Happy days Natural life

Happy days Natural life

PR

Profile

happydaylife

happydaylife

Calendar

Archives

2024.12

Comments

xxxm-axxx @ Re:母のパウンドケーキ(05/30) このレシピ探してたんです!材料教えても…

Keyword Search

▼キーワード検索

2009.09.24
XML
カテゴリ:
重松清さんの とんび を読みました。



魂が涙する! 日本一不器用で愛すべき父親の半生。昭和37年、28歳のヤスさんに長男アキラ誕生。この日から、「とんび」と「鷹」の長い旅路がはじまった??。著者自らが歩んできた時代へのオマージュを込め、魂で描ききった、愛すべき父親の物語。

【内容情報】(「BOOK」データベースより)
つらいときは、ここに帰ってくればいい。昭和37年、ヤスさん28歳の秋、長男アキラが生まれた。愛妻・美佐子さんと、我が子の成長を見守る日々は、幼い頃に親と離別したヤスさんにとって、ようやく手に入れた「家族」のぬくもりだった。しかし、その幸福は、突然の悲劇によって打ち砕かれてしまう―。我が子の幸せだけを願いながら悪戦苦闘する父親の、喜びと哀しみを丹念に描き上げた、重松清渾身の長編小説。


映画やドラマをみて、泣いてしまうことはありますが、本ではめったにありません。
泣いたら、文章が読めなくなるし、ちょっとブレイク入れたりできますし。
が、重松さんの作品だけは別格です。
これもやられました。

主人公のヤスさんはどちらかと言えば、憎めないとはいえ、息子の名前を小林旭からアキラとつけたりと、ちょっとなぁ・・・という父なのですが、妻(母)が亡くなり、周りの人びとにさされられ、子どもを育てます。
子どもの成長とともに、家族の形も変わっていき・・・。
家族を書かせると、重松さんは本当にピカイチです。
読みながら、ほろりときました。
なんとなく、これは重松さん自身の親子がモデルなのかなぁと思いました。

ただ、住職の病気でなくなるのですが、すい臓がんって・・・。
ドラマでも本でも最近、すい臓がんという設定が多すぎる気がします。
現代の医学では、発見が難しく不治の病からかもしれないけど、重松さんには安易につかって欲しくなかったです。
そこだけが惜しい。


こちらの重松作品もかなり泣けます。

きみの友だち





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.09.30 10:56:51
コメント(0) | コメントを書く
[本] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: