし、全国の動物園の動物のこのしぐさと、かなりこだわって撮影、選択されていて面白い。何度動物園に通っても、出会えない行動も見せてもらえるし、解説も小学生向けなので明快で、文字が大きくてふりがな付き。動物園で素通りしてしまう動物にもスポットが当たっていて、タヌキ、アリクイ、ナマケモノ、ビーバー、アルマジロも身近に思えてくる。次に行くときはしっかり見てこようと思う。動物園での飼育の方法も分かりやすく説明してあって、いろいろ謎が解ける。我が家で話題になったのは、この写真はどこの動物園で撮影されたものか?というもの。上野、多摩、旭山、天王寺、神戸?まだまだあるかも知れないが、判断が難しい。
2005年10月22日
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前の友人に見せていただいて、本屋さんで見て、買おうと思っていながら、手にとって見る機会がなく、やっと手にいれることができた。お台所で使えるように透明なビニールの表紙がついていて、書き込みもできるようになっている。普段の家庭料理の基本となると思う。野菜も調味料も用具もどこにでもあるもので、お皿も素朴な和食器でフチが欠けているのもあったりでほほ笑ましい。気に入っていてこれくらいでは使い続けたいお皿もカップもあるのが生活だから。大根、にんじん、かぶ、もやし、なすのメニューの幅が広がりそう。ご飯とお味噌汁、この野菜の一皿、メインの焼き魚か野菜と炒め合わせた少なめのお肉で十分な夕食となりそう。夏は麺とともに焼いた野菜がよい取り合わせになるかもしれない。料理本を買うなら、材料費に当てたいと思って、食物の本は止めておこうと思っていたが、食生活を変えたいこの時期に良い本に出会えたと思う。1600円。
2005年07月09日
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教会の歴史編集で必要と思われ、ネットで購入した。こんなに早く届くとは思っていなかった。包装を解いて、付箋を付けながら、2時間弱で目を通した。こういう邪道な読み方をしていては申し訳ない本だった。もう少しじっくりと読む時間を取りたい。文字に書いてあると、お聞きした話より深く思えてしまう。吟味された言葉の強さだ。ここにきて戦争の時代をどう過ごして来たか、書いてみようとする婦人たちがいる。長い文章を書くのは始めてに近い。それをいただいて、どうクローズアップしてゆくか、背景を知っておく必要がある。分かりやすい文章を残すと、次の世代に繋ぎやすくなる。
2005年06月22日
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山極寿一先生の新刊「ゴリラ」を本屋さんで探した。まず大きな本屋さんに行く機会が少なくなってきて、出かけたついでにというとデパートに入っている書店を探すことになる。ところが、1軒めは売り場改装中で生物学のコーナーが見当たらない。仕方ない広いが奥の方でまたエスカレーターを上って、やっと2軒めにたどり着いた。こういう時に夫はワタシのお抱えの司書となる。欲しい本はほとんど購入許可がおりる。うれしいことだ。マウンテンゴリラのほほ笑ましい写真と、参考文献がズラリ。書評に内容が「難しい」とあったけれど、大丈夫かと聞かれた。たぶんと応えたが学術的になっているなぁ。河合雅雄著「ゴリラ探検記」1977年のいっしょに密林を分け入る緊張感、ワクワク感は懐かしい。
2005年06月13日
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天王寺動物園の帰り、東京駅のスタンドで雑誌の「水族館・動物園ランキング」の文字だけ目に入った。夫を待たせて、購入。先ほどの光景など写真豊富ではないか。水族館のはほんとうにいくつかしか行っていないが、動物園の方は20園のうち15園にはいったことがある。九州と関西に未知な園が5園。「ランキング」に入っていたから行こうとは思わないけれど、かなりの力作だと思う。細かい項目ごとの調査は大変なことだったろう。20園に入っていない動物園の調査は行ったのだろうか?飛行機と新幹線で移動するのが簡単なところばかりだ。パンダとコアラはほとんど素通りで、その日張り切っている動物のみなさんの前で立ち止まり、一連の動作を見るというのがワタシの楽しみ方。気になると時間をおいてまた戻って見る。メインはゴリラさんだが、ゴリラさんの不在の動物園は余裕をもって、他の動物を見ることができる。ツルだったり、カバ、サイ、ヤブイヌ、オオカミ、ハイエナ、トラなどなど。行ってきたばかりの天王寺動物園は大きな「鳥の楽園」が見事だった。雑誌で紹介されている写真は、たぶん以前に撮影されたようで、きれいな屋根が写っている。現在、その屋根の上に野生のアオサギが多数巣をかけて、卵をあたためている。このすごい現実に圧倒されて眺めてしまった。フンが飼育されている鳥たちの場所にたくさん落ちてくる。大阪市はどうされるのだろう。ともかく見るのは今!!
2005年06月06日
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夏のお出かけのためのガイドブックを大きめの本屋さんに探しに行った。地図や旅行のコーナーに旭山動物園関連の本、首都圏の動物園・植物園ガイドなど、動物園が平積みになっていた。旭山動物園の努力が全国的に波及している。動物を前にしてのお客さんの会話が専門用語続出なのもうなずけてしまう。これからは混まない日の動物園訪問を考えないとと思う。ということは天気の悪い平日早め。動物園のお休みの翌日でお天気が悪めの午前中が良いかも。一回りが短い動物園も魅力的に思う。壮大な動物園ではえんえんと歩かねばならないので、園内を行ったりきたりするワタシとしては今後大変辛くなってくるので、足元が快適というのもうれしい。小さな動物園にも行っておこう。
2005年05月17日
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1937年(昭和12年)三省堂刊「婦人家庭百科辞典」1巻本を上下2巻本として縮刷複製されたもので、ちくま学芸文庫から出ている。当時の状況を知って、教会の歴史を考えようと思っていたら、ラジオで紹介していて、同時進行でインターネットで注文して、翌日届いた。<備えよ!国旗とともに一家に一冊>と帯にあるが、カラー口絵も付いていて、楽しいし、良心に満ちているなぁと思う。とても戦争に向かって言論統制されていた時代とは思えない。もう現代では調べようのない言葉も乗っていて、衣食住は興味深い。ゲートルはボタンで留める西洋脚絆と巻きゲートルがあると図入りで説明している。ヒトラーもムッソリーニも生きている時代、でももちろん国内の政治的記事は当たり障りないようになっているので、知りたいところは見つからない。縮刷版は読みにくいので、大きなプラスチックの四角い拡大鏡を購入した。しばらく思いつく言葉で探してみたい。女性の教養を養うために、豊かな内容だと思うが、同時に戦争の準備だされて行ったかと思うと、現代が透かされているようで怖い。
2005年04月04日
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「埼玉巨樹紀行」の姉妹編として出版された。埼玉県内にこれほど見事な桜がこんなにたくさんあるとは。写真も美しく、短い文章と地図付きで、桜の季節になったら実物を見たくなるような巨木桜も映し出している。どれもほとんど人のいない風景で、学芸員でもある著者が桜の季節に早起きして出勤前に撮影したり、平日のお休みを利用して3年間で撮影したということだ。ほとんど独占状態の幸せな桜三昧の日々を写真集として実らせたのはさすが。歴史・民俗学畑の文章も、生物学畑の写真集と異なり、人間社会のニオイもして、桜は人と共にあることを認識させる。一本桜の枝垂桜や江戸彼岸桜、山桜はお寺に多く、ソメイヨシノは並木として公園や学校に多いということは分かった。また最初にソメイヨシノは人間の寿命より短く(60年説あるいは70年説)、現在の桜の名所も補植をしないと消滅してしまうという警告がある。春を待ちながらゆっくり眺めたいと思う。「埼玉 桜紀行」幹書房2000円+税
2005年01月27日
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きのう東京駅OAZOに行った折、いただいてあった図書カードを使う機会だと思い購入した。OAZOは面白く、また行きそう。「ゴリラ」で検索すると品切れが多いことに驚いた。僅少のあべ弘志さんのゴリラの絵本は見つからなかった。楽園の蛇、キリストと悪魔、最後の審判、聖アントニウスの誘惑などなど、美術館でお馴染みの絵の悪魔の部分をクローズアップしている。キリストの悲しそうな表情はいつも同じだが、悪魔の表情がなんとイキイキしていること。また種類が多彩!!これでは人は悪魔の方に魅力を感じてしまうわ。読み始めたばかりなので、深くは分からないが、社会が上手く回って行かなくなって来ると、悪魔は元気に活動するような気がする。ゲオルギウスやミカエルのように悪魔を踏みつける誰かが出て来るのだろうか。少なくとも、目の前の悪魔を退治して退治してきて、今となっていて、悪魔の数は増えているわけではないと思う。
2004年09月29日
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本屋さんで目に留まってしまって、どこから読んでもキツイ面白い、それも国別ジョーク、が興味深い。中近東、旧ソ連、東欧、国を持たない人たち、アジアの国別となっている。ルポライターの方が現地で直接聞いたお話がほとんどで、厳しい状況の中で、笑いが人々を助けているという。一休さんのようなトンチ話も、馬鹿馬鹿しい話しも水や食糧のように必要とされるが、笑いが負ける悲劇もたくさんあり、笑顔を奪うやりきれなさもあると、あとがきにあった。のんびりお昼寝のお供にしては申し訳ないが、面白くてページが進む。最初のページより・誘拐事件ある時、サダム・フセイン大統領が何者かによって誘拐された。数日後、犯人グループから大統領宮殿に脅迫電話がかかった。「いますぐに百万ドル用意しろ。さもなければ大統領を生かして帰すぞ。」
2004年08月02日
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を読んだというより聞くこと2回、少しは分かるところは面白く、日本語なのにほとんど分からない方言もあって困惑してしまった。この本は夫が新聞の書評を見て即購入してきた次第。方言による方丈記、枕草子、源氏物語は興味深い。京都弁はさすがに美しいし、東北の言葉には迫力がある。こんどは本を見ながらCDを聞いて見ましょう。そして今日は初対面にもかかわらず、京都弁をたっぷりお聞きする機会があって楽しかった。関東に住んでいると、表現、話の量ともにとても西の方にはかなわない。柔らかな話し方はとてもマネできるものではない、心地よい響きでいいなぁ。東京はタカイマズイと聞いていたが、「やはり」と京都からみえた方はつぶやいた。昼食を食べようとお店に入ったが、「やはり」だったらしい。どうアドバイスしたものか。今晩はどうしてもカツドンと聞いて、テイクアウトでその場で作ってくれるお店を教えて、ホテルのお部屋で召し上がってはというところに落ち着いた。
2004年02月24日
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先月、日本地図帳を買い、面白さに惹かれて世界地図帳も買ってしまった。2004年版ということで資料も充実していて面白い。ちょっとショックだったのはサハラ砂漠以南の国々の平均寿命が40歳代だというここと。貧困や3分の1の人々がHMV感染だったり、重い理由が横たわっている。平均寿命は世界一の日本は環境の良さと経済と医療水準の高さに依っているのだろう。数字の上でも住みやすい国世界一なんだろうなぁ。日本は。日常では意識していなかっことが示されていて楽しい。ささやかな、わかりやすい援助を意識してやりたい。外国のモノを買うのが手っ取り早い。紅茶を結構消費している。インド、スリランカの人々にちゃんとお金は回っているのだろうか。カレーのスパイスもどこの国かわからないが、先日かなり買いだめしてしまった。アフリカのルワンダは一応落ち着いてきて、観光客を受け入れ、ゴリラウォッチングツァー1人150ドルを環境局に支払うと聞いた。それも1日?1回8人で1時間。ゴリラのために惜しまない人は多いので、2倍でも良いかもしれない。安全であれば、ほんとうに手立てはたくさんあるかも知れないのに、現状では普通の人がヒョイと手を貸せない。
2004年02月17日
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ちょっと風邪気味。"怠けよ!"という天からの声です。という助言もいただいて、ノンビリしています。ワタシは疲れているとは思っていないのだけれど、周りには疲れている方が多いのです。夫も家で夕食をとる機会が減っているし、気がかりです。思いついた時だけ購入する「栄養と料理」に、体が疲れた時のお料理が載っていました。写真を見ると、グルメ雑誌のように美しいものではなく、家庭で作ったものを写真に撮ったような感じです。作る方が疲れていても大丈夫そうなので、試してみましょうか。ねぎ、がんもどき、納豆、山芋は常備しておきたいと思いました。
2003年12月05日
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1839年にダーウインは「ビーグル号航海記」を書いた。1782年に伊豆七島巡検使によって記録され、写本も多く残っているが、作者の名前も天明2年ころということしか分かっていない「伊豆海島風土記」の昭和49年6月に出版された本が手元にある。魚や植物の絵がじつに楽しい。夏休みに科学博物館「江戸大博覧会」にも原典は展示されていた。10ポンド札にダーウインの肖像が印刷されていたので、思い出して久しぶりに「伊豆海島風土記」を開いてみた。今回印象に残ったのは八丈島でヤマネコらしい大きな猫に2歳の男の子が引きずって行かれそうになったお話。人が留守のときに民家にやってきて食べ物を食べていったり、山の中で鳥が食べられた跡があったり、そして子どもをくわえて引きずっている大猫を母親が見つけて足を引っ張り合って、なんとか助け、手厚い看護で子どもは治癒したとか。名主さんが男二人とエサで大猫をおびき寄せて、生け捕りしたが、たたいても死なないので簀巻きにして重りをつけて海に沈めたという。その猫は飼い猫より足が短く、胴がふとく、薄黒い毛並みで尻尾は長く、頭から尾まで5尺あまり。八丈島に当時ヤマネコあるいはヒョウっていたのかなぁ。あまりにリアルな筆致に聞き書きとは言え、作り話に思えない。学者でなくお役人の調査のようだが、旅を楽しんで、また地元の人からこまめに話を聞き出して、好感が持てる旅行記だ。ウミガの絵にこれは食べると鳥に味が似ているなんて記述があり実際にご馳走になったことがわかる。昭和の私の卒論の調査でもお年寄りから「ウミガメのツユ」は美味しいという話を聞くことができた。たぶん1800年代?にイギリスで「偽ウミガメのスープ」が流行ったとか。遠く離れていても美味しいものは美味しいんだ。ウミガメはそれで数が減ってしまったのかも。しばらく姿を見ていない。上野動物園の古い暗い水族館の石のお風呂のような狭いプールで泳いでいたウミガメは大きくなってしまったので、太平洋に放しますと貼り紙があった。元気でいるといいな。
2003年09月19日
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美術館で見る絵の題材はギリシア神話と聖書のお話が多い。どういう場面か知りたいこともあって、「アートバイブル」2800円を購入してしまった。ミケランジェロの天地創造に始まり、ミケランジェロの最後の審判に終わる。絵は画家、題、年代、絵の具、所蔵美術館とその都市のみの説明。描かれた聖書の箇所が読みやすい量で載っている。おなじみのイタリアルネッサンスが主となっているが、シャガールも発見。どの絵もするどく場面をとらえていると思う。きちんと表情を切り取って、ほんとうにすばらしい。ハンサム過ぎるキリストや美人に描かれ過ぎているマリアも登場しているけれど、多くは映画で見たことのあるような顔が並んでいる。特に旧約聖書のお話は日本の感覚とはずいぶん違うので、文章だけでは理解できなかったことが、あらわにされている。なかなか重々しいけれど、その当時の人々の受け取り方がわかって、時も場所も越えても人間てそんなに変わらないんだと納得。
2003年05月29日
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「最強の家計学」という文字に主婦には無縁な「週刊東洋経済」を購入した。「東京23区暮らしやすい街はどこだ!」の記事の中で1位中央区2位千代田区3位豊島区4位は地元の台東区がランクしていた。内容を見るとなかなか区も努力しているらしい。特に高齢者福祉ではダントツの1位!子どもの数が少なく、お年寄りの数は日本一ですもの。数字だけを鵜呑みにしてはいけないけれど、元気でひとりでお買い物をしたり、ご自分のリズムで一歩一歩ゆっくり歩いて散歩したり、自分のチカラで生活している方が多いと思う。役所も40年前に建ててリニューアルしないで、つましく仕事をしているとか。そういえばホールはハイテクではないけれど、まぁ庶民には使いやすい公会堂もあるし。区で建てなくとも国立の美術館・博物館がズラリ。かなり恵まれております。(近いとあまり行かないという人もじつは多い。)行政サービスも売りになって、住民が増えるのだろうか。まだまだ新しいマンションは高いと思うのだが。マンションが増えると、ありきたりの街になってしまう。
2002年06月04日
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