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先日の「邦楽の声」沖縄の三線演奏家のるんたruntaさんが「現代では大きな声を(日常で)出すのは難しい」とコメント下さいました。ほんとうだな、と思います。特に大都会では「日常の話声も小さいほうが、良い(?)」感じみたいです。先日、主婦になって始めて働き始めた友人が、電話くれました。「職場で、声が大きいって怒られた」と憤懣やるかたなし・・「ハ~イ!すみませ~ん。主任さ~ん」って、仕事が良く判らないので、責任者呼んだんだそうです。彼女も、ある邦楽を趣味にしてまして、声鍛えてます!・・・「もう一度やったら辞めて貰う」と言われたそうです。元気で明るくて良いと思いますけどね~別にお葬式や病院ではないですから・・・で、話を元に戻しますと、演劇の世界でも若い人がやはり、大きな声が出せない人が多い・・・と言う話も聞いた事があります。演劇関係は、声が勝負ですものね・・・・大変だ!声はやはり「とおる」方が好いですよね・・・昔良くハリウッド映画や漫画で、美女が危険な目にあいそうになると、「キャア!」って甲高い声で助けを求め、そこへ「ヒーロー」が登場!・・・てなりましたが・・・今「キャア!」と声だせる人はいますかどうか???声が通らないと・・・・ヒーローまで届かない!自他共に「美女」である方?「是非:声の鍛錬」始めて下さいませ!で、昨日のアクセス多いので、(?)もしかしたら、みなさん「声」の鍛錬中(?)なのかも知れないので、ご紹介!●「三味線の知識:邦楽発声法」「富士松亀三郎先生著」より 「三味線の知識」で検索可です、少々難しいので、私流の解釈を交えて・・・人の声の変化を分類すると「赤児・小児」「少年」「青年」「中年」「老年」と分けられる。特異な声帯の人もいるが、この5つを邦楽で使う「音声」に当て嵌められる。「裏声=赤児・小児」、「カン(干)の声=少年」「最低音(呂)の声=老年」「地声の高い:低いもの=青年:中年」私達の声も、発声法の研究、練習により、この5つを、自由にだせれば良い。生まれた時持って来たままの声、年齢により自然に変化しただけの話声では、所謂{生の声}では芸術的とは言えない。旨いと言われる唄い手は、詩意に従い、声に変化があり、それにより・・歌詩の内容が切実に表現されている。★「声に味がある」とはどんな声?・・味のある声は「老年:中年」・・地声の低い:最低音★「カン高い奇麗な声」とはどんな声?・・「裏声とカンの声」★「カン高いばかりで、味のない声」とは?・・「老年:中年」の声が使えないひと★「(低音ばかりで)奇麗な(高い)声の出ない人」・・・「裏声とカンの声」が使えない人理論がわかれば、声や音階の持つ特質に対し、自分の声の欠点もよくわかる・・はず!・・・・・・・・・3センチの厚さの本の約三分の一、が「邦楽の発声について」ですから、とても全部ご紹介は無理ですが・・・・・・・・・・・・★特筆すべきが「発声法」の準備運動(?)の中で、「腰関節の屈折」を丁寧に解説されておられます。「声=声帯」のみではない!と述べられておられます。顎や首が屈折したり、妙に力が入るのを防ぐ・・とも書かれています。要約すれば、「丹田」を意識?・・・腰を重点として、なおかつ上体を柔軟に!実技の指導があれば、簡単なんでしょうが、本からですと難しいのですが、例えば声を「あーーー」と押し出す時、「あ」を言う前に、腰関節を曲げ(お腹がへっこむ感じ?)息を充分吸い、「腰関節」を伸ばしながら下腹を押し出すように、「あーーー」と声を押し出せ!・・・●特に「最低音」は、このやり方で、「咳」のでるのを嫌い音を上ずらすな!と述べておられます。確かに「咳」でます!咳がでるなら、効果あり・・・だそうです。・・・・・・・・
2005.09.30
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コメントや掲示板でお寄せ頂いた事のなかで「邦楽の声」についてビワンバさんが意見お書き下さいました。薩摩琵琶に限らず声を使う伝統邦楽を遣ってますと、良く聞きます。琵琶楽のコンクールでも、審査なさる先生の講評に必ず?出てきます。私も本当に判りませんでした。「声が幼い!声に張りがない、声が細い、声が通らない、はっきり聞こえない、きたなく聞こえる、節廻しがぎこぎこ・・ダメ!・・ダメ!・・・」沢山ありますよね・・確かに「邦楽の声」という物はあります。大前提が「普通に話す声ではなく、訓練サレタ声:技術でだす声」これは、どの師匠も口を酸っぱくして、熱ぽく語っておりました!・・・いつも元彼ならぬ元師匠の批判の多い私ですが、この「熱弁」を聴くのは大好き!でした。おうー!青年よ大志をいだけ!・・・クラーク先生を思い出します!・・個性を否定している、のかどうかは、少々専門的に高度過ぎて、2日間・夜寝ないで(昼寝て)考えたけど・・すみません・・分りません。あと35年若くて、その時こんなに「アクセス多い」なら、(嘘みたいです。100をいつも越えます。有り難うございます)・・・そうだ!将来は学者になっちゃおう・・・と志し高く進むんですが・・・まにあいませんでした・・・シュン!・・チョン・小椋佳さんが作詞作曲なさった、面白い和製ミュージカルを、何回か見に行きました。「一休」と「ぶんざ」でした。邦楽畑の出演者の方は、お名前を知らなくても、「民謡だ!」「浪曲だ!」「長唄だ!」「琵琶だ!」・・・って、本当に「ミュージカル風の台詞:歌」で判りました。それぞれ本当に独特です。・・・この「違い」を勿論、浮き彫りにする「演出」が小椋佳さんの狙いでしょうが・・・ほんとう!楽しかったです。今年はもうないんでしょうか?噂は聞きませんが・・・・続いたから、「芸術家」だから、飽きちゃって(?)、何か他の事なさるのかもしれませんね・・「邦楽の声:発声法の本」過去の日記ですが2,3冊ご紹介しました。残念ながら、みんな古書ですが・・・・本の紹介こちらこちら続き地声裏声こちら過去の日記では「本の紹介」と、「地声:裏声の説明」「このどちらからでも、出せる音域があること。プロ邦楽家は、この境目を、如何に目立たなく、如何に美しく歌うか、に数十年の歳月を修行している」を中心にご紹介しました。 ●今日はその中の「練習の仕方」「長唄の実技と理論:浅川玉兎著:昭和43年:邦楽社」より★・・・略・・・三味線の音色の関係で、男子では少なくとも2本以上の調子で唄えることが必要・・(略)・・・それ以下の調子の人 或いは2本でも高い所の出ない人等は 声の調子を一層高くする必要がある・・・(略)・・一般成人男子は・・(略)殆ど声帯構造が成形固定してしまっているので、・・(略)・・・なかなか一朝一夕には出来ない難しい仕事であるから、よほどの忍耐力と継続的な努力修練が必要である。方法としては 常に現在の自分の調子よりも 一段高い調子で練習を重ねる事とし、なるだけ裏声を使わず少々汚い声が出ても 押し切って唄うようにすること。又一定の曲を自分の調子より少し高い一定の調子で演じて、どうしても出来ない所にしるしをつけて置き、いつもその調子で特にその部分だけを反復練習することも良い方法である。・・・(略)・・・即ち裏へ逃げずに地声で押し切る・・・(略)・・・・☆次ぎに裏声の修練・・・(略)・・・練習方法としては・・(略)・・地声の最高限界に当っている部分を調べ、これを裏声に接続することを繰返し練習するのがよく、この場合絶えず心がけるべきことは、地声は高くなると どうしても粗暴な声になり易いから、これを和らげ、一方裏声は出来るだけ これを強めることに 努めて 声色の平均を保たせ 地声と裏声とを流暢に接続する様に工夫しなければならない。
2005.09.29
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文学の秋と、芸術の秋!・・と掛けまして、「ご紹介!」・・・なにを?・・・もう推測当り!・・・ここ数日有名人でもない私の、お恥ずかしい体験談で、お茶濁す?湧かす?でしたから・・・少し格調高く戻したいと・・・・存知ま~す・・・これから秋の花が咲き、紅葉が色ずき、芸術秋:スポーツの秋:食欲の秋:行楽の秋:読書の秋・・・色々ありますが「良い」ですねーーあと、懐が全国的にも、個人的にも、「ほくほく、ざくざく。黄金色」だと申し分ないんですが・・・・・●永田錦心先生著:「愛吟琵琶歌之研究 巻一(巻二)」昭和2年「人気と練達の道」・・過去のブログにほぼ全文ありますので、そちらをご覧下さい。ここでは、「練達」の部分のみご紹介こちら・・(略)・・・芸道に携はるすべての人にとつて、第一義的問題は、自分の芸の練達を図るといふ事の外には何もないのであります。・・・・(略)・・・・剣道に「守、破、離」といふ事があるそうです。・・・(略)・・即ち 未熟は守り、熟練は破り、練達は離れる・・・(略)・・・この修行の極意は剣道ばかりでなく、すべての芸道にも 通ずる真理であると思います。即ち初歩のうちは、その流派の型を守ることに専一であらねばならぬ。熟練を重ねるに従つて、自分の個性を発揮し、型を破つて自由の心地を試みる。この時代が最も華やかで、同時にいろいろな危険がある。人気に囚われたり、徒に 新奇を衒つたりするのが、その一例であります。熟練の士は既に既成流派の型を破つた。そこに又小さく自分の型をこしらえてしまつたのでは 芸道の行き詰まりです。守ることからも 破ることからも 離れ、即ち 自分自身をさへも捨ててしまつて 無念無想の境地に入る・・・・(略)・・・練達の道は 元より困難で 萬人が萬人 すべてこの境地に入ることは 望めない。寧ろ萬人中の一人が辛うじて・・・(略)・・・然し乍らこの境地を目ざして進む事は、萬人の為に必要です。・・・・(略)・・・・・須く自重して練達の道に精進することを希望致します。・・・・・・・・・・守破離の思想・・・・・日本芸道にみる創作理念の世界●永田錦心先生著「愛吟琵琶歌之研究」より「技巧再論」・・・略・・・要するに、此の問題は「芸術とは何ぞや」「技巧とは何ぞや」といふ根本問題より吟味してかからぬと、初心者の誤解を招く恐れがありますから,茲に再論して、事理を明らかにしようとする次第であります。すべて芸術は人間によつて作られたもの・・即ち人為的所産であるといふ事は、今更説くまでもありますまい。・・・・(略)・・・・・芸術が創造である以上、そこに人為的努力、即ち技巧を要するのは当然であります。琵琶を弾ずること、曲節を演ずること そのことが既に技巧である・・・(略)・・・この意味に於ける本質的技巧は、いかなる芸術にもかくべからざるものであります。然しながら、技巧はどこまでも手段である。よりよき芸術を創造せんが為の方便である。技巧は大切であるが、技巧そのものが芸術ではありません。・・・・(略)・・・・故に技巧が目立つうちは、その技巧はまだ本当なものではない。技巧の見えない技巧・・・天衣無縫とも称すべき技巧を 入神の技言ふものであります。・・(略)・・即ち 技巧の目的は、技巧を無くす事にあるとも言へるでしょう。・・・(略)・・・琵琶にしてみると,個々の曲目の情景、人物、精神等を生かして表現する事が第一要件である。その為の本質的技巧は大いに必要であります。そして又 人にはそれぞれ個性があつて、ある人は渋く歌う事によつて、ある人は華やかに歌うことによつて、それぞれの人物なり 精神なりを生かし得る場合があります。・・・・(略)・・・苦心研究は飽くまで必要です。芸術の精神を生かす為の技巧は大いに学ぶべきです。最後に至れば苦心や技巧が目立たなくなる。淡々として水の如く何等の奇もなく変もなく、然も深い感動を内に蔵し、何度聴いても飽きない、気持ちよく芸術境に同化せしめられる・・・。そうした芸術の三昧境を目指して、専念して行きたい。それが私の念願であります。・・(略)・・・・・・・・・コメントや掲示板にお寄せいただいた、琵琶に対するいろいろな想い::・・何かの参考になれば・・とご紹介しましたが、一番勉強させて頂いているのは私のようです・・・
2005.09.28
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「ビワンバさん」も「びわ~んさん」も皆さんお元気です!筑前琵琶の方からも、コメント戴き有り難うございます。大人になってからの「趣味:お稽古」では、若い時なにをやっていたか、で「始めて琵琶をやる」場合でも、悩みやレベルはいろいろ・・「人生いろいろ男だっていろいろ・・・」って島倉千代子さんが歌った時はびっくりしましたが・・・本当にいろいろ・・ですよね・・・・教える側の先生がこの辺りを、上手く理解して「教えてくれればな・・・」・・・でも、分野は違うんですが、教える側の友人知人に言わせると「大人に教えるのは、大変」だそうですが・・・・耳が痛いです・・琵琶に限れば、お稽古の「お悩み中」の内容は、ほとんど「練習のやり方:師匠が言った事の真意」かな・・・本当は「名人級:プロ級」の薩摩:筑前琵琶の奏者の方が、「実はねエ、ここだけの話だけれど・・・」て「ブログ」書いたら、きっと、アクセス数千!アフィリエイト数万点・・・になると思うんだけどな・・・・どなたかやりません?・・・アッ?ンン?ダメだ!匿名じゃないもんね?・・そうだ!デーモン木暮さんみたいに「メイキャップ舞台にすれば」?・・・・無理だな、こりゃ・・あくまでも、一つの経験なんです、そのつもりで、どうぞ・・・●琵琶では、歌の「節」の習得に(?_?)十年の時間をかけてます。十年:二十年やってる人は、「これ」で苦労する、してる(?)わけですよね?教える師匠からすれば、自分と同じような「節」になると、「良く節取れました!」とおっしゃられる訳です。良いか悪いかは判りませんが「コピー」をする状態です。プロから見れば「義務教育:初等科かな?」プロの薩摩:筑前琵琶奏者の方が、この状態だと・・・・???自称プロ・・と陰口の対称になってしまいます・・本当に御客さまへの「演奏活動」をなさっておられる方は「+個性、+超絶テク?+・・・」が多いから、御客様がお出でになる、有名になる・・・で、その個性:テクを身につけた方が、「素人」に教えるとき、「相手が素人」だという事を、ときどき?、ほとんど?忘れてしまわれる・・ような感じに、見えましたが?「節」はソレゾレどの会派:流派でも、一番大切なのは、その節の持つ「基本の音、高さ」・・・上手く云えませんが、「基準の高さ」が取れているかどうか・・・だと思うのですが・・・・師匠の細部に渡る「完全コピー」は、ほとんど無理だと思いますが?この辺は、「語りの分野の他の伝統芸能」では、最初から「無理」と教えて下さるような事をお聞きしましたが、琵琶では違うのが現状のようです。自分と「同じ」ようだと「節取ってくれて、(ありがとう)」と言いたい気持ちは理解できるんですが・・鍛えるつもりで、落ち込ませるケースも出てくるようです。・・・でも、鍛えるつもりは、本当の師匠の心だ!と私は思います。師匠は「琵琶に生きる人:琵琶が大好きな人」ですからで、「お弟子さんの対策」・・・完全コピーは無理なのを理解する事、でもその、師匠の「節」お気に入りなんですから、気に入った所を中心に1曲の中で「一つ」・・貰いましょう!!・・と割り切る心!・・・一つでも凄い!んだから・・・で、「一つ」頂くこつ!・・・・・「歌う」練習ではなく、「聞き取る練習」を多くする!・・・・これは1人目:2人目の師匠共に、共通して教えて下さいました。でも、実行したのは私だけ・・・・外出するときいつも「師匠のテープ」を持ち歩く。5分でも待ち時間があれば「聞く」電車の中「聞く」・・・・ひたすら「聞く」・・・あのでも、都会は危険多いので、場所選んで下さいね!・・聞きとれない箇所がだんだん判ります。どこが「良く判らないのか」が「わかる」・・・漠然と「できない」わけでは無いと思いますが・・・そうしたら・・・もう・・・近いですよね・・・・・イエイ!「お一つ頂き!」・・・・次ぎの曲で「また頂きましょう!」・・・才能があれば自分で作る!・・・んだって良いと思います!・・・師匠は顔しかめるけど・・・・
2005.09.27
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毎日の生活の積み重ね・・年を取ると共に「短い1年」だって感じます。1日5~7時間、薩摩琵琶練習していた時があります。毎日少しずつ音色が変化してゆくのに、途中気づき「塵も積もれば山となる」を実感しました。入門して、1年後の大会に、所属支部の出演人数が割り当てられ・・・誰も参加する人がいない!?親が困りはて命令(?)で、私に決まり!・・・お金掛かりますから・・メチャクチャです。参加命令は大会開催2ケ月弱前。親の特権で本部登録既に済み!「そのとき宗高・・・じゃなく・・・私・・・入門6ケ月めエ!」・・・まだ1度も歌と琵琶を合わせて演奏したことなし!どうしたら一緒に演奏できるのかなー?弾いて謡うだと、呼吸はどうやってんのかなー?暗記するなんて、ここ数十年勉強シタコトないし、かったるーい!状態これも、親から聞かず「最初の師匠経由」がずるーい!びっくらこいた・・・嘘でしょう?・・・琵琶「ポツーン、ペショ?ポーン」「カスッ(当りそこね、バチが、かする、音)」酷いとき「グシャ?音がしない」歌「文句・・・・・かなー」凄~く間があき辛うじて飽きる頃「ポツーン」人前で演奏させること考えた:許可した幹部の心や「如何に?」教育任された?押しつけられた?師匠の心や「如何に?」もう毎週毎週特訓特訓又特訓、月何回の稽古は決まってましたが、通常お休みの日も、私の為お稽古!希望者は来ても良いし、休んでも良し!・・・・・・マア、親孝行の為の「琵琶」ですから、家庭内の色々はあとで、しっかり借りは返して頂きましょう!・・・で、顔はつぶしません。それほど、琵琶演奏会の出演者の、頭揃え:人数揃えは「難題難問、上の人の責任」・・・・「マアー体裁整えれば、良いんだよね!」「でも、どうしたら、上手そうにきこえるのかなー」・・・・・ちょうど薩摩琵琶演奏会の季節だから、他の会派:流派に見学に行きました。最初判りません。へたは、へた!上手いは、うまい!・・・・これ正直な感想!当然!3回目か4回目?に聞きに行った筑前琵琶さんの時「おー!」気が付きました。やはり違う琵琶なので、冷静に観察できる!私より上手いがそれほどではない(すみません)「グループ」でも、歌が「とうとう、と流れるように謡う人」は「聞いてられる!」・・・・親の面子守る為「上手そうに聞こえる研究した!」そんな事に時間:足を運んだなんて、誰にも言いませんでした。方針決定!歌7薩摩琵琶3毎日毎日やりました。もう一つ発見。「琵琶・・どう弾くか忘れてしまったら、すかさず、超短い合いの手1.3.1」で間に合わせ!間延びするのが一番ダメ!・・・これは大会前日の特別稽古で、ちゃんと聞きましたら「そうだ!」とのこと。「スキ」があるのが一番ダメ!・・・・・・・当日の成果?地方の男の先生から、「流石親の血ですねえ!:よかったですよ」親?心配の余り(?)当日欠席でした!終了後テープ届けたら「まとまってる、いやアー、やはり自分の教育が良いからだな!」本当は「薩摩琵琶の1,3の両方の音が下がり(ゆるみ)」どこかで合わす、と言っても演奏中に楽器調整できませんから、歌を下げようとしたんです・・・。「あわせ!あわせ!」で「あった!」と思ったらもう「歌の終わり」でした。「人前で上がる?、緊張する?暇ありませんでした」・・・・・・・この時の「超:猛稽古」を境にめきめき?腕上がりました。でも、後年他会派の先輩から「こうゆうケースでは、歌をお弟子さん:当人にやらせ、薩摩琵琶の演奏は師匠:先輩の弟子がやる」のが普通、と説明聞きました。うそー誰も手伝ってくれなかった!会に対する、不信感、も同時に始めて感じました。あたしゃ、商売じゃない!劇中で琵琶遣る役貰い、特訓!時々聞きます。商売ですから当然です!出来なければ、役おりるしかないです。当たり前!頑張る当たり前!・・・だと思うな!それが「仕事」と趣味の違い・・・でしょうか?
2005.09.25
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ここ数日、薩摩琵琶で使用する絃の事が話題,アクセスも100を越え「ビワ~ン」さんも登場してくださり有り難うございます。少々(?)マイナーな?いまいち?の音楽ジャンルなので・・・・まだお友達いますが、あの・・・私みたいにずーずーしくないので、隠れてまーす。日本の伝統文化は「秘すれば花」・・お能・超有名人が残した有名な言葉・・ですから・・・・●絃って、必需品。だからビワ~ンさんの命題は凄い「決まってる」と思うなアー。戦後「生きる」「食べる」に必死で、「文化」どころでない時代がありました。それに、薩摩琵琶は、明治時代から、政府・皇室と余りに近づきすぎた(?)のか「武士道思想:交戦的?」とみなされ、一時「演奏出来ない状態の時代があったそうです」・・・公式に表面だって演奏できなくても、薩摩琵琶の愛好家は存在しましたから・・・と言う事は「絃がなーい!」で、演奏できるようになっても「大変」だったそうです。とても「小さな」それでいて「巨人」が「絃」かも・・・蚕ちゃんありがとう!桑たくさん食べちゃって下さーい!でも、「繭」って見てみたいですね。絃を作る製造過程も「見学ツアー」ないかなアー探してみます。◎昨日のコメントで三線の演奏家「るんたrunta」さんが、三線でも使用する「絃」は標準は(2号)なんですが、「唄に合わせ、裏声を使う、地方の唄は、細い号・・1.5・・とかを使い」唄を生かしている・・・決まり切った事を「守る」のではなく「挑戦者であれ」・・・そうでなければ「工夫、新しいものは生まれない」と、三線の世界の「現状の凄さ」、をお知らせ下さいました。沖縄音楽は今大流行!ですが、私達の知らない面で、色々な工夫が「ある」と感じました・・・みなさんは、どう思われますか?基本的な知識も、琵琶屋さんの御好意に全面的に甘えず、琵琶をやる人なら誰でも知っている・・・そうありたいし、又素材の事を知りつつ、習った事にこだわらず、でありたいナアー・・・唄:謡:歌を、生かすって個人個人の声質で違いますものね・・・どうも、薩摩琵琶4絃は、歌そのものも、弾法も、「男性の声」を想定した感じがするんですが、そう感じるのは私だけかな?・・・・でも「力強い:ダイナミック」と言う、凄い惹かれる物がある・・・・私のレベルでは、永遠の謎かなアー?◎そう言えば琵琶は何楽器?答えは?「絃楽器」&「絃打楽器」です。音楽関係専門家の方の分類も何種類かに別れるようです・・・でも間違いじゃなくて「琵琶の種類による違い、奏法の違い」があるからなんだと思います。音楽専門家っていっても「本人」が楽器なさる方もおられれば???の方も・・・は、もうみなさんご存じ・・・一般人の方が凄い人、沢山いますよね!・・・それが「音楽」の世界の恐ろしいところ・・・・「打、うつ」は、薩摩琵琶のみです。琵琶の表側「表面」を腹板と言います。この部分を「打つ」奏法が伝統的奏法としてあります。4絃5絃両方に存在してます。小椋佳さんが「エッセイ」本書いておられますが、音楽家として「薩摩琵琶」を弾き、何かに使えないか・・・と言う発想で、「薩摩琵琶」についても触れてます。私(わたし)とカレーの幸福な関係武満徹さんの本もありますが、クラッシック・現代音楽の愛好家でないと「レベル?」が高すぎてしまうようですが・武満徹著作集(3)・・でも、薩摩琵琶のお稽古や、プロ目指すなら「読んで」損はないです。お稽古場で話されない?師匠が口にしない?薩摩琵琶の音色や他の楽器との違い・・・・教えてくれます。その中で「腹板」の音は「是か非か」も意見色々です。録音機器が精密になり、会場の音響効果も抜群になり、広い会場で「マイク」を使う現在・・・・狭い、限られた室内で、マイクなどなくて、の昔・・・・もう対照的を通り超しちゃって(?)、反対?・・薩摩琵琶を取り囲む環境も大幅に変化してきたように思いますが・・・◎例えば「女性の謡い方」・・・薩摩琵琶5絃や筑前琵琶では「女性奏者」が多いですし、筑前さんは特に、歌の内容も女性的な物があります。今まで師匠に教わった「概念」では、琵琶の持つ「音色と歴史」から「そうなってる」・・・「決まり!」・・・で薩摩琵琶4絃の女は「男芸であることを忘れるな」・・・・・永田錦心先生は「男のように、低く強くでは、まるで失敗です」とはおっしゃってるけど・・・・でもさ・・て・・私の頭は「くるくる・・ピコピコ・・・」簡単に「こうです!」とは行かないですが・・・・・・考えながら、やりながら、いつか・・って思いました。研究課題、頂戴したような気がしてます。有り難うございました!
2005.09.24
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薩摩琵琶の絃のお話でコメント有り難うございます。意見交換って大発見!多いです。●るんたruntaさん(沖縄の三線の演奏者の方です)から、「太い絃は付ける時大変!無理すると、糸巻き等に負担かかる。付けて落ち着くのを待つ、演奏依頼があったステージの、1ケ月前につけて置く」と言う内容でした。分野は異なっても「納得」!です。演奏会の舞台裏で、時々あと数時間後に演奏なのに「絃全部つけ替え」てる勇気ある?先輩(プロも)見ます。私は自信ないのでやりません。1の絃、2の絃、3の絃・・・・もう「びん、びん、ギュウギュウ、ビシビシ」とひっぱります。木製の糸巻き、木の穴・・・ですから「良いのかな?」気になります。自分の琵琶が、親からの大切な物なので、自分の楽器だったら「断る!師匠でも!」・・・マアー「プロ薩摩琵琶演奏家」の場合は、「何か、非常事態で、絶対にそうしなければ演奏に支障あり・・・と判断された場合でしょうから・・・・プロと一緒にはできないですよね・・・前にもご紹介しましたが、プロ薩摩琵琶奏者の持ち物、凄いですから、駒がとれた場合も想定してるようです!絃なんて、何十種類も揃ってます・・・良くアマチュアに多い?(^_^)話!「絃切れて」「絃なくて」練習できませんでした!・・・なんてお笑い(?)はありません!・・私「怒られた」・・・明治生まれのお叱りの言葉ご紹介!「常日頃(?)用意しておくべき物です!」・・・素人に凄い要求!恨んじゃう・・でも、感謝・感激したのは、最近ですもし師匠がプロの方なら「見せてもらうと勉強になります!」もう心構えが全然違います。★譜面が飛ばない工夫、も見せて頂き関心しました。・・・あの・・・でも、本当は「暗記:暗譜」です。凄い!「譜面台」あっても、歌本や譜面置いてないんです。・・・「なきゃ」・・飛びません!室外の演奏では必要!凄い工夫!・・・客席からは見えません。長い曲の時、友人が「あんなに長いのに、歌本めくらない?細かい字よね、お歳は私と同じなのに・・よほど目が良いのね・・」・・・老眼鏡の世代!プウーって笑いそうになりましたが・・・プロの誇り、の裏の猛練習をしみじみ感じます。・・・あたしには、無理だな、薩摩琵琶古典曲、長いんだもーん・・・・・●鶴田流の「びわ~ん」さん始めて登場!・・・楽天広場でのお友達です。面白い方でしょう?それとお気づきでしょうか?使う絃が違う!・・・・以前「師匠の名前を出さず、琵琶屋さんで琵琶買いたい」という方がおられました。最終的に「無理です。損です」と連絡しましたが・・・どうなりましたか・・・・流派会派により「薩摩琵琶」とはいえ、色々な違いが「楽器」にある。サワリの付け方・・薩摩琵琶の場合:サワリのおおもとは、琵琶の上部の、象牙の部分「承絃:糸口」とお聞きしてます。製品として作る過程で琵琶屋さんがつけます。そして、使用する絃が違う!・・・これを理解する前の段階のレベルの方に多いようです。就いてる先生の「名前」を言えば、薩摩琵琶屋さんは「どんな音を好むか。サワリはどう付ければお稽古場の琵琶と差がないか。あの先生はこの太さの絃で教えてるから、この絃が良い!・・・」を判断して製品を紹介してくれるんです。考えてみると琵琶屋さん、凄いです。買う方は「ちゃんとした知識無い」のに、用意して送って下さいます。有り難いです。琵琶屋さんから買うと高い!と言う人も稀にいますが、「買い手の側の基本知識を補うノウハウ料」も考えると「凄い安い」のでは?ちなみに「送料」負担シテ下さいます。本当に有り難いです。楽天の送料考えれば・・・凄いサービスでしょう?秋演奏会が多くなります。これから、親戚筋に当る薩摩琵琶をやる若い人に、着物一式渡しに行きます。毎年同じ着物じゃつまんないですものね。着物帯・・若い頃の物が生きるって嬉しいです。今度は自分で着るそうです。浴衣着れたから大丈夫!
2005.09.23
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読者の方には算数が凄い方おられまーす!昨日の記事の中で・・「毎日薩摩琵琶の細い4の絃が切れて(365日)、2本で約300円・・・予算10000円・・・[計算があいませんが?]・・ハイ!合いません(キャハ・・)途中で電卓持ってこようかな?って思いました。これでも遙か昔の若い時「経理のお姉さん」でした!今?暗算できません・・・@280X365/2=約5万円(年間)・・・・消耗品だけでこれだと凄い!とても「ダメ」・・・家族からクレーム!これ以外に毎月かかりますから・・・親先生に就いてたときは、「お菓子」で毎月すんでて、安かった!絃も「失敬」できましたから・・・で・・どうしてるか?もう、この辺りの「やりくり?知恵?」は、まさしく「凡人の知恵」!・・・お金が「もう・・いくら使っても減りませんのよ・・オッホホ」のお嬢さんは絶対考えません!薩摩琵琶のお稽古は「歌」と「楽器の琵琶」の2つの練習に別れます。最終的には「合体!」で、弾き語り形式ですが、最初から「弾き語り練習」なのではありません。人により、それぞれ色んな練習方法で、なさっておられますが・・・・特に「新しい歌」の時は「完全」に「別々」です。又、本人の体調によっても別れて練習できます。「声」は無理すると、喉を痛めますから・・・・●で、練習の時「薩摩琵琶の演奏の練習」の時は、「調子を低く」してます。特に「崩れ」の奏法・・・・女性の「高い調子」より「切れる」確率が少なくなります。あと「テトロン絃」も使います。「テトロン絃」は音が「絹製より単純」ですが、奏法の練習なら「充分」使えます。「テトロン絃」はよほどでないと「切れ」ません。正確に言えば「絃を締める指(手)の力を付ける段階(レベル)」の時は「お薦めできません」・・・やはり「絃」により随分違いますから・・・理想を言えば「いつも使う絃」で練習した方が「音も感覚」もつかめ最高です!・・と思う・・・でも先輩の中には「絃の太さ:材質による、感触の違い」気にしない?気づかない?羨ましいなと思う方もいます・・・でも師匠の悪口ばかり言う私ですが・・・「絃の太さやその日の感触の違い、があります、瞬時に、絞め具合を掴みなさい。演奏し終わってから、絃がどうのこうの・・はダメです・・」と明治生まれの「師匠」のお叱りの言葉は覚えています。入門したての私だけ「怒られ」ましたが、有り難く思います。いつもブログ書きながら・・すいません!・・・・してまーす!又、同じく明治後期の今は鬼籍に入られた大先輩は、「指の力をつけるには、通常使う絃より、一つ太い絃で練習せよ」とも、おっしゃられておられました。・・・私は、親以外(?)の先輩の言う事、は直ぐ実行!!薩摩琵琶4絃の「音締め」の「方法」には、指を主とする方法、手首の屈伸を主にする方法・・の2種あるようです。どちらの方法でも、通常の指の力より・・の(以上の)力はいるような気がします。●薩摩琵琶の「テトロン絃」1の絃、2の絃、3の絃、4の絃全部あります。この絃は「湿度の高い場所での演奏」には良いようです。ただ「最初、すごーく伸びます!」ですから、当日や数日前につけたら、大変です!練習量でも変わると思いますが、怖いので、1ケ月は見てますが・・・プロの方どうしてるのかな・・・でも1度使い「絃の状態が落ち着けば」安心して使えますから・・・音は本当に単純ですが・・室外での演奏ではそれほど差は感じませんでしたが・・・プロの方は「川の舟の中、の演奏」でお使いとお聞きしてます。●前の日記でご紹介しましたが、一番細い絃は「4-11」「4-12」「4-13」「4-14」「4-15」・・・と色々あります。数字が大きいほど太くなります。この何番の絃を主に使うか・・が流派会派で違いがあるようです。奏法の違いでしょうか?これには「男:女」の別はありません。私の最初の師匠の会では、4-12,4-13でした。4-13が多いような気がします・・・
2005.09.22
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●薩摩琵琶の絃はいつ換える?楽天広場ではありませんが、楽天のお友達で、別にホームページ作ってる「薩摩琵琶鶴田流奮戦記」で「ビワ~ンさん」・・サラリーマンの方のようです、1年ほど習っておられます。この「関西?の男の方」が「命題」出しておられました。それが「絃の交換時期はいつ?」・・・この方のホームページも面白いんです!大阪弁?大阪的筋運び?短い文章!簡潔な内容!・・・もう同じ薩摩琵琶好きでも・・私と対称的!楽器として薩摩琵琶を自分で改造、撥の修理もなさる「手先が器用?」どうぞ一度覗いて見て下さいませ・・薩摩琵琶鶴田流奮戦記やっと昨日リンクできました!以前やったのですが「??に??」でへんてこページが出て繋がりませんでした。(専門用語で表示したって、オバンの私に解るもんか・・てんだ!・・・めげちゃう・・)今回は最後の細かい数字?ページ?の部分を削除して登録したら・・ヤッタ!でした。このHTMですか?頭にきます「a href=・・」が正しいんですが、私には難解です。[a hear]とかやっちゃいます。「許可されてない・・・・」てメッセージ!綴りが違うて言ってくれ!・・と毎回叫んでおります・・・コンピューターは頭良いんでしょう?・・・と八つ当たりしております。まだ薩摩琵琶の方が「可愛い!」薩摩琵琶のプロ(セミ?)奏者の方が「ホームページ」を頑張って開設したけれど。。。続かず?更新せず・・・気持ち解ります・・ハイ・・薩摩琵琶奏者は、本当は短気の方多いですから・・若いお弟子さんに任せた方が「平和」だと思います・・お弟子さんよろしく!!★で、本題に戻ります。これはもう何十年か前のお話。もう、完全に黄色が白くなった絃をつけた薩摩琵琶を持って、在る大先輩が「この絃は切れないんだ」と自慢しました。その方が席外して居なくなると、大変上手な別の先輩が「まったく、嫌!あれじゃ、よれよれ絃ですよ!耳遠くなるとあんなになるのかしら?締まり屋も良いけど、惨め、だから音はずれるのよ・・」痛烈でした。そうは好いましても私には解らず???●その後薩摩琵琶店のご主人にそれとなく聞きましたら、「・・・うちは、薩摩琵琶の絃を全部換えて良い、と了解した人以外、サワリ取りはご遠慮させて貰っている・・・」と「太い1の絃、2の絃、3の絃」を、黄色が白くなるまで使用している人が多い、事をお話下さいました。でも、本当のプロ薩摩琵琶奏者には、そう言う人は居ない、ともお話下さいました。楽器として興味お持ちの方も、沢山いらっしゃいますので基本情報!●薩摩琵琶では、通常は「絹製の黄色の薩摩琵琶用の糸」を使用します。ただ、プロ薩摩琵琶奏者は「必要な音色」を出す為、さまざまな物をお使いとも聞いております。この辺りは「プロ」ならではの工夫のようです。★余談になりますが、「三味線の糸」と「薩摩琵琶の糸」とは途中までは同じだそうです。仕上げの段階で別れると、浅草の糸の専門店の方が説明シテ下さいました。又「かいこの春繭(?)」だけで作った高級品も、一番細い4の糸にはあります。本当に柔らかい「良い」音です・・・でも高い・・・●薩摩琵琶の糸で、一番太いのが「1の糸」、次ぎに太いのが「2の糸」、それから「3の糸」・・・この1.2.3.の呼び方で通じるようになってます。男用と女用との2種あります。それぞれ絃の太さを較べると、女用がほんとうに少し細くなってるようです。とは言いましても、女用になれていると男用では、完全に手応え:音色が違います。「変な音:と言う女性もいます」2の絃、3の絃では「言われないと気がつかない差」です・・ので、買った時にちゃんと「男女何番の絃」と書いた袋に入れてます。完全に差がでているのが「1の絃」です。女用だと1の絃は2の絃とそれほど差がないのですが。本当に男用は「太い」です。男用の2の絃と女用の1の絃が、ほぼ似た太さ・・・と書けば想像できますでしょうか?・・・男の人大変!頑張れ!女の人は「声」が高いですから、薩摩琵琶の調子も高目!だから絃が細めなんでしょうね・・・事実上「絃を締め上げる力」は「女性」の方が必要なんです!・・・・強き者それは女の細腕!・・・おそろし・・・そう言えば「二の腕がブヨンブヨンの振り袖の方・・・いません!」★で、1の絃、2の絃、3の絃・・・・は、なかなか切れませーん。あくまで個人の練習量で変わりますが、(あと、調子の高さ)1年でも切れません。ただ「けばだったり」「白くなったり」「つぶれた感じ」・・・です。だから、「つけっぱなし」状態多し・・・あと値段も1の絃高いですから。私は700円弱物使用です。4の絃は細いですし、旋律的な奏法で一番使いますし・・・切れる・・・だからつけ替えるしかないです。女性の高い本数ですと、毎日切れまーす。と言うことは、1年365本!・・・4の絃の並で2本組で.300円弱プロ薩摩琵琶奏者の方々は仕事だし、必要経費・・・アマはどこかで節約だから、1の絃・2の絃・3の絃を節約、も仕方ないんじゃないでしょうかね・・・続ける事が大切だから・・調子の低い男性の場合、そう切れないから、1・2・3の絃奮発したらいかがでしょうか?・・・・・・・・●一応親の教えは「薩摩琵琶で絃を惜しむな!」です・・・あの「ケチケチ親が言った」事なので、「凄ーく!妙ーに!真実みが感じられ?」年間予算組んで友人と共同購入してます。年間12000円から15000円です。
2005.09.21
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沖縄のるんたruntaさん凄ーい!良い事をお考えです。「凡人の知恵」・・・本当に、私のこの日記も「それ」の集まりみたいなもんです・・かな?天才で・若くて・美人で・有名な親で・名人での薩摩琵琶人だったら、もう忙しくて「あっちからも、こっちからも・・あらアー・・どうしましょ・・オーホッホッ・・」で、あのー・・・日記書く暇もなく・・・「まったく花より薩摩琵琶だなんて、何ふざけてんでしょうね、まったく!」だと思います・・たまたま、親先生を筆頭に、付く師匠、付く師匠、お人柄は「変人?気むずかしい?タイプ」、教え方は「気まぐれ、難解、好不調波多し」・・・凡人であったがゆえに、瞬時に悟ることが出来ず、「悔しくて?」調べ回った・・その結果!・・・読者の皆様に御礼申し上げます。昨日コメント下さいました「旧:琵琶片恋病患いさん」ご紹介した先生、ご自分でも考えていた先生だそうで、行動起こしてみるそうです。よかったです!えー舞台裏お話しますと・・「諸先生方、みなさんお弟子さんを、喉から手が出るほど探してまーす!一応、先生ですから(?)体面ありますので(?)ドッシリとオクビにも出しません。あしからず・・・の世界!★薩摩琵琶の場合、10年位先生に就いていたら、その後独学でも楽しめると思います。個人差が大きいのが絃楽器ですから、断定はできませんが、 音色や奏法にまだ不安がある1~5年でしたら、やはり先生に就く方が早く上達します。独学しにくいと言われるのが薩摩琵琶ですから。特に「薩摩琵琶4絃」は「絃を指で絞めこんで基本の音を作る」構造なので、これが「わからない!」・・・・・琵琶の音に安らぎを感じ、惹かれる方とこの日記を通じて知り合え嬉しいです。ご承知のように伝統文化という分野では「理屈は無用!理屈言う人間は上達しない」と言われ、現在でも残っているようです。お琴の宮城道雄先生は、伝統邦楽の演奏者:作曲者としては珍しく、沢山の著書:随筆を残されておられ「教える方の意識の変化の必要」をさりげなく述べておられますが。・・・時代が変わり、ドンドン世代も若返りもう「近代化」されているはずなんですが、どうしても、残ってる・・・・・昨日のコメントお寄せくだされた方も、元師匠から「薩摩琵琶四絃は男の物」「女は女の先生に付くべき」・・・・もう「明治の30年代、40年代的発想の師匠」でおられたようです。どんなにかお心が傷つかれたか・・・●結論から言いますと、一流の師匠はケシテ(!)そんな事言いません。しません!保守的と言われる「薩摩琵琶正派」でもちゃんと「女性奏者」が育ってます!教えておられるのは「男性です」??協会が聞いたら目まわしますね・・・ドラエモンの「どこでもドア」があったら、永田錦心先生に「お出まし頂き」その元師匠「おしり、ペン!ペン!」・・・シテ貰いましょう!孤独で大変辛い目にお会いなされましたね、私もそれに近いので感無量です。でも「平成の時代」に「明治時代の教育」体験!稀なケースなのでは?だから次ぎは意地でも「一流の先生に就きましょう!!」薩摩琵琶の世界で名だたる人!可能ですから・・はっきり言えば一流の先生は限られた人です。この日記の読者なら耳にタコができちゃう!何度となく出てくる「プロ薩摩琵琶演奏家!」薩摩琵琶4絃なら、Y・S先生、I・G先生、T・K先生、S・S先生・・・残念ながらみんな♂奏者ですが・・・・☆お弟子さんを、みなさん募集なさってます。だいたい月2回から3回のお稽古です。金額は10000~15000円位です。他に会の維持費用として年1万円ぐらい。1回の稽古が30~60分で、歌と琵琶の稽古です。あとお温習い会の時の費用です。(会場費により全然ことなりますが、1~5万円ぐらいかな)・・・・正確にはその会により変わりますが・・・昨日の方に「T・K先生」をご紹介したのは、訳があります。同じ錦心流でも薩摩琵琶の奏法が2種あります。細かく分ければもっと!耳に聞きなれた物」の方が楽に習得できますから、奏法の近い先生をご紹介させて頂きました。又、しっかりした会運営が行われる会でないと、やはり女の方には、不安材料が多くなります。年何回かの「お温習い会」もありませんと、芸の発表の場がなく上達が難しいし、楽しみもない・・ようです。仲間と、良い意味で競う、仲間と琵琶の事をしゃべる、そんな喜びも大切だと思います。芸の上では競うけど「仲間意識が持てる」・・・芸を直接教えて下さる先生の側に、良いブレーンがおられる会は安定して、落ち着いて学べると体験から思いました・・・どこの世界でも一匹オオカミ的な先生おられます。芸の上なら良いのですが、対人関係が孤立型の師匠は、お弟子さんとしては寂しい物がありますでしょう?・・・これは私の実感!・・弟子として、芸に何か「特別に学びたい特殊な技」が在る場合は「耐える」しかないですが。先生の人柄が最高:芸も最高・・・の100点満点は芸術家の個性を考えると少し難しいです(本当そう思う!!)一流であればあるほど個性的ですから・・・最終的には「相性」でしょうか?判断の一つは「古い会員の方が存在している事」があると思います。会社と同じで「社員がコロコロ変わる」はチョット?教え方のうまさ、にも「若手新人教育最高!」と「中高年:経験者再(?)教育最高」みたいなのがある?・・のかな・・やはり先生の個性?・・が感想です。●最近の新しい教授法として、地理的に遠い地方の会員の方のため、通信教授的(たぶんテープ使用)方法もあります。これも良い方法だと思います。年何回か直接教授。先生に聞いて見て下さい。要は続く事が大切?学説(?)は定まりませんが「10年で一人前」と言う大先輩もいます!小椋佳さんがテレビで、琵琶の稽古について、「先生に練習してもらい、その次ぎの練習までの間に、自分で練習すれば・・・」と上達について述べておられたような記憶がありますが・・さすが!と思いましたが・・・追記:日記リンクしてます。るんたruntaさんの今日の記事「集中力」についてです。現役の楽器:三線演奏家として、本当の事ちらほら・・・どうぞ参考になさって下さい!・・・ちなみに私は「過集中的タイプ」・・・どうも、薩摩琵琶のみです。他は「おばかさん」と家族より・・・反省!孤独
2005.09.20
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ここ関東も、昨日のお月様とても、輝いてました。連休もあり家々の明かりが遅くまで点いてましたが、ぜんぜん負けてません。10時頃には・ほぼ真上!今週は「月・金」祭日です。お休み多い!サラリーマンの友人は「かえって、疲れる!」、パートの友人は「今月お金少ない」、地域活動の知人は「毎週活動で、嫌になる」・・・みんな頑張って、生きている!!・・・ところで兄弟姉妹が多いと、住む地域も広範囲で、年々それぞれ「子供:孫」の行事優先で、「お墓参り」も早め早めになります。お寺さんに聞きましたら、「遅いより、早い方が好い」でお彼岸入り前にみんなでお墓のお掃除!単独でもお参りしますが、やはり「会う」のが楽しみ。姉妹兄弟で盛り上がった話題が「結婚紹介所」です。姉妹の一人が「将来を考え(?)独身として(?)、無料紹介コンピューター診断」受けたんだそうです。で、その時貰ったと言う雑誌の内容が考えさせられました。(他の、特に女の話題はどんな人?年収は?結婚生活続けるべきか(?)、次ぎチャレンジか(?)・・なんですが・・・)「素敵に自分をアピールするための・・・」というタイトルでした。ようするに、老若男女を問わず(?)自然の環境では、良いパートナーに恵まれる機会が現在減少している・・・で、紹介所に登録・・・でも出会いを求めてお金払ってパーテイーに出ても・・・壁の花多し・・・で、解消法の紹介!☆イラストに「モジモジさん、コチコチさんにサヨナラ!」話術が内容の中心でしたが、その中で・・・緊張している人をマンガに書くと・・・身体は直線的、顔は真っ赤、肩はイカリ肩。エネルギーが頭に集中、・・・肩首が上にひっぱられた「かちかち状態」・・結婚紹介と薩摩琵琶か、まあ・・・類似点ありましたねー・・・☆薩摩琵琶の演奏が上手な大先輩が「肩が上がるとか、コルとか・・・って言うのが私には解らない」と、つぶやくのを聞いた事があります。年配のお弟子さんが小さな演奏会で、コチコチになりチョット「可哀想な演奏」になってしまいました。その時側にいた私を見ての発言。その時、「アア・・この先生上手だけれど、出来ないお弟子の気持ちは理解できない、難しい・・・」って思いましたが・・・。遙か昔の(?)若い時付き合っていた男性に「人前、見てる人、ギャラリーが多いと、実力以上」になんでも出来ちゃう人がいました。でも普通は反対ですよね?・・・・・・・・・・・・★薩摩琵琶の演奏で「崩れ」と呼ばれる、「早いアップテンポの奏法」が苦手な人は結構多いです。これも「先生の指導方法」で、随分差が出る物のように思いました。(体験)私の場合も親の言い方が、「早くからやって、馴れれば良い」でした。でも、色々聞き情報集めたのですが、一面では「合ってる」のですが、「何が難しいのか?」が分析されておらず、「精神論的」だなっと、またまたブーブー、ぶつぶつ・・・。外から見てると理解できないかも知れませんが・・・・・薩摩琵琶の面白い「奏法」でもあり、「コレゾ、薩摩琵琶!」って見たいな面があり、「出来る人お鼻たかだか!」「出来ない人、下ウツムイテしょぼん」・・・凄い戦い(?)的人間関係ですと、相手を牽制(?)したいのか楽屋なのにバンバン弾いて、少々迷惑(音合わせなのにね)こればかりは、人間の心理だから・・やはり「出来る方が好い!」◎薩摩琵琶やり出して直ぐに練習開始でしたが、確かに難しい!・・・「何んで?」・・・気が就いたのが「ちゃらちゃら」と4の絃を何度も往復するのが「スムーズに出来ない!続かない」。●1の絃から4の絃へスムーズに「撥」が移動できない・・撥が「でっかすぎる」!、擦った音がする、最悪ケース命中できない・・・失礼だけれど、15年以上の先輩達も同じ。自分のことは観察できませんから、毎週「先輩達を真っ正面からジーッと観察開始!」演奏会の度に全員の写真つぶさに観察・・・私、探偵小説大好きなんです!迷探偵もどき・・・もし、雇って貰えたら「探偵になりたい!」すいません。そしたら、気がついたのが「肩上がり、首、頭コチコチ」酷いときは、完全に右肩から左肩まで、斜めの線をえがいてました。写真で見ると一目瞭然!これで、結婚紹介所の雑誌の「こちこち、がちがち・・・状態!」は解りましたが、「どうそれを直せばよいのか、練習方法は?」が解りませんでした。ある年のお正月にたまたま「天才バイオリニストが、世界中から応募した若い人を指導する番組」を見てました。中国か台湾か忘れましたが、「どうして、そこで、呼吸を止める」と若い人の演奏中に「鋭い声で注意!」早い奏法で難しい物のようでした。●「そうか」・・私も苦手な所にくると「息つまります」と言うより「 息・つ・め・ち・ゃ・う!」お正月明けの新年会で、若い時の職場の友人達と会い「ねーねー」と大発見ご披露!友人の中にもっと「うわて」いまして、あの「西野バレーエ団の、合気の道場に毎日通う強者・・・その実、美人タレントの顔見に行く?慶?大卒のプ??ボーイ」が説明してくれました。優しいんです、年下なのに・・「余分な所に力いれないで」・・は、鍛えなければ出来ない!普通は色々な所に「ばらん・ばらん」に力が入る。最初から、余分な力が入らない状況が、作れる人は「上手い!天才!」・・・この変で引き下がるメンバーではないので、ツッコミ開始!ジャアどうするの?何使えば上手くなれそう?良い?・・・・お答え「力入れて好い所に、意識的に力入れる、と他の・り・き・み・が抜ける」「丹田!」「あと本読んで!」・・・もっと専門的な事色々、もう古武道の世界の話でした!!!・・・・・・・・・・それから、練習の時、早いトレモロ奏法の練習は「息をハアー」とはきながら、下腹に意識的に力入れてやりました。・・・」いつのまにか「出来るようになりました」・・・・・・・・・・●この「チャラチャラ」は、何年後かに他の会派の方から「コバチの奏法」とお聞きしました。「小さな動きの撥」と言う意味です。科学の実験みたいですが、理屈から言えば「手首、肘、肩」をチャンと固定して、(体勢を固め)・・・==>「支点をきちんと定め」、それで始めて、「撥を細かく往復させる」、動かせる・・・わけだったんですね!・・・・・随分寄り道してしまいました。●1の絃から3の絃(又は4の絃)と撥を移動させ「弾く:打つ」場合、「全部均等に力入れるのでは、ない」・・と注意うけました。この場合「3の絃」は「副次的:少々軽く」・・・・初心者は「オール全部、力入れてる」・・・・・・・違う会派ですが大先輩に感謝!です。でも師匠には言いませんでした。違う会派・師匠でもないのに「自分の弟子にチョッカイ出した」と怒りますから・・・・でも、耳に痛いけど、本当の事おっしゃって下さる人は「大事な人」です。ちなみに「山下晴楓先生」「岩崎玄龍先生」のお若い方々が大変、このコバチの奏法が上手いです。私の所属していた会では、5年未満であそこまで奇麗にはどうでしょうか?・・手首が柔らかいからとも言われますが、薩摩琵琶弾けるくらいなら・・・指導のやり方で差が出てしまうのを実感させられました。
2005.09.19
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自分の習った事や、何年も正しいと思ってた事が、「違う!」・・・て否定されるって悲しいですよね?師匠(先生)が変わると必ず「そういう場面に遭遇しますものね」辛かったなーって思い出しました。でもいつも思います。名前思い出せませんが・・女流作家で90過ぎまでお元気で、最後はデザインもなさってた方が、本で書いてらした「真実を知る事は楽しい(?)」・・・アッ「宇野ちよ」さんです。特に技術的な事だと、自分の身の「不運さ」を感じますよね?最初からちゃんと学べる「環境の人」も現実には存在しますから・・・・でも、私の琵琶以外の、友人の言葉をお贈りします!「貴女は、自分の力でそれを知ったわけでしょう?人から教えられた人は、それほど真剣に受け止めない。自分の苦労・力で「得た」人は、何倍もの受け止め方をする。強い」・・・んだそうです・・そうかもしれない・・・・・・で気分変えましょう・・永田錦心著「愛吟琵琶歌之研究」より曲名「湖水乗切」の解説の中から抜粋・・(略)・・愛吟集には単に強吟、弱吟、早し、静か とのみ印てありますが、強吟の中にも弱きあり、弱吟の中にも強きところがあるのです。猶 和吟と云ふて強吟と弱吟との間を行くのもあります。これを細別すれば限りがありません。要するに弾奏者の主観が歌の意とピッタリ合つて千変萬化するのですから、口や筆では到底現わす事が出来ない。即ち、自知するのみといふより致し方がないと思います。・・・(略)・・・例えてみれば、春の風と秋の風とは 同じ風でありながら、我々の感ずる気持ちが違ふ。その気持ちの違ふところを はつきりと 区別出来るように研究して行かねばなりません。眼に触るるところ、耳に聞くところ、心に思ふところ、全て研究の材料ならざる話であります。諸君もご承知の如く、琵琶の節はざつと二十四五よりありません。それを繰返し、繰返し謡つてゆくのですから、心持がなければ持ち切れないのです。弾法にしても同様で、如何に微妙な音を出しても、心持で弾いてゆくのでなければ歌と合ふはずはありません。さて私のいふ此の「心持」とは何んでしょうか? よろしく御研究を願います。・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・「微妙な音」を出しても、その上が「ある」とおっしゃられておられるようです。・・・頑張りましょう!!!
2005.09.15
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昨日はあくせす117、ブログ開設してから第二位であります。私の愚痴にお付き合い下さり有り難うございます。「琵琶片恋病患いさん」からもコメント有り難うございます。沖縄三線演奏家の「るんたrunntaさん」の、冷静なアドバイス「師匠、環境に恵まれない、薩摩琵琶を愛するみなさーん」・・・注目!であります。そうだよね!楽しくなくちゃね!「優等生ごっこ」はどこかの・・あちらさんに「やっててもらいましょう!」「師匠を選べない環境」「琵琶の知識が増える喜び」「審査中居眠りしているようなご老体の方」「聞かせる琵琶より見せる琵琶の時代?」・・・とても考えさせられたコメントでした。パソコンに向かい、お書き下さるまで、どんなにか勇気がいったか・・と推察いたします。指導者の方々は「琵琶の客が少ない、弟子が少ない、弟子が長続きしない・・・」とおっしゃられる。でも、プロを目指していなくても、みんな言わないけれど、「琵琶の知識:技能の向上を求めている」この事を理解していてくれたら、いくらでも、工夫は生まれそうな気がするのですが・・・でも「元気だしましょう」・・師匠・環境に恵まれない・・どうすりゃ好い?・・・こっそり「上手くなりましょう!」師匠に頼らず、全面的に信じず、おえらいさんに利用されず、おえらいさんの気分に振り回されず・・・琵琶が好きという事を中心に・・・と私は心がけるべく、努力中!・・・寂しくなる時もあるし、理不尽さに腹たつ時もある・・私の力は「ちっぽけ」で「非力」・・・でも人一倍耳が良くて、薩摩琵琶大好きで、研究大好き・・・薩摩琵琶の技術的な事の公開はいつも悩みますが・・いつの日か「薩摩琵琶の第一人者の方の手引き書」がきっと出る・・それまでの、一つの「材料」と割り切り、公開してみます。・・・・●で今日は「薩摩琵琶の基本中の基本の奏法」コンクールでも、各流派のお温習い会でも、最も「上手くない人」の演奏方法に気がつきましたでしょうか? 特に「薩摩琵琶の4絃」が目立ちます。・・・そうなんです「雑音が多い」・・・原因は色々あるでしょうが、「琵琶の手入れ」「琵琶のサワリ」。。その中で特に多いのが、「薩摩琵琶の腹板に当る、音の方が、やけに目立つ」・・・余韻なら好いのですが・・・・・・・・・・・・・・・・・本当はこれ「指導方法に責任ある」んだと、習う側から言えば思います。長くなりますから、結論から言えば「基本練習」の仕方!◎1の絃を打ち、音を出す時、精確に(厳密に)言えば2種あります。☆一つが・・・腹板にまで撥が当るように「しっかり打つ奏法」・・これが薩摩琵琶4絃では基本のようです(打ち込みですね。)★二つめ・・・「撥が腹板に当らないようにして、絃の音だけを、きちんと出す奏法」これが「指導されてないらしい(?)ケースが、メチャクチャ多い」私もこれを知り・理解し・出来るようなるまで大変でした・・・・・・・ひょんな「噂話」で知りました・・・お耳ピコピコ、ダンボの噂好きの成果!イェイ!・・・上手いプロ奏者の側に座り、話を盗み聞きしましょう!★☆まず絃を打った「後」の 「撥の落ち着き先」に注目!★☆1の絃を打ち、撥先は、隣りの2の絃に「寄りかかる」・・で止まる!・・・撥先が、違う絃のどこかにいって止まる、のを「流れ撥」と言い下手:ダメ:なんだそうです!2の絃を打つ・・・・隣りの3の絃に寄りかかり・・止まる3の絃を打つ・・・・隣りの4の絃に寄りかかり・・止まるクイズです!ジャア・・4の絃は?・・・次ぎの絃はない???残念でした、薩摩琵琶は「なせばなる、なさねばならぬ、なにごとも」「武士は食わねど爪楊枝(?)ですよね」だから・・・・4の絃を打つ・・・5の絃が「あるつもり」で、やはり寄りかかる「つもりで」その位置にピタリっと止める!!・・・・・・・・そうなんです、薩摩琵琶の弾法:手:合いの手:演奏は「旋律らしき物が、繋がってます」だから、師匠も先輩も繋がっているのを「如何に弾けるか」ばかりの練習です。でも、余計な腹板の音をさせない「練習」は、一つ一つの動作を「ピタリと止める練習」なんです。この辺りの基本は「薩摩正派」の方々は凄いし、山下晴楓先生率いる「晴風会」のみなさんも「凄い」です。きちんと伝承されてるんですね!薩摩琵琶4絃は、薩摩琵琶5絃に較べ、駒の数が少ない分、地味です。その地味さの中で、「撥捌き」で作る音とか、奏法も多いような気がします。余計な腹板の音がなくなれば、全然違う「仕上がり」に成るんでは?私の最初の師匠は「撥がこちゃこちゃ動く」し、どうみても、撥は「手首で円回転」のようでした。楽器ですから、どうやっても「音」はでますが、・・・このやり方ですと、「本当に撥が流れやすく、フラフラ・・薩摩琵琶の音も、一つ一つがはっきりしない!」なに弾いても「トッシャカトシャカ」と誤魔化した感じでした。一番困ったのが、「肘、肩」とかが「定まらない?」のか、他の方々が歌の途中で4の絃を「軽く」「トン」と入れる、これが「出来ない」・・・・「撥が遊んでる」からだと、後年知りました。私自信が、撥の行く先知らないんですもの、撥だってわからん・・・「とんぼとり 今日はどこまで行ったやら・・」状態なんですね・・
2005.09.14
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友人の今日の日記が「創作力・・・」人間の心って自分でも分析出来ない不思議なもの・・・話言葉と違い、文字には又「思考している道筋みたいなのが感じられる」足跡!自分で書き、自分で納得もある。人がその日記を見るか、見ないか、に関係なく「書く事が癒し」に成るときだってある。・・・現在の「ブログのブーム」もこうやって遣ってみて人気の一端が理解できる・・・気がする。特に閉鎖的世界の住人にはお勧めかも!本当にそう思います。閉鎖的で、幅広い人の参加とは言い切れない世界?:業界?だと、挫折や衝突があると、出口が見えなくなる感じがします。本当は衝突したある特定の人が「そうしてる:やっている」のに、「みんな」が・・て悲観的になる。薩摩琵琶が好きなのに背を向けちゃう・・・・指導者が、人望:指導力:統率力があれば、色々な目的のお弟子さんも、落ち着いて薩摩琵琶を楽しみ学べるのにナアー。人間関係(ほとんどがお稽古場、会の、場での、指導者の力不足!)遠ざかる人も多い。一度遠ざかった人に帰ってもらうのは、至難の技かな?トップで「会運営のいろは」でも講義したらどうですかね?でも、「お稽古」受ける方としては「大切なんですよ」・・・先生の人望:指導力:人間性・・・一度「師匠」として習った場合、気に入らないから「止めました」。「ハイ・次ぎの先生」って感じには「行かない」のが実態のようです。(よ!)次ぎに受ける先生が「同業者」から「弟子を取った」と悪口言われるケースが多いので・・・普通は6ケ月から1年、皆さん空白期間を置いて、先生を変えてます。(ようです!)エッ?私?ちゃんと空白開けました。今は・・・考え中???師匠が高齢で、お亡くなりになった時も「空白」を取る方も多いです。組織が「しっかり」してれば、この辺りきちんと「お弟子さんへのサポート態勢」とれるのでしょうが・・・・今は???夢ですでも薩摩琵琶が好きなら、独学でも「楽しんで欲しいです」。今は琵琶の世界では「琵琶楽協会のコンクール」しかないけれど、私は「アマチュア向きの大会があったらな」て思う。プロ琵琶演奏家も、参加してきてしまう「コンクール」では「多くのアマチュアの琵琶演奏家」が参加は出来にくい。参加資格毎に部門を分け「参加する事を楽しむ面を含んだコンテスト」も欲しい。琵琶を支えているのは、プロでは無いでしょう?薩摩琵琶:筑前琵琶:平家琵琶を楽しむ、多くの人が「いろいろな面で競い、楽しみ参加できるそんな大会・・・」夢ばっかり・・・なにしろ、琵琶楽協会のコンクールは、ほとんど、いつもお馴染みメンバーの挑戦なんですものね?あと、審査員がなぜ「学者」さん他なんでしょう?どうして、琵琶演奏の第一線の方々が審査されないんでしょう?これでは、本当の意味での技術的アドバイスできませんでしょうにねー?こんな所もそっぽむかれる理由かも・・・でも、変わらないでしょうね・・・ホンジャ・・マア・・愚痴ですね・・
2005.09.13
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今日は散歩日和でした。曇りで日傘がいりません。もう山(あるんです!森林公園みたいな感じで、山頂近くが畑です。もしかしたら、個人所有かもしれませんが?)のあちこちに「秋支度の草や花」がありました。ススキも穂が出てきました。葛の葉の陰に花が沢山ついてました。世の中は選挙ですね。高台の上の方ですので、さすが「選挙関係」はお出でになりません。静か!政治や経済は、生活と密接ですが、今いち解らないですね・・・ここ、十年(?)位本当に複雑怪奇・・・ですよね。それで浮かんだのが「裏声:亡国論」・・・・薩摩琵琶も、[るんたrunta]さんのご指摘の通り、発祥は「薩摩藩の内政安定のため」でしたものね。今は「伝統的、日本的、珍しい(?)楽器」として、音色に関心があるような気がします。音色だと、「ブログ」で表現は難しいですね、ホームページ「薩摩琵琶の音色」毎日何名か聞きに来て下さいます。有り難うございます。アクセス解析とかで見るので、私には「難しい」です。(本当に楽天広場は見やすい!ゼロもありますが)で、薩摩琵琶の友人達に「参加」勧めましたら、反対に緊張させてしまったようです。でも「今年中に・・」とチャレンジしてる人もいます。「創作曲」にしたいんだそうです。(追伸:8月:75アクセス)音の世界だから、文字で現わすには少々無理がありますが、ご紹介●薩摩琵琶読本:吉村岳城著昭和8年発行:琵琶はどんなものが佳いか・・・より抜粋(注:故木上先生の教え・・と紹介しておられます。)1)自分で弾いて五月蝿さくなく 2)音の揃った3)声を取らない4)遠音の刺す5)ゆつたりとした6)余韻に力のある7)左手はクチの柔らかい8)右手は弾き易い・・・・・・・・・・説明:#「五月蝿さくなく」・・雑音の入るものは自分で弾いてうるさい。#「遠音の刺す」・・・遠くまでハッキリ聞こえること。「雑音」が入ると遠音は刺さない#「声を取らない」・・・歌う時に、伴奏楽器の如何により声が苦しい。つまり声の出しにくい物を指す。肉声に近い、」肉声に遠いものほど声を取る。#「ゆったりした」・・音に余裕がある#「クチが柔らかい」・・弾く時に絃を絞めるが、その時、比較的指の力を要しないものを言う。(反対をクチが堅いという)・・・・・・面白いのはこの後でして、「超個性的:硬派的な方、薩摩武士気風をこよなく愛した(?)薩摩琵琶正派」の方らしく●更に二つの条件を要求する。一つ・・自他の神経をイライラさせない音二つ・・形のよいもの☆(理由として)・・神経が鋭敏になると琵琶の音に引き摺られて行く。そこで、琵琶の音がキンキンしたり、ガラガラしたり、キャンキャンしたりすると非常に神経が疲れる。・・・(略)・・前にも述べた通り、無神経で無い人である限りは 楽器の音に釣り込まれる、これは免れることの出来ない事である。モシ釣り込まれない人があれば、それは精神統一をして弾奏しない人であって、これは人間が弾奏していると認められない・・(略)・・・・處で、楽器が金属性の音を発すると、自分の声も金属性化していく・・・尚かかる琵琶は甚だしく声を取る・・(略)・・・自然と裏声を使うやうになる、裏声は亡国的声である・・・(略)・・・・☆・・・昔から薩摩では、座敷に琵琶と弓とが飾ってあると、悪魔払いになると喜んだものである。それから楽器は、単に音のみを以て佳いとせず、音と同時に、美術品であらねばならない。・・・・(略)・・・・・・・・・・・・・この「琵琶読本」インターネットで、「これはなんだ!」と書かれてたのを見た事があります。確かにどうしても、訳の分からない(?)「精神論」で、「薩摩琵琶楽器:歌」を論じている面も多く・・・現代人には??かも薩摩琵琶という楽器の「音楽書:解説書」だと思い「買ったら・・・???」惜しい!・・・貴重品なんですけどね!・・薩摩琵琶の歴史知っていたら、「読み方」を「工夫すれば」「基本知識を教えている、超有名薩摩琵琶演奏家の書いた本」なんですが・・・ポイントは、当時最大勢力となってきた「薩摩琵琶錦心流」を「否定」したい考えがあるからなんです。「薩摩琵琶=武士道:精神性」と言われていたものに、都会的感覚(明治後期の!)音楽性を付け加え、今伝わる形になりつつあった頃の 雰囲気を伝えてくれる本。この本でも解る通り、伝統邦楽では「裏声」は、けなされ・否定・されてました。お三味線で「裏声」が使われ出し、薩摩琵琶の世界で始めて取り入れたのが「榎本芝水先生」・・・凄い人気でしたから!・・・・・・・・・・でもいくつかは「納得」できます。高い本数で「キンキン・カンカン・ビンビン」そして「洋楽的な歌いかた」・・・新旧まぜこぜなんですね・・それも又時代の流れかな、それもよし、これもよし・・・歌唱力で人を惹きつける、そんな人出てくると好いな!!色々あるから楽しいのかな?
2005.09.09
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薩摩琵琶を,法事で演奏なさる、と言うビワンバさん。気に入っていただけたようです。よかったー!どうなる事か、と「はらはらした」そうです。私?イエ、イエ、家族!・・一応コメントを読み、目をつぶり・・お風呂に入り・・ベッドに入ったら、浮かんで来ちゃった!・・・こうゆう時「防音装置付きの部屋」欲しいですね!まさか都会で、夜中、薩摩琵琶弾けませんものね!人里離れたとこならナアー・・・でも隣りと数十キロ離れてたら、又怖がる・・・・芸術家が「気むずかしい」のは有名だけど、時間の観念が自分中心だから、一般の生活とずれるんでしょうね?・・ちょっと「納得」!「宝くじ」当ったら「防音装置付き」部屋getしま-す!(予定:未定)昨日の物もそうですが、薩摩琵琶歌と、一般にゆう「詩」とは少し違うんですね?どうしてかは解りません。「詩」として、美しく整っていても「薩摩琵琶歌」として節付けすると、ダメな物が多いような気がします。今やってみて、なんとなく「理解」できるものはあります。「節」そのものに、既に・独特の何か(イメージみたいな物)が色濃くあるので、「言葉:詞」は、余韻を・余情を残す「少し半端」な感じの物が遣りやすい?「体言止め:散文的」・・・あのオー私の、こ の 日 記 みたいです。(すみません)理路整然、秩序正しく・・・だと「ちゃんと粗筋を語る、長い長ーい、薩摩琵琶歌」になるようです。今は、短い物が求められますから・・・1曲15分だと、長いですよね・・★☆・・・・・・今日は少し「脱線」です。「SPレコード」ご存じですか?78回転の重いレコード。家にはこれが沢山あります。薩摩琵琶ばかり、三味線もあったのですが・・音質は今とは較べ物になりません。やっと録音した・・感じでも、マニアの方おられるんですよね!驚きです。雑音が多いので、毎日聞くと「耳」が疲れます。一種独特です。それ専用の「デッキ」でないと、再生できませんが●明治34年5月 英国グラモフォン会社(出張)、築地明石町で録音開始七寸片面盤:170枚、十寸片面盤:110枚 制作薩摩琵琶「平豊彦」、筑前琵琶「西國坊明学」落語「柳家小さん、三遊亭圓遊」・・・商標は「キューピット」さん●明治38年11月 米国コロンビア進出 東京銀座1丁目三光堂で録音邦楽関係 900枚(片面)制作薩摩琵琶「那須祐直、平豊彦」、筑前琵琶「橘智定」●明治39年(?)天賞堂 参戦?薩摩琵琶「吉水経和」、筑前琵琶「橘智定、大橋?」●明治39年7月 独逸(ドイツ)「ベカ」進出 邦楽録音三光堂受け持ち薩摩琵琶「木上武次郎」 130種 3000枚制作(1回のみ)●明治40年2月(?)米国ビクター薩摩琵琶「平豊彦、須田綱義」筑前琵琶「橘友子」はやり唄「ラッパ節・・・」●明治40年10月 日米蓄音機製造株式会社 エフ・ダブリュー・ホーン商会 レーベル(?)何種もあり、定価の種別らしい、定価は「吹き込み謝礼の多寡によるそうで、シンフォニーが高級品・・・・」シンフォニー 赤 角笛を持つ天使と鳥ローヤル 赤 翼を拡げた鷲アメリカン 黒 足に矢を持つ鷲ユニバーサル 淡青 地球と日月星グローブ 海老茶 絵柄なし ローヤルに 薩摩琵琶:永田錦心、・・・!!!やっと登場でーす明治42年から45年の3年間で1200枚(種?)制作 薩摩琵琶 永田錦心、岩見錦浦、那須祐直、萩原重子 大正元年(明治45年)永田錦心「新曲:乃木将軍」があります 筑前琵琶 高峯築風 日高旭鶴 ( * この時代浪花節が凄い人気:吉田奈良丸)●明治40年頃に出た物(コロンビア)薩摩琵琶「常陸丸:那須祐直」「広瀬中佐:平豊彦」筑前琵琶「露兵降伏:橘智定」講談「常陸丸:眞龍斎貞水」落語「滑稽日露戦争の咄」・・・・・・・・まだまだ、レコード会社の戦い(?)は続くんですが、やっと「永田錦心先生」でてきましたので、この当りで止め時ます。この本の編集者が琵琶に興味ないのか「永田錦心:石童丸」の録音がいつ(最初)なのかでてきません。・・・・・・・・・なんで調べたか?家にあるものが「日米蓄音機製造株式会社 エフ・ダブリュー・ホーン商会:ローヤル薩摩琵琶:永田錦心」なんです。曲は「別れの国家」もう全然「石童丸;永田錦心」先生とは別人!低音部が多く凄い迫力!ど迫力!弾法も「ズンダ!ズダ!ズダ!」で、もう男ぽい!正派顔負け!最初聞いた時、偽物だと思いました。「凄まじい崩れ」!調べて「本物」とわかったら「安心!」其れと同時に「曲により色々な顔」を持っていらっしゃる・・と改めて感心しました。「崩れ」凄い上手です。噂的には、「弾法はたいしたことない」と言われてましたが、そうじゃなくて、「出来るけれど」「過剰に弾かない」んだと始めて知りました。
2005.09.08
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ここ神奈川もへんてこな天気です、さっき突風に雨!2階の雨戸締めて、下に降りたら雨やんじゃいました。風は強いです。ビワンバさん法事で薩摩琵琶なさるんだそうです。ご家族・親戚のみなさん、お爺様の琵琶を見て、喜ばれると思います。仏さまも「にこにこ」です。●「真心」 作者不詳(上)誠の外に道はなし (中干)誠は神の心なり」 この御心にかなふこそ 人たる人と言ふべけれ (大干)忠と孝とは昔より (中干)我が日の本の基いなり・・略)・・・ 正行朝臣の孝心も 共に千歳をつらぬきて(上)父母につくさん人の子の 道の栞を残しけり・・・(略)・・・・・・・・少し古めかしくて、神さまだから、短くして・・・・・(謡い出:上)誠の外に道はなし」 琵琶略手(例タンタアータ・タン) (最初の方の中干) 父母に献げんこの調べ」 琵琶中干(下段の) (下)忠と (上廻し:変化するもの)孝とは昔より」琵琶略手(トン、シャラン) (止め)我が日の本の 基いなり」琵琶止め・・・・・・・・・・・・・まことのーほかにイー みちはアー なしー」 ふぼにイーささげんーンーン・ンンーこのしらアアーアーべエーちゅうと こうとはむかしイイーより」わがひのもとーオオオのーオオーオー(琵琶トン又シャラン) もといイイーイなアアーアアアりイ・イーイーイー・・・・・・・・なんてどうですか?基本的に薩摩琵琶歌は「短くなればなるほど、難しくなる」と言われています。短くした場合、聞かせる為(?)、プロとかコンクールでは、どこかに華やかで、難易度の高い「節」を入れてマトメているようです。私の最初の師匠は「これ」が嫌いでした。2番目の師匠は「難しいもの、人と違う物」が大好きでした。両極端な先生に就いたお陰で、どちらの言い分も理解できまーす!両方、時と場所で使い分ければ「好い」と思いました。私達はアマチュアですから、練習時間が充分取れるかどうか、結果「歌を充分に歌いこめるか、自分の物として・こなせるか」で判断すれば、と思います。時間が「ない」なら、馴れた「節」を使い「内容」で勝負!時間もあり、集中してチャレンジできるなら「難しい節」を!・・この短い物だと、変化のある聞かせる「節」は、「中干変調」でしょうか?最初と終わりは決まった型の方が無難です。「始まる感じ、終わる感じ」という点では、やはり「伝統の型」は凄いです。弾いてても安心しますでしょう?伝統には「負け」ますです!この辺を変化させる、プロ薩摩琵琶奏者はやはり凄い!(と思う)で、変調いれるとしたら「忠と孝と昔より」でしょうか?・・・・・・・・・薩摩琵琶歌は、短い物はないんですね。ビワンバさん作詩されたら如何でしょう?57調で仏さまへの気持ちをつづり、謡い方は「上:中干:上の変化型:止め」でまとめる、又は詩吟、和歌調でまとめる・・・・・・・・・・・・・でも、こうやって文字だけで伝えるのって難しい!!声だせば、簡単なのにね・・・口伝ってわかる気します・・・でも、自分の大切な人に献げる歌だから、謡い方は「自分の遣りやすい物でなさって下さいませ・・・・・・・・・ちなみに「同じ節」は連続して使わないのが「お約束」だそうです。だから同じ「節」の物が在る場合、どこか「1ケ所でも変化」させます。又「止め」という節は、「切り」と言う節に、大変似ています。だから「切り」ではなく「中干」にしてみました。
2005.09.07
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朝からやはり台風のニュースばかり見てます。関東も激しく降ったり、やんだり、降ったりと・・不安定です。どうぞ、進路にあたる地域の皆様きおつけてお過ごし下さい。・・落ち着きませんね正直言いまして・・・「6日夕方までに九州に上陸する見込み。」で、「7日午前零時には、山口県萩市の北西30キロを中心とする、半径110キロの円内に達し、7日午前には山陰沖に抜ける見通し。」だそうです。こんな日は仕事場でも手持ち無沙汰的(?)ですよね、友人が言ってました。そんな関係でしょうか、昨日の「ビワンバ」さんが「現在薩摩琵琶を独習してらっしゃる」とお便りお寄せ下さいましたから。・・◎琵琶をお持ちなんでしょうか?「独習できますか?」との事絶対に!とは断定はできませんが、「とても難しい」です。友人か家族かに「簡単でも好いから、琵琶の出来る人」が側にいませんと。薩摩琵琶は、「柱(駒)」の上に指を置き、そのポジションを押さえる事で、一定の音階が作られる・・・・んじゃ「ない」んです。「柱」と「柱」の間の、絃の上に、指の腹を当て、下方に押しこむ、つまり・・指先又は手首の力で絃を緊張させ(絞めこむ)、そして、一定の決められた音階を作ります。この「音階」が「耳」で聞いて覚えるしかないんです。物理的に「ナンセンチ下方に押せば、ある音階になる」・・・というわけにいきませんから。でも、伝統にこだわらず、全く新しい物として、自分なりに「創作」するんであれば可能ですよね?薩摩琵琶錦心流「永田錦心先生」は、師匠に就いたのは数回でしかなく、あとは独学で「一つの流派」を作られたそうです。昨日の「ビワンバさん」も私も、一定期間師匠につき、この難問を一応習得したので、「現在」独習可能な状況です。薩摩琵琶が普及しない原因は幾つかありますが、この「基本となる音」が「はっきりしない、解らない」事もあると思います。現状を暴露するようですが、特に中高年になってから、薩摩琵琶を始められた方々の、本音(?)は「音が解らない」・・・にあるようです。●でも一応解っていることだけ参考に列記してみます。(あくまでも参考!)1)まず、調律:調弦します。・・・過去の日記参照して見て下さい 例として1の絃、3の絃開放:最初の音E5=>余韻A2 とした場合(琵琶の状態によりA3にもなるようです?)2)四の絃の下段が一番使います。旋律的な奏法で多用します。音の高さは数字の記号で表記します(数字が多くなるほど、高い音です) 音階▲1の音・・(通称:座音)・・・A3 伝承では「調律した時の、1の絃・3の絃の開放の時の音」と同じ」とされています。この「音」を一つ上の駒(柱)で取る会派もあります。 音階▲2の音・・A#3(?) 音階▲3 ・・D4 音階▲4 ・・E4 音階▲5 ・・F4 音階▲6 ・・F#4(?) お稽古の口伝では、各音階の高さは「等間隔ではなく、”2”は”1”に近く”3と4”は”5”に近い」そうです。又通常は”5”の高さの音まで、使います。”6,7”だってあるんです!・・が、女性の高い声ですと、もう物理的に絞める事ができず「5」が限界のようです。男性でもかなり訓練しないと???3)四の絃の中段 音階▲1の音・・A2-?(?)・・ようするに倍音じゃない! 音階▲2 ・・A2かA3・・・倍音になる 音階▲3 ・・B3らしい4)四の絃の上段 音階▲1の音・・F3(?) 音階▲2 ・・G3(?) 音階▲3 ・・A3・・・・・無理矢理、洋楽の音階に近い物で説明すると上のようになる(無理矢理です!)んではないでしょうか?★薩摩琵琶の奏法では駒を同時に2ケ所押さえて、「音を少し高め」にする「奏法」があります。又凄い流派では、人差指、中指の圧力の違いを利用して、指を指定したりします。だから「不思議」な音になります。洋楽の音階に「あてはまらない」・・・・・・・・・・ね?鍵盤楽器のようには「ゆかない」・・納得いただけましたでしょうか?この音に関しては師匠の口癖「理屈は無用」・・の感じしますが・・・大体3ケ月から6ケ月で、この「音階」が「解る」ようです。個人差が大変激しいです。聞き取れる=>出せる・・・までやはり1年半~3年見たいです。・・・
2005.09.06
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昨日はコメント掲示板共に嬉しいお便りでした。有り難うございます。ビワンバさん今頃お仕事でしょうか。お祖父様の作られた琵琶があり、それを弾いておられるとの事。永田錦心先生の色々な曲がCDとして出ると本当に嬉しいですよね。以前ご紹介した、薩摩琵琶歌で使用される「節」の名称の説明、お役にたち嬉しいです。うれしさに(♪♪お銚子、オチョウシに乗り)追加でーす!★・・・永田錦心先生著:大正11年9月20日発行 「錦心流四絃独吟集」:教文書院より「曲譜の種類」◎「中干変調」 中干の調子にて出で順次下げるべし(注:永田錦心先生のこの形のものと、変化型(?)でしょうか、音の変化が大小の波を描くように動くものがあります。先生により一番違うのが、この変調のようです。榎本芝水先生の譜面では、半音変調、変調、中干変調の3種が見えます) ◎「半音」 地声の中、高低の中音なり(注:伝承では、地声の高い方:名称「上」と、普通に低い方:名称「下」との真ん中となっていますが、実音は違うようです。又2種あるように聞こえますが・低い方を「E3] 高い方を「A3」とすると、実音は限りなくF、F#になりそうです。一説には、「始めはなんの音でもよく、最終的に半音になれば好い」という大先輩もおられます。・・一番取りにくい音のようです。)◎「中干落(ち)」中干の調子にて半より突然地声に落すべし ◎「引上中干」地の調子より順次引き上げて大干の調子に至る。◎「引上大干」中干の調子より順次引き上げて大干の調子に至る。・・・・・・いつの頃からかは解りませんが、薩摩琵琶の教本から、附記されている「記号」の説明が「脱落」してもう「数十年」・・複雑な気持ちです。「口伝」が中心でしたから、先輩達は「気にもしない」んでしょうね?私如き者のメモが役にたつなんて、喜ぶべきか、嘆くべきか・・・ギリシャの哲学者の気分であります。または「おおーロミオ!」「オオージュリエットツ!」的心理でありまーす。ヤイ!「そんなのメモしたって、調べたって」とけなしたの誰だ!・・・と、昨日家庭内闘争で、私の勝ち!!・・でも好い教本が出ると好いですね!夢です!ハイ!気分変えましょう!●源義経:頼朝の源氏(光源氏ではありません・・念のため)一族には歴史上でも有名な人物が多いです。楽天ブックスでも街の書店でも関係書籍多くなりました。義経さん以外の方をご紹介!清和源氏一族の誇りとする武将が「源義家(みなもとの よしいえ)」この義家から5代目が「頼朝」さんになります。別名「八幡太郎」(1039?~1106年)弓に優れ「一矢にして三領の鎧を貫通させた」という伝説があり、天下第一武勇の士」と当時いわれたのだそうです。活躍は「前九年の役」「後三年の役」ちょうど源氏:平家の武士が台頭してきた時代です。薩摩琵琶歌でも曲名「勿来の関(なこそのせき)」があります。ばしばしジャンジャンと威勢よく戦う場面の物ではなく、奥州へ下向する途中、勿来の関の桜の下で読んだ名歌を中心にした、しみじみとした作品です。最近はあまり聞きません。「吹く風を 勿来の関とおもへども みちもせに散る山桜かな」源義家友人の友人の話では、長野の今はお亡くなりになった「とや どうすい」とおっしゃる方のこの曲が「今も耳に残っている」んだそうです。・・人生経験の深い人でないと難しいのかも・・・●この「弓が凄い!」と言うのは「やはり特別のようです」「るんたrunta」さんのご質問がこの方!「源為朝(みなもとのためとも)」別名:鎮西八郎(ちんぜいはちろう)、筑紫の八郎(1139?~1170?)義経、頼朝のお父さんの、兄弟になります。おじさん。幼いころから射技を得意とした。身長七尺(210センチ)、右手より左手が四寸(12センチ)長い。無頼な性格。親からもてあまし気味で九州に追放されます。それにもめげず?15歳にして九州の武士を従わせた剛勇の荒武者。保元の乱(父と子、兄と弟が敵味方になった戦)に奇しくも巻き込まれますが、この時二種の弓術をご披露!破壊力:一人の兵の鎧の隙間を射抜き、後ろの鎧の袖を貫通!(合計2人!)、鞍の前輪・鎧の草摺り・鞍の尻輪を串刺し(だんご3・・なんですね)命中率:兄義朝(義経頼朝のお父さん)と対決!殺さない為?義朝の兜の星(鋲)を射削った・・・・とあります。残念ながら敗北。(父)為義と味方した子供は、(長男:息子)義朝により処刑。ただ一人、「為朝」だけは、死罪を免じられ、左右の肘筋を切断されて、伊豆大島に配流。しばらくして、傷が治り?伊豆七島を制圧!南は八丈島、鬼が島(?)まで手中。これを恐れた「伊豆介工藤茂光」が朝廷に頼み(愁訴)して追討軍をもって、大島の為朝を攻撃・・・ところが、為朝は、追討軍と交戦せず(??)、自邸に戻り九才の息子為頼を刺し、自害・・・・・・・何冊か本読んだのですが、一応こんな感じです。ちなみに「強くて、性格も無頼」ですから、薩摩琵琶の歌には出てきません!ペケなんですねー?一つで好いから、歌でも詠んで「ホロリ、はらり」だったらナアー。この源為朝さん、「死なないで、琉球に逃れ琉球王家の祖舜天王をもうけた」という伝説があるんです!琉球にお墓もあるらしいです!今のところ、本州の学者さんは「伝説」説のようです。でも少しおかしいですよね?メチャクチャ強くて、戦う事を苦にもしない?兄弟とだって冷静に戦える人が、「交戦せず、自宅に帰り、自害」・・・攻めて来たのは他人でしょう?それに亡くなった年が2通りあります。1170年説と1177年説朝廷の指示ならちゃんと「記録」ありますよね?やはり謎多しですね?曲亭馬琴が「椿説弓張月」という、為朝を主人公とした英雄小説を書き民間に広まりました。超航海・英雄伝説の謎を追う
2005.09.05
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9月に入りました。昨日は防災訓練の放送が賑やかでした。関東大震災記念日:こんな記念日は嫌ですが、ハリケーンの被害も凄い。自然災害だけは、いつ来るか解らない。選挙の葉書が届きました。・・・・こうやって羅列しただけでも、「世の中忙しい」・・・薩摩琵琶練習できるだけでも、幸せなのかも知れません。・・・ずーと頭の中で考えてたんですが「癒し系の♪」「3で割れる拍子?」(注:昨日の[るんたrunta]の沖縄民謡の説明です)薩摩琵琶の「楽器演奏:弾法・手・合の手・手数」の中にも、あるんです!勿論、薩摩琵琶の歌の「節」の中にもあります。私は喜んじゃうと、少々解らない(?)事言います(よね?)すみません。薩摩琵琶の「歌の節」と「琵琶の手」には、約束が一応あります。薩摩琵琶に「お馴染み」の方は、又「色々あります:数種類存在します」・・・て、言いそうな気がしますでしょう?・・・「ブウーブッブッ」でーす!はずれ!イエイ!このお約束はみんな仲良く「一緒」なんです。よかったですねー。本当!たまには統一見解があって欲しいです!筑前琵琶も同じです。えーっと、「雅楽の楽琵琶、は歌なかったと思います」「盲僧琵琶」も解りません。平家琵琶(平曲)も「平家物語の話の数だけ、曲があるので、解りません。・・全曲聞けない気ですから」どんなお約束かと言えば例えば◎「歌の節」が「切り(きり)」と言う名前の場合、次ぎに薩摩琵琶で弾くのは、やはり「切り」という名前の手を弾きます。◎「謡い出し」と言う名前の「節」を謡う場合、これだけは「例外」で、謡う「前」に、「謡い出し:弾き出し」と言う名前の薩摩琵琶の手を弾きます。◎これを整理しますと 歌の節 薩摩琵琶の手 謡(い)出(し) 謡出(し):弾出(し) 切り 切り 大干 大干 中干変調 中干変調受け 中干止 中干止めの受け 中干投げ 中干相の手 崩れ 崩れ 吟替り(吟変) 吟替り(吟変) 止め 止め・・・・・・・・・名称については各流派:会派で、多少の違いがあります。また筑前琵琶さんでは「千鳥」とか、優雅で、可愛い名前がちゃんと就いています。薩摩琵琶より、細かく決まっておられるように聞こえます。可愛い名前では、一応・薩摩琵琶:晴風会さんの流れに、崩れ4の手に「花簪(はなかんざし)」と言う名称があります。他の会にも似た崩れありますが、名前はついてないと伺いました。・・・・・・とまあ、こんな「お約束」のあるなかで、「歌によっては、伝統の形の手では、歌と合わない」物もありますから、薩摩琵琶の演奏者の工夫と苦労と腕の見せどころ・・・なんであります。やっと本題に戻りまして、この伝統の節の中で「吟替わり」と呼ばれる物が歌として、「悲哀:悲しい:無常:少々センチメンタル」。「中干」も話の筋によっては、「もの悲しい:やりきれない:寂しさのある美しさ」なんです。謡う人によって多少の「リズム感」の違いはあるんでしょうが、調べてみると、5拍と6拍の繰り返し、とか、3拍の繰り返しが多い見たい?5拍も、2+3だったりしてます。洋楽と同じに考えてはいけないんでしょうが、2や4より、3又は3の倍数の感じの方が「独特の感じ」がするのは、「洋楽の3拍子の曲」と似てるな・・・って思います。ここまでくると、人間の持つ「感情」なんでしょうかね?ただ、薩摩琵琶の場合何拍子系であろうと、使う「楽譜:弾法」の譜面は同じ物を使うので、リズムの表記がない部分難しいです。この点についての指導が、「個人のリズム感だから」と言われると・・・????追伸:(22:30)友人達と六本木(!)で夜遊びでした。なぜか「絵文字に話題集中」!好評でした。薩摩・筑前・・・お次は何?との女性軍から期待の声高し!凄い!タイトル変更しましょうか?
2005.09.02
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昨日はチョット「はしょり」ました。手抜きばれちゃいました。すみません。直ぐコメント下さり、有り難うございます。頭にどうしようかな?と、正常に浮かんだのですが、書いてる時に「お寿司」が届きまして、あの誘惑的香りに負けまして・・昨日の補足になります。(ムチと飴みたいですが、)るんたruntaさんから戴きました。キャハ!お気に入りです。ご紹介!∇(´∀`)Г ←筑前琵琶の女性奏者の優しさよ!φ(・ι_・)ゞ メモメモ ←熱心な読者がメモなさってます。右:ペン、左「聞こえる!聞こえる! ∇(^0^)¥ ← 薩摩琵琶奏者、両脇の琵琶と撥ただ今イイ処! ・・・・・・・・・・「薩摩琵琶歌が「7.5調」で整えられて出来ている。・・・これは、チョット気の利く(?)琵琶関係のホームページや、ブログでは、良く言われてます。基本なんですが、そのまま「歌う」わけではありません。あのままだと「文章読んでるだけ!」になっちゃいます。「語り」なんですが、一応「音楽:歌」でもありますから・・と言うわけで、基本の上の、歌唱テクニック、リズムの分野に入ります。日本の伝統的邦楽では、洋楽での概念「リズム」を、「間 (ま)」と呼びます。似てるんですが、少し違います。(学者ではないので、誤解生じたらごめんなさい。)解りやすい言葉で言えば、薩摩琵琶の奏法でも「洋楽の休止譜」が「ありそうで、ない!」・・でも「なさそうで、ある!」?歌にも、一定の拍子が「ありそうで、ない!」・・でも「なそうで、ある!」?んです。薩摩琵琶にかぎれば、「サワリ」とやはり関係しているようです。・・・・・・・1)●「7.5調」で、書かれた物を歌うときに、「字数が足りない時」、「強調したい時」、「節を付けたい時」・・・> 母音を伸ばしたり、「アアア」と何回か繰り返して、「一定のリズム」に整えてます。2)◎ 発声方法になりますが、「が行」とか「き」「て」とかは、(関東の標準語が中心ですので)とても、きつく、汚くきこえます。凄いケースでは「つば」が飛んでくる???・・又歌ってますと「言いにくい」。聞く人から言えば「ハッキリ聞こえない」んです。詳しくは又ご紹介させて頂きますが、ほとんど、「鼻濁音:鼻にぬく、鼻に響かせる、鼻にあてる」という手法を使います。カラオケが上手く聞こえる方法として、「ン」を付ける・・・「あれ」です。「な行」「ま行」「が行」です。・・・当然「ンなんとか」と歌うので、微妙にリズムが替ります。中途半端だと「ふんがふんが」(?)です。☆・・・今日は 1)について「生み字(ウミジ)」「字送り」「ユリ」「こぶし」とか、色々な言い方がされているようです。「ユリ」「こぶし」は民謡とかで、良く言われる「手法」ですから、厳密に言えば少し違うかも知れません。・・どちらにしても「母音」の扱い方の手法のようです。この「やり方」が流派・会派・先生により、少しづつ違います。そして、お弟子さんの立場から言えば、よく分からないし、習得に何年もかかる・・・んです。例:(花の会津)白虎隊 「戦雲暗く陽は落ちて 古城に月の影悲し」歌謡曲として、流行ったものを榎本芝水先生が「薩摩琵琶歌」として作曲した物です。薩摩琵琶の演奏会でも聞きます。LPレコードにあります。これを聞きとりますと・・せんうん・ン・ンー」薩摩琵琶トン くらくひはおちいテエ・エ・エッ・エー」薩摩琵琶トン、トン、トンこじょオオーんにいー つきイんの(オ)ーオッ・オオーかんげ(エ)エ・エーエエー かんなアアーし(イ)イー」薩摩琵琶長く弾く ・・・・・と、書くとなんて面倒なんでしょう!になります。最初なんだか「さっぱり」解りません!本当にです!この、なんだか解らない「状況」が数年続くのが現状のようです!「節」と言われる物の大半が「この母音を何回言うか!」になります。この事を説明してくれる師匠は「ほぼ好い師匠!」ですね、そう思います。・・・説明なしが普通のようです。たまたま「紅葉狩り」という曲の時、「節取れないでしょうが・・・」ておしゃられました。聞いてましたら、やけに「アア・ウウ・エエ」となさる?フンギャなんじゃこりゃ?質問すれば又拗ねる(親でもう、懲りてましたから)1週間かけて、テープをスローにして、何回言ってるか、その「ア」は、上ってるか、下ってるか、詳細に(?)メモして、当日そのままやりました!お答え「良く節取れましたね!」・・・最初から説明してほしかったナアー(ヤッタ!でも??・・)ただ、「せん」♪「うん」♪、となさる会派もあります。別に「絶対ダメ」な、わけではないんです。2文字を1拍でなさる方は大変多く、大体のお師匠さんの講評は「ボソボソ」「歌ではない」と、なりますが・・・。後年、この「母音を何回言うか」にも、ちゃんと「心地良く聞こえる法則がある」事を知りました。「ア・ア」の動きは、「一音:洋楽で言う半音の巾」で上下した物の方が好いこと。洋楽の「ビブラート」は邦楽では、あまり評価されない傾向に在ること(ちりめんと言われるようです)。又はっきり「言いなおす:ド・レ」と言う初歩的な物から、「ド=>レと確かに音は変化するけれど、言い直さず続いた感じの物」まで、細かい技は沢山あるよう、聞こえます。個人の追求課題のようで、「どうやっても好い」でも、流麗に聞こえるか、体操のかけ声みたいになるか「されど、??、なれど ??」のようです。・・・・・三線の世界では「入れ歯」になったら「上手く歌える」とか、じゃ「あきらめずやりますか!」・・るんたruntaさん情報[昨日コメント参照]・・・・・気にいったので、もう一度!∇(´∀`)Г ←筑前琵琶の女性奏者の美しさ!φ(・ι_・)ゞ メモメモ ←熱心な読者がメモなさってます ∇(^0^)¥ ← 薩摩琵琶奏者、両脇の琵琶と撥ただ今イイ処!
2005.09.01
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昨日は眠かったです。朝2時に起きて、コーヒー飲んで日記書いて・・・でも新発見!早朝の3時なのに、「パソコンの向こうに起きてる人が居る!(いや、寝てない人?)」凄い人もいらっしゃる!私尊敬しちゃいます。夜寝ないなんて・・・いつお眠りですか?昼間?いやいやお仕事かも。いやいや、お仕事なら、私如きおばさんの日記になぜ?でも有り難いことです。登録押したら「ハア?アクセス数字がピコピコ動く?(最終的アクセス107・・???)」・・・一応、恥ずかしいですね!???恥ずかしいなら止めれば好いのに、こうゆう種類の感情は、私の場合、どうゆうわけか、遅く発生する。(?)終わって寝て、起きて、食事して、洗濯して、まだぽやーとして、夕方になって、やっと「発生」!・・・・心理学的考察が必要だ!(私一応、教育心理学・単位とったけど、書いてなかったなー)・・・ちなみに「構想ねって、資料集めて、もやもや・ぶにゃぶにゃ・ぐずぐず」と、してる時が一番楽しい。いつも頭の中がスキップ・ラン・ランの子供の頃になる。誰もじゃましない!・・・でも、優等生的教育受けてたので「お約束は守りましょう!」の言葉がよぎり、「マトメ」なくちゃーで、対外的行動にやっとこさ、となる。きっと「創作するとか、創造的お仕事」とか、の魅力って「自分に戻る」こんな所にあるのかな?でも、いつのまにか「スランプ状態脱したようです」有り難うございます。本当に昨日の作品が、演奏する機会があるのかどうか解らないけれど、とても勉強させて頂きました。読んで下さった方々に、お礼申しあげます。考えようによっては、琵琶のコンクールより難しいです、コンクール無視した分、修行が違う形でやって来た!(手本にすべき物がないから。)・・・・自分への反省も込めて・・・ご紹介・・今と変わらないですねー◎薩摩琵琶「永田錦心先生著:水声:大正15年 新年号より」 新作歌選後感さきに水声紙上に於いて募集しました新作琵琶歌の選をこの程終わりましたので、選後感と共に、新曲に対する私の考えを少し述べてみます。・・・(略)・・・いつたいに在来の琵琶歌に囚われ過ぎていて、独創的な清新味に乏しく、新曲として発表するだけの意義ある作はなかつたのであります。独創的といふと何でも変わったものでさへあればよいかの如く勘違ひして、義太夫の世話物から題材をとつたやうな作もありましたが・・・(略)・・題材としては史実から得たものが大部分でしたが、事件なり人物なりを的確に把握して表現し得たものはものは殆どなく、・・(略)・・文章の拙さや てにおは の間違い位は専門家でないから致し方ないとしても、あちらから一句、こちらから一句と拾い集めたやうな文章が多くて、渾然とした感じのする作がないのです。・・・・(略)・・・現在の歌曲としては・・・(略)・・平常一般に行はるるものとしては誠に少なく、且つ又時代の進展に伴ふ 不満を感ずる曲も多いので・・・・(略)・・今後発表すべき新曲を 有意義に活用して行きたいと思います。それによつて、琵琶会といへば いつも極まりきった曲目が出る と言はれるやうな弊害も 自然と除かれる事と信じます。新しい好い曲を得るといふ事が困難であると共に、これを生かして謡ふといふは弾奏家の重大な責任である事を各自自覚せられて、より充分に研究せられん事を切望します。(をはり)・・・・・・・・・・はい!努力します!・・・
2005.08.30
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今まで紹介した薩摩琵琶曲の中で、詞が気に入り「自分で作曲してみたい」と言われ、「真面目に(?)」薩摩琵琶の「作曲方法」調べてみました。答え:なんにも、どこにも「書いてなかった!!」です。不思議だな+そうだよね・・であります。まず「マニュアルの無い世界」なんですよね??10数年の薩摩琵琶修行で、聞いたり、想像したり(?)した事まとめてみました。薩摩琵琶の歌の場合、洋楽で言う「作曲」とは「異なる」んだと思う!作曲と呼んでいいのかどうかも「不明」。人によっては「譜付け」とか「作譜」又は「編曲」とか色々です。理由は、「伝統的節」はもう「遙か昔」に誰か知らないけれど、「作ッテおいてクダサイました」。「それ」を作られた歌の「箇所」に、当て嵌める「作業」ですから。どこに、(例えば)中干と言う節を付けるか、これが「会派:先生」によって少しずつ異なります。でも「マア難しい事は、お偉いさんにまかせて」・・・この作業が出来る人は「先生に教わらなくても」、自分の好きな歌が、いつでも演奏でき、HAPPY!。出来ない人は「新しい曲やりたくて」、民族大移動よろしく、先生を探さねばなりません。掛持ち「お弟子」さん(?)は、暗黙の内にダメなんですが、良くあるケースでもあるんだそう。先生には先生のご都合、理由・面子・体面おありかと思うのですが、薩摩琵琶が好きな人にとっては、切実な問題!!(・・だと思う)なんで教育しないのかな?自然に出来る、才能ある人が優秀なわけ?でやり方です。1)歌をまず読み、文章を段落毎に分けます。大きな段落。小さな段落。場面の変わる所が「大きな段落」・・・これ大切。これから先は「パズル」と同じで、自分が判る出来る所からやるのがコツ」!2)「崩れ」でやりたい所を探します。戦いの場面、急ぐ場面、急変する場面。3)「吟替り」が合いそうな所を探します。悲しい場面、悲哀のこもる心理描写の所、悲哀が原則だそうです。4)歌の始めから、最初の大きな段落までは、今まで習った「歌」を参考に、一番感じが「似ている」歌を探し、「マネ」して当て嵌めると、ヤリヤスイです。後でいくらでも、変更できますから・・ちなみに本当の「一番最初の文句」は「地の上」が普通。特殊な「宗教的雰囲気」を出したい時は「半音」・・・でも歌うのは難しくなります。最初から「戦さ、火急な場面、武士の名乗り」の時は「大干」から・・・これも、音感の好い人・緊張をあまりしない人向きかも。出鼻から「最高音」がパット出る・・・もうプロだと思うけどなアー・・・失敗の確率高し!5)同じく歌の最後の「段落」これも、感じの似ている「習った歌」を探し出し、マネがやりやすいです。本当の終わりの文章は「止め」これ決まり!6)1~5を当て嵌めて、残ったところが、難問:難関:腕の見せどころ?一応使うテクニックあるそうです。◎地声の領域の「上・半音・下・地(下の半)」の使用 淡々とした会話、事実経過の場面・・・どうしても地の声は「普通」だから◎中干の連続使用・・地声では「まだるっこしい、のんびり過ぎる、強調したい」時使うと効果的。◎「段落」の切れ目は、一つの終わり。終わりは「中干止」が原則。中干の止めで終わった感じになるかやってみる。終わりにも、「完全終了」と「余韻?未練?がありそうな終わり」があり、前者が「普通の中干止」「後者が中干投げ」が普通。高度になると「色々の変化系」をところどころ入れる。(落とし、送り、流し)◎節を聞かせたい・・変調・吟調系を填め込み、使い聴かせる(!)・・歌えればの話◎「上と上、下と下」とか同じ「節」が連続した場合、どちらか一つを「変化」系のものにする、のがルールだそうです。例:一音(洋楽で言う半音分)高くする。後半を回す(音の上がり下がりをつける)節にする。◎「同じ節」は連続シテ使わない。一音でもよいから「変える」・・・・・・・・判っちゃいますが難しいです。◎ 強調したい「処」の前は「淡々?普通?」とする・・・そうしないと「強調」は生きない・・・と言う意味のことを、永田錦心先生は書いてました。なるほどと「納得」でも、時ドキ忘れます。・・・これも「難しい」7)歌ってみて、うまくいかない場合は、ほとんど「前後のつながり」に問題あるんだそうです。・・・で、うまくいか無い「箇所」、の「前」を「いろいろ」やってみる。・・・試行錯誤の繰り返し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・プロ薩摩琵琶奏者ではないので、大先輩やプロが言った事の「メモ」です。最初から「変化に富んだ、素晴らしい譜付け、作曲」が出来たら「天才!」でもやらなければ、「出来ない」ですものね。やってみて気が付いたのは「自分が歌える程度(レベル?)でしか、その時には、作譜・作曲できないいんだな」・・・を実感しました。 追伸:直接役立ちませんがご紹介 作曲家◎人と作品 武満 徹
2005.08.22
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昨日は暑くて、週の中日で、お疲れなのに「炎!」でよけい「暑くなっちゃいました」すみません。でも「見ました?」るんたruntaさんの「コメント」・・・なんとなく「泡盛」の香りしますが、「凄く・的(!)得てるんです」感心しちゃいました。どんな方なんでしょう?「三線やまねこ」ちゃんの「2段目のお供の子山猫」がお休みだから、気になってますが?夏向きの「涼しく・軽め」で、又は「阿波踊りの如く、エイサーの如く、夏祭りの太鼓の如く・・・スカッ!楽しい」・・・無いんですよね!だから「話題選び」結構、苦労してる・・・(つもり、ん?でもないか?気まぐれに浮かぶ事、書いてますものね・・・すいません)薩摩琵琶は、伝統邦楽としては「語り」という分類!だから「物語調」が多いんです。古典曲の名作はほとんどそう。長い、な・が・い・物語!でも、今風に言う「歌:散文詩」的な物もあります。「端唄」的かな?◎桜狩、紅葉狩り(2種有り)・・桜・紅葉にちなんだ物●春の調・・松にちなむ「目出度い言葉」のオンパレード、お正月用◎管公、送別、月下の陣・・それぞれ「歌」の中の「詩吟」「和歌」が中心の構成、詩吟の好きな人が多いからでしょうか?●武蔵野、蓬莱山・・・・・薩摩藩時代の教訓的歌・・歌の内容は「武士道」賞賛的ですが、「古い、歌の節」がそのまま残り「勉強にはなります」。◎夢、物狂い、棄て子・・・しんみりした物、でもこの頃はほとんど歌いません。少々人生観が「無常的過ぎる?」・・・・・・・・・・・・・・自分で、自分の頭整理、のつもりで書いたのですが・・・「今の感覚の歌」とは、少々異なりますねエー・・・・まいったな!!●静、重衡、母の教え、須磨の春・・・・長い物語を短くした作品だから、「時代物」を「借りて」、自分の思いをその「主人公」に託す・・・物語形式が好まれるんじゃないでしょうか?又、「古典芸能」らしくなる?・・・・・・・・・・・・・・ただ、反論するわけではないですが、新しい試みの歌あります!「浅野晴風先生」!!・・薩摩琵琶:山下晴楓先生・岩崎玄龍先生の「お師匠さん」。薩摩琵琶晴風会の初代会長、大変に風格があり、親分肌のタイプでいらしたようです。(追伸:「ばかやろう」しか言わないと評判でした。でも「ばかやろう」にも「2種」あるんだとのことで、お弟子さんは「これを」聞き分けてたそうです。・・・「ばか」は「悪い言葉」ですが、それでもお弟子さんに愛される?・・・凄いですね!)薩摩琵琶永田錦心先生、ご存命中にも、活躍なされ、戦後の活躍も凄いパワフル!!「落語家」さんと同じ舞台で、「薩摩琵琶」で勝負したり、新しい試みをなさいました。新曲も次々と発表し、内の「親」など「英雄」扱い!いつでしたでしょうか「せせらぎ」という「浅野晴風先生作詞(?)」を聞きました。奥深い山から「発生」した「水の流れ」が、だんだんと「流れ」行く情景を歌ったもの。そのなかで、「宇宙の銀河」から「流れおちる河!」も出てきて、面白いし「現代的」!最初の方に「謡いがかり」の「歌唱法」が出てきたり、様々な「節」が出てきて驚きました。聞くと「楽しいのですが、」謡い演奏すると「難しい」かも・・・残念ながら「浅野晴風先生」の一門・流れでしか、聞けませんが「こうゆう歌」欲しいですね・・
2005.08.18
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沖縄の[るんたrunta]さんの今日の日記、凄く「パワーフル」です。私より早く見た友人が「興奮」して電話くれました。「どうして、薩摩琵琶歌には沖縄の島唄のような歌ないの?」本当・・・「無いんです。」残念だけれど、・・・きっと「これから出てくる」と期待してんです。だって「歌・詩・唄」だもの、心に感じる事、それを表現すること、共通だもの・・・きっと「出てくる!!」薩摩琵琶の奏法としては、「怒り!無念さ!やり場の無いくやしさ」これを表現するとき、「崩れ」という早いアップテンポの物を使います。伝統的には、「戦いの場面」の描写に使われますが、「そう、とばかりは、限らない・・」この薩摩琵琶の「崩れ」に関して、始めて作曲したとき(雄大な宇宙:銀河星雲、を取り上げたのですが)、「戦いでないのに、崩れ使ってる」と、大先輩に「批判」されちゃいまして、落ち込みました。(ガックリ、ションボリ、グッタリ・・・涙・・)その後「調べ」ましたら、私の勝ち!!薩摩琵琶:永田錦心先生の「羽衣」で、天女が「羽衣を返して貰い、空に舞い上がる時」ちゃんと「崩れ」を使ってました。勿論「戦いではないので」・・・と奏法の注意は書いてありましたが。話を「もとに戻し」まして・・「怒り、無念さ、感じるが、だからと言って、ヒステリックに金切り声で怒鳴らず(?)、他人に殴りかからず(?)」と言う心理状態ですと、どちらかと言えば「男性的感情表現」と、薩摩琵琶では「なる」頻度が高くなります。・・・昨今の男女の心理描写とは、若干差があるかも????こうゆう「時」、凄い「薩摩琵琶の奏法」が「伝統として伝わって」います。どうするか???ただ一音「バシッ」です。この「音」が凄い。「乾いた音」と言われてますが、簡単に「出ません」20数年かかります(んだ、と薩摩琵琶の「これが」出来る方は、申しておるとの噂であります!)薩摩琵琶の伝統的奏法「はたき」なんですが、好みもありましょうが、使う人は多くなりました。でも「これが歌」と「マッチ」しているのは「数人」(かな?)薩摩琵琶の「伊集院流」が「これが凄い」・・一曲の中で「一回(位?)」しか使いません。そうです、山下晴楓先生・岩崎玄龍先生のお二人が「現在の承継者」!薩摩琵琶は「一音・一音」の世界と、大先輩は申しておりました。(ただ、最初の師匠は言わなかったな??節・節しか言わない???)・・・戦争反対!、平和であるよう「国」は「舵取り」を誤ってほしくない!東京の選挙結果の行方で「多少は、国民の意思」は反映されるんだろうか?だから、今日は、私は「バシッ」「バシッ」と「打ち込み練習」しております。「ンニャロメ!」「バシッ」「ア?バ?戦争好きな人なんて!」「バシッ」であります。夏負けしてますので、「やけに」、お腹が空きますが・・・ところで、「やっと」私目の薩摩琵琶曲「夢見童子パート2」、ホームページに「揚げられました」聞きに寄り道してみて下さい。ちなみに「7月は39アクセス」でした。有り難うございます。薩摩琵琶とは直接関係ないのですが、ご質問ありましたので・・「ホームページヒルダ」で作りました。はアー難しかったです。あれで簡単??友人が何回か「来て」くれて作りましたが、帰ると「もうお手上げ!」で変更不可能!!「消したり、壊したり」は直ぐできんですが・・・
2005.08.15
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夏8月、薩摩琵琶の世界では「琵琶楽協会のコンクールの予選(薩摩筑前)」のテープ審査が終わり、9月の「本戦の出場者」が決まった頃。この夏の暑さの中での薩摩琵琶の「練習」が「勝負の分かれ道??」・・外野席の薩摩琵琶仲間の口達者な人達内の噂では、昨年は、「猛暑に負けないタイプ&タフな人達」が「入賞者(4位まで)」を占めていた・・・「技量じゃないみたい」と言う友人も??・・・でも「一理ある!、人を惹き付ける魅力、発散するパワー、相互に関係あるものね(と、思う)・・これに興味ない、又は関係ない人達は「秋の薩摩琵琶のお温習い会に向けての練習」。やはりこの夏が「山場」!!暑さに「グッタリ、ゲンナリ、寝ても疲れた?」してるうちに、すぐ「9月、10月、11月」・・・光陰矢の如し。歳月人を待たず。・・・「月にお団子の季節」がやって来る。「師匠・親の関係で真面目に薩摩琵琶のお付き会いしていた頃」有ることに気が付いた!!「行楽シーズン:旅行シーズン:食欲の季節」女性同士なら、「うきうき」「そわそわ」の頃、「私はとても忙しい・・・家に閉じこもり、薩摩琵琶の猛練習!!」・・・遊べない??・・でも、猛練習して、薩摩琵琶のお温習い会で「ヤッタ!」・・この「達成感」は、「上手い!下手!」という「他人様からの評価」とは「別」に「ある!!」・・・それに、これも途中から「気が付いた!」。。。何も「他人が評価採点しなくても」・・・なんとなく「薩摩琵琶を演奏していると」「暗黙のうちに、どうも、勝負はついてるらしい???」・・・???アマチュアはアマチュア同士「薩摩琵琶の演奏の、良きライバル」。ライバルと云うと、怒る「師匠」もおられる。「精神修行の為に薩摩琵琶をやっています」と、おっしゃる。「競争ではない」とお叱りになる。・・・でも「ウソ」「偽り」に近いと感じている。「ライバル」が居るから「孤独な練習に耐えられる」「夏の暑さ、遊びの誘惑(?)にも負けない??」・・「良き競争、良き競いあい、を認めない師匠につくと、もんもんとする・・・だろな・・自由:闊達:活気のない流派会派だと、楽しくないものね」。才能ありながら「琵琶楽コンクール」に「応募」できない、悩む友もいる・・・個人の選択だけれど、「自由が好い」と思う。「学ぶべきものが無い」、と判断できたら勇気を持って、退くのも道かな??人生しかり、薩摩琵琶しかり・・・だよね。・・・・・・・・・・・・・・・・随分「表題」とずれちゃいました。「答え」はあると思う。「歌を中心に、習熟する。歌をつっかえず・淀みなく、何を語ろうとしてるのか、強いのか、弱いのか、早いのか、ゆっくりなのか」未熟でも、どこか一ケ所に、自分の思い・感じる事を「イメージ」して、込められたら、きっと「誰かに」伝わると思う。私はそう「やってきたけどな・・・」薩摩琵琶を弾けるかどうかが、多くの先輩は「中心」みたいだけれど・・薩摩琵琶の演奏は最悪「タタンタタン」だって、「トン」だってかまわない。・・・プロ薩摩琵琶奏者は「薩摩琵琶の演奏」をお客に聞かせるけれどね・・「歌をこなす、こと」、「一曲の歌、としてまとめること・・・スキのある歌にするな、ただやってるだけ・・はダメ」と薩摩琵琶の先輩は表現して下さった。・・・・・・・・・・本当は「とても難しい問題!!」・・・・・・・・・・昨日「アクセス98」(ウソ??)、あと2ケで「100だったんだ」??家族内で「分析」に熱中!!理由はきっと「表題が少々品が悪い・・んで・・・誤解してアクセス人が多数」なのでは??・・・ごめんなさいね・・暑い中「誤解しても、何しても大変な事」有り難うございます。
2005.08.11
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薩摩琵琶が大好き・・・でも「壁」もあるから、るんたruntaさんが良いアドバイス下さり暫く・・・「休み」じゃあなく・・・(閉店すると思ったでしょう??)・・・ヘタなもう一つの「横好き」・・・大好き薩摩琵琶奏者の応援歌・・ご披露しちゃいます。よく「このブログ」という物わかりませんが、自分を見直すきっかけになりますね???下手な横好きに「お付き会い下さる」皆様にどうぞ、「元気」が届きますよう!!●曲名「清瀧 笑って 龍になれ」桜花咲く 春の季節のうれしさよ」染井吉野や 山桜 しだれさくらか 八重桜」そよふく風に 誘われて 春のひざしにまどろめば夢のなかでも 思案顔」 人生はいろいろ 心のままに生きられぬ飛び交う花の身の軽さよ この身風にあずけよか舞い散る花を身にまとい」清瀧 笑って 龍になれ 大空高く舞いあがれ」 雲行く空をどこまでも 連なる山々飛び越えて」輝くツメは宙(そら)を裂き うねる体は雲を呼ぶ風はおこりて木を揺らし 恵みの雨を降り注ぐ」清瀧 笑って 龍になれ 水に潜めよ 地に潜れ」目覚めてみれば さくら花散る 春日暮れ」春一日の 夢か まぼろし 薄紅さくら」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・何年か前、地域の催しもので、人寄せ「パンダ」よろしく「鳴り物で、お金かからず、時間・注文に文句いわず」・・・・の難関(?)に「適合して」・・・薩摩琵琶を披露しました。その時、皮肉にも「一番皆さんに受けた曲」がこれ。どうしてかしらね???2日間の拘束、出演時間:演奏時間良くわからず・・・・結局4曲演奏しました。友人の依頼だから、アバウトな人柄も良く(認め)知ってましたので、「薩摩琵琶の古典曲ばかりでは??」飽きるだろうな・・・なんか「わかりやすい現代的な」・・・というわけで、薩摩琵琶奏者「岩崎玄龍先生」の前のお名前が気に入り・・応援歌宜しく、もじってみたわけ・・・見ず知らずのかたに、呼び止められこの曲につき「なんだか分からないけど、ウンウンて感じなの、貴女の言う事、そうだそうだなの」とおっしゃって下さいました。「うまい・へた」より本当に嬉しい言葉でした。作詞としては、公開演奏は「始めて」・・・今こうして、時間が経って読み返すと、「知らない強さ、怖い物知らず」の強さですね・・・まだ「未熟」でも、なんか楽しい感じ・・・
2005.08.04
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皆さんお元気ですか!連日花火大会で「夏」ですね!!・・・花火はスカッとします。音も凄いけど、どこまでも「黒い」空というキャンパスに、ドヒャッと「色絵の具」ぶちまけた(?)ような、「でかい!」「大きい!」「広い!」といった「ワイルド」な感じが「たまりませんね」・・・常日頃、狭い空間で生きてるからでしょうか・・・花火師さん達は命がけで、この夏の花火に望む・・・というお話聞いたことがあります。「火薬」という「武器・弾薬」なのに、こんなにも「美しい・広大な夢のあるもの」を生み出してくれた、先人に感謝してます。・・花火大会が終わる頃は「もう」夏の終わり・・・暑くて、暑くて、そろそろ夏疲れ・・・・毎日「グータラママ」よろしく、なにもしない(?)一日になりそう???すこしづつでも、一日大切にしなくちゃ・・・あの懐かしい(?)学生時代「お受験」の頃、の自分が「信じられない」!!!こうゆう時は薩摩琵琶の「偉大な人」のお書きになった「物をじっくり読んで」・・・・頭冷やして、お腹満たして、偉人・賢人・天才・スター(奇人?・変人?)・・・の異なる次元を「堪能」しましょう???薩摩琵琶錦心流創始者:永田錦心先生の名文をどうぞ・・・●永田錦心著 「愛吟琵琶歌之研究 巻一」の「附録より」 昭和2年発行人気と練達の道・・・(略)・・・更に、表面的な人気と、真の芸道の練達との関係について、私の考えの一端を記してみたいと思ひます。・・・(略)・・・芸道に携はるすべての人にとつて、第一義的問題は、自分の芸の練達を図るといふ事の外には何もないのであります。人気を得んが為、名利を得んが為に 肝腎の芸を第二義以下におき、敢へて俗衆に媚を売る如き態度 に出づるのは、まことに卑しむべき、恥づべき事であらねばなりません。所謂人気といふものは、表面的で、極めて移り易いものでありますから、少し目先の変わった、新しい事をやれば、すぐに集まつてくる。そして飽きればすぐに散じてしまう。・・・(略)・・・・新奇を好む米国あたりの風潮では・・・(略)・・・一時的にパッと人気を得る事に腐心し、凋落が来ようとも、一時さへ人気の中心となり得れば以て満足・・・(略)・・・然し 東洋的な芸道の真髄は、年と共にいよいよ深味を加え、洗練を重ね、以て 最後絶対境まで 到り逹しようとするのが本道であります。・・・(略)・・・人気と芸術的良心ーーーーかうした 二つのものに板挟みになって、進退両難に陥って居る人 は 少なくないやうに思われます。「新奇な試み 必ずしも悪いとはいわない」と私は技巧を論ずる場合にも申しました。個性に根ざして新しい道を求める事は、寧ろ喜ぶべきであります。そこには無論幾多の欠点はあるでせう。然し、欠点のある事は一面前途の希望を語るもので、小さく完成したものよりは 大いに望みを嘱すべき點があります。新奇を立てながら、そこに一つの型をこしらへてしまつては、駄目です。・・・(略)・・・・個性を発揮する為には、容赦なく既成の型を破るだけの勇気であつて欲しい。それと同時に、自分自身の型をさへ離れて、最後の奥義たる深處に 突入すべき練達が必要であります。剣道に「守、破、離」といふ事があるそうです。・・・(略)・・・即ち 未熟は守り、熟練は破り、練達は離れる・・・(略)・・・この修行の極意は剣道ばかりでなく、すべての芸道にも 通ずる真理であると思います。即ち初歩のうちは、その流派の型を守ることに専一であらねばならぬ。熟練を重ねるに従つて、自分の個性を発揮し、型を破つて自由の心地を試みる。この時代が最も華やかで、同時にいろいろな危険がある。人気に囚われたり、徒に 新奇を衒つたりするのが、その一例であります。熟練の士は既に既成流派の型を破つた。そこに又小さく自分の型をこしらえてしまつたのでは 芸道の行き詰まりです。守ることからも 破ることからも 離れ、即ち 自分自身をさへも捨ててしまつて 無念無想の境地に入る・・・・(略)・・・練達の道は 元より困難で 萬人が萬人 すべてこの境地に入ることは 望めない。寧ろ萬人中の一人が辛うじて・・・(略)・・・然し乍らこの境地を目ざして進む事は、萬人の為に必要です。・・・・(略)・・・・・須く自重して練達の道に精進することを希望致します。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ね!頭冷えますでしょう??私は元々、「人気」とは「無縁」な「無名のおばさん!」だから、別に「板挟み」ほどではないけれど・・・・・・、小なりといえど、んん??・・・壁ありますね。ヒタスラ??流の「薩摩琵琶」を好きで、「お金儲ける仕事止めて(?)、制限して」練習してきて、小さいレベルで、やはり「正体不明の壁」にブツカリますね。でも、きちんと始めた(45歳)のが遅いので、プロとかの道は考えた事ないですが。薩摩琵琶の演奏技術習得の「壁」の場合は、「出来ない自分が、悔しくて、メチャクチャ長時間練習して、あっという間に、1年経って、気がついたら、出来るようになってた!!」の繰り返しでしたが。・・・・きっと今も「第?回目のかべ・かべ・・・・だ!!」・・・でも、ところで、私の何年か前の「薩摩琵琶の演奏ページ:夢見童子」合計40名の方がお聴き下さり・・本人焦って(?)ます。有り難うございます。「ちゃんと完成した」のにすればよかったなーと「欲」だしてます。普通公開するのは、完成した好い物なのに、自分にとって記念すべきものにしちゃったから・・・だれだ!聴きに来る人いたら「逆立ちする」と言ったのは・・(すみません、不肖の息子・娘であります)・・・導入する「ソフト」の使い方まだ、??こんど「完成」品登録します。
2005.08.03
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昨日新宿へ「沖縄展」友人と行きました。正確には「沖縄物産展」なんですが、友人は「食べ物」、私は「三線」と「三線のライブ(無料)」が目的・・神谷さん(?)とか言う可愛らしい小柄な女性でした。東京にもフアンが多いらしく、若い男性が最前席で席取り(?)・・私も友人もどうせ見るならと、その横にづうづうしく(?ゴネンネ・・)座り待つこと25分・・・楽しかったです。本当に「三線の魅力は歌」ですねマイクのセッテイングも、勉強になりました。薩摩琵琶の舞台と全然違います!!!でも、きっと洋楽器と一緒に演奏する機会の多い、薩摩琵琶・鶴田流さんでは、同じように、マイクをセットするんでしょうね・・・歌の方の「マイク」と、三線の音を拾う「マイク」・・・・三線を構える高さに、演奏者の方が、「位置」の変更を依頼されていたのが、印象的でした。・・・・薩摩琵琶のプロ演奏家でも、客席から見てると「あれ?」と、思うような「マイクや座る場所」でも、みなさん「だまって(?)もくもくと」薩摩琵琶を演奏なさいます。そんなとき、??先生苦戦しそう・・・とファンとして、「はらはら・どき!どき!」と手に汗を(握り?)かきかき聴いております。噂話で、暫くしてから「・・・で、ハッタリ撥を多くした」らしい・・ようするに、マイクがアテにできず、客席に「たぶん?あまり?薩摩琵琶が良く聞こえてない」ので、「見せる、装飾的、撥さばきの奏法を多用した」と言うわけ・・・薩摩琵琶の世界では「マイクなしでも、はっきり歌が通じること」・・が「絶対条件(?)」みたいで・・・今時???・・と時代遅れの感じがしているのも、本当の気持ちですが・・・「声が通る」ことそのものは「肯定すべきもの」ですから・・・でも、マイクの使い方が「少々」遅れてるのかも・・・でも、るんたruntaさんのおっしゃる通り「録音」するとき、どこに「マイク」をセットするかで、録音された「薩摩琵琶の音色」がまるで違うのに、驚きました。・・・研究課題デスネエー「三線」も「薩摩琵琶」も、「楽器としては・大きな音」じゃあないですよね・・・共に「歌声を、じゃましない」範囲の「音」私がアマチュアだから、感じるんだろうか?プロは「薩摩琵琶の音」と「歌の音」と「どうしてんだろうか??」・・・客席から見る限り、マイクは「一つ」だよな!???薩摩琵琶の音って、「本当は小さい・・・室内楽器だと思う」・・・太鼓には負ける???花火に負ける???そうそう、三線を売るおじさんが「三線の弾き方説明してました。其れ聴いてビックリ!!薩摩琵琶と同じ奏法がありました!!薩摩琵琶で言う「・ン」と言う奏法。最初、撥で∇チャンを弾き、次に、撥を使わず指で「絃」を押さえる。同じルーツなんでしょうか???今日、神奈川新聞主催の「花火大会」です。イヨー!!「ドーン」「ドーン」と賑やかです。心がうきうきします。浴衣姿のアベックも多く「幸せそう!!」イヨッ・・ご両人!!・・「玉やー」(後なんでしたっけ??)うきうきついでに、三線の世界では「当たり前」の「歌いながら弾く」・・ああゆう感じの「薩摩琵琶曲」が「欲しい!!」んですが・・・夢かな
2005.08.01
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昨日はラッキーday!楽天とインフォシークのクジ両方当り!プログのアクセス今までで最高(?)65・・よくわからん(!)のですが、学生さんのご訪問?アフリエイトもよくわからん(?)が「お酒」が売れる??ちなみに、日本伝統音楽領域は「アフィリエイト」の商売には??・・店舗構えてたら、今ごろ「倒?」家族・仲間より「伝統音楽紹介して・・お酒??」でも、姉が云いました「薩摩ーー>さつまあげ==>食べ物・・これ主婦層、薩摩==>焼酎==>お酒・・これ「飲んべい・・男性」それで納得!!でも、有名な地方の「焼酎」直ぐ「売り切れます!」楽天さんはアクセス凄いから・・考えているうちに「売り切れ!」夏です、「焼酎」でも飲んで、日本伝統音楽:民族音楽の行方(?)でも「議論」して、仲間友人と楽しく過ごして下さい・・(未成年の方は、ご遠慮下さい・・でも居酒屋さんって、看板と実際のお客層違う気する、好い証拠が息子娘・・親の知らないうちに、お酒・居酒屋お馴染みさん???)・・・アッそうです、ご質問の中に「音楽関係で有名になりたい・・・」運・才能色々ありますが、「伝統邦楽のジャンル」お薦めです。どうしてか分かりませんが、薩摩琵琶の場合、修行を始めるのが遅くても、洋楽器から「転向」しても、本人の音楽的才能が、少々(?)でもあれば「可能」みたいです。このへん、お能・ピアノ・バイオリンと、随分違いますが・・・人数的にも「若い人がものすごく少ない!!」・・・親の七光り・・ありますけれど、最終的には「あくまでも本人の実力」の世界!!直ぐ、脱線しますが、「ポイントで買った仙台幸子」の縁起グッツ可愛いです、「利く」みたい??なにより、昭和初期のレトロぽい写真が面白い。どうぞ、このページをご覧になる、皆さんに「良い」一日でありまうよう!!今日のお料理「イカ」です!!ただ今「薩摩琵琶のサワリ取り:楽器の手入れ」に「やっき」になってます。昨年からどうも「自分の薩摩琵琶の音:音色」が「気に入らない」。原因は???自分の腕前については、師匠という人種(?)はウソ言いますが(・・・残念ながら薩摩琵琶の世界では多いみたい??)「始めて?年とは思えない、本当に若い時やってなかったんですか・」と師匠に言われた・・もの凄く「ヘタではないらしい??」が・・・るんたruntaさんよりの情報で、糸巻き部の「空回り」に「イカの骨」使って見ます。・・・んで・・・「イカ刺し」に決まり!!堅い「蜜蝋」もお店に聴きに行ってみます。有り難うございます。薩摩琵琶の場合「演奏技術・腕」は、大変必要なのは、楽器として「当りまえ」・・・そりゃあそうなんですが、あきずに、毎日、10年やってれば、なんとかなります。・・・先生・師匠は云いませんが、本番の薩摩琵琶の演奏:又は録音で、仕上がりを左右するのが「楽器の手入れ:サワリの付け方」・・もう「完全に音が違うんです」「倍音」が多い「楽器」らしく、「ぽん」が「ぽおおおんんん」、「とん」が「とおおおおんん」・・薩摩琵琶の奏法で、一番太い「一番の絃」を解放絃で「弾き」、直ぐ一番細い「四の絃」で「ちゃらちゃら」とやります。聴いていますと、「楽器」で低音部のコントラバスを伴奏に、高い旋律の他の楽器が「遊び・戯れる」感じになります。これが「サワリ」が「ダメ」だと「全然・分離しちゃう!!」ほどほどの、一応「雅号」頂戴する「腕前」の先輩達の演奏聴いてますと、「薩摩琵琶の高度なもの弾けるか?弾けないか?新しい曲歌えるか?いつも同じ曲か?」で「やきもき」なさるんですが、仕上がりの好い人は「薩摩琵琶の音」が「好い!!」・・・んで、私?・・・一応始めて6年目に薩摩琵琶の「奥伝」まで頂きました。でも「雅号気に入らない!!」・・・普通の名前ぽい方が好き・・
2005.07.31
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薩摩琵琶奏者:鶴田流「塩高」さんより、7月の関東地方の公演無事終了しました・・・との「メール」届きました。応援して下さった楽天およびゲストの皆様・・・本当に有り難うございます。・・・一人でも多くの方に、「薩摩琵琶:琵琶楽」の素晴らしさを、聴いて頂けたら「嬉しい」です。8月夏本番!!各地の夏祭りも本番!花火もバン!バん!夏の夜空の賑やか「カーニバル」!!・・・「踊るアホーに見るアホー」・・・好いですよね!!・・「同じアホなら踊らにゃ そん!そん!」・・・今年見に行く予定でしたが、親戚でやぼ用あり、ダメ・・・「お祭り・花火・太鼓」大好きです・・・・でも、「薩摩琵琶だって、負けてません!!」薩摩琵琶のお稽古(業界?)では、普通8月は、夏休みです。・・が「プロ・セミプロ」の薩摩琵琶・平家琵琶の演奏者の皆さん、地方で「がんばっちゃてます」・・・「薩摩琵琶演奏情報:8月・・フリーページ更新しました。」どうぞご覧下さい・・・・ところで、「薩摩琵琶のサワリ」・・「蜜蝋」やって見ました。私の「買った」のは「柔らかタイプ」・・・体温でとける・・・「蝋石」を「木製の駒」に塗った時と、「音」が違う???・・・・後の方の余韻が長くなる・・?「蝋石」も「蜜蝋」もともに、「きしみ」がなくなり「快適」でした。今日「るんたrunta]さんが,お忙しい(多分・・沖縄の夏祭り???)なか、「堅い蜜蝋」あると教えて下さいました。有り難うございます。ある舞台で、N師匠が使っていたのが「蝋石」じゃなく、堅い蜜蝋かな?・・・「石ころ」みたいな感じ、で「蝋」・・?I先生が「雨降りの時、入れ物から指に何か、ぎゅっと付けて、木製の駒に塗ってた・・・「柔らか蜜蝋」??ねっ??・・・「音を左右するほど、の何か」なのに・・・ちゃんと「お稽古」に通っていても・・・10年近くですよ!!・・・なんら「教えない・説明しない」・・・不思議ですよね???・・・でも、裏を返せば、プロ薩摩琵琶奏者は「独自に研究している」んでしょうね??あともう一つ「るんたrunta」さんが教えてくださった「松脂」松ヤニ・・これ、薩摩琵琶では「ゆるみ止め」に使う人もいます。が・・・最初は「利く」のにだんだん「逆にからまわりする」・・・不思議に思ってました。使い過ぎだったんですね・・・有り難うございます。今「チョーク」使ってます。応急処置としては、「テッシュペーパー」も良いとのこと、・・・でも「かっこ」悪いけど・・・・ゆるむのは、薩摩琵琶の糸を巻く部分・薩摩琵琶の上にある、横にヒョイと出てる部分・・「糸巻」と呼びます。どうしても、演奏中に「ゆるみ」ます。とくに「古い薩摩琵琶」は・・・でも、「ゆるみ易い」「調子の狂い易い薩摩琵琶」を「調節しながら」一曲歌い・弾ききる・プロ薩摩琵琶」奏者に「凄い」と「技量のほど」を見てしまいますが・・●●追伸(19:15):薩摩琵琶奏者:塩高さんのメッセージご紹介します。今後とも応援よろしく!!・・・・無事終了しました 塩高 宣伝をしていただきありがとうございました。ゆうき館でのコンサートはいわゆるサロンコンサートで、今回はお箏のカーティスパターソンさんが花を添えてくれてとてもいい感じで出来ました。今回は私のCDに収録してある曲を主に演奏しましたがお箏との合奏では永田錦心先生の「秋風の曲」の歌詞を使わせていただき、わたしが箏と琵琶の為の合奏曲として作曲した「秋月賦」を演奏いたしました。演奏曲目一部 祇園精舎(塩高編) 沙門(作詩、作曲塩高) 道元禅師のことを唄った曲 秋月賦~箏と琵琶の為の (作詩 永田錦心 作曲 塩高)二部 平家物語の話 平経正~永遠への響き (作詩 森田亨 作曲 塩高) 風のかたみ~箏と琵琶の為の (作曲 塩高)アンコール 高砂でした。また秋にはこうしたサロンコンサートを企画しております。これからもよろしくお願いいたします。 (2005年07月30日 16時12分32秒)
2005.07.30
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「蜜蝋」ってなに?・・・とのお電話・・・簡単に言えば「蜂さんのお作りになられた蜜に含まれるもの」・・・人間って「ずるい」から、働き蜂さんの集めた大切な「蜜」を、「ハチミツ」として「頂戴」しちゃってます。・・・ミツバチの「ハッチ」のアニメ:漫画を思い出すと、悪いかな・・って感じ。でも、美味しい!!一時流行った、「メチャクチャ分厚いトーストにたっぷりのハチミツ・・ハニートースト!!」・・考えてみると、女性は「???」カロリー高い物、甘い物を「美味しい」と群がって、夏になると「ダイエット品」が売れる???・・・今日「20日で???」という「ココア」届きました。買っちゃいました。・・・これと「普通のココア」混ぜて飲みました。・・・話を、元に戻しまして、楽天で検索してみましたが「蜜蝋」そのものは、ないようです。「ウエマツ」さんで買いましたが90グラム、\1,155、瓶に入り「乳白色」の粒状のものでしたが・・・ない「場合」高級過ぎるけど「蜜蝋入り蝋燭」って云う手もありますが・・・そう「蜜蝋」は高いんです・・一応ご紹介・・・蝋石(石ろう)については、[るんたrunta]さんが、100円ショップにある、との情報・・撥の話が続いたので、「質問の多い」・・・「薩摩琵琶」の蜂じゃなかった「撥」はなぜ大きい??図面画ければ簡単なんですが、薩摩琵琶で使用する撥は、大きい物で、底辺の長い方(27.5センチ)、二つのそれぞれの辺(17.5センチ)、厚さ(6ミリ)、この三角形の重さと、「バランス」をとった形で、先に小さな三角形を美しくデザインされた、「持つところ」がついてます。厚さについては、鶴田流さんは、「薄目」です。これは、鶴田錦史先生が、腹板の「音」と「薩摩琵琶の音」との、関係から「考え」られたと、聴いておりますが・・・流派・会派によっては、持つ処の「重み」を利用して、「撥」を繰り出すので、「津軽三味線」みたいだなーっ、と始めたころ思いました。大きさは色々あります。「女性用」は少々小振り・・・でも「手の大きさ」みたいです。・・・・・で「本題」「薩摩琵琶」となってからの伝説では、「薩摩藩で、島津の殿様が、武士階級に広めた、ので、武士が演奏中でも、敵に斬りつけられた時、戦えるように、先がとがり、大きいもの、と成った」となってますが・・これは「お話」「薩摩武士に都合の良いお話」・・・これ「以前」の伝説ご紹介「水声:昭和4年1月号:第49号」より●撥に関する伝説琵琶の撥はずつと後世になって出来たものである。・・・(略)・・・最初に出来た撥は、笹の葉の形をしたもので、現今の月琴の撥 寧ろ爪のやうなものであつた。これは、笹の葉が風に相摺れて音を発するところより、笹の葉を象つたものである。ところが これでは音があまりに小さいので もつと大きくすべく、形を苦心研究していたところ、窓にパッと鳥の羽影が映つたので、それに暗示を得て末廣型にしたといふ。然し現今の撥に較ぶればずつと小さなもので、平家琵琶の時代でさへ、今の三味線の撥より小さなものを使用していたのである。・・・・・・・・・薩摩琵琶の楽器として、「変化した物」が出て来てますから、当然「撥」も「変化」するかもしれないですね・・・薩摩琵琶を「筑前琵琶の撥」で弾く事だって可能ですから、この反対は琵琶を傷つけるので??ですが・・・「筑前琵琶は桐材なので、柘植材の撥だと、どうでしょうか??有名な劇団の俳優さんが、この組み合わせでしたが????」「音」
2005.07.29
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台風が通り過ぎ、凄い日差しです。白い雲がまるで高い山々のように「そびえて」ます。・・・暑い・はあー・・・昨日の「撥のお手入れ」・・・知らない「植物」が沢山出てきました。「木賊:トクサ」の使い方「るんたruntaさん」がコメントで教えて下さってます。お読み下さい・・・くれぐれも、人様のお庭から、無断拝借しませんよう・・・ちゃんとご挨拶して、少し頂いてくださいませ・・・「花盗人は好い・・」は昔のこと・・だめですから・・・「他にも、薩摩琵琶と付属品の、手入れ法ないか?」と聴かれましたが・・・本当に「書いてないですね」・・・これだけ、「ない」と「お見事!!」一応「保管」・・・一番大切薩摩琵琶:乾燥がダメ・・(錦・綿)袋に入れて日陰(!!)の場所に保管袋が面倒な人(良く練習する人)・・大きい目のバスタオルを薩摩琵琶の前面に覆い被している友人もいます。この「袋」は「琵琶屋」さんで購入できます。・・・ただ種類はどうか?買うなら「ソフトケース」の方が良いかも撥:三角形の底辺部分・「裾」に「木がそらないよう」木製の覆いをします、正規に購入すると、普通ついてきます・・「ない」場合は琵琶屋さんに相談してみて下さい。傷つきやすいので、手ぬぐいでくるむか、布製の「袋」に保管・・・この「袋」は「売ってない」ので、皆さん「手作り」又は、代用で色々探してきてます。100円ショップの、学生さんが書類いれる「厚みのあるケース」なんか、本当に感心!!日常の手入れ・・・薩摩琵琶・撥ともに「乾拭きが原則」薩摩琵琶は、湿度?油気?があると、「キシム」ので、絃を全部はずし、「石ろう」を塗り手ぬぐいで良く「乾拭き」する・・・と私は「おそわりましたが・・」「蝋燭」ではなく、「石ろう」です。・・でも、湿度が高すぎる時の「きしみ」は、「蝋燭のろう」でも利くみたい??ただ、ほんの少し・・塗りすぎると、音がしない??・・試してみるしかないですね・これに就いては「琵琶読本:吉村岳城著:昭和8年発行:照林堂書店」に記述があります。この本随分売れたらしいんです??家にもありますから・・・(抜粋) 琵琶読本 ページ112~114「絃の締め方」より薩摩琵琶の弾き方は、押し干 すなわち絃を指で締めて音階を作るのであるから 左の手の指は 音階の製造元である。・・・・(略)・・・・・・・絃を締める際に、柱の角(絃を締める時に擦れる處)へ指が触らないやうに心掛けねばならない。指が触れると柱が汚れる。汚れると絃を締める時に絃の辺り(?)が悪くなって軋む、軋むやうでは音階を作ることが不可能になる。・・・(略)・・・また、天候の工合や、時候の工合で軋むことがある。雨天や、曇天または湿気の多い時季にはよく軋むものである。この際は、柱の角へ蝋を塗ってあとをよく拭う・・また、蝋石の粉末を塗ってもよろしい。それでも直らない時は アルコールで柱の角をよく拭いて、手垢や、汗っ気や、手油等を除去して、よく干かして後に 蝋か 蝋石の粉末を塗ると直る。勿論絃もひどく汚れて居ては軋むから右の方法を応用するとよい。・・・・・・・・・・絃については、現在、買い惜しみする人は、ほとんどいませんから・・付け変えちゃうでしょうねー・・・でも、薩摩琵琶の手入れ、保管とか、「基本的」なことだものねー、どこかの団体さんで、簡単な「本」でも書いて配布する位になって欲しい!!!でも、そんなこと「考えて」ませんよ・・・夢・ゆめ・・・知らない方が悪い・・なんでも「修練です、鍛錬です」の世界だもんね・・・・・・人に頼っちゃいけない・・・師匠にも頼らない?・・いや・・アテにしてると上達しない??・・・・・・・・・・・そうそう「コンクールの予選」締め切りでーす。私は、興味全然なくなったけど・・・若い人にはお勧め!!いつの間にか(?)会員でなくても(?)応募できるみたいです。一応「噂:ガセネタの類」情報:「崩れ」が入ってないと不利(??)・・崩れを聴くと旨く聞こえる??・・でも確かに「崩れ」は薩摩琵琶の魅力ですね・・・でも少し疑問??でも変わらないと思うナアー・・・「古典曲・歌」重視・・・「品のある曲」であること、言葉がはっきり聞こえないと不利・・ウーン??伝統邦楽のコンクールですから・・・「語り」ですから同一曲のもの同士で、比較してる??・・・選考者の考えだから、でも疑問に確かに思う・・・特に「予選の選考基準」がオリンピック並に、いつか「明確、開示される」必要の時がくるかも、でも「盛んになれば」の世界・・夢かな??親の七光がある・・・あっても、入り口のみでは?最終選考は実力だもの、コンクールばかりが「実力:才能」の発揮場所、とは現実なってないでしょう?プロになれるか、有名になれるか・・・運とチャンスと???か、コンクール以外にも、活路を見つけてる、活躍しておられる有名な方々もお出でになる。でも、若い人にも、ここ数年、「居場所」が与えられてる、ような感じになってきてるかな??だから、若い人には[お薦め],色々な考え方の師匠が現実おられるから、「弟子がコンクール」に出るのを「心よく思わない(??)」タイプの方もいないわけではない・・・でも遠慮しないで自分から「出たい」と云うべき・・・チャンスは自分で作るもの??目標もてば、確実にレベルはあがる!!頑張って下さい!!
2005.07.27
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全然薩摩琵琶とは関係ないですが・・・楽天・インフォシークの毎日の「くじ」楽しみになってます。新しいパソコン買った日に、インフォシークの方で「1点」当たってから、ほぼ数日おきに「1点」あたります。23日は始めて「楽天」の方で「5点」でした・・楽天の方が確率悪いです・・・これって道路で「1円」拾う、感じですね。1円じゃ交番に届けてもしょうがない・・でも「消費税」が入ってきてからは、「1円玉」も必要・・・塵も積もれば・・・「ラッキー」かな??・・今日も「1円」ひっろった!!・・・これで喜ぶ自分がやはり「不思議??」もう一つ、関係無いこと、今年は「美空ひばり」さん没後??で、レコード業界でも特集を組んでます。昭和の歌姫・・・薩摩琵琶の明治生まれの先生が、「美空ひばりさんは好いですね、あの人の発声は素晴らしい、とても音域が広い、地声と裏声の繋がりがとてもきれい」、と絶賛したのを聴いた事があります。歌唱力も凄いですが、違う分野の方でも惹き付けるのも、(特に伝統邦楽関係者は、どうしても、歌謡曲関係を、低く(?)見がちの傾向ありますから)・・・凄いですね。・・・・薩摩琵琶の大先輩が 絶賛した為もありますが、「りんご追分」が大好き・・・もともと「ソプラノ」の声域でしたが、親孝行のため、「男性並低音」部をもだせるように、1年間「練習課題曲」にしたのが、「美空ひばり」さんの「男歌」・・・懐かしいです。で、本題「柘植撥の磨き方」・・・薩摩琵琶の「ばち」には現在何種類かの「木材」が使用されています。最高級品が「柘植・・ツゲ」・・木目の色や、木目の筋の出方、(見た目の美しさ)で、新品で16万円位から40万円します。なにしろ「高いもの」ですから、桜、椿・・・色々あったようです。家には「桜」のお稽古撥があります。両端の角だけ「ツゲ」で、他が違う木材の物もありました。・・・でも、これは「弾きにくく」いつの間にか・・・行方不明??(抜粋) 「水声:昭和3年5月号より」古い撥は、水に浸したトクサで擦ると汚れと凸凹がとれる。次に水に浸したムクの葉で又こする、次に椿の油を塗って砥の粉を振りかけて、指の腹か手で気永に摩擦して充分拭いてから、又綿を布でくくったものへ油を含ませ、それに角粉をつけて磨きをかけると、撥は鏡の如くに光沢が出て決して曇ることはない。・・・・・凄い「手間」ですね。まず材料が揃わない?!?!・・・家に「柘植」の「光沢のない、汚い撥」があるんですが、この「撥」の話をしたら、ご近所の「植木屋」さんが、「トクサ」を持って来てくれました。・・・見たら「池や沼に、暗緑色の棒のように、真っ直ぐ生えている、数センチおきに、節のある植物」でした。皆さんも見た事あると思う。別名「ねこ(?)のつめとぎ」とか云うそう。「トクサ」で磨くまで、やりました。本当に「指の指紋、黒ずみ」はとれました。・・・木永に「材料集めて」やってみます・・・!!Blogランキング:やってみました・・209位から今日は153位でした。皆さん有り難う!!ときどき脱線してすいません。
2005.07.26
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昨日の地震で、関東の方々は予定が随分変更されたのでは?ちょうど夏休み!花火大会もある時期!自然災害だけは、誰にも文句言えない!!昨日は「髪をベリーショートにカットして(13年ぶり)、帰って来て、おやつ食べて、薩摩琵琶の練習の前にチョコッと日記を!」と「座ったら」「グラッ!!」でした。揺れ方がなんかいつもと違ってたけれど??・・・結局「余震の注意もあったから」・・・薩摩琵琶、壊れたら大変だから(??)・・・洋服ダンスの頑丈な方に隠しました(???)練習中止!!東京では、「ガス」が自動的に「止まり」夕食作る時間になり、「解除」に大変だったそう・・・機械に弱いと、こうゆう時大変!!少々うるさくても「機械に強い家族のメンバ(?)は重宝!!」大事にしましょう!!おだてましょう!!東京・千葉・神奈川の地震が怖い、でも出かけたい、でも「安全なとこが好い」・・・そんな人に「ご紹介」●「東京文化会館音楽資料室」まずホームページを先にご紹介!(追記:すみません・・・さきほどの違いました14:30??Googleだと検索でダイレクトに行かないですが、・・・子供向け音楽会なんかもやってます・・) JR上野駅 公園口(でしたっけ?)から直ぐです東京文化会館 音楽資料室利用案内音楽資料室利用案内東京文化会館4階に音楽資料室があります。どなたでも無料で利用できます。クラシック音楽、民族音楽、邦楽の資料所蔵ホール入口から入って右側のエレベーターで4階へ、http://www.t-bunka.jp/ 昼下がりのひととき無料『ティータイムコンサート』東京都交響楽団との共催により、無料コンサートが始まりました。月に一度テラスの茶廊「響」でお茶を飲みながら、どうぞ。 東京文化会館大ホールテラス又はロビー: 午後1時から40分間 入場無料 平成17年 8月25日(木) 「弦楽四重奏」 9月 2日(金) 「弦楽トリオ」 10月12日(水): 11月10日(木) 12月22日(木):平成18年1月25日(水) 2月8日(水):3月2日(木)あまり知られてないので、穴場かも??コンサート聴いて帰りに、伝統邦楽の研究で、資料室はいかが???ただ、身分証明必要です・・・、お子さんとどうぞ、趣味のよさ(?)を子供にアッピールする、絶好の機会!!お父さん頑張れ!!!チャンス逃すな!!!・・・夏休みは家庭サービス考えないと、山姥:山の神が、怖い・・・どこの家も同じであります。クラッシック音楽、民族音楽の資料、レコード等が会館の中で閲覧、試聴できます。大変よく「整理」され「探し易い」です。国会図書館は「お目当ての資料・本が、手元に届くまで時間がかかる覚悟」が必要・・・1時間や2時間では、無理!!ジャンルの多さ、蔵書数では、日本一ですし、地震にも強そう!!なにしろ「本の保管場所が、地下スウジュウメートル下・・・だから時間かかる」・・でも「働く人大変??・・ロボットさんが探すわけじゃないでしょう??」・・想像するとチョット怖い(知らない者のエタイのしれない・・)琵琶は「琵琶楽一般」「盲僧琵琶」「平家琵琶」「薩摩琵琶」「錦琵琶」「筑前琵琶」「その他の琵琶」で分類されています。残念ながら、やはり「古い物が主」・・・国会図書館の「レコードを聴く場合」「昔懐かしい、図書館の紙のカード」から「探す」のですが、結構大変!!ここは「目録」もありますから、カードより目録から「探し」た方がやりやすいかも・・音大・芸大の大学の関係でしょうか、それとも、「寄贈の関係?」少々「収録曲」に片寄りがありますが・・それが「国会図書館」との大きな違い・・・しょうがないですね・・貸出しは「ダメ」は、国会図書館と同じです。音楽を聴く場合「お目当て」を絞り、「研究すべき項目・内容」を持っていないと、もったいないです。・・・もしくは「通いつめる」!!●薩摩琵琶の部の収録曲の中からいくつかご紹介錦心流:永田錦心先生(石童丸)榎本芝水先生(湖水乗切、常陸丸、西郷隆盛、鉢の木、山科の別れ)正派:吉村岳城先生(川中島)、辻靖剛先生(門琵琶、妙寿風)ちなみに、「鶴田流:鶴田錦史先生(須磨の浦、壇の浦)」「半田綾子さん(春の宴)」は「薩摩琵琶」の中です。●錦琵琶収録曲の中からご紹介水藤錦穣先生(青葉の笛、石童丸、大高源吾、時雨曽我、春秋賦)・・・・・・・・・・・・・・・・でも、分類に?の物もありますから、作曲者と演奏者が混同してる感じもありますから???多少の??はあるかも・・・洋楽の方からしたら、不思議でしょうが、伝統的な日本邦楽(音楽)の場合「作曲」とはいいましても「おおよその節は決まってて、伝わっているもの」・・・だから、「誰々作曲」となっていても、一般の方が聴けば(いや!内部の人間が聴いても!!)どこが「ちがうの?オリジナルなの??」がほとんど。・・・でも、流派・会派の創設者・宗家に「敬意を示す」ため「??作曲」とします。これが、有名な人であれば、だれからも文句がこない!!・・・チョット世界的レベルの標準からすると(?)の寛容な世界なんであります!!!この事が問題になった時もありますが、本当の大きな問題は、薩摩・筑前琵琶を問はず、琵琶楽全体の観客数の少なさ!!後継者の育成!!かな??(追記14:30):ホームページまちがってごめんなさい
2005.07.24
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私ただいま「かぜひき」さん・・・暑くて「オヘソ」がひえました!!昨日の薩摩琵琶演奏会は残念いけませんでした。「クシャン!コン!ハークション!グス!」のオンパレードでは、会場迷惑!!落語:漫画になっちゃう!!「トンチャチャンチャギンチャン」「ハークション!」「ころしも時はー」「クシャン!」「くしゃくくねん・・・・」「ハークション!グス」「すみのころもに・・・」・・・・・・まだ熱がある「かぜ」の方が演奏会参加向き・・・で友人の嬉しそうな顔を思い浮かべ、一日「パソコン」とデート!!ところで、私の「薩摩琵琶の音色」お聴き下さり有り難うございます・・・まさか・・・と思いつつ恐縮してます。腕のほども、作品としての完成度も「少々(?)難点だらけ」・・・自分の何年か前の「姿」と向き会うのも勉強でした。ちなみに、4絃4柱の薩摩琵琶には一般的に「器楽曲」はありません。伝承されている「器楽曲」らしい(?)のには、「門琵琶」(かどびわ)というものがあります。主に、薩摩正派に伝わります。それ以外の流派・会派では、伝承されていないようです。イメージとして、お坊さんが(盲僧)琵琶を肩から提げ歩きながら、檀家の家家の門に向かいます。その時「チャチャンチャーン・・・チャチャンチャーン・・・チャチャンチャン・・・」と歩行のリズム(??)で同じ旋律を奏でる・・・そんな感じがズート続き、時々高い音程、低い音程となります。ですから、「夢見童子」なる伝承「器楽曲」は、ありません。すいません。薩摩琵琶唄の「ことば」と「ことば」の間に、情景描写を助ける「手:手数:弾法」を演奏します。これは「伝承」されているものです。各流派・会派で少しずつちがいますが・・・だいたい似ています。流派会派が変わって「弾きこなせる」のは、「似ているからです」。昔は一人の演奏時間に「制限時間」があまりなく(?)、「長くて」30~40分位。ですから薩摩琵琶の演奏に自信のある人は「えんえん・・薩摩琵琶の手」を聴かせました。そのためか、伝承として「残る:手」には「凄いテクニックのもの」「美しい旋律」「面白いもの」が沢山あります(と想う?)でも、現在それ弾いたら「唄わないうちに」「ハイ・・おしまい・さようなら・・」「ハイ!失格!」・・であります。楽器好きな4絃4柱の「薩摩琵琶」人は、きっと考えると想う、「誰かイイ器楽曲作って、公開して、教えてくれ!」「舞台で器楽曲やりたい!!」・・・・・・・「薩摩琵琶で、唄はいらないから、音だけで作って!!」依頼する方々は薩摩琵琶の実情知しりませんから・・・楽器ですしネエーー・・・・しょうがないから、伝承されている「手」と「手」を結びつけ「メドレー風」にアレンジしました・・・で、構成の甘さ、(広い意味での、作曲のまずさ)、演奏している自分でも「感ずる違和感」がたくさん沢山ありました・・・「生まれ始めて・・私だって聴いたことない!!・の体験!!」お聴き下さりありがとうございます・・・そして、未熟ですみません・・・誰か作曲して、みんなに提供してくれたら、どんなにか、楽しい「薩摩琵琶」になるでしょうに!!私の今知る限り、4絃4柱で「器楽曲」(門琵琶以外)演奏している薩摩琵琶演奏家はいない・・・このへんが5絃の薩摩琵琶との、大きな違い。そうだ!!「岩崎玄龍先生」なら可能かも・・・でも、「インターネット」嫌いのような噂もお聞きするから、・・・夢ですね・・・・
2005.07.18
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昨日は関東地方は「お盆の入り」・・我が家も小机にお盆の飾りをして(略式)、夜は迎え火を炊き・・・マア結構急がしい・・・夕方新潟の叔母より電話あり、元気とのこと。楽天で始めて「インターネットでお中元」送りそのお礼。正直言いまして、自分用に買う物は「自分あてに届くから」安心!!贈り物の場合は「相手に確かめるのは??」で、不安。これ、本当の気持ち・・・。「気持ち」・・・という事で、「三線演奏家の”るんたRUNTA”さん」がコメントにおよせくださった「民族楽器は即興性・・・きぶん・・切り取る・・・」がわかるような気がしました。・・エエーアノー・・・少々反応遅くてすいません・・・一応真面目(人間)、その実「ゆっくり&こつこつ&精密過ぎる頭脳」なんでしょうか??家庭内におきましては、「精密か!粗雑か!」は、場面によって「凄い落差があるので、評価は分かれております。」私の周りの「薩摩琵琶の友人達」は、「薩摩琵琶が即興性を持つ」とか、「気分を切り取った物が録音媒体」と云う「芸術的、深い意味までは考えてない(と思う)」良きお弟子さんばかりです。聞きなれない「話題」なんでしょうね??でも、るんたruntaさん(小文字出すのに苦労中!!)の感覚、体験したことあります。(思い出しました!!)始めて「薩摩琵琶の演奏:作曲」で「お仕事」させて頂いたときの話。映像会社の知人より、「数分間の映像のミュージックとして、薩摩琵琶を使いたい。琵琶という・インパクト・があって、オリジナルなもの。面倒だろうからMDに録音して送って」眠たい時の電話で深く考えずOK。作業開始・・・当初「伝統的薩摩琵琶の奏法をほんの少々アレンジして、お茶の子さいさい・・・楽々GO!GO!(簡単にすますつもり)でいたんです。やってみて、聞いて「こりゃあきません!!・・・仏教的と云う注文でしたが・・・そこを通過しまして・・・お通夜の感じ!!」・・・「大変だ!私のバック・ランド・ミュージックのお陰で、商品売れなかったらどうしよう??」って(謝礼なしの可能性大なのに)本気で悩んだ。・・・どうしてか、いうと「薩摩琵琶で静かに・ゆっくり・単音で弾くと・・・」「シメヤカ・眠くなる・単調」なんであります!!倍音ばっかり現れますから、一種独特なんですが「華やかなトレモロ奏法がないと」「薩摩琵琶の源流の盲僧琵琶」になっちゃうんです。映像と合わない!!この種の仕事は「何回か」ありましたが、いつも「映像見せてもらえれば、それに合わせたイメージができて、演奏しやすいのにな??」と思いました。でも「相手」にしてみれば「無名の数分の仕事」だし、そんな「手間」かけられない(商売:ビジネスですものね!)こういう仕事の世界知りませんし「出来ない自分が」ダメなんだなと思い、夜中一人静かに目をつぶり「数少ない情報:相手が云った言葉」から「自分で映像を作り・イメージを決め」「既存の手法にこだわらず」期日まで間に合わせました。ほぼ1ケ月!!苦しく・そして楽しかった!!この時思った事が、(拡大解釈すれば??)、「即興性、そのとき、その日の自分の感覚・感性を大事に、そして曲に生かし・・」なんでしょうか?そういえば「私はテープ審査」みたいなもの、ダメ人間。発表会でも、本番大好き人間。練習の時の方が緊張する。聞いて下さる人がいると「力が入る・自由になれる」・・・だから「コンクールは不向き」・・・「テープ審査」だと「なんだか・・空虚な感じ」。みんなは、「テープだから、簡単」と云う・・・・????全然違う気もするし、同じ気もするが薩摩琵琶錦心流「永田錦心先生」は「水声」薩摩琵琶機関誌(大正15年~昭和2年頃発行)のなかで「曲目変更は必ずしも咎むべき問題ではない」と、どうどうとおっしゃってる。(水声:第22号)要約するとどうも永田錦心先生は、招かれた薩摩琵琶演奏会で「曲目」をよく変更するらしい??自分の薩摩琵琶を持ってゆかず、お弟子さんの薩摩琵琶を借り、演奏し、独特の音色を出し、琵琶を貸したお弟子さんが、「とても?円の安い自分の薩摩琵琶とは、信じられなかった・・・という話は聞いた事はあるが・??・・・で本題にもどり、次のように書いておられる・・・「・・・私の立場より云えば、一旦承諾した曲目でも、その時の気分によって、プログラムにある曲を謡ひ度くなくなるやうなことがあります。それは、その時の身体の具合にもよります。身体の疲れて居る時には弱い曲、壮健で快活な気分の時には、強いもの、といふ風に自分の気分から好みが出ます。・・・・(略)・・・・たいへん我が儘な言ひ分のやうですが、気乗りのせぬ演奏をして単に責任だけを果たすよりは、たとへ曲目は変更しても、気分に適合したものを充分に演奏した方が、自分の芸術的良心を満足せしめる事でもあり、聴衆に対しても忠実なる所以であろうと思います。・・・(略)」「芸術として」・・・なんですね・・・気分・気持ち大事にしなくちゃ!!
2005.07.14
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パソコンが新しくなり、ADSLも使え、一生懸命(?)検索しております。この広い「インターネットの世界」で「薩摩琵琶の演奏・お稽古で使える物」探しました。結論「楽天さんは凄い」です。今日は野暮用ばかりで、「細切れの時間」しか自由時間がなく、「半分いらいら」しながら、でもあきらめず、なんだか「根暗」になりかけて、夜も更けて、ヤッター!!「調子笛」見つけました。勝手に「根暗」になってましたが・・・だって、マア・・なんでこう、「薩摩琵琶用品」ってゆうのは、無いんでしょう!わかっておりますが、「目指すはハーモニカ専門店さん」なんですが、「夢」はほど遠いであります。まず「紹介する商品」が本当に「少ない」。アフィリエイトの本では「紹介する商品の少ないジャンルは不利・・・」一応昨日も「インフォシークのくじで1ポイント当たりました」だから、運は良いのでは??というわけで、「見つけた調子笛」・・「フリーページ」でご紹介してます。ご覧ください。別に使わない人からみたら、「なんでもない・・おもしろくない」「つまんない」物なんですが・・・じつは、「クロマチックタイプ」の「金属製」の物は、「現在普通に手に入るプラスチック製の丸型の調子笛」の前に使われていた物なんです。私の親の世代・・・金属と合成樹脂との違いもあり、調子笛の「音色」そのものが違いますから、新型を嫌う人もいます。そうは、云っても町で買えるのは、丸形ですから。調子笛も我が家には、色々あります。調子笛が出てくるまでは、「楽器の調子合わせが大変だった」という長老の話を思い出します。薩摩琵琶の場合は、歌う自分の声にあわせばいいのですが・・・ちなみに薩摩琵琶で使うのは、A=440でEのタイプです。古い型のものを再現したような感じの、お店側の「宣伝文句」もありますが、それほど大量に売れる物ではないので、限定生産では??あると、便利です。「お店の解説の「強め・弱め」というのは、本数でいえば「3本」と「4本」の真ん中とか、「4本より」とか、中間が設定できることです。弱点は「精密さに欠けること」また、本来の目的とは、ずれますが、自分の「歌の節」が「洋楽でいえば何の音に近いか」(ドとかラとか)確かめられます。でもどうして、薩摩琵琶は、A=440なんでしょうね?偶然だと思うけど??早めに
2005.07.04
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昨日とうとうADSLが繋がりました。早い早い。定額サービスとかになり「使い放題」なんだそうです。でも今までも充分「使い放題・・でありました」「とくとくふりーめーるサービス」とかの「無料サービス」でインターネットに接続して、お古パソコンを駆使してました。「NTTの通話料」のみ、でも長時間使うはめになり\16,000払いました・・・やはり、「教育費?設備投資のお金?」は掛かるのはどこの世界でも同じでありますなアーーー。ALL無料は浅はかでありました。でも「無料」って「言葉の響き」は魅力的ですよね?「無料メールサービス」は古い時代のインターネットサービスの「残り」なんだとか。そんな説明も薩摩琵琶大好き人間には「グッときて」私くらい使ってあげなくちゃ!!であります。でもこのサービス、遅いのなんの!!、接続も「昔のジージーとダイヤル回す電話」の感じ。待ってる間にコーヒーが飲めます!!レトロであります。みんなが「インターネットにアクセスする時間帯は」「応答ありません、接続に失敗しました、通信エラーが発生しました」・・・ようするに「サービス」打ち切り状態!!そりゃそうだ「無料だもん」。なにより、我が家の電話の回線のひとつ(私の専用)がある時間帯、ズート「通話中」。友人・親戚の皆々さまご迷惑おかけしました。(いつなら電話が繋がるかは、この日記を見てる友人には通知してたのですが・・ゴメンネ)今度は凄い、パソコン・インターネットやりながら、電話できる。スゴイ!!・・ン?・・私が「古い」だけか?・・・でもやはり「凄い」!!すぐ試しました。キャアキャア喜んでおります。隣りで、「何が凄いだ!何が面白いんだ?」と言う「顔の人間」が見つめております。「進化する」・「変化する」喜びは「古い物を愛する」からこそ「大きい」んであります。「古い物を簡単に」「切り捨て・乗り換える」我が家の「こち・こち・人間」には永遠に謎でありますよーだ・・・ン?・・・この「芸術論」ではどちらが「コチコチ」かは??。スピードが影響するのかもしれませんが、接続して直ぐやったのが「楽天ラッキくじ(?)」あの「三角の紙が舞う・やつ」。「インフォシークの方で1ポイント当たりました」!!凄い!!「お古パソコン」で「WINDOWS95」で「ダイヤルアップ」でこれやりますと「面白い」んです。「字」と「画像」と「極端にスピード」がちがいますから、「残念でした」が「直ぐ」でて、しばらくして「ハズレ」!!スピードが、仕事もインターネットも最重要課題の世の中。だから「スローライフ」が一部の「人」から叫ばれる。でも・・・あのオー・・・「伝統芸能の修行・稽古は、すでに充分」「スローライフ」なんであります。たった「一音」の「トン」を人様に聞いて貰うために、「毎日・毎日・僕らは鉄板の・・・」よろしく「トーン」「トン」とやっております。人が聞いたら「あの人毎日なにやってんの??」・・・「旋律らしき」薩摩琵琶の音色なら「聞こえた場合」・・「オウ・薩摩琵琶か!」でありますし。多少はずれた「どらどら・どら声」でありましても「薩摩琵琶か?浪曲か?民謡か?詩吟か?」(絶対に、ロック・ポップス等に間違う人はないはず)で「識別」可能であります。このあたりの薩摩琵琶の「基本の基本の練習」は、「退屈そのもの」。薩摩琵琶の先輩をみてますと、皆さんすぐ「薩摩琵琶・第三・第二弾法の崩れ」とか「旋律的・薩摩琵琶の奏法」に熱中なさいます。確かに「やった気になるし、薩摩琵琶仲間内でも鼻高々」これも「噂がぐるぐる回り、届いた話」ですが、「薩摩琵琶奏者・岩崎玄龍先生はトン・ギチャン」「バシッ(トンが強い時)」を何百・何千と「打ち込んで」「習得」したんだそうです。本当だと思います。伊集院流に伝わる(んだと思う)奏法は、4絃の薩摩琵琶のなかでも、大変に「独特」であります。この「独特な・間」や「奏法」について、「鶴田錦史先生もご存知でいらした」という、「噂」も聞いた事があります。そのひとつに「一の糸を、少々斜め横から、強い力でバシッと、ただ一打ちで打つ。」というものがあります。その「音」が凄い。「乾いた音」が「良い」と言われています。なにしろ聞いて貰わなければ、うまく言えない・表現できない・のですが。それに「一曲のなかで、1回ぐらいしか使わないんであります。・・何を表現するとき、それを使うか??たぶん「それを説明すると」「想像できる」「音」なんであります。以下、花より薩摩琵琶流に解説であります。「夜は更けた。城のあちこちは砲弾で見るも無残な崩れ方。味方はもう数もかぞえると滅入るほどの少なさ。頼みとなる名だたる大将は皆、既に討たれ、側にいない。明日は夜明けとともに総攻撃。誰が「あんな奴に、白旗振って降参などするもんか」、明日は「死」か「一族の最後か」・アアー悲しい無念だ!神は??は自分を見捨てたか??だが自分は「名門武士の頭」!悲しさ空しさに「女みたいに(女性の皆様すみません。失礼・・・これは「時代劇」ですからその、おつもりで・・)泣くなぞできない。だがなんとも言えないこの「腹だたしさ」「行き場のない運命への怒り・・」と、こんな男性的感情・激情のほとばしる「台詞」「歌のことば」を言うやいなや「バシッ」とただ「一音」で聞かすんであります。「男が男らしく・女が女らしい」よき時代かな??これに「何十年」かかるわけ。この「一音」を「出す」ための基本が「トン」「トン」の練習なんであります。私目の音は、残念ながら「六月の梅雨に降る、雨の音」「梅雨時雨」の音であります。追伸:17:00本当に今は「運」が良いようです。巣鴨のファイテンさんで買い物したら、「3000円商品券」もらえました。化粧品のサンプルまでもらいました。「金がはいいってるもの」このところ忙しくお肌の老化がきになりまして・ e-ウォーター 1晩で100本売れた水 ファイテンの金が入った凄い水アクアミルムG(2L)6本入り 凄くいいですよ
2005.07.03
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ハーモニカ専門店さんの日記を見ててなるほどと思いました。ハーモニカは湿気で錆びるので、それを拭く商品が紹介されていました。目だだたないが必需品。。。でもこれを見てハーモニカの世界は進化してるとなっとく。だって薩摩琵琶の場合は、細かい必要な品は「自分の工夫で、探す」のがおきて。ようするに「売ってない」わけ。細かい品々の中で、薩摩琵琶の場合では、「日本手ぬぐい」が大活躍している。薩摩琵琶は桑材で出来ていて、お稽古終了後は、「必ず丁寧に薩摩琵琶・本体・全体を乾拭きして」袋に納めて、「本当」に終了・・・(お・わ・り)となるのであります。薩摩琵琶のプロ演奏者&上手な人ほど、最後の手入れが念には念ををいれて凄いのです!(見てきたツモリ)なぜか?「薩摩琵琶の輝き」が違う!!私は薩摩琵琶のプロ演奏者(山下晴楓先生、岩崎玄龍先生)の舞台姿を見ていて、自分のいい加減な「最後の締め」と比較しながら、想像する・・・・・・・・多分(?)真面目な顔をして、おもむろに琵琶を前に置き、一呼吸置いて・・・更に・・・手ぬぐいを持って(当然きちんと折り目正しくたたまれて脇に置いてある・・・クシャクシャではない!)そして、琵琶の鶴首を左手で持ち上げ、真っ正面から薩摩琵琶を眺め、満足げにうなずきながら拭き始める。表・裏は言うにおよばず糸巻き部の周りや駒の間、覆手の周りをも、そして柘植材の撥(バチ)も同様に、丹念に「キュッキュッ」と拭き磨く・・・「さま」になるのは、やはり「薩摩琵琶の名手」かな??一連の動作(儀式)は前後することがあり、時には「サワリ取り」に発展することもあるかも。 注ぎ染め日本てぬぐい「波」 注ぎ染め日本てぬぐい「龍」 MDM:“粋”な日本てぬぐい 現実問題として、「日本手ぬぐい」は現在は日常品ではなく、お土産用や特別注文品にちかい。安く手軽に揃えようと思ったが、やはり日本手ぬぐいが一番使い易い。100円ショップでも売っているが、最終的に「日本手ぬぐい」で撥(バチ)をくるみ保管するので、ある程度の長さ・大きさのあるものでないと、使いづらい。本来の「薩摩琵琶」での、正しい使い方は上記のとうりなのですが、初心者や「本番でミスした」場合は、「冷や汗・手の汗」を「拭く」場合もあるわけ・・・・・プロ薩摩琵琶奏者は「手に汗」なんて、かかないんであります。(これも、本当は職業病??)
2005.07.02
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凄い湿度に暑さが続きます。皆さんお元気ですか?昨年は夏負けで大変でした、だから今年は食べて・お昼寝して、薩摩琵琶でスカーッとして、この日記で、ストレス発散させてます。こうやって飽きもせず薩摩琵琶についてブツブツ・ちまちま・ぐずぐず・書いてる自分を自分で見て「私は生意気なお弟子さんだったんだな」と思います。でもさ、「知りたい」という欲求があまりにも満たされないからであって、質問しても答えてくれないからであって・・かなり真面目なだけ。でも、質問不可のオンパレードの中で、聞きもしないのに、チャンと答えてくれた事が一つだけありました。!!「武士の心得」!!薩摩琵琶の楽器演奏の譜面を「弾法」といいます。(人によっては、「演奏」そのものを指す事もありますが。)これにも、レベルがあり、初段法(第一弾法)から始まり、第二、第三、第四、第五、第六とレベルが、あがってゆきます。ですが一般的には、第二まで。通常の薩摩琵琶の演奏のとき、譜面台に乗せているのは、「歌本」のみ。薩摩琵琶の演奏の方は暗記してやります。「歌の長さと時間制限がありますから、昔のように「長々と薩摩琵琶を弾けないですから、ずいぶん短くなりました。この初段法で一番最初に習うのが「「謡(い)出(し)」(又は弾き出しと呼ばれる、薩摩琵琶の演奏の一番初めに弾く「手」です。驚くなかれ「この謡い出し」が一番難しい「手」なんです!!!一番難しいのを初日から教わる??こんなところも??明治の人の発想を垣間見る思いです。ようするに「精神一等何事か無さザラン!(漢字が出てきません)」今では洋楽の考え方でしょうか「難しすぎるので、略手を利用して、ある程度できるようになってから「教える」先生も多くなりました。なにが難しいのか?もう解かってまして、「トン。チャ・チャン。チャン。ギン。チャン」という薩摩琵琶通ならおなじみの「手」。この「チャ・チャン」なんであります。もう「トン・チャチャン」だけ聞けば、その人の腕前がすぐ解かるという恐ろしいものなんであります。この後でいかに「崩れ」をバンバンやりましても、「もう化けの皮」は剥れているのであります。「プロ」か「アマ」かも歴然。音楽の音符で言えば、「トン」は四分音符、「次」四分音符1つか2つの休止符、(突如として!)「チャ・チャン」が十六分音符か三十二分音符の連打」(この連打は凄いう方はもっと凄い、目にも留まらぬ、秘剣の早業・・・・・)3年から5年やっていても、どこか「音がずれてる」ような薩摩琵琶の演奏をなさる方の「原因」がこれ。これの凄さは幼い時から「それとなく知っていたので」初日のお稽古のとき撥を「トン」と第三絃(三番目の糸)を打ち、そのまま、撥を四の糸に掛かるような体勢で、斜め横から「チャチャン」とやりました。早ければ良いんだと内心得意げに。我ながら「良い名案」だとばかりに、・・・すかさず「鋭い声」「武士は卑怯なやり方はしない!なんだそれは!!」一瞬意味不明・・しかし・感の鋭い私は(?)理解しました。撥を、横から持ってきて弾くなどゴンゴ同断。正面(真上)からチャチャンと切り込む「正眼の構え」「正々堂々」が本物!!なるほど、やはり「薩摩琵琶」でありました!!薩摩武雄でありました!!(ようするに「西郷隆盛さんの心意気」なんであります)薩摩琵琶の正派の方々の、この撥裁きは見事であります。私が知らずにやった撥さばきを「ひっかけ撥」と呼び、嫌われています。(ただ、「奏法の中に、一部」この撥さばきを利用する事もありますが)九州薩摩の示現流というのだと思いますが、リズムや「奏法」に「剣道」の流れを感じた一瞬でした。・・・でもどうして、「消しゴム」飛んでこなかったんだろう???ン?・・・わかった「飛び道具は、卑怯なんだ!・・キャハハ」
2005.06.30
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昨日は新しいパソコンで日本語が出せず四苦八苦。でも「メールに返信」で始めて日記書きました。今までのは「受信」はOK・・・だのに「送信」は駄目??今度はチャント(?)「削除」できます????昔の薩摩琵琶の「お稽古本」調べているとやはり「永田錦心先生」の凄さ感じます。指導者、天才・・・時代の大物スター。お弟子さんのことちゃんと考えている。6月26日の記事で「省略」した物お知らせします。「永田錦心著:(薩摩琵琶)錦心流四絃独吟集:大正11年9月20日教文書院発行:曲譜の種類より抜粋」(あまりに専門的過ぎる記事なのに、アクセス多く、本人&聞いてきた先輩ともに驚きです)「吟変」吟変わり・・文章の悲哀の骨子となる処に殆どこの吟変りを用ひあれば其心持ちにて悲哀の調を以て歌ふべし。而してこれには地より干と、干より地に落すものとの区別あるを知るべし「崩」崩れ・・文章中に多く戦ひの有様を述べたる処に「崩」を入る。吟者は其用意を以って調を早め緩急の度を失なわざるよう注意すべし。「吟変り」と同じく、地より干、干より地に落すものあり。「中干変調」中干の調子にて出で順次下げるべし。「中干落」中干の調子に半より突然地声に落すべし「引上中干」地の調子より順次引上げて大干の調子に至る「引上大干」中干の調子より順次引上げて大干の調子に至る。同じく「永田錦心著;大正元年10月10日川越書店発行」:「弾法図解 独吟琵琶歌集」音譜号より抜粋:」(鍵括弧)・・・文章の段落にて琵琶を入るるところ(略)附言一、譜号を附せざる処は地音と心得べし 二、譜号の初めに「干」とあるは、「大干」「中」とあるは、「中干」・・・(略)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どうして薩摩琵琶界最大の流派であった??流のお稽古本から、「「基本の基本である注釈」が途中から「消えたのか」。ミステリー小説で「消えた黄金の仮面の謎」なら面白いんだけれど、残念ながら「カリスマ的・天才薩摩琵琶奏者・永田錦心先生の死去による(昭和2年)、その後の流派の相次ぐ分裂、そして戦争・・・」。神田の古書店で買われた「お稽古本」が、立派に現役で使用されているんだもの、これを凌ぐものがないんだもの、やはり考えようによっては、凄い薩摩琵琶界の「永遠のベストセラ-。やはり、足りない情報は、インターネットを駆使してさがしましょう!!!噂によると「マッカーサーさんは薩摩琵琶=軍国主義=>演奏の禁止」で薩摩琵琶はもっとも打撃を受けた「伝統邦楽だったという。縁の下に薩摩琵琶を隠していたとも聞いたことがある。それでも、大先輩方の並々ならぬ努力で今日がある。文句は言いたいけれど、親や大先輩の思い出話を聞くと、「いたしかたない」んだとも思う。その代表的な活動が「日本琵琶楽協会の設立」。今はなき「金田一春彦先生」「鶴田錦史先生」の大活躍のたまもの。なんの世界でも、孤立は悲しい。一番可愛そうなのは、お弟子さん達。またひとつ星が落ちた。「水藤五朗先生のご冥福を、お祈りもうしあげます。」
2005.06.28
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昨日友人に「朝と夕方見てる。パソコンどう?」ビックリ&恥ずかしーい。彼女超多忙のバリバリキャリアウーマン。開設したこと知らしておいて、可笑しいけど、見ていてくださるとは、「つゆ知らず」有り難う。彼女「さだまさし」さんの昔「追っかけフアン」ご主人様、お顔雰囲気「さだまさしさん」そっくり。コンピューターのスペシャリスト。毎日帰宅と同時にコンピユーター、スウイッチON人間。あのー「手に持つ物を、薩摩琵琶か、(妥協して)ギターに」しません?そうしたら「モデル」お願いしにあがります。というわけで、昨日は「一瞬」真面目・堅物・普通バージョンでタイトル付けました。我が家の息子殿の調子。つまんなーい!!で、一日の終わりにこっそり変更。今「私バージョンのタイトル」で昨日の日記なってます。売り上げに響くわけでなし、企画会議で通るか否かのスリルあるわけでなし、ただ私の気分であります。友人&先輩から「沢山本でてくるけれど、どこかで整理して、暇なとき読むから」とのご注文。「ハイ承知であります」直ぐやる課を見習いやっております。薩摩琵琶のお稽古事の世界。会を止めても「先輩は先輩」・・・アッーーエーー、勿論・拘束力は、なくなりまして、私が「先輩・友人」と心から認める人についてであります。研究するはめになったのは、薩摩琵琶のお稽古初日に渡された「薩調四絃 愛吟集 巻之一」のお稽古本、昭和41年のもの。「全てはここから始まった」んであります。もう難解?意味不明??でも今は「宝物」これがあったから「薩摩琵琶が上達したし、今こうして日記書ける」親先生有り難うございます。(でも、もう少し人に教えるなら研究してよね。)以下その日の私の心まず表紙・・・「”薩摩琵琶”ってどこにも書いてない?、そういえば家は”なに流”なんだ?、わしゃ知らん??、ききゃ怒る、”巻之一”・・・凄いもう時代劇の世界だ!」次目次・・・「ン?超古そう、ン?読めない漢字がある、巻之一だからもっとあるわけだ、国語辞書買わなくちゃ、いや漢和辞典かな?いや・いや”広辞苑”??頭痛くなりそう」その次のページ、最初にしつこく「愛吟集 巻之壱」・・・・「今度は”壱”になってる、解りました、ハイ、沢山あるわけよね。」「昭憲皇太后陛下御歌 金剛石」・・・・「ん?ああー、あのお風呂で ”うなる”やつね、チョロイ・チョロイ・簡単・簡単」「金剛石も磨かずば、玉の光は添はざらむ」・・・「歌の文句は暗記済み。ン??横ちょになんだ?書いてある。”金剛石”の頭に”弓静”と読める。”玉のひかり・・”のところは”中干”、おまけに横棒”ー”が”ざらむ”まで付いてる。そんで、”」”のカギ括弧。まー段落の区切りかな??」私の親先生に問題・大ありなのか、お稽古本が古過ぎるのか???お稽古本を隅々まで「見渡せど、霧か霞か、つゆ知れず、ただ空しく響くのみ」・・の薩摩琵琶歌古典に良く出る「無常観」でありました。何年後かに、20数ウン年の薩摩琵琶歴を持つ先輩が「今流行の??の曲を私はやりたい。先生に教えて下さいって頼んでも、嫌いですから、私は習いませんでしたから、今の貴男にはちょっと早い、と言われる」と悲しそう。私、生意気にも「20年の先輩の師匠なら、薩摩琵琶歴30~50年、先生がお若いとき習ってなくても、ご自分で作譜して教えられますものね!本当にお嫌いなんでしょうね。でしたら、”愛吟集”で永田錦心先生が作曲なさってますし、独習なさっておやりになれば?」先輩「愛吟集なんて良く解らない。読み方も解らない」キャー、嘘オー、私だけじゃないんだ・・・・・・だから「新しい曲」習いたくて、「別の先生に就く」の二股をやるんだ!(これ、暗黙の内にタブー、だがしかし、とても多し、またほとんど本当の師匠・先生もご存じという闇夜の世界)だから数十年の薩摩琵琶キャリアがありながら、新しい曲のために「先生に一度歌って頂き、弾いて頂き、録音させていただき、節がかいてあるものを頂戴して」らっしゃる。これがほとんどの方々かも。????まー最終的には、本人の実力、才能。薩摩琵琶の世界は「実力の世界」親の七光りが及ぶのは、ほんの最初の頃で少しだけ。でもやはり、少し不便。教本の整備の遅れが目立つ。筑前琵琶さんの方が「宗家」が存在するのでまだ「チャン」とシテらっしゃる感じ。問題は???だ===>そうか私のすむ世界か?ようするに、「お稽古本」の注釈の説明、最初の頃の「お稽古本」にはチャンと「記載」されてたんです。それが「伝承者」の「怠慢・ミス」で、途中から「消えた」わけ・・・・もう「違うあの世の世界で薩摩琵琶演奏会、なさっておられる諸大先輩のみなさま、忘れ物は困りますです。現薩摩琵琶界の長老軍団に、私どもぺいぺいを救済すべく、薩摩琵琶基本お稽古読本、でも創るよう夢で言って下さいませ。ペイペイがいるから、切符捌けるんでありますから・・・」次回解ることだけ記載しまーす。追伸(11:30)明日じゃ読めないから、続き今日中にせよとの先輩の電話。明日のネタなくなるけど、礼を持って始まり礼を持って終わるのが「日本古来の良い習慣」参考図書:「永田錦心著」・・・だから「本当」です。東京千代田図書館蔵「錦心流四絃独吟集 上・中・下」 教文書院発行 大正11年9月20日発行(抜粋)曲譜の種類「○」大干 吟者の最も高き音声にて歌うべきものです。「地」地声 吟者の最も低き音声にて腹より出すべし。「ー」中干 「地声」と「大干」との間の音である。「弓」強 強の略譜。普通より強めに歌う。*「弓」の字下にカタカナの「ン」が加わる文字 弱の略譜 普通より弱めに歌う。「切」切り 文章の段落なれば、大声に歌い順次下げて切るべし。(略)「語り」物語りの意にして会話の時に用ゆ、なるべく曲節を用いぬよう注意すべし。「半音」地声の中、高低の中音なり「弓静」「弓静」とは強目に然も静と言ふ意「吟変弓」悲哀の中にも幾分強目に歌ふべし(略)「弓早」強目に早く歌うみんな真剣に練習してんですよね。みんな研究してんですよ。ある有名な先生(?)にとっては、「お月謝稼ぎ・しかたなく(?)日常のどうでも良いお稽古」でしかなくてもさ。私こういうタイプの先生大嫌い。ちゃんと「噂になってる」「会員どんどん減ってる」「古いお弟子さんが定着しない」だから直ぐ解る。「お弟子さんを馬鹿にしちゃいけません」先生やめればいいじゃん、プロ宣言撤回すればいいじゃん。お弟子さん大事にしないで、自分の稼ぎばかり考えるなら、他の道でやればいいじゃん。でも薩摩琵琶のみなさん、自分で、研究して頑張りましょう。先輩この次は「奢り」ですよ!!コージコーナーのケーキでいいです。
2005.06.26
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昨日は悲しい一日。日記を書き登録ボタン押したら・・・・「画面」が暗黒大陸のまっただなか・・・哀れ私の日記は「消滅」されてしまいました。宇宙のエネルギーは「プラス」に働かず、私目は空腹をより一層感じてしまいました。ここで、「食べれば」勝てたんですが、夜8時過ぎの間食は全て「体内の身に付く物になるとか」であきらめ寝てしまいました。ヤイ、意地悪パソコン、もう新品届いたんだから、「おまえの世はあと数日」と、毒づきながら電源抜いておしまい。元来おしゃべり大好き・・そのおしゃべりの「口」封じられた見たいな心境でありました。なんとなく、日記ヲ書くコト。すなわち「ストレス解消」になってしまいつつあります。でも一応コースは決まってまして、薩摩琵琶のお稽古2時間、のち、おやつ、のち「日記」となっております。しゃべりたい時、すなわち、テンション高め。封じられると、これ・すなわち低め。機嫌悪し・・・どうぞ男性のみなさま、女性のおしゃべりは「平和の基で御座います」。楽天さんが「コメント」創ってくださり、この楽しさ感じております。ハーモニカ専門店さんの「ブルース・ハープのお話」凄いですね、ひとつひとつの穴を木でしきってあるんだそうです、外国製のもの。これが残念ながら「日本の気候にあわず」「しきり」が飛び出すんだそうです。また「錆びる」ものもあるんだそうです。楽器は、本来とても「繊細」で「デリケート」ということでしょうか。知らなかった事を知るってやはり楽しいです。ハーモニカ専門店さんのページは面白いです。ハーモニカにこんなに種類があるなんて驚きです。創る人のそれぞれの工夫が「商品」になってるんでしょうか。薩摩琵琶に話しを移せば、薩摩琵琶の全盛期は「琵琶屋」さんが沢山あり、それぞれが「腕と工夫」を競ってました。現在は神谷町の「石田琵琶店」さんが古くからある、薩摩琵琶、楽琵琶の製作・修理、小物の販売店。この石田さんのところで修行して、独立したのが、小椋佳さんの次男坊さん。恵比寿(?)に工房をかまえています。口コミでは「みたむら楽器」さんも「薩摩琵琶」を、以前は製作していたようですが?ほんらいは「筑前琵琶」でしょうか??以前「ギターやさんが薩摩琵琶創った」なんて話しも聴きましたが、本当でしょうか?外から見る以上に「薩摩琵琶」は「内部」にいろいろな仕掛けがされていて、素人&もどきの方の薩摩琵琶は「鳴るのかなー」なんて心配してしまいす。楽器が、湿度の影響をもろに受けるという話し。薩摩琵琶に関していえばやはり「武満徹さんの・ノベンバーステップス」この初演の時、日本から持参した薩摩琵琶が乾燥で大変!ホテルで野菜の葉で薩摩琵琶を被ったり、床にみずまいたりして、しのいだそうです。薩摩琵琶は「桑」が最高品。全部桑で創られた物を「総桑の薩摩琵琶」と呼び、200万円前後現在します。本当に管理が悪いと腹板の正面「真ん中」が割れます。また裏側の部分と、表側の部分、のつなぎ目に当たる「横の部分」が「パカン」と口があきます。「切腹した」と大先輩がいって悔しがってましたが、これはたぶん「真ん中パカン」の「最悪ケース」。残念ながら真ん中部分の破裂はもう「終わり」。もう弾けません。横の場合ならなんとかなるのかも?でも「音色」は「昔の美人さん」ではなくなる、ケース多し。「風」と「直射日光」が大敵。だから「錦の袋」で被うわけです。「風」でも、「クーラー」や「暖房機」の風も同じく「大敵」なんだか「深窓の令嬢」みたいでしょう?平安朝の御簾の陰に何枚もの着物に包まれている「おひめさま」割れる以外に、薩摩琵琶は、表の腹板をすこし湾曲させていますから、柘植材の「撥」を強く打ち付け「演奏」していると、「木目」にそって少しずつスリ減ってきます。あまり不都合があると、薩摩琵琶を削って整えるのですが、たびかさなれば「限界」があり「100年」しかもたない、と言う人もいます。もしそうだとすると、そろそろかな???いまはやりの歌のフレーズ「・・・・・百年つづきますように」
2005.06.22
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今日のように天気予報の時間より,早く雨がふりだすと、予定がなくなり(?)暇・暇・退屈・「こんな日にお掃除はつまらない・・青空の下でこそ、掃除機の音が豪快華麗!」「お洗濯駄目」「買い物嫌」「庭仕事できない」「お給料前でみなさん節約期間」・・・そうすると、自動的に、一番安上がりで人に迷惑かけない「薩摩琵琶」の自主練習コースに相成ります。そうなんです。薩摩琵琶の練習に必用な条件が昔から揃ってたわけ。「おやつ・飲み物」を揃え練習開始。電話は留守電セット。練習中は、出ない。練習中鳴っても、薩摩琵琶の高い音と同じ音(?)で解らない。また、手を休めた時鳴っているとジャマされた感じで「腹たててる声になる」。電話の声はごまかせないから、悪いから、けして出ない。1時間は直ぐ経つ。人それぞれに色々な練習方法がある。私は指の体操、のつもりで「崩れ」(薩摩琵琶奏法の中で、早いトレモロ奏法、戦いの時使う)を習った物全てやる。この「崩れ」腹のたつ時やると「スカッ」とする。怒りながらやると・・凄い勢い。師匠の前で、こんな「うるさく」やったら「騒音です。音楽にシテ下さい。」と言われる(!!!)私の薩摩琵琶の音・撥さばき(?)は、親譲り。男みたいに「はっきり・豪快」。きれいな曲の時苦労する。見た目は、可愛いのに(??)・・・これ、性格。遺伝子のなせるわざ。この「崩れ」アマチュアには、苦手な人が多い。正直いって「崩れ」が苦手な人の気持ちは分からない。(ゴメンネ)「早いから、リズムでこなしているだけ」、の部分が多い奏法・手ーーーー>と言うことは「練習の量」でカバーできる部分が多い。習い始めて1年位のころ、ある先輩が「崩れなんて、毎日やれば出来る」とおっしゃられた。私素直。特に他人の「名言」は直ぐ実行。あれから、10年。本当!!毎日やれば、どうにかこうにかなっちゃいました。あの・・・簡単なリズムの会派だったもんで・・すみません。でも難しい(リズム)「間」の「崩れ」もあるんですよ。薩摩琵琶の「薩摩正派」・「伊集院流」。そうなんです、須田誠舟先生、岩崎玄龍先生、山下晴楓先生であります。私このお三方の名前がでてくると、俄然元気!!!!。6/4の岩崎玄龍先生の薩摩琵琶の演奏会では、短くて残念。大きな演奏会では、「凄まじい技」を聞かせてくれます。・・・マアーあの「有料」だと、プロは頑張っちゃうのが「習性」だと、家の評論家は言いますが。あのですね、「頑張る法則」もうひとつあります。「ライバルとの共演」知ってました??これ「薩摩琵琶通」なら、「秘かに、本気に期待しつつ」、「誰と誰がライバルか」を念頭に、「プログラム」の出演者を見てますです。・・・・・口にだしちゃ駄目な話題。でも、なぜか「噂」はグルグル・・・・でも、良い事ですよね、良きライバルは良き同志。「孤独な・凄まじい・練習を耐え・戦い抜いてきたのがプロ」ですものね。噂では「汗をかかない練習は、練習ではない。」とか、また、1絃3絃の(薩摩琵琶を)糸を見ずに、様々な高度なテクニックで弾きますが「一日何千何万回打ち込んで修得した」という話、もまことしやかに伝わってきます。普通の人には、こなせないことやものも、プロになった人はこなしてしまう。・・ウウン・・・私にもほんの少し「普通そこまでやらない」という面あるけど・・・マアー、ちっと「レベル・次元」がちがうかな・・・日本の伝統芸能・芸術は、どうしても「精神性」が強く出てきて、「音楽」でもそれが強烈に求められてるみたい。薩摩琵琶のお稽古したてのころ、「音楽を楽しむ」とほど遠いみたいで嫌だった。反発も感じた。でも、薩摩琵琶を、「やはり・良い音色で演奏したくて」姿勢・重心の置き方・呼吸法・調べて行くうちに、「丹田を中心とした、考え方」を肯定しない限り「駄目」なんだと解った。「丹田」といっても「内蔵として、骨格としてある」もんではないし、本当に「東洋的」・・・薩摩琵琶の「さわり」と同じで「みんな認めている、けれど、だが、しかし????」の世界。プロ薩摩琵琶演奏家にアンケートできたら、「薩摩琵琶心得の条」を聞きたいなー。薩摩琵琶のお稽古は楽しい・・・けど、日記を書いて気が付いた。「心得」が多い。はっきりと、教えて貰うわけでもないのに、「当たり前」とされていること。例えば 「師匠が調弦して渡してくれた、薩摩琵琶でも、音を自分で確かめよ」「一度舞台に上がり演奏しだしたら、なにがあっても続行・曲を最後までやれ」「今週ヤッタお稽古は次週には、出来ること(やってくるのはあたりまえ)」「精進、鍛錬、これ・・・・」「会派・師匠から離れたら、名前(雅号)は、返す。(払ったお金はどこえ行く???)」「師匠のもとを去ったら、半年以上は無所属であること・・・」だから、これと反対の事をやると、見下され、そのペースに乗ると「凄い」といわれる。やはり「隠密同心心得の条」だなアー、「秘かに」だもの・・・言い伝えにも凄いのがある「家で薩摩琵琶が、3代続くと、天才が出る」・・・これなんか「裏読み」すると、1代目・2代目は「凡才」ですよ・・・となりそう(??)ネエー・貴男・貴女・何代目???「凡才ー>盆栽ー>梵妻・・・」私ちなみに、2代目。安心して「梵妻・盆栽・凡才」やってます。
2005.06.16
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昨日の面倒くさいお話。それでも27名の方々がアクセス・・・少々驚きですどんな方が私の戯言聞いて下さってるのか、本人にも???。ところで、気が付きました???薩摩琵琶の世界では、一つのことを話すにも「・・・何通りかの言い方あり・・・」なんです。習う先生・師匠が「一生」同じで、同じ会の方としか交流がなく、他の日本邦楽の方と、セッションがない場合は混乱しないのですが。幸せにも、「あった場合」もしも、薩摩琵琶がいかに旨くても、頭は????であります。私は、(本当に)正反対にあたる、2人の師匠につき、もう???続き。まず調子笛を吹いて「調弦」をするとき、1の糸、3の糸の「薩摩琵琶の音のどこを聞いて合わすか」・・・これに2通りあったんです。(嘘みたい!、同じ流派なのに、勿論・説明一切なし、怒るから質問しなかった)男性の声域である、低い調子ですと、はっきり聞こえるのですが、「トン(最初の音)・・・・んんん(余韻)」と二つ音が聴き分けられます。同じ仕上がりの 「E5・・余韻A2」でも(甲法で言う3本、乙法で言う8本) 最初の師匠は E5(又はE4)の調子笛の音ーーー>最初の薩摩琵琶の音E5 だから静かに弾く 次の師匠は A4の調子笛の音ーーーーーーーーー>余韻の方の薩摩琵琶の音A2 手荒くてOKたまたま、私は、練習は親好みの「低い声」、本番は本来の「高い声」でやっていました。男性の声域、女性の声域両方。女性の普通のC,C#ですと、良く手入れされている薩摩琵琶であれば、あるほど、もう「余韻」だけしか聞こえません。チュウナーで測定しても、何十回に一回しか最初の音はでてきません。耳のほうが聞き取れます。だから最初の音は、すぐ解らなくなります。「キイイン」ですから。だから、二つの音なんて、気が付かないのでは、ないでしょうか。と、言う事は、低い調弦の男性の方が、薩摩琵琶の音色の複雑さを聞き分け、楽しんでるのかも。又、意地の悪い・言い方すれば、男性奏者の方が「耳は、良い」のかも知れない・かも・・・・・??「鶴田錦史」先生が低い調子を好まれたと、言うのも、鶴田先生贔屓からいえば、こんな事ご存じでいらしたのかも・・・また洋楽器をなさる方なら、予想できると思うのですが、「1オクターブ」の違い、を瞬時に・いつも・正確に・聴きとるのは、難しいですよね??よほど音楽的訓練をしている人、絶対音感のある人以外は・・・???。チュウナーが示す様に、薩摩琵琶の場合「2オクターブ差」の時もあります。もうこうなると、「感」だけであります。だから、「トンボ・クロマチック調子笛のE5(E4)」の音を吹いて・聞いて・合わせても、人によって、(日によって??)オクターブ違う時がある・・・・・・ハアー大変であります。勿論、「本当の・本物のプロ薩摩琵琶奏者」にそういう不思議な人はいません。・・アマチュアの話。でも、本当に多い。不思議な世界。薩摩琵琶の演奏会の楽屋では「??先生に、薩摩琵琶借りて、調子も頼んだんだけど、今日の1本は高かった。苦しかった。??と東京の天気では、音が違がい高くなるのかなーーー??」「(本当のこと言えない)今日湿度高いですから・(30年の大先輩、サッサアと逃げる)アア・・・・」ドア締めてから、さんざん一人でぶつぶつ・・・「だから、昔から言われてるでしょうに!!自分で薩摩琵琶の音は確かめる事。たとえそれが、師匠が合わせたとしても、手渡されたら確かめる。これ、薩摩琵琶の心得。」「武士は自分の刀は、自分で手入れするのじゃ!!この不届きものめが。・・・ってご先祖様いうと思うね」。でも、私入門3ケ月目で、他の会で招かれて、自分で調子合わせたら「??先生は自分で、やらすのですか?凄い、怖い先生」と言われた。甘やかす先生も、多いのかも・・・親の七光りに感謝。ある先輩、他の会に招待された、会話の中で「E5の調子でやってます。」といったら「マアとても高い調子でおやりになるんですねエー。本当ですの?」と不思議な顔され、会話が止まってしまった。彼女、「女」とは思えない「低音の魅力の人」。会うなり、「あの会の人へんてこ、Eが高いですって」と怒る。私笑いこける。みんな自分のグループの中での基準で解釈。乙法で、余韻を基準に言えばE5はもうメチャ高い、マリアカラスさんだもの、低音の魅力の彼女の声から想像すれば、「すごい嘘つき」「かっこつけて??」だもの追伸1:ご質問の件次の図書よりです。 甲法・・大阪を中心とした、義太夫家の間で使用(E4,E5を 三本と言う) 乙法・・三味線、詩吟等他の日本邦楽家が使用、調子笛のNOと同じ 参考図書「邦楽家のための音楽理論」田辺尚雄著、S52年邦楽社発行追伸2:チュウナーは、「A4(コンサートA)440」のままでそのまま使います。 薩摩琵琶の覆手「薩摩琵琶の下の方の糸を付ける所」につけます。高い調子だと 余韻しかひろいません。また、音にオクターブ差があるので、安いチュウナーで は、拾いきれないようです。針が瞬間的に揺れるのでそこからよみとります。 針が止まるのは、余韻の方。研究期待しております。
2005.06.15
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昨日は弱気の弱子チャンでした。今日は?「ハイ」いつもの強気、向こう見ずで、おっちょこちょいに戻りました。だってですよ。この薩摩琵琶大好き人間の私目に、いくら友人とはいえですよ・貴男!!「今の時代にマニュアルがないなんてダサイ!チョウ・ダ・サ・イ」と言われたんです。そう遡ること11年前。誰か??そう「我が家の居候」(ウン・ニャロメ・のメー、だであります)エンジン全開で、図書館通い、神田の古書店通い、大阪までSPレコード買い旅行(マアこれは口実の面もありまして、たこ焼き美味しかった)、薩摩琵琶への情熱と有り余る時間で、今日・今日あるわけであります。されど、さりながら、しかれども、私、芸大・音大、出じゃないものねエー。若き日の専攻は「経理」であります。ーーー>だから「節約」と「お掃除」が趣味の域。自信ありそうで、なそうで、やはりありそうで、おしゃべり大好きで、噂が大好き、おまけに「推理小説」大好き。「点と線」面白いですよね。(少々古いけど。)アガサクリステイも大好き、「タロットひみこ」も好き。・・・で、一度・推理?仮定?するとズーット考えちゃう。でも、現実はただの「おばさん」迷うよね・・本当に・・・ハーモニカ専門店さんのコメント読んで見て下さいまし。あれ?コメントって皆さんも、読めるんですよね??ビックリです。昨日「薩摩琵琶のさわり」について、言うべきかどうか悩んでた事、ズバリ。ハーモニカ専門店さんは「占いもなさるのですか??」「人はなにものかに、背後を押されて、進み出す。」・・・どこかの本の言葉。100%保証できないけれど、ありのまま書いてみます。とても説明しにくいのですが例えば今 開放絃の状態で1の糸(一番太い)を調子笛E5に合わせ E5(ミ)にします・・周波数 約 660 余韻は A2(ラ)になります::・・・約 1103の糸(三番目に太い)1の糸と同じ E5 余韻 A22の糸(二番目に太い) E2(プラスマイナス25)・・800~825 余韻は E3 ・・・・・・・・165・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4の糸(一番細い、良く使う、普通は下段で合わす) 下段 ▲1(座音) A3 余韻は E5 下段 ▲4 E4 *もう高い音なのでALL余韻 中段 ▲2 A2 余韻あれば A3・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2の糸 上段 ▲1 E5 余韻は A2・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1の糸、3の糸 中段 ▲1 E3 余韻は E5 薩摩琵琶は、その人の声によってキーとなる高さが違います。それを「?本の調子」と言います。この呼び方にも,何通りかあり、先生により異なりややこしい。調子笛の「数字」で言う方が多くなりました。(詩吟のやり方)洋楽器と合わせる機会が増えたからでしょうか。上記の物は「3本」(E・・・3本とする呼び方・・こちらの方は古い方に多いが)とした場合の各糸の高さ。男性の声の領域です。(余韻A・・・3本と呼ぶ会派もあり)合わせ方にも、基本は同じようですが、私は2人の先生について、驚きました。2の糸の高さが少々違うのです。合わす時の指の位置が違う。「上段の駒」の木製の駒の「上」に指を置くのと、駒の上方の角に置く2つがありました。チュウナーを使い薩摩琵琶の弾法(手、手数、合いの手)を弾くと、同じ音ばかり良くでて来るので驚きました。A2とE5の関係は、110の6倍・・・・倍音と呼ばれる関係。おまけに良く使う糸の、よく使う音の高さは、これらのオクターブ差のもの。おまけに、このEとAは、薩摩琵琶錦心流の歌の節の、「上」「下」に当たります。「下」をE3とすれば、「上」はA3・・・・薩摩琵琶歌の他の節でも、ほとんど一小節の終わりはこの「上」か「下」に戻り、それから「琵琶の合いの手」になり、合いの手の終わりは、1の糸3の糸の開放絃の連打で終わる、つまりEかAで終わる・・・・・薩摩琵琶が鳴っているあいだ中、EとAは永遠に鳴り響き、共鳴し、声も共鳴(??)を助長する・・・・・・
2005.06.14
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薩摩琵琶をお稽古した場合、練習は大きく分けて2つに別れる。一つが「歌」・正確には「語り」、二つ目が薩摩琵琶の弾法・・解りやすく言えば「薩摩琵琶の演奏」。お稽古やりたての頃、この二つをやっていかないと「付いていけない」事が解り、毎日忙しいのなんのって・・・。自称ピアニストの夢破れ組?(趣味か本業か知らないが)の、職場の若い男友達に話した。私「一週間じゃ足りないの」:友達「あのさー、薩摩琵琶やる人って、タモリさんみたいな人がやるんでしょ?」:私「・・??」:友人「手八丁口八丁・・」この友人、岩崎玄龍先生の「玄龍襲名リサイタル」に嫌々やって来た。友達の友達は友達ダ!の公式により、グルグルグルと回り回って、私にもチケット購入依頼が来た。その頃は違う先生に就いて修行中。自分から他会派の、「岩崎(晴龍)玄龍先生大好き」なんて、言えない雰囲気。嫌な顔して「お付き会いですから・・」といいつつ・・・・、喜び勇んで、(イエイ!!)2枚あるから、「薩摩琵琶人はタモリ」と言った友人と出かけた。勿論「楽しかったらお金頂戴」と言って入場。結果・・・お金はしっかり会場で集金済み。感想聞いたら「やっぱりタモリですよ。弾いたり、しゃべったり、笑わせたり、芝居したり。玄龍って、演奏者が3人でトリオですか?」岩崎先生のステージ衣装が3曲とも違うし、曲の雰囲気、それに薩摩琵琶の音色が異なって聞こえたらしい。彼は口は悪いが(ゴメン)とても耳が良い。「薩摩琵琶って不思議ですねー、なんか色々な音がありそうで、それでいてみんな同じような音にも聞こえる音階。チュウナー買って調べた方がいいですよ」一言で「サワリ」と言うけれど???。4本の絃を、規定の通りあわせて(調弦して)耳で聞くと、それぞれの絃が振動して、調子笛で合わせた音階の音がする。「さわり」がきちんと付いていると、余韻の響きのなかに「ビイーイーイン」と表現するしかない音がある。音の世界、耳の世界、・・・だから、しょうがないのだけれど、「余韻」を「さわり」と呼ぶ先輩もいる。でも少し物足りない。余韻がなければ「トン・・・(例えば) A2 ラ」でお終い。でも、それで弾いておられる方もなくはない。「さわり・音無しの構え」・・剣術だとカッコ良いんだけど。・・でもこれは、これで・すーごーい、凄い事になる。「・・良く・歌える・凄い・・」と違う意味で話題の的。こんな感じで「サワリとりました。」と言われた時の場合は、「ン?」でみんな「無言」・・・沈黙は「金」、沈黙は「友情」。「それ」が言えるのは、「師匠」だけ。でも次からは、先生の薩摩琵琶を借りる。それが掟。みんな自分の責任。残念だけど、薩摩琵琶の演奏レベルがそれほどでない人(たとえ先輩でも)、を信じると「調弦」も違うケースも生じる。人任せは、風まかせ、好事「魔」多し。修行年数の多い人を(1日でも)、人は先輩と呼ぶ。だがしかし、薩摩琵琶の演奏レベルとは、別の時もある。そうそう、「年齢」は関係しません。所属する会派を変わった時でも、初舞台が基準となる。でも時々間違えて「風吹かす人」もいるとか。でもまアー「薩摩琵琶は礼を持って始まり、礼を保って終わる、日本伝統邦楽」ですから、暴風でもなんでも吹かせてあげたらどうでしょう。「さわり」は、「障り」雑音でもある。薩摩琵琶の雑音は、歓迎。その他の雑音は「無視・むし・ころ・ころ・KINCHOURU・・・」が修行の鉄則ではあります。(電話くれた、???さん。頑張れ!負けるな!コンクールは近い!!!)だから、本当のところ「アマチュアには????」。20年やってる先輩でもあやふやに言葉を濁す、のは親切な先輩。ほとんど・・・「少女かたらず、花かたらず・・」の太田道灌の心境??「雨が降り、簑を借りようと、あばら屋に入った太田道灌には、やまぶきの枝を捧げ歌を詠んだ乙女の心やいかに???」であります。だんだん話がずれて参りました。すいません。本題に戻ります。触れてみて、解る物ならなんとかなりますが、・・・でもやはり毎日、薩摩琵琶に触れて弾いていると、弾き心地に差があるんです。軽くスウーと弾いただけなのに、「気持ち良く、いつもの音がでる」時。一生懸命弾いて、でも「違うような音」。前者が「さわり」のついている状態。(そうなんです!!)・・・「さわり」はどうも、共鳴を呼ぶ仕掛けみたいなんです。良く鳴る==>微振動、他の絃も秘かに鳴る なんです。鳴らない==>細かく振動しない、なにかが絃の振動を妨げている、触れている。・・・あの、勿論この場合・薩摩琵琶の構造に問題がない「薩摩琵琶」の事です。そういう薩摩琵琶も中古にはあります。あくまでも、耳の世界だから、やはり「良い薩摩琵琶の音色をたくさん聞いていること」が勝負の別れ道。私も、親や最初の師匠の弾く薩摩琵琶の「さわり」が?だと感じ、レコード:CDを買い集め聴き、珍しがられました。定評のある薩摩琵琶の演奏家の演奏を、隠れて聴きに行きました。師弟愛は人一倍ありましたし・感じてましたし・悪いような気もしましたが、「芸の上では」今、それが良かった思っています。ただ、「さわり」取りも、やらなくては駄目であります。4~5年は失敗の確率99%であります。成功の確率が大変低いので、「さわり」は琵琶屋さんのお仕事なんでしょうねエー。そういう意味では、「薩摩琵琶の演奏会」が近い場合は、止めときましょう、無難であります。やっても「余計悪くなる時多し」こちらの確率ほぼ100%。家族に話すと笑うけど「一か・八か」じゃなくて、「一 か(からやり直しか)、撥 か(で弾ける良い具合か)・の大勝負」は、薩摩琵琶の演奏会じゃなくて、「さわり」取りなんであります。
2005.06.13
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昨日の、「薩摩琵琶の歌の発声についての本」の紹介で、「3冊とも、本買えないんだから、チャンと説明しなさいよ!!」との注文。 追伸:フリマに本でてました。「長唄の基礎研究」3000~3800円 ご覧下さい・・・ある時、もあるんだ! 話せば長い長い事になる・・・でも解るよなアー・・・教えていらっしゃる「師匠」はご存じない所で話題になるのは、「発声法・声」。仲間内ですら、「私の声、薩摩琵琶に向かないのかなアー、薩摩琵琶大好きなのに・・・」と弱気になる先輩も・・・昨年コンクールで、プロの薩摩琵琶奏者「田中錦こう先生」の、お弟子さんが優勝され、「声」にがぜん注目が、(私どもペイぺイは)集まってます。本戦2回目で優勝。なにしろ初出場の(4位)の時もはっきりと、朗々と響く歌。変な話、アマチュアだと解る薩摩琵琶の弾法と雲泥の差。アマチュアの私とすれば、優勝したプロより、拍手であります。今までのコンクールでは、審査員の先生方の講評はそうであっても、修行し聞いている方とすれば、「琵琶の旨い人が優勝」と言う感じ。事実コンクール優勝後、プロ活動しておられる方々は、本当に(薩摩)琵琶の演奏テクニックが凄い。楽器としての腕が問われる場合、残念ながら若い時から(薩摩)琵琶を練習している、才能あるプロを目指す人に、我々おじさん・おばさんはかないません。だがしかし、「声」なら「可能性なきにしもあらず・・・」と、現実問題大変なんだけど、色めきたつわけ・・・頑張れ!!!義太夫と同じに「薩摩琵琶の語り」には、「演奏者の人生経験・深み・味」が必用と、師匠はおっしゃられる。「人生経験・苦労なら貴女!貴男!おばさん軍にかなう者ないですわよ!!(鼻息荒い・・・この景気の良くない中で、生活やりくり、お稽古事。ネエそうでしょう??)では本題;「地声と裏声」地声(じごえ)は、会派によっては「表声」(おもてごえ)とも言います。人の声にはこの2つがある。洋楽風に言えば、胸声・頭声。地声(胸声)は大体自分本来の声。声帯は全体が振動する。共鳴は「胸腔」が中心。力強い声を生ずる。ゆえに、「腹から出る声」と、日本伝統邦楽では言われる。裏声(頭声)声帯は極狭い。声門に面した「端」だけが振動する。共鳴は、「頭蓋腔・鼻腔」。地声の時よりずっと弱い音。この2つは声区が違う。同一人の出す声であっても「音色の感じ」が大変に違うので、「これを、連続して、自由に、滑らかに、駆使する」のにプロ演奏家はたいへんな修行・修練を必用とする。(なるほどなるほど・・ウン・ウン・・・ここまでなら理解できますしょう??ようするにです、お医者さんじゃないので、見たことないけれど、感じとしては解る、「お喉」の使う所が違うわけ。)地声・裏声を自由に使えば良いのだから、練習に当たっては、これら二つの声区の移り目が耳立たない様に心がけよ。地声の最高音と、裏声をだんだん低く下げて来たときの最低音とでは、地声の高い方が若干高い。どちらからでも、出せる音域があるのが普通。(中声区)このどちらからでも出せる音域の修練すれば、声区の転換は、スムーズになる(!!!!)(長唄としての・・・)地声をなるべく高く出せる様にする練習と、地声・裏声の声区転換の練習方法を・・・・・(略)地声で高い所まで、出せる可能性のある人は、勿論地声で押し通すこと。地声は高くなるとどうしても、粗暴な声になりやすいから、これを和らげること。裏声は出来るだけ強めることに努力し、声色の平均を保つこと。いかが?お読みになる事をお薦めします。「楽理と実技・長唄の基礎研究」浅川玉兎著「裏か表か」解らず・考えず・ただただ「先生のマネに四苦八苦」の世界では、上達しませんよ!と浅川先生は本の向こうから呼びかける。師弟愛は大切・美しい。素直に師匠の芸を受け止めるのも大切。模倣が「芸」の原点。でも、昔ながらの「お稽古」が「洋楽教育に劣る」点があるのも事実。だって「悟る事・が中心」だから。・・・だから「理論的説明などなきに等しい」。なによりもこの足りない部分は、自分で補うしかない。人のせいは駄目であります。最終的に、芸が上達する事が何よりの師匠に対する恩返し。私はそう思う。生意気・小粋・私の反逆・愚痴・わめき・つぶやきでも薩摩琵琶が大好き。裏声・地声・天まで方届け「明日天気になーあれ」追伸6/15:「長唄の基礎研究」浅川玉兎先生著・・・フリマに3冊出てます。 3,000~3800円 だんだん高くなってきてます。前2000円有名になりすぎたのかな?
2005.06.12
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今日は大変です。ちびゴリラ軍がきます。お孫ちゃん。可愛いけど、家中片付けねばなりません。●昨日の日記の続き、ご紹介の本・あとモウ一冊あります。こちらは、伝統邦楽の音楽関係の方々には有名な物。フリマにあるかも。(6/15追伸:ありました。3000~3800円) *6/15追伸:フリマに有ります「長唄の基礎研究」で検索してください。3冊出てます。 「三味線の知識」で検索可。1冊有り\2500珍しい。 安いです。 神田では、4500円前後です。 1)「楽理と実技・長唄の基礎研究」 浅川玉兎著 S43年 邦楽社、日本音楽社発行お三味線の方はご存じの杵屋弥之助先生、栄左右衛門先生の推薦の言葉がみえます。三味線の楽器としての演奏技術で、引用されるケースが多いのですが、「邦楽の声の出し方、練習の仕方、プロとアマの違い、レコード等の練習の持ちい方、伝統邦楽の歴史的変遷等々、学びさせられます。是非、長唄・三味線以外の方も、お読みになって「大人のお稽古」でも、若者に負けない「高度な練習」にして見てくださいませ。昨日は急に、狂言の「野村まんさい」のご紹介に、飛んじゃいすいません。私めのパソコンは凄い!!ウインドウズ95で超お古・・・・ヤイ!パソコンできっこないから古いの、おもちゃにあげろ!!と「のたもうた」の誰だ。なんだい「ブログの日記」三日しか続かなかった癖に(若い男がだらしない。)親の顔見たい!!・・・・???アッ私でした。これから朝ご飯また続き書きます。狂言と薩摩琵琶の関係追伸18:00歳月人を待たず・・・もう夕方です。友人より電話「なによ・・タイトルの落ちに行きついてないわよ!」すみません。でもあのですね。インターネットなんですけど。なんで電話なのよ???◎フリーページに現在まとめてますが。4つのレコード会社が合同企画で「日本の伝統音楽シリーズ」として(H17・4/6発売)「日本音楽の巨匠」全25タイトル(27枚)を出しました。この企画のパンフレットの一番裏にとてもうまく「日本音楽の概略」がのってます。現在日本の伝統邦楽の中で一番多く出会うのが、「三味線音楽」。歌舞伎座での商業公演とか、日本舞踊とか。この三味線音楽より前に、外国から渡来して、日本で独自の発達を遂げた物が「琵琶」「能楽(謡、仕舞)」。そして「琵琶や能楽」も三味線音楽に影響を与えてます。「能楽」と「狂言」の関係は皆さんご存じ。和泉さん、野村まんさいさんのご活躍のおかげ。こうゆう企画はなかなかでません(儲からない!!)どうぞ利用してみてください。薩摩琵琶を勉強していても、残念ながら薩摩琵琶を修行する者として役立つ、現代の薩摩琵琶演奏家の随筆とか、技術解説書とかはありません。時々でるので、購入するのですが、その方の琵琶修行の想い出とか、琵琶の写真集的とかで、具体性にかけるものばかり・・・・しゃあない、です。ただひとつ、今わかる事は「伝統(純)邦楽」とまとめられるように、義務教育で習ったものとは違う物が存在すると言う事。「音楽」と言うお料理を創る、その「加工・調理の仕方」に違いがあると言う事。武満徹さんの、沢山の著書の中で出てくる。「東の音楽、西の音楽」なんて言う表現もなるほど・・・であります。私達、薩摩琵琶のお稽古に励む者も、「コック」さんかも。名コックか?迷コック?かは、ジャン・・・「邦楽的発声法」が分かれ道。しからば、自分の専攻するジャンルを問はず、学べる人から学ぶべし。・・・・野村まんさいさんの、ユニークで解りやすくて(正直?)なお話はご存じのはず、あれだけ専門的な事を、きちんとお話されると言う事は、凄い研究されたと言う事では?「声を加工する」・・・この事の中には「基本の中基本」も込められています。大先輩からの忠告で、一番頭にこびりついている言葉「話声と、薩摩琵琶を歌う声、とは違う。普通の話し声は 大きく 良く響く のに、薩摩琵琶を弾きながら歌うと 細く 弱く はっきり しない、これは一番駄目なケース!!」。肝に銘じています。が、本当に多いケース。特に女性に多い。「喉だけでやってる???」「裏声で全部やってる???」・・・そういえば「お腹なんてぜんぜん動かない、意識したことない」と話すのを聞いた事があります。・・・・???
2005.06.11
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