2010年05月22日
カテゴリ： 年中行事のメニュー
５月の中旬、東京・浅草では、かつて三社権現社と呼ばれた浅草神社のお祭り
「三社（さんじゃ）祭」が行われ、多くの人で賑わいます。神輿が町を練る日
の早朝の「宮出し」は大勢の見物客も混じってごった返しますが、昼ごろに行
ってみると、殺気立ったような風景はなく、歩行者天国になった通りを、ごく
普通におはやしや神輿が通っておりました。お天気に恵まれた初夏の一日で、
通常のお店に交じって、沿道にも冷えたビールやチューハイが出ていました。
氷水でキンキンに冷やした缶ビールの横に、これまた氷水にひたしたきゅうり
がたくさん出ていました。なり柄のほうを少し切り、竹の割りばしを深く刺し
てあります。せっかくだからと、ビールのアテに１本購入。売り子さんが「味
噌を塗ってください」と言うので、合わせ味噌のようなものをへらでまんべん
なく塗って、左手に缶ビール、右手に串刺しのきゅうりという格好で、見物の
人波に戻りました。板ずりもしていないきゅうりは、締まって固かったです。
博多の夏祭り「祇園山笠」では、きゅうりの切り口が櫛田神社の紋に似ている
からと言って、祭りの期間中きゅうりは御法度です。そんなわけで、きゅうり
をかじりながらの祭り見物は、個人的に多少の違和感がありました。東京では
谷中しょうが に味噌を付けてかじるなど、こういった食べ方も初夏の風物詩な
のかもしれません。折しも浅草の歩行者天国からは、いま話題のスカイツリー
が間近に見えます。人を引きつける魅力を、庶民的なきゅうりにも感じました。
「三社（さんじゃ）祭」が行われ、多くの人で賑わいます。神輿が町を練る日
の早朝の「宮出し」は大勢の見物客も混じってごった返しますが、昼ごろに行
ってみると、殺気立ったような風景はなく、歩行者天国になった通りを、ごく
普通におはやしや神輿が通っておりました。お天気に恵まれた初夏の一日で、
通常のお店に交じって、沿道にも冷えたビールやチューハイが出ていました。
氷水でキンキンに冷やした缶ビールの横に、これまた氷水にひたしたきゅうり
がたくさん出ていました。なり柄のほうを少し切り、竹の割りばしを深く刺し
てあります。せっかくだからと、ビールのアテに１本購入。売り子さんが「味
噌を塗ってください」と言うので、合わせ味噌のようなものをへらでまんべん
なく塗って、左手に缶ビール、右手に串刺しのきゅうりという格好で、見物の
人波に戻りました。板ずりもしていないきゅうりは、締まって固かったです。
博多の夏祭り「祇園山笠」では、きゅうりの切り口が櫛田神社の紋に似ている
からと言って、祭りの期間中きゅうりは御法度です。そんなわけで、きゅうり
をかじりながらの祭り見物は、個人的に多少の違和感がありました。東京では
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