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2020.04.01
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Emmanuel Reynaud
〇2004 Chateau des Tours Cotes du Rhone Blanc Reserve

Chateau des Tours 名義で手掛けるRayas 関連銘柄。インポーターは、フィネス。この銘柄の2004年を試すのは、2011年11月以来となる3本目。Grenache Blanc100%。

前回のインプレ。『2004年の赤も時間がかかりそうだが、こちらも同じような状態。予想以上にこなれておらず、アルコール感を強く感じる。1999年の同銘柄が2年前に程よい熟成状態だったことを考慮しても、まだ3~5年はかかりそうな気配。1週間がかりでようやく完飲。』トルショー引退後、最も購入してきたエマニュエル・レイノー。今や世界で最も入手困難な生産者の一人に。当時2k以下で購入できたヴォークリューズの香味に驚き、なじみの酒屋さんにバックヴィンテージを色々わけてもらったのがはじまり。上級キュヴェは勿論のこと、1998年メルロー、2003年パリジ・ロゼとともに、驚かされたのが1999年コート・デュ・ローヌ・ブラン。その後、数ヴィンテージを試したものの、熟成緩やかで1999年の再現とはいかず。

そこで、熟成のポテンシャルを感じた2004年を10年ほど寝かせて、同年のPaul Jaboulet Aine Hermitage Le Chevalier de Sterimberg Blanc、Chateau de Fonsalette Cuvee Syrah とともに飲み比べてみることに。

ボトルの外観からは、キラキラ黄金に輝き旨そうな色合い。移動後、立て状態でじっくり休ませて、1時間半程前に抜栓。静かにグラスに注いで、一口飲むとあれだけ強く感じたアルコール感がすっかり丸みを帯び、複雑さとトロっとした粘性があり、熟成由来の旨味がたっぷり。エキゾティックスパイスや仄かな苦味をアクセントに、余韻の長さも十分。10年寝かせて良かったと思える素晴らしい仕上がり。現状で抜群の旨さだが、まだ5年程度は発展するように感じる。​


1994 シャトーヌフ デュパプ ルージュ シャトー ラヤス

1998 シャトーヌフ デュパプ ルージュ シャトー ラヤス

1997 シャトーヌフ デュパプ ルージュ シャトー ラヤス

2003 シャトーヌフ デュ パプ ルージュ シャトー ラヤス

2008 コート デュ ローヌ ルージュ シャトー ド フォンサレット





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Last updated  2020.04.01 18:33:02
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